ニキビ跡の色素沈着を消す方法|原因から治療まで徹底解説

ニキビが治ったのに、赤みや茶色いシミだけが残ってしまっている… そんな経験、ありませんか?

実は、ニキビ跡の色素沈着はニキビ本体よりもはるかに長く残ることがあり、放置すると半年〜数年消えないケースも。「メイクで隠すにも限界…」と感じている方にこそ読んでほしい内容です。

この記事を読めば、色素沈着が消えないほんとうの理由と、今日からできる正しいアプローチがわかります。

📌 「なんとなくケアしているだけ」では、色素沈着は消えません。 間違ったセルフケアが悪化を招いているケースも多く、早めに正しい知識を得ることが大切です。

💡 この記事でわかること
✅ 色素沈着が起こるメカニズム
✅ 自然に消えるのか・タイムライン
✅ やってはいけないNG行動
✅ ドラッグストアで買える有効成分
✅ クリニック治療の種類と選び方


目次

  1. 📌 ニキビ跡の色素沈着とはどんな状態か
  2. 🔸 なぜニキビ跡に色素沈着が起こるのか
  3. ✅ 色素沈着の種類と見分け方
  4. ⚡ 自然に消えることはあるのか?回復のタイムライン
  5. 🚨 悪化させてしまうNG行動
  6. 💡 セルフケアで改善できること・できないこと
  7. 🔸 ドラッグストアで買える成分と選び方
  8. ✅ クリニックで受けられる治療法の種類
  9. 📌 治療を受けるべき目安とクリニック選びのポイント
  10. 📝 まとめ

💡 1. ニキビ跡の色素沈着とはどんな状態か

ニキビ跡というと、クレーターのようなへこみ(瘢痕)を想像する方もいますが、実際には色素沈着(しきそちんちゃく)と呼ばれる「色の変化」が残るケースも非常に多く見られます。色素沈着とは、皮膚の表皮から真皮にかけてメラニン色素が過剰に蓄積した状態のことを指します。

ニキビが炎症を起こした後に赤みや茶色いシミが残るのが、まさにこの色素沈着です。医学的には「炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)」と呼ばれることもあります。皮膚に何らかの炎症が生じた後、その部位でメラニンの産生が過剰になることで起こります。

ニキビ跡の色素沈着は、肌の色や炎症の程度によって見た目が大きく異なります。明るい肌色の方では赤みが目立ちやすく、やや黄みの強い肌色や色黒の肌では茶色や黒みがかった色に見えることが多いです。また、紫外線を浴びることで悪化しやすいという特徴もあります。

色素沈着はあくまでも色の変化であり、肌の凹凸を伴わないことが一般的です。そのため、凹みを伴う瘢痕と比較すると改善の余地が大きいとも言えますが、放置していればすぐに消えるというわけでもなく、適切なケアが重要になってきます。

📌 2. なぜニキビ跡に色素沈着が起こるのか

色素沈着が起こるメカニズムを理解することは、正しいケアや治療を選ぶうえで非常に役立ちます。少し専門的な内容になりますが、できるだけわかりやすく解説します。

ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、そこにアクネ桿菌(アクネきんかん)が増殖することで炎症が生じます。この炎症が引き金になり、皮膚内でさまざまな化学物質が放出されます。その中に、メラノサイト(メラニン色素を産生する細胞)を刺激する物質も含まれています。

メラノサイトが刺激を受けると、紫外線から肌を守るために本来は必要なメラニンを、必要以上に大量に産生してしまいます。このメラニンが表皮の細胞の中に蓄積したり、真皮にまで落ち込んでしまったりすることで、茶色や黒みがかった色素沈着として見えるようになります。

赤みについては少し異なるメカニズムで生じます。炎症によって拡張した毛細血管が長期間残ることで、赤みとして見えることが多いです。これは厳密には色素沈着とは異なりますが、ニキビ跡としてまとめて語られることが多く、「赤ニキビ跡」などとも呼ばれます。

