JR新宿駅徒歩3分のアイシークリニック新宿院の専門医による監修の解説ページです。
新宿駅3分|形成外科専門医によるほくろ除去・治療
「このほくろ、放っておいて大丈夫?」「顔のほくろを取りたいけど、傷跡が心配」——当院には毎月200件以上のほくろ相談が寄せられます。新宿という立地から、仕事帰りのビジネスパーソンや、週末を利用して遠方から来院される方も多くいらっしゃいます。
このページでは、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、ほくろ治療を検討中の方に向けて「知っておくべきこと」を網羅的に解説します。保険適用の条件から、治療法の選び方、術後の経過まで、実際の診療経験をもとにお伝えします。
まず確認|あなたのほくろは治療が必要?
ほくろ治療を考える方の多くは「見た目が気になる」という美容的な理由ですが、実は医学的に治療を検討すべきケースもあります。以下に当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。
医学的に診察を受けるべきほくろの特徴
皮膚科・形成外科では「ABCDEルール」と呼ばれる基準で、悪性の可能性があるほくろを見分けます。
A(Asymmetry/非対称): 左右の形が対称でない
B(Border/境界): 輪郭がギザギザ、ぼやけている
C(Color/色): 色ムラがある、複数の色が混在
D(Diameter/直径): 6mm以上の大きさ
E(Evolution/変化): 短期間で大きくなった、色が変わった
これらに1つでも当てはまる場合、ダーモスコピー検査(特殊な拡大鏡での観察)で詳しく診断します。当院では初診時に必ずこの検査を実施し、悪性が疑われる場合は速やかに大学病院やがんセンターへ紹介いたします。
日常生活で支障があるほくろ
悪性でなくても、以下のような症状がある場合は保険診療での治療対象となります。
・まぶたにあり、視界を遮っている
・髭剃りのたびにカミソリが当たって出血する
・衣服の着脱時に引っかかる
・洗顔時に爪が当たって傷つく
・ベルトやブラジャーの位置と重なり、擦れて痛む
これらは「機能的な問題がある」と判断され、健康保険が適用されます。
ほくろの種類と特徴|形成外科医の視点から

医学的には「色素性母斑」と呼ばれるほくろは、メラノサイト(色素細胞)に似た母斑細胞が皮膚内で増殖したものです。生まれつきのものと、成長過程で現れる後天性のものがあります。
治療法を選択する際に重要なのは、ほくろの「深さ」と「形状」です。当院では以下の4タイプに分類し、それぞれに最適な治療法を提案しています。
体幹に多い平坦〜軽度隆起タイプ(Unna母斑)

胸・背中・お腹などの体幹部によく見られます。直径1cm前後で、黒〜茶褐色の柔らかいしこりです。衣服との摩擦で徐々に大きくなることがあり、Tシャツの首元やベルト位置にできると日常的に擦れて気になる方が多いです。
顔面に多いドーム状タイプ(Miescher母斑)

顔面、特に鼻や頬に多く、ドーム状に盛り上がっているのが特徴です。毛が生えていることもあります。年齢とともに色が薄くなり肌色に近づくことがありますが、隆起自体は残ります。顔の中心部にあると目立つため、治療希望が多いタイプです。
若年層に多い急成長タイプ(Spitz母斑)

10〜20代の若い方に多く見られます。赤〜黒色で、比較的短期間で大きくなることがあります。まれに悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が必要になるため、急に大きくなったほくろは早めの受診をおすすめします。
四肢・体幹の楕円形タイプ(Clark母斑)

