耳の後ろのリンパが腫れる原因と対処法|注意すべき症状とは

👇 こんな経験ありませんか?

💬 耳の後ろにしこりがある…
💬 触るとなんか痛い気がする…
💬 腫れてる?なんで?病院行くべき?

✅ この記事を読めば原因・危険なサイン・受診タイミングがすべてわかります。

⚠️ 放置していると手遅れになるケースもあります。まず30秒だけ読んでみてください。

ふと気づいたら耳の後ろにしこりのようなものがある、触ると少し痛む、なんとなく腫れているような気がする——そんな経験をしたことはないでしょうか。耳の後ろにはリンパ節が集まっており、体の免疫反応や炎症が起きたときに腫れやすい場所の一つです。多くの場合は風邪などの感染症に伴う一時的なものですが、なかには注意が必要な病気が隠れていることもあります。この記事では、耳の後ろのリンパが腫れる原因や考えられる疾患、受診の目安について詳しく解説していきます。


目次

  1. 📌 耳の後ろにあるリンパ節とは?
  2. 📌 耳の後ろのリンパが腫れる主な原因
  3. 📌 耳の後ろのリンパ腫れと関連する主な疾患
  4. 🚨 すぐに受診すべき危険なサイン
  5. 🔸 耳の後ろのリンパ腫れの診断・検査方法
  6. ✅ 耳の後ろのリンパ腫れの治療法
  7. 💡 自宅でできるケアと注意点
  8. ⚡ 耳の後ろのリンパ腫れを予防するために
  9. 🏥 何科を受診すればよいか
  10. 📋 まとめ

💡 この記事のポイント

耳の後ろのリンパ節腫脹は風邪などの感染症が最多原因だが、2〜4週間以上持続・硬化・全身症状を伴う場合は悪性疾患の可能性もあり、早期受診が重要。

💡 耳の後ろにあるリンパ節とは?

リンパ節は全身に約600〜800個存在するとされており、免疫システムの要として働く小さな臓器です。細菌やウイルスなど異物をリンパ液から取り除き、白血球が病原体と戦う場所として機能しています。

耳の後ろに位置するリンパ節は「後耳介リンパ節(こうじかいリンパせつ)」と呼ばれ、耳介(外耳)の後方、乳様突起(にゅうようとっき)と呼ばれる骨の周辺に存在しています。通常は直径1cm以下で、やわらかく表面はなめらか、無痛の状態です。この部位のリンパ節は、頭皮・耳・首の周辺から流れてくるリンパ液をろ過する役割を担っています。

頭皮や耳、首のあたりに炎症や感染が起きると、そのリンパ液が後耳介リンパ節に集まり、リンパ節が活発に働くことで腫れが生じます。これは体が正常に免疫反応を起こしているサインであることが多いのですが、腫れの程度や持続期間によっては、何らかの疾患のサインである可能性もあります。

また、耳の後ろには後耳介リンパ節のほか、後頭リンパ節なども近接しており、これらが腫れることで「耳の後ろが腫れた」と感じる場合もあります。頭頸部全体のリンパの流れを理解することで、なぜその場所が腫れるのかを把握しやすくなります。

Q. 耳の後ろのリンパ節とはどのような役割をもつ部位ですか?

耳の後ろにある「後耳介リンパ節」は、頭皮・耳・首周辺のリンパ液をろ過する免疫器官です。通常は直径1cm以下で柔らかく無痛ですが、周辺に炎症や感染が生じると免疫反応として腫れることがあります。 —

📌 耳の後ろのリンパが腫れる主な原因

耳の後ろのリンパが腫れる原因はさまざまですが、大きく分けると「感染症によるもの」「皮膚や頭皮の炎症によるもの」「全身性の疾患によるもの」「悪性疾患によるもの」に分類できます。それぞれの詳細を見ていきましょう。

✅ 感染症によるリンパ節の腫れ

最も頻度が高い原因が感染症です。風邪(上気道炎)や扁桃炎、咽頭炎などウイルスや細菌による感染が起きると、免疫細胞が病原体と戦うためにリンパ節が活性化し、腫れることがあります。これを「反応性リンパ節腫脹」と呼びます。