また、ニキビを自分でつぶしたり、強くこすったりすることで炎症が悪化すると、より多くのメラニンが産生され、色素沈着が濃くなったり長引いたりします。これが「ニキビはつぶしてはいけない」と言われる大きな理由のひとつです。

さらに、炎症が治まった後も紫外線を浴び続けると、残ったメラノサイトが刺激されてメラニンが追加産生され、色素沈着がなかなか薄まらないという悪循環に陥ることがあります。紫外線対策が色素沈着ケアにとって欠かせない理由がここにあります。

✨ 3. 色素沈着の種類と見分け方

ニキビ跡として残る色の変化には、大きく分けていくつかの種類があります。それぞれ原因や性質が異なるため、自分のニキビ跡がどのタイプに当たるかを知ることが、適切なアプローチの第一歩となります。

まず、赤みのあるニキビ跡についてです。炎症が治まったばかりのニキビ跡に多く見られ、拡張した毛細血管が透けて見えることで赤くなっています。比較的浅い段階のものが多く、時間が経つにつれて自然と落ち着くことも多いですが、数ヶ月から数年単位で残ることもあります。医学的には「炎症後紅斑(PIE:Post-Inflammatory Erythema)」と呼ばれることもあり、厳密には色素沈着と区別されることがあります。

次に、茶色いニキビ跡です。これがいわゆる炎症後色素沈着(PIH)の典型的な見た目です。メラニンが表皮に過剰に蓄積することで茶色みがかって見えます。紫外線の影響を受けやすく、日焼けすると一層濃くなることがあります。

さらに、黒みや灰みがかったニキビ跡もあります。これはメラニンが真皮の深い層まで落ち込んでしまったタイプで、表皮にある場合と比べて治療がより難しくなります。肌の色が濃い方に多く見られる傾向があります。

これらを自己判断するのは難しいこともありますが、簡単な目安として、指で軽く押さえたときに色が薄くなる場合は赤みタイプ(毛細血管の影響)、押さえても色が変わらない場合は色素沈着タイプと大まかに判断することができます。

なお、ニキビ跡には色の変化だけでなく、肌の凹凸を伴う「陥凹瘢痕(かんおうはんこん)」と呼ばれる状態が同時に存在することもあります。色素沈着のみの場合と、凹みがある場合では治療法が異なりますので、正確な状態はクリニックで診てもらうことをおすすめします。

🔍 4. 自然に消えることはあるのか?回復のタイムライン

ニキビ跡の色素沈着は、適切なケアを続ければ自然に薄くなっていくことがあります。しかし、何もしないでも消えるかどうかは、色素沈着の深さや濃さ、個人の肌のターンオーバーの速さ、紫外線への露出量などによって大きく異なります。

皮膚にはターンオーバーと呼ばれる肌の新陳代謝があり、古い細胞が押し上げられ垢として剥がれ落ちる仕組みになっています。通常、このサイクルは約28日程度とされていますが、年齢とともに遅くなっていきます。表皮内にとどまっている比較的浅い色素沈着であれば、ターンオーバーによってメラニンが少しずつ排出され、数ヶ月のうちに自然と薄まっていくことがあります。

一般的なタイムラインとして、軽度の赤みや薄い茶色みであれば3〜6ヶ月程度で目立たなくなることがありますが、濃い色素沈着や真皮にまで達したものは1年以上かかることも珍しくありません。紫外線対策を怠ったり、ニキビが繰り返しできたりすると、さらに長期化することもあります。

重要なのは、「待てば自然に消える」という考えで何もしないでいると、紫外線などの影響で悪化させてしまうリスクがあるということです。少なくとも日焼け止めの使用と、刺激の少ないスキンケアは、色素沈着の回復を助けるうえで欠かせません。

また、ニキビ自体が繰り返し同じ部位にできていると、新しい色素沈着が重なっていくため、一向に改善しないという状況になりがちです。色素沈着を消すためには、まずニキビができにくい肌環境を整えることも同時に重要です。

