
⚡ 「何回通えばいいの?」「間隔ってなんで決まってるの?」——その答え、全部この記事にあります。
医療脱毛の効果を最大限に引き出すカギは「毛周期」を知ること。これを知らずに通い続けると、お金も時間もムダになるリスクがあります。
- 毛周期(ヘアサイクル)とは何か
- 毛周期の3つのステージを詳しく解説
- 医療脱毛のメカニズム|なぜレーザーで毛が生えなくなるのか
- 毛周期と医療脱毛の関係|成長期だけに効果がある理由
- 部位ごとに異なる毛周期の特徴
- 毛周期に合わせた適切な施術間隔とは
- 医療脱毛が複数回必要な理由
- 毛周期を乱す生活習慣と脱毛効果への影響
- 効果を高めるために自分でできること
- 医療脱毛の効果が出るまでの期間の目安
💡 この記事のポイント
医療脱毛はメラニン色素が豊富な「成長期」の毛にのみ効果を発揮するため、毛周期がバラバラな毛すべてにアプローチするには複数回の施術が必要であり、部位ごとの毛周期に合わせた適切な施術間隔を守ることが効果を最大化する鍵となる。
💡 毛周期(ヘアサイクル)とは何か
私たちの体に生えている毛は、一定のサイクルに従って成長と脱落を繰り返しています。このサイクルのことを「毛周期」または「ヘアサイクル」と呼びます。毛は一度抜けてしまうと終わりではなく、同じ毛穴から再び新しい毛が生えてきます。この繰り返しの仕組みが毛周期です。
毛周期は大きく「成長期」「退行期」「休止期」の3つのフェーズに分けられます。それぞれの期間はおおよそ決まっており、毛の太さや硬さ、生えている部位によっても異なります。頭髪の毛周期は一般的に2〜6年と長い一方で、脇や足など体の毛は数か月から1年程度と比較的短いです。
この毛周期の存在が、医療脱毛を1回では完了できない大きな理由です。施術のタイミングによって効果が異なるため、毛周期の理解は脱毛を行ううえで非常に重要な基礎知識となります。
Q. 医療脱毛はなぜ複数回の施術が必要なのか?
医療脱毛のレーザーは「成長期」の毛にしか効果を発揮しません。同じ部位でも毛一本一本の毛周期はバラバラで、成長期・退行期・休止期の毛が常に混在しています。1回の施術でアプローチできるのは全体の一部にすぎないため、異なるタイミングで成長期を迎える毛に順番に対応するには複数回の施術が必要です。
📌 毛周期の3つのステージを詳しく解説
毛周期を構成する3つのステージについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
✅ 成長期(アナゲン期)
成長期は毛周期の中でもっとも長いフェーズであり、毛が活発に成長する時期です。毛根の奥にある「毛乳頭」という組織が活性化し、毛母細胞が分裂を繰り返すことで毛がどんどん伸びていきます。この時期は毛に十分な血流と栄養が供給されており、毛自体が太く、メラニン色素(黒い色素)を豊富に含んでいるのが特徴です。
全体の毛のうち、成長期にある毛は一般的に約80〜85%程度と言われています。ただし、これは頭皮のデータが中心であり、体の部位によって割合は異なります。腕や脚などでは成長期にある毛の割合が頭髪よりも低くなる傾向があります。
医療脱毛にとって、この成長期がもっとも重要なフェーズです。なぜなら、レーザーや光が効果的に作用するのは、メラニン色素が豊富でエネルギーを吸収しやすい成長期の毛だからです。
📝 退行期(カタゲン期)
退行期は成長期と休止期をつなぐ移行段階です。この時期は毛乳頭の活動が低下し、毛の成長がゆっくりと止まっていきます。毛根部分の細胞分裂が終わり、毛が毛包(毛の根元を包む組織)から徐々に切り離されていく過程にあります。
退行期の期間は比較的短く、2〜3週間程度とされています。全体の毛のうち退行期にある毛は約1〜2%程度と非常に少ないとされており、その割合から見てもこの時期がいかに一瞬であるかがわかります。
退行期にある毛は、メラニン色素の量が少なくなり始めているため、医療脱毛のレーザーが吸収されにくく、効果が出にくい状態になっています。
🔸 休止期(テロゲン期)
休止期は毛の成長活動が完全に停止し、毛が毛包の中で休んでいる状態です。毛乳頭と毛根の結びつきが失われ、軽い刺激でも毛が抜けやすくなっています。この時期の終わりには、毛が自然に脱落し、新しい毛が成長期に入ることで次のサイクルが始まります。
休止期の期間は数か月程度で、全体の毛のうち10〜15%程度が休止期にあると言われています。休止期の毛はメラニン色素をほとんど含まず、毛自体が細くなっています。このため、医療脱毛のレーザーを当てても毛根への十分なダメージを与えることができず、脱毛の効果はほとんど期待できません。
休止期が終わると、毛乳頭が再び活性化して次の成長期が始まります。こうして毛は同じ毛穴から何度も生えてくるという仕組みになっているのです。
