⚡ ニキビ跡のクレーター、放置してても絶対に治りません。
クレーター状の凹凸は、メイクでも隠しにくく、写真や人との交流でも自信を失わせる深刻な肌トラブル。「そのうち治るかも…」と待ち続けている方へ、残念ながらクレーターは自然には消えません。
その理由は、クレーターが皮膚の深部「真皮層」にまでダメージが及んでいるから。表皮のターンオーバーだけでは絶対に修復できない構造になっています。
💡 この記事を読むと…
✅ クレーターがなぜできるのか原因がわかる
✅ 自分のクレーターのタイプが判別できる
✅ クリニックで受けられる最新治療法が全部わかる
✅ 治療選びで失敗しないポイントが身につく
🚨 読まないと、効果のないセルフケアに時間とお金を浪費し続けるリスクがあります。

目次
- 📌 ニキビ跡のクレーターとは?
- 📌 クレーターができるメカニズム
- 📌 クレーターの種類と特徴
- 📌 クレーターは自然に治る?セルフケアの限界
- 📌 クリニックで受けられる主な治療法
- 📌 治療を選ぶ際のポイント
- 📌 治療の流れと期間の目安
- 📌 治療を受ける際の注意点
- 📌 まとめ

💡 ニキビ跡のクレーターとは?
ニキビ跡にはいくつかの種類があります。赤みが残るもの、色素が沈着して茶色くなるもの、そして皮膚が陥没してクレーター状になるものです。このうちクレーターと呼ばれるのは、皮膚に凹みや凸凹が生じている状態を指します。医学的には「アトロフィックスカー(萎縮性瘢痕)」と呼ばれ、皮膚組織の一部が失われることで生じる陥凹性の傷跡です。
クレーターは顔全体に生じることもありますが、特に皮脂腺が多く、ニキビができやすい頬・あご・おでこ・鼻周りに集中して見られることが多いです。肌の表面が均一でなくなり、光の当たり方によって凹凸がはっきりと目立つため、毎日鏡を見るたびに気になるという方がほとんどです。
クレーターが悩ましい理由のひとつは、ファンデーションやコンシーラーを重ねても完全に隠しにくい点です。むしろ、メイクが凹みに入り込んでしまい、より目立ってしまうことも少なくありません。また、改善するには専門的な治療が必要なため、「何をすればよいかわからない」と感じている方も多いでしょう。
📌 クレーターができるメカニズム
ニキビ跡のクレーターは、ニキビが重症化したり、適切なケアをせずに放置したり、あるいは自分でつぶしてしまったりすることで生じることが多いです。そのプロセスを理解することは、今後の予防にもつながります。
ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、そこにアクネ菌が繁殖することで炎症が起こる皮膚トラブルです。軽度の白ニキビや黒ニキビの段階では、毛穴の詰まりが主な問題ですが、炎症が強くなると赤ニキビや黄ニキビへと進行します。この炎症が真皮層(皮膚の深い部分)にまで達すると、コラーゲンなどの組織が破壊されます。
本来、皮膚は傷を受けると自然治癒力によってコラーゲンを再生しようとします。しかし炎症が激しすぎたり、ニキビをつぶして細菌が広がったりすると、真皮層の組織が十分に修復されないまま治癒が完了してしまいます。その結果、皮膚の一部が陥没したようなクレーター状の形になってしまうのです。
また、ニキビを自分でつぶす行為は特にリスクが高いです。誤った方法でつぶすと毛穴の中の膿が周囲に広がり、炎症が悪化して広範囲にわたるダメージを与える可能性があります。クレーターができる原因のひとつとして、この「自己処理によるダメージ」は非常に多く見られます。
さらに、紫外線も回復を妨げる要因のひとつです。炎症後の皮膚は紫外線に対して敏感になっており、適切な日焼け対策をしないと色素沈着とともに組織の回復が遅れることがあります。
✨ クレーターの種類と特徴
ニキビ跡のクレーターは形によっていくつかのタイプに分類されます。タイプによって適した治療法が異なるため、自分がどのタイプなのかを知っておくことが治療選びの第一歩になります。
✅ アイスピック型
細く深い穴が皮膚に空いたような形状をしています。氷の錐(アイスピック)で刺したような見た目から、この名前がついています。真皮層の深い部分にまで達していることが多く、3種類の中で最も治療が難しいタイプとされています。毛穴が開いたように見えることもあり、頬に多く見られます。
📝 ボックスカー型
底が比較的平らで、縁が垂直に落ちているような形状のクレーターです。水痘(みずぼうそう)の跡に似た見た目で、アイスピック型よりも浅いものが多いですが、底面が広い分だけ目立ちやすいという特徴があります。頬や太陽の広い部分に見られることが多いです。