💪 5. 悪化させてしまうNG行動

ニキビ跡の色素沈着を改善しようとしているのに、知らず知らずのうちに悪化させてしまっている行動があります。以下に代表的なNG行動を挙げますので、心当たりがないかチェックしてみてください。

まず最も多い失敗が、日焼け止めを塗らないことです。紫外線はメラノサイトを刺激してメラニンの産生を促します。ニキビ跡がある部位では特に色素沈着が濃くなりやすく、せっかく薄まりかけていた色素沈着が元に戻ったり、さらに濃くなったりすることがあります。曇りの日や室内でも紫外線は降り注ぐため、年間を通じての紫外線対策が必要です。

次に、ニキビを手で触ったり、つぶしたりすることです。ニキビに手を加えると、雑菌が入り込んで炎症が悪化したり、メラニンの産生が促進されたりして、色素沈着がより濃く長引く結果になります。「もうすぐ治りそう」と思っても、手出しをしないことが重要です。

洗顔のしすぎや強いこすり洗いも問題です。肌を清潔に保つことは大切ですが、必要以上に洗いすぎると肌のバリア機能が低下し、炎症が起きやすくなります。また、タオルで強くこすることも物理的な刺激となり、色素沈着を悪化させる原因になります。洗顔は泡を使って優しく洗い、タオルも押さえるようにして水分を拭き取るのが理想です。

刺激の強いスキンケア製品の使用も注意が必要です。アルコールが高濃度に含まれた化粧水や、界面活性剤の強いクレンジングなどは、肌のバリア機能を弱めることがあります。色素沈着が気になる時期は、できるだけシンプルで肌への刺激が少ない製品を選ぶことをおすすめします。

また、自己流のピーリングやスクラブも過剰に行うと逆効果です。適度なピーリングはターンオーバーを促す効果がありますが、頻繁にやりすぎると肌への刺激が大きく、炎症を引き起こして色素沈着を悪化させるリスクがあります。

予約バナー

🎯 6. セルフケアで改善できること・できないこと

ニキビ跡の色素沈着に対して、自宅でのセルフケアができることとできないことをはっきりと理解しておくことは、適切なケアと治療を選ぶうえで大切です。

セルフケアで期待できる効果としては、色素沈着のこれ以上の悪化を防ぐこと、ターンオーバーを整えて徐々に薄くしていくこと、肌のコンディションを整えて治癒を助けることなどが挙げられます。日焼け止めの使用、保湿の維持、美白成分を含むスキンケアの使用などが、セルフケアの主な手段です。

一方で、セルフケアだけでは限界がある部分もあります。真皮にまで達した深い色素沈着は、ターンオーバーだけでは排出されないため、市販のスキンケア製品だけではなかなか改善しません。また、長年放置して固定化してしまったような色素沈着も、セルフケアだけで消すのは難しいとされています。

セルフケアを行う際に気をつけたいのは、効果を焦って複数の製品を一度に試したり、刺激の強いものを取り入れたりしないことです。色素沈着に良いと言われる成分を重ねるあまり、肌に負担をかけてしまうケースも少なくありません。まずは日焼け止めと保湿をしっかり行うことを基本として、その上に美白スキンケアを取り入れる形が理想的です。

また、セルフケアで改善しない場合や、色素沈着が濃くてなかなか薄まらない場合は、皮膚科やクリニックへの相談を検討することをおすすめします。医師の判断のもとで処方される薬やクリニックの施術は、セルフケアでは届かない部分にアプローチすることができます。

💡 7. ドラッグストアで買える成分と選び方

市販のスキンケア製品でも、ニキビ跡の色素沈着に効果が期待できる成分が含まれているものがあります。ここでは、科学的な根拠が認められている成分を中心に紹介します。

まず、ビタミンC誘導体(アスコルビン酸誘導体)です。ビタミンCはメラニンの合成を阻害する作用があり、美白効果が期待できます。ただし、ビタミンCは不安定な成分で酸化しやすいため、安定化させた「誘導体」の形で配合されることがほとんどです。アスコルビルグルコシド、アスコルビン酸2-グルコシドなどが代表的で、日本では「美白有効成分」として認められているものもあります。

