背中に膿ができる原因と対処法｜気になる症状の見分け方と治療について

背中に膿がたまって腫れや痛みを感じたことはありませんか。背中は自分では見えにくい部位であるため、気づいたときには症状が進行していることも少なくありません。膿がたまる原因はさまざまですが、適切な診断と治療を受けることで改善が期待できます。

この記事では、背中に膿ができる主な原因、症状の特徴、診断方法、治療の選択肢、そして日常生活でできる予防策について、詳しく解説していきます。

背中に膿がたまる症状とは

背中に膿がたまる状態は、医学的には膿瘍や化膿性疾患と呼ばれます。膿とは、細菌感染などによって白血球や細菌の死骸、組織の破片などが混ざり合った液体のことです。背中の皮膚や皮下組織に細菌が侵入し、炎症を起こすことで膿が形成されます。

背中に膿がたまると、腫れや赤み、痛み、熱感などの症状が現れます。触ると柔らかく、中に液体が入っているような感触があることが特徴です。時間が経つと自然に破れて膿が出てくることもありますが、適切な処置をしないと再発したり、感染が広がったりする可能性があります。

背中は皮脂腺が多く分布しており、汗もかきやすい部位です。また、衣服との摩擦や圧迫を受けやすいため、皮膚トラブルが起こりやすい環境にあります。このような背中の特性が、膿がたまる症状を引き起こしやすい要因となっています。

背中に膿ができる主な原因

背中に膿がたまる原因には、いくつかの代表的な疾患があります。それぞれの特徴を理解することで、適切な対処法を選ぶことができます。

粉瘤(アテローム)

粉瘤は、背中に膿がたまる原因として最も多い疾患のひとつです。正式には表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)と呼ばれ、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物が蓄積していく良性の腫瘍です。

粉瘤の袋には小さな開口部があり、ここから細菌が侵入すると炎症を起こします。炎症を起こした粉瘤は「炎症性粉瘤」や「感染性粉瘤」と呼ばれ、赤く腫れて痛みを伴い、膿がたまります。炎症が進むと、腫れが大きくなり、強い痛みや発熱を引き起こすこともあります。

粉瘤は背中だけでなく、顔や首、耳の後ろなど全身のあらゆる部位にできる可能性があります。大きさは数ミリから数センチまでさまざまで、長期間放置すると徐々に大きくなる傾向があります。

粉瘤の根本的な治療には、袋ごと摘出する手術が必要です。膿を出すだけでは袋が残ってしまうため、再発を繰り返すことになります。炎症が強い場合は、まず抗菌薬で炎症を抑えてから手術を行うこともあります。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎は、毛穴の奥にある毛包と呼ばれる部分に細菌が感染して炎症を起こす疾患です。背中は毛穴が多く、皮脂の分泌も盛んなため、毛嚢炎が発生しやすい部位といえます。

毛嚢炎の初期段階では、毛穴を中心とした小さな赤い発疹や、膿を持った吹き出物のような状態になります。かゆみや軽い痛みを伴うことがあります。多くの場合、自然に治癒することもありますが、悪化すると周囲に広がったり、深い部分まで感染が進んだりすることがあります。

毛嚢炎の原因菌として最も多いのは黄色ブドウ球菌です。この細菌は健康な皮膚にも常在していますが、皮膚のバリア機能が低下したり、傷ができたりすると感染を引き起こします。汗や皮脂が多い状態、不衛生な環境、免疫力の低下などが毛嚢炎のリスク要因となります。

せつ(癤)・よう(癰)

せつは、毛嚢炎が悪化して深い部分まで炎症が広がった状態です。毛包とその周囲の組織に化膿性の炎症が起こり、硬いしこりができます。中心部に膿がたまり、強い痛みを伴います。

よう(癰)は、複数のせつが集まって融合し、さらに深い部分まで炎症が進んだ状態です。広範囲に赤く腫れ、複数の膿栓ができることが特徴です。発熱や倦怠感など全身症状を伴うこともあり、重症化すると入院治療が必要になる場合もあります。

せつやようは、糖尿病などで免疫力が低下している人や、栄養状態が悪い人、不衛生な環境で生活している人に発生しやすい傾向があります。背中は衣服との摩擦や圧迫を受けやすく、また手が届きにくいために清潔を保ちにくいことから、せつやようができやすい部位のひとつです。

皮膚膿瘍

皮膚膿瘍は、皮膚や皮下組織に膿がたまって袋状の空間ができた状態を指します。粉瘤や毛嚢炎が悪化して膿瘍を形成することもあれば、外傷や虫刺されなどから細菌が侵入して膿瘍ができることもあります。

膿瘍ができると、限局性の腫れと赤み、熱感、強い痛みが現れます。触ると柔らかく、波動感(中に液体が入っている感覚)があることが特徴です。膿瘍が大きくなると、皮膚の表面が薄くなり、自然に破れて膿が排出されることもあります。

