背中にできる痛いできものの原因と対処法:種類別の症状と適切な治療

はじめに

背中に突然できものができて、触ると痛みを感じる。そんな経験をされた方は少なくありません。背中は自分では見えにくい部位であるため、できものに気づいたときには既にある程度大きくなっていたり、炎症を起こして痛みを伴っていたりすることがあります。

背中にできる痛みを伴うできものには、さまざまな種類があり、それぞれ原因や適切な治療法が異なります。中には放置すると悪化したり、繰り返しできたりするものもあるため、正しい知識を持って適切に対処することが大切です。

本記事では、背中にできる痛みを伴うできものの主な種類、それぞれの特徴、原因、診断方法、治療法、そして予防法について、専門的な観点から詳しく解説します。

背中にできる痛みを伴うできものの主な種類

背中にできて痛みを伴うできものには、以下のようなものがあります。

1. 粉瘤(アテローム)

粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物が溜まってできる良性の腫瘍です。表皮嚢腫とも呼ばれ、背中を含む体のさまざまな部位にできる可能性があります。

通常は痛みを伴いませんが、細菌感染を起こすと炎症性粉瘤となり、赤く腫れて強い痛みを伴うようになります。炎症を起こした粉瘤は、自然に破裂して膿が出ることもあります。

粉瘤の特徴として、できものの中央に黒い点のような開口部(ヘソと呼ばれる)が見られることがあります。また、袋状の構造を持っているため、押すと弾力性があり、やや硬い感触があります。

2. 毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎は、毛穴の奥にある毛包(毛嚢)に細菌が感染して炎症を起こす状態です。背中は皮脂の分泌が多く、衣服との摩擦も多いため、毛嚢炎ができやすい部位の一つです。

症状としては、毛穴を中心とした小さな赤い丘疹や膿疱(膿を持った発疹)ができ、触ると痛みを感じます。一つだけできることもあれば、複数できることもあります。

原因となる細菌は、主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などです。汗や皮脂、摩擦、不衛生な環境などが発症の引き金となります。

3. せつ(おでき)

せつは、毛嚢炎が悪化して深部に広がったもので、毛包とその周囲の組織に化膿性の炎症が起きた状態です。一般的には「おでき」と呼ばれています。

毛嚢炎よりも大きく、赤く腫れて強い痛みを伴います。中心部に膿が溜まり、自然に破れて膿が出ることもあります。発熱を伴うこともあります。

背中は皮脂腺が多く、摩擦も受けやすいため、せつができやすい部位です。特に肩甲骨の間や腰の部分にできることが多く見られます。

4. よう(癰/カーバンクル)

ようは、複数のせつが融合して大きな膿瘍を形成したもので、カーバンクルとも呼ばれます。皮膚の深い層にまで炎症が及び、広範囲に赤く腫れて強い痛みを伴います。

複数の開口部から膿が出ることがあり、発熱や倦怠感などの全身症状を伴うこともあります。せつよりも重症で、適切な治療を受けないと瘢痕(傷跡)が残ることがあります。

糖尿病や免疫力が低下している方に起こりやすく、適切な医療機関での治療が必要です。

5. 帯状疱疹

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって起こるウイルス感染症です。子どもの頃に水ぼうそうにかかった方の体内に潜んでいたウイルスが、加齢やストレス、疲労などで免疫力が低下したときに再び活動を始めることで発症します。

背中を含む体の片側に帯状に赤い発疹と水疱ができ、ピリピリとした痛みや焼けるような痛みを伴います。発疹が出る数日前から痛みを感じることが多く、発疹が治った後も神経痛が残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。

帯状疱疹は早期治療が重要で、発疹が出てから72時間以内に抗ウイルス薬の投与を開始することが推奨されています。

6. 炎症性ニキビ

背中は顔と同様に皮脂腺が多く分布しているため、ニキビができやすい部位です。背中のニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、アクネ菌が増殖することで炎症を起こします。