次に、トラネキサム酸です。もともとは止血薬として使われていた成分ですが、メラニン産生を促すプロスタグランジンという物質の働きを抑える作用があるとされており、市販の美白化粧品にも広く使われています。敏感肌でも比較的使いやすい成分とされています。

アルブチンも代表的な美白成分のひとつです。チロシナーゼと呼ばれるメラニン合成に関わる酵素の働きを阻害することで、色素沈着を抑える効果が期待できます。市販の美白化粧品に広く配合されており、比較的安定した成分です。

ナイアシンアミド(ビタミンB3)は、近年特に注目されている成分です。メラニンが表皮細胞に移行するのを防ぐ作用があるとされており、色素沈着を薄くする効果が期待されています。また、皮脂分泌の調整や肌のバリア機能改善にも役立つとされており、ニキビができやすい肌との相性も良い成分と言えます。

レチノール(ビタミンA誘導体)は、ターンオーバーを促進することで色素沈着を早く薄める効果が期待できます。ただし、刺激が強く乾燥や赤みが出やすいため、低濃度のものから始め、肌の状態を見ながら使用することが重要です。

製品を選ぶ際には、自分の肌への刺激の少ないものを選ぶことが大切です。「美白」や「ブライトニング」などの表示がある製品に、上記の成分が含まれているかを成分表示で確認してみてください。また、どんなに優れた美白成分が入っていても、日焼け止めと組み合わせて使わなければ効果は十分に発揮されません。美白スキンケアと日焼け止めはセットで考えましょう。

📌 8. クリニックで受けられる治療法の種類

セルフケアでは改善が難しい色素沈着に対して、クリニックでは複数の治療法が用意されています。それぞれの特徴や適応を理解したうえで、自分に合った治療を選ぶことが大切です。以下に代表的な治療法を説明します。

✅ 医療機関で処方される外用薬

まず、クリニックで処方される外用薬(塗り薬)として代表的なのが、ハイドロキノンです。ハイドロキノンはメラニン産生細胞(メラノサイト)の働きを強力に抑える成分で、「肌の漂白剤」とも呼ばれるほど美白効果が高いとされています。日本では市販品には濃度の規制があり、高濃度のものは医師の処方が必要です。副作用として接触性皮膚炎が出ることもあるため、医師の指導のもとで使用することが重要です。

トレチノインも処方薬として使われることがあります。レチノイン酸とも呼ばれるビタミンA誘導体で、ターンオーバーを強力に促進する作用があります。使用初期に赤みや皮剥けが生じることがあり、刺激が強い薬剤ですが、色素沈着を早めに改善する効果が期待できます。ハイドロキノンと組み合わせて使われることも多いです。

📝 レーザー治療

レーザー治療は、クリニックで受けられる治療の中でも特に効果が高いと期待される方法のひとつです。色素沈着に対してよく使われるのが、Qスイッチレーザーやピコ秒レーザー(ピコレーザー)です。これらのレーザーは、メラニン色素に選択的に反応し、色素沈着を分解・破壊する作用があります。

ピコレーザーは照射時間が極めて短く(ピコ秒=1兆分の1秒)、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えながら色素を効率よく破壊できる特徴があります。比較的ダウンタイムが少なく、複数回の施術でニキビ跡の色素沈着を改善できることが多いです。

また、フラクショナルレーザーは肌に微細な穴を開けることでターンオーバーを促し、色素沈着だけでなく肌の質感の改善にも効果が期待できます。色素沈着と凹みのある瘢痕が混在している場合に特に有効とされています。

🔸 光治療(IPL)

IPL(Intense Pulsed Light)はレーザーとは異なり、複数の波長の光を照射する治療法です。メラニン色素や拡張した血管に反応し、色素沈着や赤みを改善する効果が期待できます。1回あたりの効果はレーザーに比べて緩やかですが、ダウンタイムが少なく、複数回施術することで効果が蓄積されていきます。ニキビ跡の色素沈着のほか、毛穴の開きや肌の色ムラなど、複数の肌悩みに同時にアプローチできるのが特徴です。

