シミ治療は何回必要?回数の目安と効果を高めるポイントを解説

💬 「シミって何回通えばきれいになるの?」
その疑問、この記事で全部解決します!

シミ治療はシミの種類・深さ・治療法によって必要回数がまったく異なります。なんとなくクリニックに行っても、「思ったより回数がかかった」「お金が想定外にかかった」という失敗談は後を絶ちません。この記事を読めば、治療法ごとの回数目安・費用感・セルフケアまでまるっとわかります。

🚨 読まないと起きること…

  • ❌ 自分のシミに合わない治療法を選んでしまう
  • ❌ 何回通えばいいかわからず治療途中で断念
  • ❌ セルフケアを怠って再発・悪化させてしまう

✅ この記事を読むと…

  • 📌 シミの種類別に必要な治療回数がわかる
  • 📌 レーザー・トーニング・内服など治療法の違いが理解できる
  • 📌 治療効果を最大化するセルフケアが身につく
  • 📌 再発を防ぐ正しいアフターケアがわかる

目次

  1. そもそもシミとは?種類によって治療法が変わる
  2. シミの治療法の種類と特徴
  3. 治療法別の施術回数の目安
  4. シミの種類別に見る必要回数の違い
  5. 治療回数を左右する主な要因
  6. 複数回の治療が必要なケースとその理由
  7. 治療間隔はどのくらい空ける必要がある?
  8. 治療効果を高めるためのセルフケア
  9. 治療終了後の再発を防ぐために
  10. まとめ

💡 この記事のポイント

老人性色素斑はレーザーで1〜3回肝斑は10〜20回以上が目安。治療効果を高めるには紫外線対策と適切なセルフケアが不可欠で、専門医による診断と個別治療計画が重要。

💡 そもそもシミとは?種類によって治療法が変わる

シミと一口に言っても、皮膚科や美容クリニックの視点では複数の種類に分類されます。見た目が似ていても、原因や皮膚の深さが異なれば、適切な治療法も変わってきます。治療回数を正確に把握するためには、まず自分のシミがどの種類にあたるのかを知ることが大切です。

✅ 老人性色素斑(日光黒子)

最もよく見られるシミのタイプです。紫外線を長年浴び続けることによってメラニン色素が過剰に産生され、皮膚の表皮層に色素が蓄積した状態です。境界線がはっきりしており、濃い茶色や黒に近い色調を示すことが多いです。顔だけでなく、手の甲や腕にも現れやすく、加齢とともに増えていく傾向があります。レーザー治療との相性がよく、比較的少ない回数で効果が期待できるタイプです。

📝 肝斑(かんぱん)

30〜50代の女性に多く見られる、左右対称に広がるシミです。頬骨の上や額、口周りに出やすく、ぼんやりとした輪郭が特徴です。女性ホルモンの影響を受けやすく、妊娠・経口避妊薬の服用・ストレスなどが原因になることがあります。肝斑は強いレーザーを照射すると逆に悪化することがあるため、治療の難易度が高く、内服薬(トラネキサム酸など)や低出力のレーザートーニング、外用薬を組み合わせた長期的な治療が基本です。

🔸 そばかす(雀卵斑)

小さな点状のシミで、鼻を中心に頬にちらばって現れるタイプです。遺伝的な要素が強く、幼少期から見られることもあります。紫外線で色が濃くなりやすいという特徴があります。レーザー治療の効果は出やすいですが、遺伝的な素因がある場合は再発しやすい面もあります。

⚡ 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

肝斑と見た目が似ているため混同されやすいシミです。青みがかったグレーや茶色が特徴で、真皮層(皮膚の深い部分)にメラニン色素が沈着しています。20代以降に現れることが多く、遺伝的素因も関係しています。真皮層にある色素を除去するには、表皮のシミよりも深い部分に届くレーザーが必要なため、複数回の治療が必要になります。

🌟 脂漏性角化症(老人性疣贅)