特に子どもの場合、軽度の感染症でもリンパ節が腫れやすく、耳の後ろや首のリンパ節が目に見えて膨らむことがあります。感染が治まれば、数週間以内にリンパ節も自然と縮小していきます。

また、中耳炎や外耳炎などの耳の炎症も、耳の後ろのリンパ節に影響を与えます。耳の周囲の感染はリンパ液の流れを通じて後耳介リンパ節に直接影響するため、腫れが顕著に現れることがあります。

📝 頭皮や皮膚の炎症

頭皮に湿疹、脂漏性皮膚炎、毛囊炎(もうのうえん)などがある場合も、耳の後ろのリンパ節が腫れることがあります。頭皮の皮膚疾患は見えにくいため見落とされることも多く、リンパ節の腫れで初めて気づくケースもあります。

耳たぶや耳の後ろ自体に傷や虫刺されがあり、そこから細菌感染が起きた場合にも、近接する後耳介リンパ節が腫れることがあります。ピアスホールの感染も原因となり得ます。

🔸 歯や口腔内の感染

歯周病や歯の根元の感染(根尖性歯周炎)などが進行すると、顎や耳のあたりのリンパ節が腫れることがあります。口腔内の感染は顔面・頸部のリンパ節全般に影響しやすく、耳周囲のリンパ節も例外ではありません。

⚡ ウイルス性疾患(EBウイルスなど)

伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)は、EBウイルス(エプスタイン・バーウイルス)の感染によって引き起こされる疾患で、特に若い世代に多く見られます。発熱・咽頭痛・全身倦怠感とともに、リンパ節の腫れが顕著に現れます。後耳介リンパ節や頸部リンパ節が腫れることが多く、「キスで感染する病気」ともいわれます。

また、麻疹(はしか)や風疹(三日はしか)も、リンパ節の腫れを引き起こします。特に風疹では後耳介リンパ節が腫れやすいことが特徴で、診断の重要な手がかりとなります。

✨ 耳の後ろのリンパ腫れと関連する主な疾患

🌟 風疹(三日はしか)

風疹は風疹ウイルスによる感染症で、発熱・発疹・リンパ節腫脹が三大症状とされています。特に後耳介リンパ節や後頭リンパ節の腫れが特徴的で、発疹が現れる前から腫れが始まることがあります。妊娠初期の女性が感染すると胎児に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

ワクチン接種による予防が有効ですが、接種歴のない成人もいるため、発熱・発疹とともに耳の後ろが腫れた場合は風疹の可能性を念頭に置く必要があります。

💬 中耳炎・外耳炎

中耳炎は鼓膜の奥(中耳)に細菌やウイルスが感染して炎症を起こす疾患で、子どもに多く見られます。外耳炎は外耳道(耳の穴の外側の部分)に起こる炎症です。いずれも耳の後ろのリンパ節腫脹を引き起こすことがあり、耳の痛みや聞こえにくさ、耳だれなどを伴うことが多いです。

乳様突起炎(にゅうようとっきえん)は中耳炎が進行して耳の後ろの骨(乳様突起)に炎症が及んだ状態で、耳の後ろが赤く腫れて強い痛みを伴います。この場合は速やかな医療機関の受診が必要です。

✅ 伝染性単核球症

EBウイルスによる伝染性単核球症では、首や耳の後ろのリンパ節が複数かつ著明に腫れることが特徴です。38〜39度の発熱が続き、喉の激しい痛み(扁桃炎に似た症状)、肝脾腫(肝臓・脾臓の肥大)を伴うこともあります。血液検査で異型リンパ球の増加や肝機能異常が確認されます。

特に治療期間中の激しい運動は脾臓破裂のリスクがあるため注意が必要です。多くは安静と対症療法で回復しますが、適切な診断と管理が重要です。

📝 頭皮の感染症(白癬・毛囊炎)