赤く腫れた炎症性のニキビや、膿を持った膿疱性のニキビができると、触ると痛みを感じます。背中は手が届きにくく、気づかないうちに悪化していることもあります。

衣服との摩擦、シャンプーやボディソープのすすぎ残し、汗などが悪化要因となります。

7. 脂肪腫

脂肪腫は、脂肪組織が増殖してできる良性の腫瘍です。柔らかく、弾力性があり、通常は痛みを伴いません。

しかし、大きくなって神経を圧迫したり、炎症を起こしたりすると、痛みを感じることがあります。また、急速に大きくなる場合や、硬さを増す場合は、悪性の可能性も考慮して医療機関を受診することが推奨されます。

8. その他のできもの

上記以外にも、以下のようなできものが背中にできることがあります。

  • 脂漏性角化症:加齢とともにできる良性の腫瘍で、通常は痛みを伴いませんが、炎症を起こすと痛むことがあります
  • リポーマ:脂肪腫と同様の良性腫瘍
  • 表皮嚢胞:粉瘤に類似した構造を持つできもの
  • 血管腫:血管の異常増殖によるできもの

痛みを伴うできものの症状と特徴

背中にできる痛みを伴うできものは、種類によって症状や特徴が異なります。以下に、主な症状と特徴をまとめます。

粉瘤の症状

非炎症性の粉瘤:

  • 皮膚の下にドーム状の盛り上がり
  • 触ると弾力性があり、やや硬い
  • 通常は痛みなし
  • 中央に黒い点(開口部)が見られることがある
  • ゆっくりと大きくなる

炎症性粉瘤:

  • 赤く腫れる
  • 触ると強い痛み
  • 熱感がある
  • 膿が溜まることがある
  • 自然に破裂して膿が出ることがある
  • 悪臭を伴うことがある

毛嚢炎・せつ・ようの症状

毛嚢炎:

  • 毛穴を中心とした小さな赤い丘疹
  • 膿疱(膿を持った発疹)
  • 軽い痛みや違和感
  • かゆみを伴うこともある

せつ:

  • 赤く腫れた硬いしこり(直径1〜3cm程度)
  • 中心部に膿が溜まる
  • 強い痛みと圧痛
  • 熱感
  • 自然に破れて膿が出ることがある
  • 発熱を伴うこともある

よう:

  • 広範囲に赤く腫れる(直径3cm以上)
  • 複数の開口部から膿が出る
  • 非常に強い痛み
  • 発熱や倦怠感などの全身症状
  • 治癒後に瘢痕が残ることがある

帯状疱疹の症状

前駆期(発疹が出る前):

  • 体の片側にピリピリとした痛みやしびれ
  • 焼けるような痛み
  • かゆみ
  • 違和感

発疹期:

  • 帯状に並んだ赤い発疹
  • 水疱形成
  • 強い痛み
  • 発熱や倦怠感を伴うことがある

治癒期:

  • 水疱がかさぶたになる
  • 痛みが徐々に軽減
  • ただし、一部の方は神経痛が残る(帯状疱疹後神経痛)

炎症性ニキビの症状

  • 赤く腫れた丘疹
  • 膿を持った膿疱
  • 触ると痛み
  • 熱感
  • 複数できることが多い
  • 治癒後に色素沈着や瘢痕が残ることがある

背中にできものができる原因

背中に痛みを伴うできものができる原因は、種類によって異なりますが、共通する要因もあります。

粉瘤の原因

粉瘤ができる原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が考えられています。

  • 外傷:打撲や傷などによって皮膚の一部が内側に入り込み、袋状の構造を形成する
  • 毛穴の詰まり:毛穴が詰まって表皮が袋状に変化する
  • 体質:粉瘤ができやすい体質がある
  • ウイルス感染:ヒトパピローマウイルス(HPV)の関与が示唆されている

炎症を起こす要因:

  • 細菌感染:袋の中に細菌が侵入する
  • 物理的刺激:圧迫や摩擦によって袋が破れる
  • 自己処置:自分で潰そうとして感染を引き起こす

毛嚢炎・せつ・ようの原因

主な原因菌:

  • 黄色ブドウ球菌
  • 表皮ブドウ球菌
  • その他の細菌

発症を促す要因:

  • 不衛生:汗や皮脂の蓄積、不十分な清潔保持
  • 摩擦:衣服との摩擦、掻きむしりなど
  • 毛穴の詰まり:皮脂や角質による詰まり
  • 免疫力の低下:糖尿病、ステロイド使用、疲労、ストレスなど
  • 多汗:汗により細菌が増殖しやすくなる
  • 肥満:皮膚の重なりや摩擦が増える
  • 不適切な自己処置:ムダ毛の処理などで皮膚を傷つける

帯状疱疹の原因

直接的な原因:

  • 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化

再活性化を促す要因:

  • 加齢:50歳以上で発症率が上昇
  • 免疫力の低下:疲労、ストレス、睡眠不足
  • 基礎疾患:糖尿病、がん、免疫不全など
  • 免疫抑制剤の使用:ステロイドなど
  • 過度の疲労や心身のストレス

ニキビの原因

背中ニキビの主な原因:

  • 皮脂の過剰分泌:ホルモンバランスの乱れ、食生活など
  • 毛穴の詰まり:角質の蓄積、皮脂の詰まり
  • アクネ菌の増殖:毛穴内で細菌が繁殖
  • 炎症:免疫反応による炎症

悪化要因:

  • シャンプーやリンスのすすぎ残し
  • ボディソープの刺激
  • 衣服との摩擦
  • 汗の蓄積
  • 寝具の不衛生
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活
  • ホルモンバランスの乱れ

脂肪腫の原因

脂肪腫ができる原因は明確にはわかっていませんが、以下のような要因が考えられています。

  • 遺伝的要因:家族性の発症がある
  • 外傷:打撲などが引き金となる可能性
  • 体質:脂肪組織の増殖しやすい体質

診断方法

背中にできた痛みを伴うできものを適切に治療するためには、正確な診断が必要です。医療機関では、以下のような方法で診断を行います。

視診と触診

医師は、まずできものの外観を観察し、触診によって以下の点を確認します。

  • できものの大きさ
  • 形状(ドーム状、平坦、不規則など)
  • 色(赤、白、黒、肌色など)
  • 硬さ(柔らかい、硬い、弾力性があるなど)
  • 可動性(皮膚との癒着の有無)
  • 圧痛の有無と程度
  • 熱感の有無
  • 開口部(ヘソ)の有無
  • 周囲の発赤や腫れ

これらの所見から、ある程度の鑑別診断が可能です。

超音波検査(エコー検査)

超音波検査は、皮膚の内部構造を画像化する検査です。粉瘤や脂肪腫などの診断に有用で、以下の情報が得られます。

  • できものの大きさと深さ
  • 内部構造(液体成分、固形成分など)
  • 周囲組織との関係
  • 血流の有無

非侵襲的で痛みもなく、リアルタイムで観察できるため、外来で広く用いられています。

ダーモスコピー検査

ダーモスコピーは、拡大鏡を使って皮膚表面を詳しく観察する検査です。ニキビや脂漏性角化症などの診断に役立ちます。

血液検査

帯状疱疹が疑われる場合や、全身症状を伴う場合は、血液検査を行うことがあります。

  • 白血球数:感染や炎症の程度を評価
  • CRP(C反応性蛋白):炎症の指標
  • 血糖値:糖尿病の有無を確認
  • ウイルス抗体価:帯状疱疹の診断

病理組織検査

必要に応じて、できものの一部を採取して顕微鏡で調べる病理組織検査を行います。良性か悪性かの判断や、確定診断に有用です。

細菌培養検査

せつやようの場合、膿を採取して原因菌を特定し、抗菌薬の選択に役立てることがあります。

治療法

背中にできる痛みを伴うできものの治療法は、種類や状態によって異なります。

粉瘤の治療

非炎症性粉瘤: 根治的な治療は手術による摘出です。袋状の構造ごと完全に摘出しないと再発する可能性があります。

手術方法:

  • 従来法(切開摘出術):できものの上を切開し、袋ごと摘出する
  • くり抜き法(パンチ法):小さな器具でくり抜くように摘出する方法で、傷跡が小さい

炎症性粉瘤: 炎症を起こしている場合は、まず炎症を鎮める治療を優先します。

  • 抗菌薬の内服:細菌感染に対処
  • 切開排膿:膿が溜まっている場合は切開して排出
  • 局所の清潔保持

炎症が落ち着いた後、再発を防ぐために手術で完全摘出することが推奨されます。

毛嚢炎・せつ・ようの治療

軽度の毛嚢炎:

  • 局所の清潔保持
  • 抗菌外用薬の塗布
  • 自然治癒を待つ

せつ・中等度以上の毛嚢炎:

  • 抗菌薬の内服
  • 切開排膿(膿が溜まっている場合)
  • 局所の清潔保持
  • 温湿布(血行を良くして治癒を促進)

よう:

  • 抗菌薬の内服または点滴
  • 切開排膿
  • 必要に応じて入院治療
  • 基礎疾患(糖尿病など)の管理

注意点:

  • 自分で潰さない(感染拡大や瘢痕の原因になる)
  • 清潔を保つ
  • 摩擦を避ける

帯状疱疹の治療

帯状疱疹は早期治療が重要です。発疹が出てから72時間以内に治療を開始することが推奨されています。

主な治療:

  • 抗ウイルス薬の内服:ウイルスの増殖を抑える(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなど)
  • 鎮痛薬:痛みを和らげる(NSAIDs、アセトアミノフェンなど)
  • 神経ブロック:強い痛みがある場合
  • 抗炎症薬:炎症を抑える

皮膚のケア:

  • 患部を清潔に保つ
  • 刺激を避ける
  • 適切な外用薬の使用

帯状疱疹後神経痛の予防:

  • 早期の抗ウイルス薬投与
  • 適切な疼痛管理

高齢者や免疫力が低下している方は、重症化しやすいため、入院治療が必要になることもあります。

ニキビの治療

外用薬:

  • 抗菌薬(クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)
  • レチノイド(アダパレンなど)
  • 過酸化ベンゾイル

内服薬:

  • 抗菌薬(ドキシサイクリン、ミノサイクリンなど)
  • ホルモン療法(女性の場合、低用量ピルなど)
  • ビタミン剤

その他の治療:

  • ケミカルピーリング
  • 光治療
  • レーザー治療

日常生活でのケア:

  • 適切な洗浄(過度な洗浄は避ける)
  • シャンプーやリンスのすすぎ残しに注意
  • 通気性の良い衣服を着用
  • 規則正しい生活
  • バランスの良い食事
  • ストレス管理

脂肪腫の治療

小さく症状がない場合:

  • 経過観察

痛みがある場合や大きい場合:

  • 手術による摘出

手術方法:

  • 切開摘出術:脂肪腫を包む被膜ごと摘出
  • 脂肪吸引:侵襲が少ないが再発の可能性がある

予防法と日常生活での注意点

背中にできる痛みを伴うできものを予防するためには、日常生活でのケアが重要です。

清潔保持

背中は手が届きにくく、洗い残しが生じやすい部位です。以下の点に注意しましょう。

入浴時のポイント:

  • 背中までしっかり洗う(柔らかいタオルやブラシを使用)
  • シャンプーやリンス、ボディソープのすすぎ残しに注意
  • 髪を洗った後に体を洗う順序にする
  • 過度な洗浄は避ける(皮膚のバリア機能を損なう)
  • ぬるめのお湯を使用(熱すぎるお湯は皮脂を取りすぎる)

衣服の選択

衣服との摩擦を減らし、通気性を確保することが大切です。

  • 通気性の良い素材を選ぶ(綿、麻など)
  • きつすぎない衣服を着用
  • 化学繊維による刺激を避ける
  • 汗をかいたら着替える
  • 清潔な衣服を着用

寝具の清潔保持

背中は寝ているときに寝具と長時間接触します。

  • シーツや枕カバーをこまめに洗濯
  • 通気性の良い寝具を使用
  • ダニやカビの発生を防ぐ

生活習慣の改善

免疫力を保ち、皮膚の健康を維持することが予防につながります。

食生活:

  • バランスの良い食事
  • ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを積極的に摂取
  • 脂質や糖質の過剰摂取を避ける
  • 十分な水分補給