シミというよりも「盛り上がったシミ」です。表面がざらついていて、茶色〜黒褐色を示します。良性の皮膚腫瘍で、加齢とともに増えていきます。レーザーや液体窒素による治療が一般的で、1回の治療で取り除けることも多いですが、部位や大きさによっては複数回必要です。


Q. シミの種類によって治療回数はどう違いますか?

シミの種類によって治療回数は大きく異なります。老人性色素斑はレーザーで1〜3回程度の改善が見込める一方、肝斑は低出力レーザーや内服薬を組み合わせた10〜20回以上の長期治療が必要です。ADMも真皮層への対応で3〜10回程度かかります。

📌 シミの治療法の種類と特徴

シミ治療に用いられる方法にはいくつかの種類があります。それぞれの仕組みと特徴を理解することが、治療回数の違いを理解するうえで重要です。

💬 Qスイッチレーザー(ルビーレーザー・アレキサンドライトレーザー・ND:YAGレーザーなど)

シミ治療の定番ともいえる治療法です。特定の波長の光を非常に短い時間(ナノ秒単位)で照射することで、メラニン色素を選択的に破壊します。周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら色素だけを狙い打ちにできるのが特徴です。老人性色素斑やそばかすには特に効果的で、1〜数回の治療で目立った改善が見込めます。照射後は一時的にかさぶたができ、1〜2週間で自然に剥がれ落ちます。

✅ ピコレーザー(ピコ秒レーザー)

従来のQスイッチレーザーより短いパルス幅(ピコ秒=1兆分の1秒)でレーザーを照射する最新技術です。色素をより細かく砕くことができ、治療効率が高まります。ダウンタイムが比較的短く、肌へのダメージも少ないとされています。色調の薄いシミや従来のレーザーで治りにくかったシミにも対応しやすく、肝斑やADMにも応用されています。

📝 IPL(光治療・フォトフェイシャルなど)

レーザーとは異なり、広範囲の波長の光を肌全体に照射します。シミだけでなく赤みや毛穴の目立ちなど複数の肌悩みを同時にアプローチできる点が特徴です。1回あたりの効果はレーザーより穏やかですが、ダウンタイムがほぼなく、日常生活への影響が少ないため、複数回継続して施術を受けるケースが多いです。薄いシミや広範囲のくすみに向いており、定期的なメンテナンスとして活用されることも多い治療法です。

🔸 レーザートーニング

低出力のレーザーを顔全体に均一に照射する治療法で、肝斑の治療に特化したアプローチとして注目されています。肌への刺激が少なく、メラノサイト(色素産生細胞)の活性を穏やかに抑制することができます。1回の効果は控えめですが、定期的に繰り返すことで肝斑の改善が見込まれます。月1回程度の施術を10回前後継続するケースが一般的です。

⚡ ケミカルピーリング

グリコール酸や乳酸などの酸性成分を使用して古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する治療法です。表皮の浅い部分にあるシミや色素沈着に効果的です。シミそのものをピンポイントで治療する力はレーザーほど高くないですが、肌全体のトーンを均一に整えたり、他の治療との組み合わせで相乗効果を発揮したりする場面で活用されます。

🌟 外用薬・内服薬

ハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬は、メラニン生成を抑制したり、皮膚のターンオーバーを促進したりすることでシミを薄くする効果があります。内服薬ではトラネキサム酸やビタミンCが肝斑治療に使われることが多く、特に肝斑にはレーザーと組み合わせることで相乗効果が期待できます。これらは単独では時間がかかりますが、長期的・継続的に使用することが基本です。


✨ 治療法別の施術回数の目安

ここからは、各治療法において一般的にどのくらいの施術回数が必要とされているかを具体的に見ていきます。ただし、あくまで目安であり、個人差や症状によって大きく異なる点はご留意ください。