頭部白癬(しらくも)は真菌(カビ)による感染症で、主に小児に見られます。頭皮の炎症が起きると後耳介リンパ節などが腫れることがあります。また、毛囊炎(毛穴の細菌感染)が頭皮に多発している場合も同様のリンパ節腫脹が起こりえます。

🔸 悪性リンパ腫・白血病

悪性リンパ腫はリンパ系の細胞ががん化する疾患で、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に大別されます。頸部や耳の後ろのリンパ節が無痛性に腫れることが多く、発熱・寝汗・体重減少(B症状と呼ばれます)を伴うこともあります。

また、白血病では全身のリンパ節が腫れることがあります。これらの悪性疾患では、リンパ節が硬く、動きにくく(周囲に固定されている)、痛みが少ないという特徴があることが多いです。ただし、これだけで悪性・良性を判断することはできないため、気になる場合は医師への相談が必要です。

⚡ 転移性リンパ節腫脹

頭頸部がん(咽頭がん・喉頭がん・口腔がん・甲状腺がんなど)が進行すると、リンパ節への転移が起こることがあります。耳の後ろのリンパ節に転移が生じると、この部位の腫れとして現れることがあります。中高年以上で、喫煙・飲酒歴のある方で耳の後ろのリンパ節が腫れて長引く場合は特に注意が必要です。

🌟 サルコイドーシス・その他の肉芽腫性疾患

サルコイドーシスは原因不明の全身性炎症疾患で、リンパ節・肺・皮膚などに肉芽腫(にくがしゅ)が形成されます。頸部リンパ節も腫れることがあり、耳の後ろが腫れることもあります。猫ひっかき病(バルトネラ菌による感染)も、リンパ節腫脹の原因として知られています。

Q. 風疹にかかるとなぜ耳の後ろが腫れるのですか?

風疹の三大症状は発熱・発疹・リンパ節腫脹で、特に後耳介リンパ節や後頭リンパ節が腫れやすい点が特徴です。発疹が出る前からリンパ節の腫れが始まることもあります。ワクチン未接種の成人も感染リスクがあるため注意が必要です。 —

🔍 すぐに受診すべき危険なサイン

多くのリンパ節腫脹は自然に軽快しますが、以下のような症状が見られる場合は、放置せず早めに医療機関を受診することが重要です。

まず、リンパ節が急速に大きくなる場合です。数日で急激に腫れが増大している、あるいは直径2〜3cmを超えるような腫れは、単なる感染症以外の原因を考える必要があります。

次に、腫れが2〜4週間以上続く場合です。感染症による反応性リンパ節腫脹であれば、原因となる感染が治まれば通常4週間以内に縮小します。それ以上持続する場合は精密検査が必要です。

リンパ節が硬い場合も注意が必要です。悪性腫瘍に伴うリンパ節は、硬い(石のような硬さ)、周囲の組織と癒着して動かない(可動性の低下)などの特徴を示すことがあります。

さらに、高熱が続く・体重が急激に減る・夜中に大量の汗をかく(盗汗)などの全身症状を伴う場合も要注意です。これらは悪性リンパ腫のB症状として知られており、速やかな受診が必要です。

耳の後ろが赤くなり、強い痛みを伴う場合は乳様突起炎などの可能性があり、早急な対応が求められます。また、複数の箇所のリンパ節が同時に腫れている場合も、全身性の疾患を疑い受診することが勧められます。

💪 耳の後ろのリンパ腫れの診断・検査方法

耳の後ろのリンパ腫れを訴えて受診した場合、医師はまず詳しい問診と身体診察を行います。いつから腫れているか、痛みの有無、発熱・咽頭痛・発疹などの随伴症状、最近の感染症の既往、海外渡航歴、動物との接触歴などが確認されます。

身体診察では、腫れているリンパ節の大きさ・硬さ・可動性・圧痛(押したときの痛み)を確認します。また、耳・鼻・咽頭・口腔内、そして頸部全体のリンパ節を丁寧に診察します。