🔸 ローリング型
なだらかな波のように起伏のある形状をしています。皮膚の深部に線維性の組織ができて皮膚を引っ張ることで、丘陵のような凹凸が生じます。表面的には比較的なめらかに見えることもありますが、横から光を当てると影のように陰影が目立ちます。3種類の中では比較的広い範囲に及ぶことが多く、頬全体に広がるように見られることがあります。
実際の肌では、これらのタイプが混在していることも珍しくありません。クリニックで診察を受ける際には、専門の医師が皮膚の状態を丁寧に確認したうえで、それぞれのタイプに合わせた治療方針を提案します。
🔍 クレーターは自然に治る?セルフケアの限界
「クレーターをできるだけコストをかけずに改善したい」という気持ちから、まずセルフケアを試みる方は多いです。化粧品やスキンケアアイテムで何とかならないかと探している方もいるでしょう。ここでは、セルフケアの効果と限界について整理します。
結論からお伝えすると、現在あるクレーター(陥凹)そのものをセルフケアで改善することはほぼ不可能です。なぜなら、クレーターは表皮より深い真皮層における組織の欠損によって生じているためです。市販のスキンケア製品(化粧水、美容液、クリームなど)は基本的に表皮に作用するものが多く、真皮層の組織を再生する力は持っていません。
ただし、セルフケアには意味がないわけではありません。たとえば、新しいニキビをできにくくすることはクレーターのさらなる悪化を防ぐ意味があります。ビタミンC誘導体を含む化粧品は、色素沈着の改善や肌のハリをサポートする効果が期待できますが、凹みそのものを埋める効果はありません。レチノール(ビタミンA誘導体)を含む製品はコラーゲン産生を促す可能性がありますが、クレーターを修復するほどの効果は現実的には期待しにくいです。
また、「ニキビ跡に効く」とうたわれているセルフケアアイテムの多くは、赤みや色素沈着(茶色い跡)に対するアプローチが中心です。クレーターのような物理的な凹凸には根本的な対処がしにくいのが実情です。
もうひとつ気をつけていただきたいのが、紫外線対策です。クレーターそのものには直接影響しませんが、日焼けは炎症後の肌にダメージを与え、色素沈着を濃くしたり皮膚の回復を妨げたりします。日常的に日焼け止めを使用することは、治療中も治療後も非常に大切です。
クレーターの改善を本気で考えるなら、やはり医療機関での治療が現実的な選択肢となります。

💪 クリニックで受けられる主な治療法
クリニックでは、クレーターの種類・深さ・範囲・肌質に応じてさまざまな治療法が選択されます。以下に主な治療法とその特徴を紹介します。
⚡ フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、クレーター治療において現在最も広く使われている方法のひとつです。皮膚に無数の微細な穴(マイクロチャネル)を開けることで、肌の自然治癒力を引き出し、コラーゲン産生を促します。治療後は新しい皮膚組織が形成され、クレーターが徐々に浅くなっていきます。
代表的なフラクショナルレーザーとしては、フラクセル、CO2フラクショナルレーザーなどがあります。CO2(炭酸ガス)フラクショナルレーザーは、アブレーティブ(皮膚を削る)タイプで効果が高い一方、ダウンタイム(回復期間)が数日から1週間程度かかることがあります。一方、非アブレーティブタイプのフラクショナルレーザーは肌への負担が比較的軽く、ダウンタイムも短めですが、効果を実感するには複数回の治療が必要です。
フラクショナルレーザーはローリング型やボックスカー型に特に効果的とされており、複数回の施術によって着実に改善が期待できます。
🌟 ダーマペン(マイクロニードリング)
ダーマペンは、微細な針を高速で皮膚に刺して無数の小さな穴を作り、コラーゲン生成を促す治療法です。フラクショナルレーザーと似た原理ですが、熱を使わないため、肌への刺激がマイルドで、ダウンタイムが比較的短いという特徴があります。
針の深さを調整できるため、クレーターの深さに応じた治療が可能です。また、成長因子や美容成分を塗布した状態で施術を行うと、成分の浸透効率が高まり、より高い効果が期待できます。PRP療法(多血小板血漿)と組み合わせて行うクリニックもあります。
ダーマペンはすべてのタイプのクレーターに対応できる汎用性の高い治療法です。ただし、1回の施術で大きな変化を得ることは難しく、定期的な施術を続けることが大切です。
💬 サブシジョン
サブシジョンは、特にローリング型のクレーターに対して有効な治療法です。皮膚の下に特殊な針を入れ、クレーターを内側から引っ張っている線維性の組織(線維帯)を切断します。これによって皮膚が引っ張られていた力が解放され、陥凹部分が持ち上がってくる効果があります。