💬 Qスイッチレーザー:1〜3回が目安

老人性色素斑やそばかすに対しては、1〜3回の施術で大幅な改善が見込めることが多いです。比較的色が濃く、輪郭のはっきりしたシミほど1〜2回で効果を実感しやすい傾向があります。ただし、色素が深い部分まで沈着している場合や、シミが大きい・濃い場合は追加照射が必要になることもあります。施術後は必ずかさぶたが形成されるため、ダウンタイムをある程度考慮する必要があります。

✅ ピコレーザー:1〜5回程度

シミの種類や照射モードによって異なります。スポット照射(ピンポイント照射)で老人性色素斑を治療する場合は1〜2回程度で効果が出ることも多く、ダウンタイムもQスイッチレーザーより短い傾向があります。一方、肝斑やADMなどの難しいシミに対して全顔照射を行う場合は、5回以上の施術を計画するケースもあります。ピコトーニングと呼ばれる低出力全顔照射については月1回程度で5〜10回以上継続することもあります。

📝 IPL(フォトフェイシャルなど):5〜10回程度

IPL治療は1回の効果がマイルドなため、複数回の施術が前提となります。一般的には3〜5回で効果を実感し始める方が多く、5〜10回の施術を計画するケースが標準的です。シミの程度が軽い・浅い場合は5回以内で十分なことも多いですが、肌全体のくすみ改善や広範囲のシミを対象にする場合は10回以上のコースを設定するクリニックもあります。施術間隔は3〜4週間程度が一般的です。

🔸 レーザートーニング:10〜20回程度

肝斑の治療を目的としたレーザートーニングは、1回あたりの出力が低い分、継続的な治療が必要です。目安として月1〜2回の施術を10〜20回継続するプランが多く、3〜6ヶ月以上の長期的なアプローチが基本となります。肝斑は再発しやすい性質があるため、ある程度改善した後もメンテナンス照射を続けることが推奨される場合もあります。

⚡ ケミカルピーリング:5〜10回程度

ケミカルピーリング単独でシミ治療を行う場合は、表皮の浅いシミや色素沈着に対して月1〜2回のペースで5〜10回程度施術を行うことが一般的です。レーザー治療と組み合わせることで効果を高める方法もあります。


Q. 肝斑の治療に強いレーザーが使えないのはなぜですか?

肝斑は強いレーザーを照射すると色素産生細胞が過剰に反応し、かえって悪化する場合があります。そのため、レーザートーニングと呼ばれる低出力照射を月1〜2回のペースで10〜20回継続するアプローチが基本です。トラネキサム酸などの内服薬や外用薬との併用も一般的です。

🔍 シミの種類別に見る必要回数の違い

治療法の選択だけでなく、シミの種類そのものによっても必要な回数は大きく変わります。

🌟 老人性色素斑:比較的少ない回数で改善しやすい

紫外線による表皮のシミである老人性色素斑は、Qスイッチレーザーやピコレーザーとの相性が非常によいです。色が濃く、境界がはっきりしているため、レーザーが効率的に色素を破壊できます。多くのケースで1〜3回の施術で大きな改善が期待でき、場合によっては1回で十分に目立たなくなることもあります。ただし、非常に大きなシミや、長年紫外線を受け続けて深くなっているシミは、複数回の照射が必要になることもあります。

💬 肝斑:最も治療に回数がかかるタイプ

肝斑はシミの中でも治療が難しいタイプの一つです。強いレーザー照射が逆効果になることがあるため、低出力でのアプローチが基本になります。さらにホルモンバランスや紫外線の影響で再発・悪化しやすいため、治療と再発防止を両立させる必要があります。レーザートーニングや内服薬(トラネキサム酸)、外用薬を組み合わせた治療が一般的で、10〜20回以上の施術を継続するケースが多いです。「完全になくす」よりも「薄くして目立たなくする・維持する」という考え方が現実的な場合もあります。