💬 血液検査

白血球数や白血球分画、CRP(炎症反応)、肝機能などを調べることで、感染症の有無や炎症の程度を把握します。伝染性単核球症が疑われる場合はEBウイルスの抗体検査、風疹が疑われる場合は風疹抗体検査などが追加されます。悪性疾患が疑われるときはLDH(乳酸脱水素酵素)などのマーカーも確認します。

✅ 画像検査

超音波(エコー)検査はリンパ節の大きさ・内部構造・周囲の組織との関係を調べるのに適しており、体への負担が少なく外来でも実施できます。腫れの状態をより詳しく調べる必要がある場合は、CT検査やMRI検査が行われます。これらの画像検査によって、リンパ節の腫れの広がりや、周囲の臓器との関係を把握することができます。

📝 リンパ節生検

画像検査や血液検査だけでは診断がつかない場合、または悪性疾患が強く疑われる場合には、リンパ節生検(リンパ節の一部または全部を切除して組織を調べる検査)が行われます。これによって確定診断が得られ、適切な治療方針を決定することができます。

Q. 耳の後ろのリンパ腫れで悪性疾患を疑うサインは何ですか?

悪性リンパ腫や転移性リンパ節腫脹では、リンパ節が石のように硬い・周囲の組織と癒着して動きにくい・痛みが少ないといった特徴が見られます。さらに発熱・寝汗・急激な体重減少(B症状)を伴う場合は速やかな受診が必要です。 —

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🎯 耳の後ろのリンパ腫れの治療法

治療法は、リンパ節が腫れている原因によって大きく異なります。

🔸 感染症による腫れの治療

風邪などのウイルス感染が原因の場合、特別な治療は必要なく、安静・水分補給・解熱剤などの対症療法で回復を待ちます。細菌感染が原因の場合(扁桃炎、中耳炎、歯の感染など)は、抗菌薬(抗生物質)の投与が行われます。適切な抗菌薬を使用することで、原因となる感染が改善すれば、リンパ節の腫れも数週間以内に落ち着くことが多いです。

⚡ 頭皮・皮膚疾患の治療

頭皮の湿疹や脂漏性皮膚炎に対しては、ステロイド薬や抗真菌薬の配合されたシャンプー・外用薬などが使用されます。毛囊炎が原因の場合は、抗菌薬の内服や外用が行われます。皮膚の炎症が改善されれば、それに伴ってリンパ節の腫れも治まっていきます。

🌟 悪性疾患の治療

悪性リンパ腫や転移性リンパ節腫脹の場合は、原発巣(もとのがん)や病期(ステージ)に応じた専門的な治療が必要です。化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法、手術療法などが組み合わせて行われます。早期発見・早期治療が予後を大きく左右するため、リンパ節の腫れを軽視せず、早めの受診が大切です。

💬 乳様突起炎の治療

乳様突起炎は入院のうえ、点滴による抗菌薬治療が必要です。炎症が骨に及んでいる場合や内科的治療で改善しない場合は、外科的な処置(乳様突起削開術など)が行われることもあります。

💡 自宅でできるケアと注意点

耳の後ろのリンパ節腫れに気づいた場合、自宅でできることは限られますが、いくつかのポイントを心がけることが大切です。

まず、腫れているリンパ節を強く押したり、マッサージしたりすることは控えましょう。リンパ節に炎症がある状態で過度な刺激を与えると、痛みが増したり、炎症が広がる可能性があります。「リンパマッサージをすれば腫れが引く」と思っている方もいらっしゃいますが、リンパ節そのものが腫れている場合には逆効果になることがあるので注意が必要です。

次に、十分な休息と睡眠を確保することが免疫力の維持・回復に役立ちます。体が感染症と戦っているときは、無理をせず休息をとることが最善です。水分をしっかり補給し、栄養バランスのよい食事を心がけることも体の回復を助けます。

発熱や痛みがある場合は、市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)を用量・用法を守って使用することは許容されますが、根本的な原因の治療にはなりません。症状が改善しない場合や悪化する場合は速やかに医療機関を受診してください。