腕や脚、体幹に多く、楕円形で中央が濃く外側に向かって色が薄くなるのが特徴です。直径1cm以下のものがほとんどです。境界がやや不明瞭なことがあり、ダーモスコピーでの確認が重要です。
ほくろと間違えやすい皮膚腫瘍|見分け方と注意点
患者様ご自身が「ほくろ」と思って来院されても、診察の結果、別の皮膚腫瘍だったというケースは少なくありません。治療法が異なる場合もあるため、正確な診断が重要です。
良性腫瘍(ほくろ以外)
皮膚線維腫:手足に多く、黒〜褐色の固いしこり。虫刺されや小さな傷がきっかけで発生することがあります。つまむと中央がへこむ「ディンプルサイン」が特徴です。
神経線維腫:末梢神経由来の良性腫瘍。柔らかく、押すと皮膚の中に沈み込むような感触があります。多発する場合はレックリングハウゼン病の可能性も考慮します。
軟性線維腫(スキンタッグ):首・わき・鼠径部など摩擦部位に多い、肌色のイボ状突起。加齢とともに増えます。首周りの小さいものは「アクロコルドン」とも呼ばれます。
脂漏性角化症:60歳以上でほぼ全員に見られる、盛り上がった茶色いシミ。紫外線と加齢が原因で、顔・こめかみ・首に好発します。表面がザラザラしているのが特徴です。
注意が必要な悪性腫瘍
基底細胞がん:顔面に最も多い皮膚がんです。黒色で光沢があり、中央が凹んでいることがあります。進行は遅いですが、完全切除が必要です。ほくろとの見分けが難しいケースでは、皮膚生検を行います。
悪性黒色腫(メラノーマ):転移しやすく、早期発見・早期治療が極めて重要な皮膚がんです。日本人では足の裏に多いのが特徴です。診断された場合は、速やかにがんセンターや大学病院へ紹介いたします。
当院のほくろ治療|2つの方法と選び方
アイシークリニック新宿院では、ほくろの状態と患者様のご希望に応じて、2つの治療法から最適なものを選択します。
【保険適用】切除縫合法

ほくろを紡錘形(木の葉型)に切除し、縫合する方法です。機能的な問題がある場合や悪性の疑いがある場合に適用され、健康保険が使えます。
当院の切除縫合のこだわり:
・皮膚のしわ(RSTL:リラックスト・スキン・テンション・ライン)に沿った切開で、傷跡を目立ちにくく
・真皮縫合(溶ける糸で皮膚の深い層を縫合)により、傷にかかる張力を分散
・髪の毛より細い糸(6-0、7-0ナイロン)を使用した丁寧な表皮縫合
・病理検査で確実な診断(悪性細胞の有無を確認)
切除縫合が向いている方:
・保険診療を希望される方
・5mm以上の大きなほくろ
・悪性の可能性を確実に否定したい方
・再発リスクを最小限にしたい方
【自由診療】炭酸ガス(CO2)レーザー

水分に吸収されるレーザーを照射し、ほくろの細胞を蒸散させる方法です。縫合が不要で、1回の施術で複数箇所の治療が可能です。
炭酸ガスレーザーの特徴:
・縫合不要で、術後の線状の傷跡が残らない
・ダウンタイムが短い(翌日からメイク可能な場合も)
・複数のほくろを一度に治療できる
・周囲の皮膚へのダメージが少ない
炭酸ガスレーザーが向いている方:
・5mm以下の小さなほくろ
・複数のほくろを同時に取りたい方
・縫合の傷跡を避けたい方
・ダウンタイムを最小限にしたい方
※深いほくろの場合、再発の可能性があります。また、病理検査ができないため、悪性の可能性が否定できない場合は切除縫合をおすすめします。
治療の流れ|初診から術後ケアまで
Step 1:カウンセリング・診察

まずほくろについてのお悩みをお聞きし、ダーモスコピー検査で良性・悪性の診断を行います。治療法の選択肢、費用、術後の経過について詳しくご説明します。
Step 2:局所麻酔・手術

極細の針を使用して局所麻酔を行います。麻酔が効いた後は痛みを感じません。手術時間は小さなほくろで5分程度、大きなものでも20分以内がほとんどです。
Step 3:術後処置・説明

軟膏を塗布し、ガーゼまたは絆創膏で保護します。ご自宅でのケア方法、入浴や運動の注意点について医師・看護師が丁寧にご説明します。
Step 4:抜糸(切除縫合の場合)