施術後は切断した部位で自然に出血が起こり、その後血餅(けっぺい)がコラーゲン形成の足場になります。他の治療と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。ダウンタイムとして内出血が1〜2週間程度残ることがあります。
✅ TCAクロスまたはTCAピーリング
TCA(トリクロロ酢酸)は、皮膚に適用することでコラーゲン産生を促進するケミカルピーリングの薬剤です。TCAクロスは、高濃度のTCAをアイスピック型のクレーターの底部に細かく塗布する治療法で、深い穴状のクレーターに対して特に効果的とされています。
施術後は塗布した部分に白くフロスト(霜降り状)が生じ、その後かさぶたができてはがれます。このプロセスによって新しいコラーゲン組織が形成され、クレーターが浅くなっていきます。アイスピック型には他のレーザー治療が効きにくいことがあるため、TCAクロスが選択されることがあります。複数回の治療が必要で、治療間隔は通常4〜6週間程度です。
📝 ヒアルロン酸注入(フィラー注入)
ヒアルロン酸などのフィラー(充填剤)をクレーターの部分に直接注入して、物理的に凹みを埋める方法です。即効性があり、施術後すぐに見た目の改善を実感しやすい点が特徴です。ただし、ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されてしまうため、効果は永続的ではなく、数ヶ月から1年程度で再注入が必要になります。
フィラー注入はクレーターを「治す」というよりも「隠す(ボリュームアップ)」アプローチです。他の治療と組み合わせることで総合的な改善効果を高めるために使われることもあります。
🔸 ポテンツァ(高周波マイクロニードリング)
ポテンツァは、マイクロニードリング(針)と高周波(RF)エネルギーを組み合わせた治療機器です。針を刺した先端から高周波エネルギーを照射することで、真皮層の深部に熱エネルギーを直接届け、コラーゲン産生を強力に促します。
針の深さやエネルギーの強さを細かく調整できるため、さまざまな深さのクレーターに対応できます。また、表皮へのダメージが比較的少ないため、ダウンタイムを抑えながら真皮層に効率的にアプローチできるのが特徴です。日本では近年普及が進んでおり、クレーター治療における有効な選択肢として注目されています。
⚡ ピコレーザー(ピコフラクショナル)
ピコ秒(1兆分の1秒)単位という非常に短い時間でレーザーを照射するピコレーザーは、従来のレーザーよりも肌へのダメージを抑えながら治療できる点が特徴です。フラクショナルモードで使用することで、クレーターに対しても効果が期待できます。
ダウンタイムが比較的短く、施術後の赤みや腫れが数日で落ち着くことが多いため、仕事や日常生活への影響を少なくしたい方に向いています。ただし、深いクレーターには複数回の施術が必要になります。
🎯 治療を選ぶ際のポイント
クレーター治療にはさまざまな方法があり、「どれが自分に合っているのか」を判断するのは一般の方には難しいことです。ここでは、治療を選ぶ際に意識しておきたいポイントをいくつか挙げます。
🌟 クレーターのタイプと深さを確認する
前述の通り、クレーターにはアイスピック型・ボックスカー型・ローリング型があり、それぞれに向いた治療法が異なります。自己判断で「これが効きそう」と決めるよりも、まず専門の医師に診察してもらい、自分のクレーターのタイプを正確に把握することが大切です。
💬 ダウンタイムとライフスタイルのバランス
治療法によってダウンタイム(施術後に赤みや腫れなどが続く期間)は大きく異なります。仕事や学校、プライベートの予定に合わせて、どの程度のダウンタイムなら許容できるかを考えておきましょう。たとえばCO2フラクショナルレーザーは効果が高い一方でダウンタイムが長めで、ダーマペンやピコレーザーはダウンタイムが比較的短いなどの違いがあります。
✅ 治療回数と費用の見通しを立てる
クレーター治療は多くの場合、1回の施術で完全に改善するのは難しく、複数回の施術が必要です。治療の目安となる回数や、1回あたりの費用、総費用を事前に確認しておくことが重要です。「効果が出るまでの期間」と「予算」を総合的に考えながらプランを立てることが、長期的な満足度につながります。
📝 組み合わせ治療の検討
クレーターの状態が複雑な場合や、複数タイプのクレーターが混在している場合は、複数の治療法を組み合わせることで相乗効果が期待できます。たとえばサブシジョンとフラクショナルレーザーを組み合わせる、ダーマペンとヒアルロン酸注入を組み合わせるなど、クリニックによってさまざまな組み合わせが提案されることがあります。