睡眠:

  • 十分な睡眠時間を確保
  • 質の良い睡眠をとる

ストレス管理:

  • 適度な運動
  • リラックスできる時間を持つ
  • ストレス解消法を見つける

その他:

  • 禁煙
  • 過度な飲酒を避ける
  • 適度な運動で血行促進

自己処置の注意

  • できものを自分で潰さない
  • 無理に触らない
  • 清潔でない手で触らない
  • 市販薬を長期間使用しない(改善しない場合は医療機関を受診)

基礎疾患の管理

糖尿病などの基礎疾患がある方は、適切な管理が重要です。

  • 血糖コントロール
  • 定期的な受診
  • 医師の指示に従った治療

帯状疱疹ワクチン

50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンの接種が推奨されています。ワクチン接種により、帯状疱疹の発症を予防したり、発症しても症状を軽減したりする効果が期待できます。

いつ医療機関を受診すべきか

背中にできものができた場合、以下のような症状があれば、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

早急に受診すべき症状

  • 強い痛みがある
  • 急速に大きくなっている
  • 発熱や悪寒を伴う
  • 広範囲に赤く腫れている
  • 複数のできものが融合している
  • 全身の倦怠感や食欲不振がある
  • 帯状に発疹が並んでいる(帯状疱疹の可能性)
  • 糖尿病などの基礎疾患がある

経過観察でも良いが受診が望ましい症状

  • 痛みはないが、徐々に大きくなっている
  • 見た目が気になる
  • 何度も同じ場所にできる
  • 自己処置で改善しない
  • 市販薬を使用しても良くならない

受診する診療科

背中のできものに対しては、以下の診療科を受診できます。

  • 皮膚科:最も専門的
  • 形成外科:手術が必要な場合
  • 外科:大きな膿瘍などの場合
  • 総合診療科:初診時の相談先として

アイシークリニック新宿院での治療

アイシークリニック新宿院では、背中にできる痛みを伴うできものに対して、専門的な診療を提供しています。

診療の特徴

  • 経験豊富な医師による診察
  • 最新の医療機器を用いた診断
  • 患者さま一人ひとりに合わせた治療プラン
  • 日帰り手術にも対応
  • 傷跡を最小限に抑える工夫

粉瘤の治療

当院では、粉瘤の根治的治療として手術による摘出を行っています。できるだけ傷跡が小さくなるよう、丁寧な手術を心がけています。

  • くり抜き法による低侵襲手術
  • 局所麻酔による日帰り手術
  • 再発を防ぐための完全摘出

その他のできものの治療

毛嚢炎、せつ、ニキビなどに対しても、適切な診断と治療を提供しています。必要に応じて、内服薬や外用薬の処方、切開排膿などを行います。

アクセスの良さ

新宿駅から徒歩圏内で、お仕事帰りやお買い物のついでに気軽に受診いただけます。

背中にできる痛みを伴うできものでお悩みの方は、お気軽にアイシークリニック新宿院にご相談ください。

よくある質問

Q1. 背中のできものは自分で潰しても大丈夫ですか?

A1. いいえ、自分で潰すことはおすすめしません。自己処置により、細菌感染を引き起こして炎症が悪化したり、瘢痕(傷跡)が残ったりする可能性があります。また、粉瘤の場合は袋状の構造が残るため、自分で内容物を出しても再発します。できものが気になる場合は、医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。

Q2. 背中のできものは放置していても治りますか?

A2. できものの種類によります。軽度の毛嚢炎やニキビは、清潔を保つことで自然に治ることもあります。しかし、粉瘤は自然に消えることはなく、炎症を繰り返す可能性があります。せつやようは適切な治療を受けないと悪化することがあります。帯状疱疹は早期治療が重要です。自己判断で放置せず、症状が続く場合や悪化する場合は医療機関を受診しましょう。

Q3. できものができやすい体質を改善することはできますか?

A3. 体質を完全に変えることは難しいですが、生活習慣の改善により、できものができにくくすることは可能です。清潔保持、適切なスキンケア、バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス管理などを心がけましょう。また、糖尿病などの基礎疾患がある場合は、適切な管理が重要です。

Q4. 背中の手術跡は目立ちますか?