✨ 医療脱毛のメカニズム|なぜレーザーで毛が生えなくなるのか
医療脱毛がなぜ効果を発揮するのか、そのメカニズムを理解しておくと毛周期との関係がよりわかりやすくなります。
医療脱毛で使用するレーザーや光は、特定の波長のエネルギーを持っており、メラニン色素(黒い色素)に選択的に吸収される性質があります。毛や毛根にはメラニン色素が豊富に含まれているため、照射されたエネルギーが毛を通じて毛根部分に伝わり、熱エネルギーとして変換されます。
この熱によって、毛の成長に必要な「毛乳頭」や「毛母細胞」がダメージを受けます。毛乳頭は毛に栄養を供給し、毛母細胞は毛を作り出す役割を担っています。この2つの組織が熱によって破壊されると、毛が再び成長する力を失い、やがて毛が生えてこなくなるというわけです。
この仕組みを「選択的光熱融解(Selective Photothermolysis)」と呼びます。周囲の皮膚にはできるだけダメージを与えず、メラニン色素を持つ毛根のみにピンポイントでダメージを与えられるため、比較的安全に脱毛を行うことができます。
ただし、この仕組みが効果的に機能するためには、毛にメラニン色素が十分に含まれていること、つまり毛が「成長期」にあることが必要不可欠です。毛のない状態や、休止期・退行期の毛ではメラニン色素が少ないため、レーザーのエネルギーが十分に吸収されず、毛根へのダメージが与えにくくなってしまいます。
Q. 毛周期の3つのステージとそれぞれの特徴は?
毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3段階で構成されます。成長期は毛が活発に伸び、メラニン色素が豊富で医療脱毛の効果が最も出やすい時期です。退行期は毛の成長が止まる移行段階で期間は約2〜3週間、休止期は毛が休眠状態にある時期でメラニン色素がほぼなく、脱毛効果はほとんど期待できません。
🔍 毛周期と医療脱毛の関係|成長期だけに効果がある理由
医療脱毛が成長期の毛にしか効果を発揮できない理由は、前述のとおりメラニン色素の量に関係しています。成長期の毛は太くてメラニン色素を豊富に含んでいるため、レーザーのエネルギーをしっかりと吸収し、毛根に十分な熱ダメージを与えることができます。
一方で、退行期や休止期の毛はメラニン色素が少なく、毛根と毛乳頭の結びつきも弱くなっています。そのため、レーザーを照射しても十分なエネルギーが毛根に届かず、毛母細胞や毛乳頭を効果的に破壊することができません。
さらに、休止期には毛が表面に出ていないケースもあります。毛穴の中に毛が格納されている、あるいは毛がない状態では、レーザーが反応する対象そのものがないため、施術を行っても脱毛効果は得られません。
このことから、医療脱毛は毛周期の中でも「成長期」にある毛に対してのみ有効であるということが明確にわかります。そして1回の施術で成長期にある毛の一部にしかアプローチできないことが、複数回の施術が必要な根本的な理由となっています。
また、毛周期は毛一本一本によってバラバラです。同じ部位の毛であっても、成長期にある毛と休止期にある毛が混在しています。ある施術のタイミングでは全体の毛の一部だけが成長期にあり、次の施術のタイミングでは別の毛が成長期に入っているというように、毛周期がずれながら進んでいます。このため、施術を繰り返すことで、異なるタイミングの毛すべてにアプローチしていく必要があるのです。
💪 部位ごとに異なる毛周期の特徴
毛周期は同じ人でも部位によって大きく異なります。これが、脱毛施術の間隔が部位によって異なる理由です。主な部位の毛周期の特徴を見ていきましょう。
⚡ 顔(産毛・うぶ毛)
顔の毛は比較的細く、毛周期は3〜4か月程度とされており、サイクルが早く回っています。ただし、顔の毛は産毛が多くメラニン色素が少ないため、レーザーの反応が体毛に比べて出にくい場合があります。
🌟 脇(ワキ)
脇の毛は比較的太くてメラニン色素が豊富なため、医療脱毛の効果が出やすい部位の一つです。毛周期は3〜4か月程度で、1サイクルが短い方に属します。施術間隔は一般的に2〜3か月ごとが目安となり、効果が比較的早く実感できる部位です。
💬 脚(すね・太もも)
脚の毛周期は約3〜5か月程度です。脚は面積が広いため施術に時間がかかりますが、毛の質は施術しやすい場合が多いです。施術間隔は3か月前後を目安にすることが多いでしょう。
✅ Vライン・ビキニライン
VIOと呼ばれるデリケートゾーンの毛は比較的太くて硬い傾向があります。毛周期は4〜5か月程度で、施術間隔も他の部位に比べてやや長めになることがあります。皮膚が敏感なエリアでもあるため、施術の際には特別な配慮が必要です。
📝 背中・お腹