⚡ ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を皮膚に塗布して古い角質を溶かし、ターンオーバーを促進する治療法です。グリコール酸(AHA)やサリチル酸(BHA)などが使われることが多く、表皮に蓄積したメラニンを排出する助けをします。比較的手軽に受けられ、ダウンタイムも少ないですが、効果は表皮の浅い部分に限られるため、深い色素沈着には複数回の施術が必要です。ニキビを予防する効果も期待できるため、ニキビが繰り返しできやすい方にも向いています。

🌟 イオン導入・エレクトロポレーション

イオン導入は、微弱な電流を使って美白成分(ビタミンCなど)を肌の深部に浸透させる治療法です。塗るだけでは届きにくい成分を効率よく届けることで、色素沈着の改善を助けます。エレクトロポレーションはより強力な浸透技術を使うもので、高分子の成分も浸透させることができます。単独での効果はやや限定的ですが、他の治療法と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

💬 内服薬(飲み薬)

クリニックでは内服薬として、トラネキサム酸やビタミンC、ビタミンEなどが処方・推奨されることがあります。外用薬と違って全身に作用するため、広範囲の色素沈着に対してアプローチができます。ただし、効果が出るまでに時間がかかることが多く、外用治療や施術と組み合わせることが多いです。

✨ 9. 治療を受けるべき目安とクリニック選びのポイント

ニキビ跡の色素沈着にセルフケアを続けるべきか、クリニックで治療を受けるべきかの判断は、多くの方が悩むところです。以下のような場合には、クリニックへの相談を検討することをおすすめします。

まず、3〜6ヶ月以上セルフケアを続けても色素沈着が目に見えて改善しない場合です。表皮にとどまる色素沈着であれば、適切なケアで数ヶ月のうちに変化が見られることが多いですが、改善の兆しがまったく見えない場合は深い部位にメラニンが落ち込んでいる可能性があり、セルフケアだけでは対処しきれないことがあります。

また、色素沈着が濃く、日常生活やメイクの妨げになっているような場合も、クリニックに相談するタイミングです。精神的なストレスも大きいでしょうし、早めに専門家の力を借りることで解決への道筋が開けることがあります。

ニキビ自体がなかなか治まらず、次々と新しいニキビができて色素沈着が増え続けている場合も、皮膚科やクリニックでの相談が有効です。ニキビ治療と色素沈着治療を並行して行うことで、根本的な解決が見えてきます。

クリニックを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意することをおすすめします。まず、皮膚科専門医や美容皮膚科の医師が在籍しているかを確認しましょう。ニキビ跡の状態は一人ひとり異なるため、医師がしっかりと診察してくれるクリニックを選ぶことが大切です。

次に、カウンセリングが丁寧で、治療内容やリスクについてきちんと説明してくれるクリニックを選ぶことも重要です。色素沈着の治療は一朝一夕に結果が出るものではなく、複数回の施術が必要なこともあります。施術の回数や費用、ダウンタイム、期待できる効果について事前に十分な説明を受けられるかを確認しましょう。

また、使用している機器や薬剤の品質も重要なポイントです。最新の機器を導入しているかどうかを確認することも一つの目安になります。費用については、安さだけで選ぶのではなく、費用対効果をしっかりと検討することをおすすめします。

アイシークリニック新宿院では、一人ひとりの肌の状態に合わせたニキビ跡治療のプランをご提案しています。ニキビ跡の色素沈着でお悩みの方は、まずはカウンセリングにてご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ニキビ跡の色素沈着を長期間放置されてからご来院される患者様も多く、早めのケアや受診が改善への近道になることを日々実感しています。色素沈着は種類や深さによって最適なアプローチが異なるため、セルフケアで効果が感じられない場合は、焦らずまず専門家にご相談いただくことをおすすめします。一人ひとりの肌の状態に寄り添いながら、丁寧に治療プランをご提案してまいりますので、どうぞお気軽にご来院ください。」

🔍 よくある質問

ニキビ跡の色素沈着は自然に消えますか?