🔸 カウンセリングの充実度で選ぶ
信頼できるクリニックでは、初回カウンセリングで肌の状態をしっかり確認し、適切な治療法を丁寧に説明してくれます。「これを必ずやれば治る」と断言するのではなく、メリット・デメリット・治療の限界についても誠実に伝えてくれるクリニックを選ぶことが大切です。疑問や不安は遠慮なく質問し、納得したうえで治療を始めるようにしましょう。
💡 治療の流れと期間の目安
実際にクリニックでクレーター治療を受ける場合、どのような流れで進むのかを把握しておくと安心です。
⚡ Step1:カウンセリング・診察
まず初診として医師によるカウンセリングと肌の診察が行われます。クレーターのタイプ・深さ・範囲・肌質などを総合的に評価し、最適な治療法が提案されます。過去の治療歴やアレルギー、服用中の薬などについても確認されます。この段階で治療の流れ、費用、期待できる効果、リスクについての説明も受けます。
🌟 Step2:治療開始
カウンセリングで合意が得られたら治療が始まります。多くの場合、施術の前に洗顔や肌の清潔化を行い、麻酔クリームを使用して痛みを和らげてから施術が行われます。施術時間は使用する機器や治療範囲によって異なりますが、30分〜1時間程度のものが多いです。
💬 Step3:アフターケアとダウンタイム
施術後は赤み、腫れ、乾燥などが生じることがあります。クリニックから処方されたケア用品や指示に従って丁寧にアフターケアを行うことが、回復を早めるうえで非常に重要です。外出時の日焼け対策も欠かせません。ダウンタイムの期間は治療法によって異なり、数日から1〜2週間程度まで幅があります。
✅ Step4:定期的な施術と経過観察
クレーター治療は通常、数週間〜1ヶ月程度の間隔をあけながら複数回の施術を繰り返します。目安として3〜6回程度の施術を行うクリニックが多いですが、クレーターの状態によってはそれ以上かかることもあります。施術のたびに経過を確認し、必要に応じて治療計画を調整していきます。
📝 治療全体の期間
治療開始から効果を実感できるまでの期間は、個人差がありますが、数回の施術を経て3〜6ヶ月程度かかることが多いです。コラーゲン産生や組織の再生は体内でゆっくり進むため、施術直後よりも数週間後、数ヶ月後に効果が実感できることが一般的です。「すぐに治る」という期待ではなく、じっくりと改善を積み重ねていくという気持ちで取り組むことが大切です。
📌 治療を受ける際の注意点
クレーター治療を受ける前後には、いくつか注意しておきたいことがあります。
🔸 活動性のニキビがある場合は先に治療する
現在進行中の炎症性ニキビが多い場合、クレーター治療と同時に行うことが難しい場合があります。活動性のニキビがある状態でレーザーや針を使った治療を行うと、炎症が悪化したり感染リスクが高まったりする可能性があるためです。まずニキビそのものを治療・落ち着かせてからクレーター治療に移ることが基本です。
⚡ 日焼けした肌は治療が難しい場合がある
日焼け後の肌は炎症状態にあり、レーザー治療などを行うと色素沈着やトラブルが起きやすくなります。施術前後は特に日焼け対策を徹底し、日焼けをした直後はクリニックに相談して治療のタイミングを調整してもらうことが必要です。
🌟 治療後のスキンケアを怠らない
施術後の肌はデリケートな状態になっています。強い摩擦、刺激の強い化粧品の使用、サウナや激しい運動(体温が上がって血行が促進されると赤みが強くなることがある)などは避けるよう指示されることが多いです。クリニックの指示に従ったアフターケアが治療効果を最大化するうえで欠かせません。
💬 完全消失を期待しすぎない
クレーター治療の目標は「完全になくす」ことではなく、「目立たなくする・改善する」ことです。医療技術は進歩していますが、深いクレーターを完全に元通りにすることは現実的には難しいケースもあります。治療によって「メイクなしでも気にならないレベル」「光が当たっても影が目立たない」などの改善を目指すのが現実的な目標設定といえます。担当医と事前に「どこまで改善を目指すか」を話し合っておくことが大切です。
✅ 副作用とリスクを理解する
どの治療法にも副作用やリスクが伴います。赤みや腫れ、内出血、一時的な色素沈着などは多くの場合で起こりうる反応ですが、まれに感染症や瘢痕化(傷跡になる)などのリスクもゼロではありません。治療を受ける前に、起こりうるリスクについて医師から十分な説明を受け、同意書を確認したうえで施術に臨むことが重要です。