頭皮に傷や炎症がある場合は、清潔を保ちながら、刺激の少ないシャンプーを使用することが推奨されます。耳のピアスホールが感染している場合は、清潔を保ち、必要であれば医療機関での処置を受けましょう。

なお、市販の消炎鎮痛薬の外用(湿布など)をリンパ節周囲に使用することに科学的根拠は特にありませんが、痛みが強い場合には医師の指示に従って対処してください。

Q. 耳の後ろのリンパが腫れたとき自宅でできるケアは?

腫れているリンパ節を強く押したりマッサージしたりすることは禁物です。炎症を悪化させる恐れがあります。自宅では十分な休息・睡眠・水分補給・栄養バランスのよい食事を心がけることが回復を助けます。2〜4週間以上続く場合は医療機関を受診してください。

📌 耳の後ろのリンパ腫れを予防するために

すべてのリンパ節腫脹を予防することはできませんが、感染症によるリンパ節腫脹については、以下のような対策が一定の効果をもたらします。

✅ 感染症の予防

手洗い・うがいの習慣は、風邪などの上気道感染症の予防に効果的です。ウイルスや細菌による感染を防ぐことは、それに伴うリンパ節腫脹の予防にも直結します。

風疹・麻疹などのワクチン接種を適切に行うことも大切です。特に成人で接種歴が不明な方や未接種の方は、かかりつけ医に相談して予防接種の実施を検討することをお勧めします。

📝 口腔内・歯の健康管理

定期的な歯科受診・口腔ケアは、歯周病や虫歯からくる感染症(そしてそれに伴うリンパ節腫脹)を予防するうえで非常に重要です。口の中を清潔に保つことは、頭頸部全体の健康につながります。

🔸 頭皮・耳のケア

頭皮の清潔を保ち、傷をつけないようにすることも耳の後ろのリンパ節腫脹の予防に役立ちます。耳のピアスをする場合は、清潔な環境で施術を受け、ケア方法を守ることが感染予防になります。

⚡ 免疫力の維持

バランスのよい食事・十分な睡眠・適度な運動・ストレスの管理など、基本的な生活習慣を整えることが免疫力の維持につながります。免疫機能が低下していると感染症にかかりやすくなるため、日々の生活習慣の見直しも予防策の一つです。

✨ 何科を受診すればよいか

耳の後ろのリンパが腫れた場合、どの診療科を受診すればよいか迷う方も多いと思います。症状や原因によって適切な科が異なりますが、まずはかかりつけの内科または耳鼻咽喉科に相談するのが一般的です。

耳の痛みや耳だれ、聞こえにくさなど耳の症状が伴う場合は耳鼻咽喉科が適しています。中耳炎・外耳炎・乳様突起炎などの耳の疾患はもちろん、咽頭炎・扁桃炎など上気道の感染症に伴うリンパ節腫脹にも対応できます。

発熱や全身症状を伴う場合、または原因がはっきりしない場合は内科(総合内科)への受診も適しています。血液疾患(悪性リンパ腫・白血病など)が疑われる場合は血液内科、頭頸部がんの転移が疑われる場合は頭頸部外科や耳鼻咽喉科(腫瘍専門)に紹介されることがあります。

小児の場合は、まず小児科に相談するとスムーズです。子どものリンパ節腫脹は成人よりも高頻度で見られますが、適切な診察によって原因を特定することが大切です。

皮膚科は、頭皮の湿疹・脂漏性皮膚炎・毛囊炎・白癬など、皮膚や頭皮の疾患が原因と考えられる場合に適しています。

いずれの場合も、「どこに行けばよいかわからない」と感じたらまずはかかりつけ医や内科を受診し、必要に応じて専門科に紹介してもらうのが現実的な方法です。受診を先延ばしにすることなく、気になったら早めに相談することが大切です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「耳の後ろのリンパ節の腫れは、当院でもご相談いただくことが多い症状の一つです。多くの場合は風邪などの感染症に伴う一時的なものですが、最近の傾向として「しばらく様子を見ているうちに長引いてしまった」というケースも少なくなく、2〜4週間以上続く場合や、硬さ・大きさ・全身症状が気になる場合は、ためらわずに早めにご受診いただくことをお勧めします。「たいしたことないかも」と感じる症状であっても、専門家の目で確認することが安心への第一歩ですので、気になったらどうぞお気軽にご相談ください。」

🔍 よくある質問

耳の後ろのリンパが腫れる原因で最も多いものは何ですか?