背中やお腹の毛は個人差が大きく、毛周期は3〜5か月程度とされています。面積が広いため施術時間は長くなりますが、毛の質によっては比較的効果が出やすい部位です。
🔸 ひじ下(腕)
腕の毛は比較的細く、毛周期は3〜4か月程度です。毛が細い分、メラニン色素が少なめなこともあり、施術回数が他の部位より多くなる場合もあります。
このように部位によって毛周期の長さが異なるため、クリニックでは部位ごとに適切な施術間隔を設定しています。自己判断で間隔を変えることは効果の低下につながる可能性があるため、クリニックの指示に従って施術を受けることが重要です。

🎯 毛周期に合わせた適切な施術間隔とは
医療脱毛の施術間隔は、毛周期に基づいて設定されています。施術間隔が短すぎると、まだ休止期や退行期にある毛が多く、効果が十分に得られません。反対に間隔が長すぎると、せっかく成長期になった毛を逃してしまうことになります。
一般的な目安として、部位別の施術間隔は以下のように考えられています。
顔(産毛含む)は1〜2か月ごと、脇・腕・脚などの体毛は2〜3か月ごと、VIOやひざ下などは2〜3か月ごと、背中や胸・お腹などの広い部位は2〜3か月ごとが目安とされることが多いです。
ただし、これらはあくまでも目安であり、個人の毛周期や毛質、体質などによって適切な間隔は異なります。アイシークリニック新宿院では、患者さん一人ひとりの状態を確認しながら最適なスケジュールを提案しています。施術後の経過や効果の出具合を見ながら、都度調整していくことが効果を最大化する重要なポイントです。
施術間隔に関してよくある誤解として、「早く通えば早く効果が出る」というものがあります。しかし、毛周期を無視して短すぎる間隔で施術を繰り返しても、成長期にない毛が多いため効果が出にくいのです。逆に間隔を広げすぎると、毛が成長期のピークを過ぎてしまい、次の休止期に入ってしまうことがあります。毛周期に合わせた適切なタイミングで施術を受けることが、最も効率的に脱毛を進めるための基本です。
Q. 部位ごとの施術間隔の目安はどのくらいか?
部位によって毛周期の長さが異なるため、施術間隔の目安も異なります。顔は1〜2か月ごと、脇・腕・脚・VIOなどの体毛は2〜3か月ごとが一般的です。間隔が短すぎると成長期の毛が少なく効果が出にくく、長すぎると成長期のピークを逃します。アイシークリニックでは患者さんの状態に合わせた最適なスケジュールを提案しています。
💡 医療脱毛が複数回必要な理由
医療脱毛をまだ経験したことがない方からよく聞かれる疑問が、「なぜ1回では終わらないのか」というものです。この疑問への答えは、毛周期の仕組みにあります。
まず、1回の施術でアプローチできる毛は、その時点で成長期にある毛のみです。先に述べたとおり、ある時点で同じ部位の毛がすべて同じフェーズにあるわけではなく、成長期・退行期・休止期の毛が混在しています。たとえば脇を例にとると、施術時に成長期にある毛は全体の50〜60%程度と言われることがあります(部位や個人によって異なります)。つまり、1回の施術で処理できるのは全体の毛の一部にすぎません。
次の施術のタイミングには、前回成長期だった毛はすでに退行期・休止期に移行しており、代わりに前回は休止期や退行期にあった毛が成長期に入ってきます。このように施術を重ねることで、異なるタイミングで成長期を迎える毛に順番にアプローチしていくことができるのです。
また、1回の施術でダメージを受けた毛根でも、完全に破壊されず部分的にダメージを受けた状態になっている場合があります。その場合、再び毛が生えてきますが、次の施術でさらにダメージを加えることで、徐々に毛を生えにくくしていきます。このプロセスの積み重ねが、最終的な脱毛効果につながります。
一般的に医療脱毛のコース回数は5〜10回程度が目安とされることが多いですが、これも毛質・毛量・部位・個人の体質などによって異なります。施術を重ねるごとに毛が細くなり、量が減っていくことを実感できるようになってきます。
さらに、ホルモンバランスの変化や加齢によって、休眠していた毛根が再び活性化することがあります。これが「毛の再生」と呼ばれる現象で、脱毛コースを終えた後も数年が経過してから毛が生えてきたように感じることがある理由のひとつです。特に女性はホルモンの変動が大きいため、その影響を受けやすい傾向があります。
📌 毛周期を乱す生活習慣と脱毛効果への影響
毛周期は外部環境や生活習慣によって乱れることがあります。毛周期が乱れると、成長期の毛の割合が変化したり、毛周期のサイクル自体が短くなったり長くなったりすることがあります。これは脱毛効果に影響を与える可能性があります。
⚡ ストレスと毛周期の関係