📝 妊娠中・授乳中の方
妊娠中や授乳中の方は、多くの治療法が受けられない場合があります。事前に必ず申告し、医師の指示に従ってください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、クレーターのタイプが混在しているケースが多く、画一的な治療ではなく、丁寧な診察のうえで一人ひとりに合わせた治療の組み合わせをご提案することを大切にしています。最近の傾向として、「自然に治るかも」と長期間様子を見てからご来院される方も多いですが、早期に適切な治療を始めるほど改善の幅も広がりますので、気になり始めた段階でお気軽にご相談いただけると嬉しいです。「完全に元通りに」とはいかない場合もありますが、着実に目立たなくしていくことは十分に可能ですので、一緒に諦めずに取り組んでいきましょう。」
✨ よくある質問
残念ながら、クレーターが自然に消えることはほとんどありません。クレーターは表皮より深い真皮層の組織が損傷することで生じるため、肌のターンオーバーだけでは修復できません。市販のスキンケア製品では改善が難しく、本格的な改善には医療機関での治療が現実的な選択肢となります。
多くの場合、1回の施術で完全に改善することは難しく、数週間〜1ヶ月程度の間隔をあけながら、3〜6回程度の施術を繰り返すことが一般的です。クレーターの深さや種類によってはそれ以上かかる場合もあります。治療開始から効果を実感できるまでは、3〜6ヶ月程度を目安とお考えください。
はい、クレーターのタイプによって適した治療法が異なります。アイスピック型にはTCAクロスが有効、ローリング型にはサブシジョンが特に効果的、ボックスカー型にはフラクショナルレーザーが適しているとされています。アイシークリニックでは、専門医が丁寧に診察したうえで、タイプに合わせた治療プランをご提案しています。
治療法によって異なります。CO2フラクショナルレーザーは効果が高い一方でダウンタイムが数日〜1週間程度かかります。ダーマペンやピコレーザーは比較的短く、数日で落ち着くことが多いです。ご自身の仕事やプライベートの予定に合わせて、許容できるダウンタイムを考慮したうえで治療法を選ぶことが大切です。
活動性のニキビが多い状態では、クレーター治療を同時に行うことが難しい場合があります。炎症中の肌にレーザーや針を使った治療を行うと、炎症の悪化や感染リスクが高まる可能性があるためです。まずニキビそのものを治療して落ち着かせてから、クレーター治療を開始するのが基本的な流れとなります。

🔍 まとめ
ニキビ跡のクレーターは、真皮層にまで及ぶ組織の損傷によって生じるため、自然治癒やセルフケアだけでは改善が難しい肌トラブルです。しかし、現在の美容医療にはフラクショナルレーザー・ダーマペン・サブシジョン・TCAクロス・ポテンツァ・ピコレーザー・ヒアルロン酸注入など、クレーターのタイプに合わせたさまざまな治療法が存在し、継続的な治療によって確実な改善が期待できます。
大切なのは、クレーターのタイプや深さを正確に把握し、自分のライフスタイルや予算に合った治療法を選ぶことです。そのためには、まず信頼できるクリニックで専門医によるカウンセリングを受けることが第一歩になります。「どうせ治らないかも」とあきらめていた方も、ぜひ一度専門家に相談してみてください。
アイシークリニック新宿院では、ニキビ跡のクレーター治療についての丁寧なカウンセリングを行っています。肌の状態に合った治療プランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
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- 大人ニキビの原因と対策完全ガイド|思春期との違いと改善方法
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の病態・炎症メカニズム・瘢痕形成に関する学会公式情報。クレーターができる原因や皮膚構造への影響を裏付ける根拠として参照。
- 日本形成外科学会 – 瘢痕(萎縮性瘢痕・肥厚性瘢痕)の種類・分類・治療法に関する公式情報。アトロフィックスカー(萎縮性瘢痕)の医学的定義やクレーターの種類分類の根拠として参照。
- 日本美容外科学会 – フラクショナルレーザー・マイクロニードリング・ケミカルピーリング・フィラー注入などクリニックで実施される美容医療治療法の安全性・適応に関する情報。クレーター治療法の選択根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