表皮にとどまる浅い色素沈着であれば、肌のターンオーバーによって3〜6ヶ月程度で自然に薄まることがあります。ただし、真皮まで達した深い色素沈着は1年以上かかる場合もあります。紫外線対策を怠ると悪化するリスクがあるため、何もしないで放置するのは避けましょう。

ニキビ跡の赤みと茶色いシミはどう見分けますか?

指で軽く押さえたときに色が薄くなれば、拡張した毛細血管による「赤みタイプ(PIE)」の可能性が高いです。押さえても色が変わらない場合は、メラニンが蓄積した「色素沈着タイプ(PIH)」と大まかに判断できます。正確な診断はクリニックでの診察をおすすめします。

ドラッグストアで買える美白成分はどれが効果的ですか?

科学的根拠のある成分として、ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチン・ナイアシンアミドなどが挙げられます。ただし、どんな美白成分も日焼け止めと併用しなければ効果は十分に発揮されません。美白スキンケアと紫外線対策はセットで取り組むことが大切です。

ニキビ跡にやってはいけないNG行動は何ですか?

主なNG行動は、①日焼け止めを塗らない、②ニキビを手でつぶす・触る、③強くこすり洗いをする、④刺激の強いスキンケア製品を使う、⑤ピーリングやスクラブを過剰に行う、の5つです。これらは炎症を悪化させ、色素沈着をより濃く・長引かせる原因になります。

クリニックではどのような治療が受けられますか?

アイシークリニックをはじめとするクリニックでは、ハイドロキノン・トレチノインなどの処方外用薬、ピコレーザーなどのレーザー治療、IPL光治療、ケミカルピーリング、イオン導入、内服薬など多様な治療法を提供しています。色素沈着の種類や深さによって最適な治療が異なるため、まずはカウンセリングでご相談ください。

💪 まとめ

ニキビ跡の色素沈着は、炎症によって過剰に産生されたメラニンが肌に蓄積することで生じる状態です。赤みのタイプや茶色みのタイプなど、見た目や性質によっていくつかの種類があり、それぞれに適したアプローチが異なります。

セルフケアとして最も重要なのは、日焼け止めによる紫外線対策と、保湿によるバリア機能の維持です。その上で、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、ナイアシンアミドなどの美白成分を含むスキンケア製品を継続的に使用することが、色素沈着の改善につながります。ただし、ニキビをつぶす、強くこするなどのNG行動は色素沈着を悪化させるため、避けることが大切です。

セルフケアで改善が見られない場合や、色素沈着が濃くて日常生活に支障をきたしている場合には、クリニックでの治療を検討しましょう。ハイドロキノンやトレチノインなどの処方薬、レーザー治療、IPL、ケミカルピーリングなど、セルフケアを超えたアプローチが可能です。

色素沈着の改善には時間がかかることが多く、焦りは禁物ですが、正しい知識と適切なケア・治療を続けることで着実に改善することは可能です。悩みを一人で抱え込まず、専門家に相談することも積極的に考えてみてください。自分の肌に合ったアプローチを見つけ、ニキビ跡の色素沈着と上手に向き合っていきましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の炎症メカニズム、炎症後色素沈着(PIH)の定義・分類、および治療ガイドラインに関する情報
  • 厚生労働省 – ハイドロキノン・トレチノインなどの医薬品成分の承認情報、および美白有効成分(アスコルビン酸誘導体・アルブチン・トラネキサム酸など)に関する薬事規制・承認情報
  • PubMed – 炎症後色素沈着(PIH)の発症メカニズム、レーザー治療・ケミカルピーリング・外用薬の有効性に関する国際的な査読済み臨床研究論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

プロフィールを見る

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

プロフィールを見る

電話予約
0120-780-194
1分で入力完了
簡単Web予約