膿瘍の治療には、切開して膿を排出する処置が必要になることが多くあります。抗菌薬だけでは十分に改善しない場合が多く、物理的に膿を取り除くことが重要です。

にきび(尋常性ざ瘡)の悪化

背中は顔と同様に皮脂腺が多く分布しているため、にきびができやすい部位です。背中のにきびは「背中にきび」とも呼ばれ、思春期だけでなく成人にも見られます。

にきびは毛穴に皮脂が詰まり、アクネ菌が増殖することで炎症を起こします。初期段階では白にきびや黒にきびの状態ですが、炎症が進むと赤く腫れて膿を持つようになります。さらに悪化すると、しこりのような状態になったり、治った後に色素沈着や瘢痕を残したりすることがあります。

背中のにきびは、汗や皮脂、衣服との摩擦、シャンプーやボディソープの洗い残しなどが原因となります。また、ストレスやホルモンバランスの乱れ、食生活の偏りなども影響します。

背中に膿ができたときの症状

背中に膿がたまる疾患には共通する症状がいくつかあります。これらの症状を正しく理解することで、早期発見と適切な対処につながります。

初期症状

背中に膿がたまる疾患の多くは、最初に小さな赤みや腫れから始まります。触ると硬いしこりのように感じることもあれば、柔らかい感触のこともあります。この段階ではまだ痛みが軽度であったり、かゆみを感じたりする程度かもしれません。

初期段階では、症状が軽いために見過ごされることも少なくありません。特に背中は自分で確認しにくい部位であるため、衣服の着脱時に違和感を覚えたり、入浴時に触れて気づいたりすることが多くあります。

進行した症状

炎症が進むと、腫れが大きくなり、赤みが強くなります。触ると熱を持っている感じがあり、痛みも強くなってきます。中心部が黄色や白っぽく見えることがあり、これは膿がたまっているサインです。

痛みは持続的なズキズキとした痛みになることが多く、衣服が触れるだけでも痛みを感じるようになります。就寝時に仰向けになれなかったり、背もたれに寄りかかれなかったりするなど、日常生活に支障をきたすこともあります。

重症化した場合の症状

炎症がさらに進行すると、腫れの範囲が広がり、周囲の組織にも影響が及びます。強い痛みや熱感に加えて、発熱や倦怠感、リンパ節の腫れなど全身症状が現れることもあります。

膿瘍が大きくなると、皮膚の表面が薄くなり、自然に破れて膿が排出されることがあります。膿が出ると一時的に症状が軽快することもありますが、適切な治療を受けないと再発したり、感染が広がったりするリスクがあります。

重症化すると、蜂窩織炎(ほうかしきえん)と呼ばれる皮下組織の広範な感染症に進展したり、まれに敗血症などの全身感染症を引き起こしたりする可能性もあります。このような場合は緊急の治療が必要です。

診断方法

背中に膿がたまる症状で医療機関を受診すると、問診、視診、触診などを通じて診断が行われます。

問診

医師はまず、症状がいつから始まったのか、どのように変化してきたのか、痛みやかゆみの程度、発熱の有無などについて詳しく尋ねます。また、過去に同じような症状があったか、何か誘因となるようなこと(怪我、虫刺され、新しい衣服の使用など)があったかなども確認します。

持病や服用している薬、アレルギーの有無なども診断に重要な情報となります。特に糖尿病や免疫抑制状態にある場合は、感染症が重症化しやすいため注意が必要です。

視診・触診

実際に患部を観察し、腫れの大きさや形、色、範囲などを確認します。触診では、硬さ、熱感、波動感(中に液体が入っている感触)、圧痛の有無などをチェックします。

粉瘤の場合は、中央に小さな開口部(へそ)が見られることがあります。また、黒っぽい点として観察されることもあります。この開口部の有無は、粉瘤を他の疾患と鑑別する重要なポイントです。

検査

必要に応じて、以下のような検査が行われることがあります。

血液検査では、白血球数やCRP(C反応性タンパク)などの炎症マーカーを調べ、感染の程度を評価します。糖尿病などの基礎疾患の有無を確認するために、血糖値やHbA1cを測定することもあります。

膿が出ている場合は、細菌培養検査を行って原因菌を特定し、どの抗菌薬が効果的かを調べることがあります。これは抗菌薬の選択に役立ちます。

超音波検査(エコー)は、皮下の状態を詳しく観察するのに有用です。膿瘍の大きさや深さ、周囲組織への広がりなどを評価できます。また、粉瘤の袋の有無を確認することもできます。