✅ そばかす:効果は出やすいが再発に注意

そばかすはレーザー治療で1〜3回程度の施術で改善が見込めることが多いです。ただし、遺伝的な素因が強い場合は紫外線を浴びると再びそばかすが現れやすく、治療後も日焼け対策を継続することが重要です。治療そのものの回数は少なくすむことが多いですが、再発のたびに治療を繰り返すケースもあります。

📝 ADM(後天性真皮メラノサイトーシス):深い色素に届くレーザーで複数回

ADMは真皮層(皮膚の深い部分)にメラニン色素があるため、表皮のシミより治療が難しく、回数も多くなりがちです。一般的にQスイッチレーザーやピコレーザーを用いて、3〜10回程度の治療を行うケースが多いです。肝斑と見た目が似ているため自己判断は難しく、専門医による診断が必要です。ADMと肝斑が混在している場合もあり、その場合は治療計画がさらに複雑になります。

🔸 炎症後色素沈着(ニキビ跡など):ターンオーバーを促しながら数回

ニキビなどの炎症後に生じる色素沈着は、時間とともに自然に薄くなることも多いですが、気になる場合はレーザーやピーリング、外用薬で対処します。一般的に数回〜10回程度の治療で改善が見込めますが、新たなニキビができてしまうと色素沈着も繰り返すため、ニキビそのものの治療と並行して行うことが重要です。


💪 治療回数を左右する主な要因

同じシミでも人によって必要な治療回数が異なるのはなぜでしょうか。以下にその主な要因を挙げます。

⚡ シミの大きさ・濃さ・深さ

大きく濃いシミ、あるいは深い部分まで色素が沈着しているシミは、小さく薄いシミと比べて治療回数が多くなる傾向があります。特に真皮層にまで達している色素沈着は、レーザーがより深い部分に届くよう照射回数を重ねる必要があります。

🌟 シミができてからの年数

長年放置されてきたシミは色素が定着・固定化しているため、治療回数が多くなる傾向があります。逆に、できてから比較的新しいシミは色素が表皮に浅く留まっていることも多く、治療効果が出やすいケースもあります。

💬 肌の色・肌質

肌の色が濃い方(肌のメラニン量が多い方)は、レーザーの光が目的のシミだけでなく正常な皮膚のメラニンにも反応しやすくなるため、炎症後色素沈着のリスクを避けるために照射出力を下げる必要が生じることがあります。その場合、1回あたりの効果が穏やかになり、治療回数が増えることがあります。

✅ 治療間隔の遵守

施術後の皮膚が十分に回復する前に次の照射を行うと、逆に炎症や色素沈着を引き起こす可能性があります。適切な間隔を守って治療を受けることが最終的な結果に大きく影響します。間隔が短すぎることも長すぎることも、理想的な治療効果を妨げる場合があります。

📝 生活習慣・紫外線対策の徹底度

治療期間中に紫外線をしっかり避けていないと、新たなメラニンが生成されてしまい、治療の効果が十分に出ないことがあります。日焼け止めの使用や帽子・日傘の活用など、日常的なUVケアが治療効果と治療回数に直結します。

🔸 ホルモンバランスや内的要因

肝斑の場合、女性ホルモンの変動やストレスがシミの状態に大きく影響します。経口避妊薬を服用中の方や更年期前後の方、ストレスが多い生活環境にある方は、肝斑が改善しにくかったり再発しやすかったりする場合があり、治療が長期化することがあります。


Q. シミ治療中に自宅でできるケアは何ですか?

シミ治療中の最重要セルフケアは紫外線対策です。治療中の肌はメラニンを産生しやすい状態にあるため、SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘も活用します。加えて、施術後の保湿ケア徹底、処方薬の継続使用、肌への余分な摩擦を避けることが治療効果を高めます。