術後1〜2週間で抜糸を行います。部位によって抜糸時期が異なります(顔面:5〜7日、体幹:10〜14日が目安)。抜糸後もテーピング保護を続けることで、より綺麗な傷跡を目指します。
費用の目安|保険診療と自由診療
保険診療(切除縫合)の場合
| 部位 | 手術費用(3割負担) |
| 露出部(顔・首・手など) | 5,000〜15,000円程度 |
| 非露出部(体幹・大腿など) | 4,000〜13,000円程度 |
※上記に加え、初診料(約850円)、再診料(約220円)、病理検査費用(約3,000円)が別途かかります。
※費用はほくろの大きさ・部位により変動します。
※病理検査は原則として実施しております(悪性腫瘍の見落とし防止のため)。
生命保険の手術給付金について
医療保険に加入されている方は、保険診療での手術に対して手術給付金が支給される場合があります。手術名は「皮膚皮下腫瘍摘出術」となります。診断書が必要な場合は、受診時にお申し出ください。
よくあるご質問
通常のほくろががん化するリスクは、他の皮膚と同程度で極めて低いです。ただし、元々悪性であるものを「ほくろ」と誤認しているケースがあるため、気になる変化があれば早めに受診されることをおすすめします。
切除縫合の場合は、初診(手術)と抜糸の計2回が基本です。炭酸ガスレーザーの場合は、1回の施術で完了しますが、経過観察のため再診をお願いすることがあります。
ほくろにより日常生活に支障がある場合に保険適用となります。具体的には、まぶたにあって視界を妨げる、髭剃りや洗顔時に出血する、衣服の着脱時に引っかかる、などです。純粋に見た目を改善したい美容目的の場合は、自費診療となります。
多くの場合、治療可能です。まぶたや目の周りは繊細な部位のため、形成外科専門医が慎重に治療計画を立てます。初診時に詳しく診察し、治療の可否をお伝えします。
局所麻酔を行うため、手術中は痛みを感じません。麻酔注射時に一瞬チクッとしますが、極細の針を使用し、注入速度も調整して痛みを最小限に抑えています。
残念ながら、傷跡がゼロになることはありません。しかし、形成外科的な縫合技術により、最終的には細い線状の跡となり、時間とともに目立たなくなります。術後のテーピングや紫外線対策も傷跡を最小化するために重要です。
保険診療の場合、医学的な必要性に基づき原則1回1箇所の治療となります。自費の炭酸ガスレーザーであれば、医師の診察のうえ複数箇所の同時治療が可能な場合があります。
飲酒・激しい運動は術後3日間は控えてください。血行が良くなることで出血や腫れのリスクが高まります。可能であれば抜糸まで(1〜2週間)控えていただくのがベストです。
翌日からシャワーは可能です。傷口を強くこすらず、水で流す程度にしてください。湯船に浸かるのは抜糸後からをおすすめしています。
傷を清潔に保ち、処方された軟膏を塗ってテープで保護してください。紫外線は色素沈着の原因になるため、日焼け止めやテープでの遮光が重要です。傷に張力をかけないこと(テーピング)も傷跡を最小化するポイントです。
切除縫合では、ほくろの細胞を完全に取り切るため再発はまれです。炭酸ガスレーザーは深いほくろの場合、細胞が残り再発する可能性があります。万が一再発した場合は、追加治療についてご相談ください。
アイシークリニック新宿院が選ばれる理由
形成外科専門医によるチーム医療
日本形成外科学会認定の形成外科専門医を中心に、皮膚科医・形成外科医がチームとなって診療にあたります。単に「取る」だけでなく、「いかに綺麗に治すか」を追求した治療を行います。
傷跡を最小限にする縫合技術
髪の毛より細い縫合糸、皮膚のしわに沿った切開線のデザイン、真皮縫合による張力の分散——形成外科で培われた技術を駆使し、目立ちにくい傷跡を目指します。
痛みへの配慮
極細の注射針、麻酔液の温度調整、ゆっくりとした注入など、痛みを最小限にする工夫を徹底しています。「思ったより痛くなかった」というお声を多くいただいています。
日帰り手術・短時間で完了
小さなほくろなら5分程度、大きなものでも20分以内で手術が終わります。お仕事帰りや休日を利用して、日帰りで治療が可能です。
新宿駅から徒歩3分のアクセス
JR新宿南口から徒歩3分。都内近郊はもちろん、東北や沖縄など遠方から治療のために来院される方も多くいらっしゃいます。

ほくろでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。形成外科専門医が、あなたに最適な治療法をご提案いたします。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