CT検査やMRI検査は、感染が深部に及んでいる可能性がある場合や、診断が難しい場合に行われることがあります。

治療方法

背中に膿がたまる疾患の治療は、原因や症状の程度によって異なります。早期に適切な治療を受けることで、症状の改善と合併症の予防につながります。

保存的治療

症状が軽度の場合や初期段階では、抗菌薬の内服や外用薬による保存的治療が選択されることがあります。

抗菌薬は、細菌感染を抑えて炎症を軽減させる効果があります。一般的に、黄色ブドウ球菌に効果のある抗菌薬が選択されます。症状に応じて、内服薬と外用薬を組み合わせることもあります。抗菌薬を使用する際は、医師の指示通りに最後まで服用することが重要です。途中でやめてしまうと、細菌が耐性を持つ原因になったり、再発したりする可能性があります。

炎症を抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの痛み止めが処方されることもあります。これらは痛みを和らげるだけでなく、炎症を軽減する効果も期待できます。

患部を清潔に保ち、刺激を避けることも大切です。入浴時は優しく洗い、清潔なタオルで水分を拭き取ります。患部を圧迫したり、無理に膿を出そうとしたりすることは避けましょう。

切開排膿

膿瘍が形成されている場合や、保存的治療で改善しない場合は、切開して膿を排出する処置が必要になります。切開排膿は、たまった膿を物理的に取り除くことで、症状を速やかに改善させることができます。

処置は局所麻酔を行ってから実施されます。皮膚を切開して膿を排出し、必要に応じて洗浄を行います。切開後はガーゼを詰めたり、ドレーンと呼ばれる管を留置したりして、膿が十分に排出されるようにします。

切開排膿後は、定期的に通院してガーゼの交換や傷の状態確認を行います。抗菌薬の内服も併用されることが多くあります。傷が治癒するまでには、通常数週間程度かかります。

粉瘤の根治手術

粉瘤の場合、切開排膿だけでは袋が残ってしまうため、再発を繰り返すことになります。根本的な治療には、袋ごと摘出する手術が必要です。

粉瘤の手術には、主に以下のような方法があります。

小切開摘出術は、粉瘤の上に小さな切開を入れて、袋を丁寧に剥離しながら摘出する方法です。傷跡を最小限に抑えることができます。局所麻酔で行われ、日帰りで実施できることがほとんどです。

くり抜き法(へそ抜き法)は、粉瘤の開口部(へそ)を中心に円形の器具を用いて皮膚ごとくり抜き、内容物と袋を摘出する方法です。傷が小さく、治癒も比較的早いのが特徴です。

炎症が強い場合は、まず抗菌薬で炎症を落ち着かせてから手術を行うことが一般的です。炎症がある状態で手術を行うと、出血が多くなったり、袋が破れやすくなったりするため、再発のリスクが高くなります。

手術後は、抜糸までの期間(通常7日から14日程度)、患部を清潔に保ち、激しい運動や入浴を控えるなどの注意が必要です。医師の指示に従って適切なケアを行うことで、傷の治りが良くなり、再発のリスクも低減します。

その他の治療

にきびが原因の場合は、にきび治療に準じた対応が行われます。外用レチノイド、過酸化ベンゾイル、抗菌薬の外用などが用いられます。重症の場合は、イソトレチノインなどの内服薬が選択肢となることもあります。

繰り返す毛嚢炎に対しては、抗菌薬の長期投与や、ムピロシンなどの鼻腔内への局所抗菌薬塗布(黄色ブドウ球菌の除菌目的)が行われることもあります。

糖尿病などの基礎疾患がある場合は、その治療も並行して行うことが重要です。血糖値のコントロールが改善すると、感染症の治癒も促進されます。

受診のタイミング

背中に膿がたまる症状は、自然に治癒することもありますが、以下のような場合は早めに医療機関を受診することをお勧めします。

腫れや痛みが強くなっている場合、範囲が広がっている場合は、感染が進行している可能性があります。早期に適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。

発熱や倦怠感など全身症状がある場合は、感染が広範囲に及んでいる可能性があり、注意が必要です。

数日間経っても症状が改善しない場合や、何度も繰り返す場合は、根本的な治療が必要な疾患の可能性があります。特に粉瘤は、袋を摘出しない限り再発を繰り返すため、医師の診察を受けることが望ましいでしょう。

自分で膿を出そうとしたり、強く圧迫したりすることは避けてください。これにより感染が広がったり、瘢痕が残ったりするリスクがあります。

糖尿病などの基礎疾患がある人、免疫抑制薬を使用している人は、感染症が重症化しやすいため、早めの受診が重要です。

予防と日常生活での注意点

背中に膿がたまる症状を予防するためには、日常生活での適切なケアが大切です。

清潔の保持

毎日の入浴で背中を清潔に保つことは基本です。ただし、強くこすりすぎると皮膚を傷つけてしまうため、優しく洗うことを心がけましょう。ボディソープやシャンプーの洗い残しは毛穴詰まりの原因になるため、十分にすすぐことが大切です。