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🎯 複数回の治療が必要なケースとその理由

「1回でシミが取れると思っていたのに、複数回必要と言われた」という経験をされた方もいるかもしれません。複数回の治療が必要になる理由をより詳しく見てみましょう。

⚡ 色素が複数の深さに存在している場合

シミの中には、表皮と真皮の両方に色素が分布しているものがあります。この場合、1回の照射で全ての色素を除去しきることが難しく、段階的に複数回に分けて治療することが安全かつ効果的です。特に真皮層の色素は皮膚深部まで光を届ける必要があり、周囲組織へのダメージを最小限に抑えるためにも複数回に分けることが推奨されます。

🌟 高出力照射によるリスクを避けるため

一度に強い出力でレーザーを照射すれば短期間でシミが薄くなるように思えますが、過剰な照射はやけど・瘢痕(傷跡)・炎症後色素沈着などのリスクを高めます。安全性を確保しながら治療効果を引き出すために、適切な出力で複数回に分けて施術するアプローチが一般的です。

💬 皮膚の回復・再生サイクルに合わせるため

レーザーで破壊された色素の断片は、リンパ系を通じて体外へと排出されていきます。このプロセスには一定の時間が必要なため、施術後すぐに次の照射を行っても、前回の治療効果が十分に発現していない状態で行うことになります。皮膚のターンオーバーや免疫機能が働く時間を確保することが、治療全体の効果を最大化することにつながります。

✅ 混合型のシミへの段階的対応

前述のように、老人性色素斑と肝斑が混在しているケースや、ADMと肝斑が混在しているケースは珍しくありません。それぞれのシミに対して異なるアプローチが必要となるため、治療計画が複雑になり、全体の治療回数も増えることがあります。段階的に各シミの状態を確認しながら治療を進める慎重なアプローチが求められます。


💡 治療間隔はどのくらい空ける必要がある?

施術と施術の間隔も、治療の安全性と効果に大きく関わる重要な要素です。

📝 Qスイッチレーザー・ピコレーザー(スポット照射):1〜3ヶ月程度

照射後にかさぶたが形成され、自然に剥がれ落ちるまでに通常1〜2週間かかります。その後、皮膚が十分に回復し炎症が落ち着くまでに1〜3ヶ月の期間を設けることが一般的です。色素の排出が完了するまでの時間を考慮すると、2〜3ヶ月おきの施術が推奨されることが多いです。

🔸 IPL(光治療):3〜4週間程度

ダウンタイムが少ないIPL治療は、比較的短い間隔での施術が可能です。3〜4週間おきに施術を繰り返すプランが一般的で、シーズンを通じて継続的に受けることができます。ただし、施術直後の肌は刺激に敏感なため、紫外線への注意はしっかり必要です。

⚡ レーザートーニング:2〜4週間程度

低出力での照射のため、比較的短い間隔での繰り返し照射が可能です。2〜4週間おきの施術を継続するプランが多く見られます。ただし、短すぎる間隔での照射は皮膚に負担をかけることもあるため、担当医の指示に従った間隔を守ることが大切です。

🌟 ケミカルピーリング:2〜4週間程度

ピーリング後は皮膚が再生される時間が必要です。施術の種類や薬剤の種類・濃度によって推奨間隔は異なりますが、一般的には2〜4週間おきが目安です。


Q. シミ治療が完了した後も再発することはありますか?

特に肝斑やそばかすは治療後も再発しやすいシミです。一度シミができた部位はメラニンが過剰産生されやすいため、治療完了後も日焼け止めの使用を習慣として継続することが再発予防の基本です。半年〜1年に1〜2回程度のIPL治療やレーザートーニングによるメンテナンス施術も有効とされています。

📌 治療効果を高めるためのセルフケア

クリニックでの治療を最大限に生かすためには、日常生活でのセルフケアが非常に重要です。適切なセルフケアを行うことで、治療効果を高め、必要な治療回数を減らすことにつながる場合もあります。