A4. 手術方法や部位、個人の体質によって異なりますが、近年では傷跡を最小限に抑える工夫がなされています。くり抜き法などの低侵襲手術では、比較的小さな傷跡で済むことが多いです。また、術後の適切なケアにより、傷跡を目立ちにくくすることができます。傷跡が気になる方は、医師に相談してみましょう。

Q5. 背中のできものは悪性の可能性もありますか?

A5. 大部分のできものは良性ですが、まれに悪性のものもあります。以下のような特徴がある場合は、注意が必要です。

  • 急速に大きくなる
  • 硬くて動きにくい
  • 表面が潰瘍化している
  • 色が不均一
  • 出血しやすい
  • 痛みがないのに大きくなる

このような症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、必要に応じて病理検査を受けることが推奨されます。

Q6. 帯状疱疹は人にうつりますか?

A6. 帯状疱疹そのものは人から人へ直接うつることはありません。しかし、帯状疱疹の水疱には水痘・帯状疱疹ウイルスが含まれており、水ぼうそうにかかったことがない人や免疫のない人が接触すると、水ぼうそうを発症する可能性があります。特に、妊婦や乳幼児、免疫力が低下している人との接触は避けるべきです。水疱がかさぶたになれば、感染力はほとんどなくなります。

Q7. 背中のニキビを予防する方法は?

A7. 背中ニキビの予防には、以下のような対策が有効です。

  • シャンプーやリンスのすすぎ残しに注意する
  • ボディソープは刺激の少ないものを選ぶ
  • 入浴後は保湿を行う
  • 通気性の良い衣服を着用する
  • 汗をかいたら早めに着替える
  • シーツや枕カバーをこまめに洗濯する
  • バランスの良い食事を心がける
  • 十分な睡眠をとる
  • ストレスを溜めない

これらを実践しても改善しない場合は、皮膚科を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。

Q8. 粉瘤は再発しますか?

A8. 粉瘤を袋状の構造ごと完全に摘出すれば、同じ場所に再発することはほとんどありません。しかし、手術で袋の一部が残ってしまった場合や、炎症が強い時期に無理に手術を行った場合は、再発する可能性があります。また、粉瘤ができやすい体質の方は、別の場所に新たな粉瘤ができることがあります。再発を防ぐためには、経験豊富な医師による適切な手術を受けることが重要です。

まとめ

背中にできる痛みを伴うできものには、粉瘤、毛嚢炎、せつ、よう、帯状疱疹、ニキビなど、さまざまな種類があります。それぞれ原因や症状、適切な治療法が異なるため、正確な診断が重要です。

多くの場合、適切な治療を受けることで改善しますが、自己判断で放置したり、自分で潰したりすると、悪化や感染拡大、瘢痕形成の原因となることがあります。また、帯状疱疹のように早期治療が重要なものもあります。

背中にできものができた場合、特に痛みを伴う場合や、徐々に大きくなっている場合、発熱などの全身症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

日常生活では、清潔保持、適切なスキンケア、バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス管理などを心がけることで、できものの予防につながります。また、糖尿病などの基礎疾患がある方は、適切な管理が重要です。

アイシークリニック新宿院では、背中のできものに対して専門的な診療を提供しています。お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

参考文献

  1. 日本皮膚科学会. (2023). 皮膚科Q&A:粉瘤・表皮嚢腫. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa11/index.html
  2. 日本皮膚科学会. (2023). 皮膚科Q&A:毛包炎. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa32/index.html
  3. 日本皮膚科学会. (2023). 皮膚科Q&A:帯状疱疹. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa34/index.html
  4. 厚生労働省. (2023). 帯状疱疹ワクチン. https://www.mhlw.go.jp/
  5. 日本皮膚科学会. (2023). 尋常性痤瘡治療ガイドライン. https://www.dermatol.or.jp/
  6. 国立感染症研究所. (2023). 帯状疱疹とは. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/418-varicella-intro.html
  7. 日本形成外科学会. (2023). 形成外科で扱う疾患. https://www.jsprs.or.jp/

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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