汗をかいたらこまめに拭き取ったり、着替えたりすることも効果的です。特に運動後や暑い季節は、汗が皮膚に残らないように注意しましょう。

衣服の選び方

通気性の良い衣服を選ぶことで、汗や湿気がこもりにくくなります。天然素材の綿やリネンなどは、肌に優しく通気性も良いのでお勧めです。

きつすぎる衣服は、皮膚への摩擦や圧迫を引き起こします。適度なゆとりのある衣服を選びましょう。

汗をかいた衣服や、汚れた衣服は早めに洗濯し、清潔な状態を保ちます。

スキンケア

背中の皮膚も、顔と同様に適切なケアが必要です。乾燥しすぎると皮膚のバリア機能が低下するため、必要に応じて保湿を行いましょう。

ただし、油分の多いクリームやオイルは、毛穴を詰まらせる原因になることがあります。さっぱりとしたローションタイプの保湿剤が適しています。

生活習慣の改善

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動など、健康的な生活習慣は免疫力を維持するために重要です。免疫力が低下すると、細菌感染を起こしやすくなります。

ストレスも皮膚トラブルの原因となることがあります。自分なりのストレス解消法を見つけて、心身のバランスを保つことも大切です。

喫煙は血流を悪化させ、皮膚の治癒力を低下させます。禁煙も皮膚の健康維持に役立ちます。

基礎疾患の管理

糖尿病などの基礎疾患がある場合は、適切な管理を行うことが重要です。血糖値が高い状態が続くと、免疫力が低下し、感染症を起こしやすくなります。定期的な受診と、医師の指示に従った治療を継続しましょう。

よくある質問

背中の膿は何科を受診すればよいですか

皮膚科または形成外科を受診するのが適切です。粉瘤の手術が必要な場合は、形成外科や外科で対応できることもあります。まずはかかりつけ医に相談して、適切な診療科を紹介してもらうこともできます。

背中の膿は保険適用されますか

背中の膿に対する診察、検査、治療(抗菌薬の処方、切開排膿、粉瘤の摘出手術など)は、基本的に保険適用となります。ただし、美容目的の処置などは自費診療となる場合があります。詳しくは医療機関に確認してください。

背中の膿は再発しますか

粉瘤の場合、袋を完全に摘出しないと再発します。切開排膿だけでは袋が残るため、繰り返す可能性が高くなります。根治のためには手術が必要です。毛嚢炎やにきびは、皮膚の状態や生活習慣によって再発することがあります。

アイシークリニック新宿院での治療

アイシークリニック新宿院では、背中に膿がたまる症状に対して、適切な診断と治療を提供しています。

当院では、患者さまの症状や状態を丁寧に診察し、最適な治療法をご提案いたします。粉瘤の摘出手術については、小切開摘出術やくり抜き法など、患部の状態や患者さまのご希望に応じた方法を選択できます。日帰り手術が可能で、傷跡を最小限に抑える工夫をしています。

炎症が強い場合は、まず抗菌薬で炎症を落ち着かせてから手術を行うこともあります。また、切開排膿が必要な場合も、丁寧な処置とアフターケアで、できるだけ早く症状を改善できるよう努めています。

背中の膿でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。経験豊富な医師が、患者さまお一人おひとりの症状に合わせた治療を行います。

まとめ

背中に膿がたまる症状は、粉瘤、毛嚢炎、せつ、よう、膿瘍、にきびなど、さまざまな原因で起こります。症状を放置すると悪化したり、再発を繰り返したりする可能性があるため、早めに医療機関を受診することが大切です。

特に粉瘤は、袋を摘出しない限り根治しません。切開排膿で一時的に症状が改善しても、再発を繰り返すことがほとんどです。根本的な治療のためには、手術が必要です。

日常生活では、清潔の保持、適切な衣服の選択、スキンケア、生活習慣の改善などに気を付けることで、予防につながります。

背中に腫れや膿がたまる症状でお困りの際は、専門の医療機関を受診して、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。早期の対応が、症状の改善と再発予防につながります。

参考文献

• 日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」
• 日本形成外科学会「一般の方へ – 疾患について」
• MSDマニュアル家庭版「皮膚膿瘍」
• MSDマニュアル家庭版「せつとよう」
• 日本臨床皮膚科医会「ひふの病気」

監修者医師

高桑　康太 医師

略歴

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• 2009年　東京大学医学部医学科卒業
• 2009年　東京逓信病院勤務
• 2012年　東京警察病院勤務
• 2012年　東京大学医学部附属病院勤務
• 2019年　当院治療責任者就任

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佐藤　昌樹 医師

保有資格

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日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

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• 2010年　筑波大学医学専門学群医学類卒業
• 2012年　東京大学医学部付属病院勤務
• 2012年　東京逓信病院勤務
• 2013年　独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
• 2015年　国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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