💬 徹底した紫外線対策

シミ治療において最も重要なセルフケアの一つが紫外線対策です。治療中の肌はメラニンを産生しやすい状態にあるため、紫外線を浴びると新たなシミができたり、治療中のシミが再び濃くなったりするリスクがあります。SPF30以上の日焼け止めを毎日塗布し、外出時は帽子や日傘を活用しましょう。曇りの日や室内でも紫外線は届くため、年間を通じた対策が必要です。

✅ 施術後の保湿ケアの徹底

レーザー施術後の肌は非常にデリケートな状態です。バリア機能が低下しており、外部刺激の影響を受けやすくなっています。保湿クリームや処方された外用薬を適切に使用し、肌の回復を促すことが大切です。かさぶたは自然に剥がれ落ちるのを待ち、無理に取り除かないように注意してください。

📝 処方薬・内服薬の継続使用

クリニックから処方されたハイドロキノン外用薬やトレチノイン、トラネキサム酸などの内服薬は、指示された期間・方法で継続使用することが重要です。自己判断で中断すると、治療効果が十分に得られなかったり、シミが再発しやすくなったりします。

🔸 肌への余分な刺激を避ける

施術後の一定期間は、強いマッサージや刺激の強いスキンケア製品の使用を避けることが推奨されます。摩擦がメラニン産生を促す場合があるため、洗顔時もやさしく行うよう心がけましょう。スクラブ入りの洗顔料や界面活性剤が多く含まれた製品は、施術後しばらくは使用を控えることが望ましいです。

⚡ 生活習慣の見直し

睡眠不足・栄養の偏り・過度なストレスは、ホルモンバランスを乱しメラニン産生を促す要因になります。特に肝斑の方は、ストレス管理と十分な睡眠が治療効果に影響することがあります。バランスの良い食事と適度な運動を取り入れ、健康的な生活リズムを整えることも治療の一環と考えましょう。


✨ 治療終了後の再発を防ぐために

シミ治療でよくある悩みの一つが「治ったと思ったらまた出てきた」という再発です。再発を防ぐためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

🌟 紫外線対策は治療後も継続する

治療が完了してシミが薄くなった後も、紫外線対策を続けることが再発予防の基本です。シミが一度できた部位はメラニンが過剰産生されやすい傾向があり、紫外線を浴びると再びシミが現れるリスクがあります。「治ったから終わり」ではなく、日焼け止めの使用を習慣として継続することが大切です。

💬 定期的なメンテナンス施術の検討

特に肝斑やそばかすなど再発しやすいシミの場合、治療が一段落した後も定期的なメンテナンス施術を受けることが有効です。半年〜1年に1〜2回程度のIPL治療やレーザートーニングを続けることで、シミが再び目立ってくることを抑制できます。

✅ ホルモンバランスの管理

肝斑の方は、女性ホルモンの影響を受けやすいことを念頭に置き、必要に応じてホルモン療法の見直しや婦人科との連携も考慮してください。経口避妊薬の種類を変更することで肝斑が改善したケースも報告されています。気になる場合は担当医に相談しましょう。

📝 スキンケアの継続と見直し

美白有効成分(ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチンなど)を含む化粧品を継続して使用することで、メラニンの生成を穏やかに抑制し、シミの再発予防に役立てることができます。ただし、市販品の効果には限界があるため、クリニックで処方された薬やスキンケア製品と組み合わせることでより高い効果が期待できます。


👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、シミの種類を正確に見極めることが治療計画の出発点だと考えており、特に肝斑とADMは見た目が似ていても治療アプローチが大きく異なるため、丁寧な診断を大切にしています。最近の傾向として、複数種類のシミが混在しているケースも多く、それぞれの状態に合わせた段階的な治療と、治療期間中の紫外線対策・セルフケアを組み合わせることで、より満足度の高い結果につながっていると実感しています。「何回で治るの?」というご不安はもっともなことですので、初回カウンセリングでできる限り丁寧に治療の見通しをお伝えし、患者様が安心して治療に取り組んでいただけるようサポートしてまいります。

🔍 よくある質問

シミ治療は何回くらいで効果が出ますか?