最も頻度が高い原因は、風邪(上気道炎)や扁桃炎などの感染症です。ウイルスや細菌に対して免疫細胞が反応することでリンパ節が活性化し、腫れが生じます。これを「反応性リンパ節腫脹」といい、感染が治まれば数週間以内に自然と縮小することがほとんどです。

耳の後ろのリンパの腫れはどのくらい続いたら受診すべきですか?

腫れが2〜4週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。感染症による腫れであれば通常4週間以内に縮小しますが、それ以上続く場合や、急速に大きくなる・硬くて動かない・発熱や体重減少を伴うといった場合は、精密検査が必要なことがあります。

耳の後ろのリンパが腫れたとき、何科を受診すればよいですか?

耳の痛みや耳だれなど耳の症状を伴う場合は耳鼻咽喉科、発熱や全身症状がある場合や原因がはっきりしない場合は内科が適しています。小児の場合はまず小児科に相談するとスムーズです。「どこに行けばよいかわからない」場合は、かかりつけ医に相談して専門科への紹介を受けるのが現実的な方法です。

耳の後ろのリンパの腫れを自宅でマッサージしても大丈夫ですか?

リンパ節そのものが腫れている場合、強く押したりマッサージしたりすることは控えてください。炎症があるリンパ節に過度な刺激を与えると、痛みが増したり炎症が広がる可能性があります。自宅では十分な休息・睡眠・水分補給・栄養バランスのよい食事を心がけることが、体の回復を助けます。

耳の後ろのリンパの腫れが悪性疾患のサインである場合、どんな特徴がありますか?

悪性リンパ腫や転移性リンパ節腫脹では、リンパ節が石のように硬い・周囲の組織と癒着して動きにくい・痛みが少ないといった特徴が見られることがあります。また、発熱・寝汗・急激な体重減少(B症状)を伴う場合も要注意です。ただし、これらだけで悪性・良性を自己判断することは難しいため、気になる場合は早めにご受診ください。

💪 まとめ

耳の後ろのリンパ節(後耳介リンパ節)が腫れる原因は多岐にわたります。最も多いのは風邪などの感染症に伴う一時的な反応性腫脹ですが、風疹・伝染性単核球症・中耳炎・頭皮の炎症から、まれには悪性リンパ腫や転移性リンパ節腫脹まで、さまざまな疾患が背景にある可能性があります。

腫れが2〜4週間以上続く、急速に大きくなる、硬くて動かない、発熱や体重減少などの全身症状を伴うといった場合は、放置せず早めに医療機関を受診することが重要です。自己判断で「たいしたことない」と見過ごすのではなく、長引く症状は専門家に診てもらうことが安心への近道です。

アイシークリニック新宿院では、耳の後ろの腫れや体の異変など、お体に関するお悩みに対して丁寧な診察・検査を行っております。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。早期の発見・対処が、体の健康を守ることにつながります。

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📚 参考文献

  • 国立感染症研究所 – 風疹の症状(後耳介リンパ節腫脹・発疹・発熱の三大症状)、妊娠中の感染リスク、ワクチン接種による予防に関する情報の参照
  • 厚生労働省 – 風疹・麻疹のワクチン接種推奨や感染症対策に関する公式情報、予防接種の重要性に関する根拠の参照
  • PubMed – 耳後部・頸部リンパ節腫脹の原因鑑別(反応性腫脹・悪性リンパ腫・伝染性単核球症など)、診断基準および治療方針に関する医学的エビデンスの参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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