シミの種類や治療法によって異なります。老人性色素斑はQスイッチレーザーやピコレーザーで1〜3回程度の施術で大きな改善が期待できます。一方、肝斑はレーザートーニングや内服薬を組み合わせた10〜20回以上の長期的な治療が必要なケースも多いです。まずは専門医による診断で、ご自身のシミの種類を正確に把握することが大切です。

肝斑の治療が難しいと聞きましたが、なぜですか?

肝斑は強いレーザー照射を行うと逆に悪化する場合があるため、低出力でのアプローチが基本です。また、女性ホルモンの変動や紫外線の影響で再発・悪化しやすい性質があります。そのため、レーザートーニングや内服薬(トラネキサム酸)・外用薬を組み合わせた治療を10〜20回以上継続するケースが多く、「完全になくす」より「薄くして維持する」という考え方が現実的な場合もあります。

シミ治療中に気をつけるセルフケアはありますか?

最も重要なのは徹底した紫外線対策です。治療中の肌はメラニンを産生しやすい状態にあるため、SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘も活用してください。また、施術後は保湿ケアをしっかり行い、処方薬は指示通りに継続することが大切です。適切なセルフケアは治療効果を高め、必要な治療回数を減らすことにもつながります。

シミ治療後に再発することはありますか?

はい、特に肝斑やそばかすは再発しやすいシミです。一度シミができた部位はメラニンが過剰産生されやすい傾向があるため、治療完了後も紫外線対策を継続することが再発予防の基本です。また、半年〜1年に1〜2回程度のIPL治療やレーザートーニングといった定期的なメンテナンス施術を行うことで、シミの再発を抑制することが期待できます。

複数のシミが混在している場合、治療回数は増えますか?

はい、混在している場合は治療計画が複雑になり、全体の回数が増える傾向があります。例えば、老人性色素斑と肝斑、またはADMと肝斑が混在するケースは珍しくなく、それぞれのシミに異なるアプローチが必要です。アイシークリニックでは、シミの種類を丁寧に診断したうえで、患者さん一人ひとりの状態に合わせた段階的な治療プランをご提案しています。

💪 まとめ

シミ治療に必要な回数は、シミの種類・大きさ・深さ・治療法の選択・個人の肌状態などによって大きく異なります。老人性色素斑のような表皮の色素沈着であれば、レーザー治療で1〜3回程度の施術で改善が見込めることも多いです。一方、肝斑やADMのような治療難易度の高いシミは、10回以上の長期的な施術計画が必要になることもあります。IPLやレーザートーニングのような全体的なアプローチは回数は多くなりますが、ダウンタイムが少なく日常生活に支障が出にくいメリットがあります。

大切なのは、自分のシミの種類を正確に把握し、適切な治療法を専門医と相談しながら選ぶことです。治療中のセルフケア、特に紫外線対策の徹底は、治療効果を高め回数を減らすことにもつながります。治療終了後も再発防止のためのケアを続けることが、長期的にシミのない肌を維持する鍵となります。

「自分のシミは何回の治療が必要なのか」「どんな治療法が合っているのか」については、自己判断せず、まずは専門医によるカウンセリング・診断を受けることをおすすめします。アイシークリニック新宿院では、シミの種類や状態を丁寧に診断したうえで、患者さん一人ひとりに合った治療プランをご提案しています。シミでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – シミの種類(老人性色素斑・肝斑・ADMなど)の診断基準や治療ガイドライン、レーザー治療の適応に関する情報
  • 日本美容外科学会 – レーザートーニング・ピコレーザー・IPLなどの美容医療施術に関する安全性・治療回数・ダウンタイムの目安に関する情報
  • 厚生労働省 – ハイドロキノン・トレチノイン・トラネキサム酸などシミ治療に用いられる医薬品の承認・使用上の注意に関する情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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