慢性的なストレスは、ホルモンバランスを乱し毛周期に影響を与えることが知られています。過度なストレスがかかると、休止期に移行する毛の割合が増え、一時的に毛が抜けやすくなることがあります。「ストレスで抜け毛が増えた」という経験をした方も多いのではないでしょうか。脱毛期間中は、できるだけストレスを避け、心身のバランスを保つことが大切です。
🌟 睡眠不足と成長ホルモンの関係
毛の成長には成長ホルモンが深く関わっています。成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されるため、睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が低下し、毛周期に悪影響を与える可能性があります。十分な睡眠をとることは、毛周期を整えるためにも重要です。
💬 栄養不足と毛の健康
毛の成長には、タンパク質、亜鉛、鉄分、ビタミンB群などの栄養素が必要です。極端なダイエットや偏った食事によってこれらの栄養素が不足すると、毛の成長に支障をきたし、毛周期が乱れる可能性があります。脱毛期間中も、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
✅ ホルモンバランスの変化
女性の場合、月経周期、妊娠、出産、更年期などのライフステージの変化に伴ってホルモンバランスが大きく変動します。これが毛周期に影響を与えることがあります。特に妊娠中や授乳中は医療脱毛を受けることができないため、計画的なスケジュールを立てることが重要です。また、ピルや一部の薬の内服が毛周期に影響を与えることもあるため、施術前にクリニックに相談することをおすすめします。
📝 自己処理の方法と毛周期
毛抜きやワックス脱毛などの自己処理は、毛を根元から引き抜くことで毛周期を乱す可能性があります。また、毛根部分に物理的な刺激を与えることで、医療脱毛の効果が出にくくなるとも言われています。医療脱毛中は毛抜きや電動脱毛器(家庭用光美容器)での自己処理を避け、剃刀やシェーバーを使った処理にとどめることが推奨されています。
Q. 生活習慣が医療脱毛の効果に影響することはあるか?
はい、生活習慣は脱毛効果に影響する可能性があります。慢性的なストレスや睡眠不足はホルモンバランスを乱して毛周期を不安定にさせ、栄養不足は毛の成長に支障をきたすことがあります。また日焼けした肌はレーザーが皮膚表面に反応しやすく施術できない場合もあります。脱毛期間中は規則正しい生活・十分な睡眠・紫外線対策を心がけることが重要です。
✨ 効果を高めるために自分でできること
医療脱毛の効果を最大限に引き出すためには、クリニックでの施術だけでなく、日常生活での心がけも重要です。毛周期を整え、脱毛の効果をより高めるために自分でできることをご紹介します。
🔸 施術前日のシェービング
施術前日に施術部位のムダ毛をシェービングしておくことが重要です。毛が表面に残っていると、レーザーが表面の毛に反応してしまい、毛根まで十分なエネルギーが届きにくくなります。また、皮膚表面の毛が焦げることで火傷のリスクが高まることもあります。シェービングは施術前日に行い、当日は肌を清潔な状態で来院するようにしましょう。
⚡ 施術後の肌ケア

施術後は肌が敏感になっているため、適切なケアが必要です。施術直後は肌が熱を持っていることがあるため、冷却して炎症を抑えましょう。その後は十分な保湿ケアを行い、肌のバリア機能を守ることが大切です。乾燥した肌は施術後の回復が遅くなる可能性があります。また、施術後48時間程度は強い紫外線を避け、日焼け止めを適切に使用することも重要です。
🌟 規則正しい生活習慣の維持
先述のとおり、毛周期はストレスや睡眠不足、栄養不足などによって乱れることがあります。脱毛期間中はできるだけ規則正しい生活を送り、十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。これによって毛周期が整い、次の施術時に成長期の毛が効率よく処理されるコンディションが整います。
💬 施術スケジュールをしっかり守る
毛周期に合わせた施術間隔を守ることが、脱毛効果を高めるうえで最も重要なポイントの一つです。「忙しいから」という理由で施術を先延ばしにすると、成長期の毛を逃してしまう可能性があります。クリニックが提示した施術スケジュールを優先的に守るようにしましょう。
✅ 紫外線対策を徹底する
日焼けした肌は、メラニン色素が増えるため、レーザーが毛根ではなく皮膚表面のメラニンに反応してしまいます。これによって火傷のリスクが高まるほか、施術を受けられないこともあります。脱毛期間中は特に紫外線対策を意識し、日焼け止めの使用や紫外線を避ける生活を心がけましょう。
🔍 医療脱毛の効果が出るまでの期間の目安
医療脱毛を始めると、「いつ頃から効果を感じられるのか」が気になるところです。効果の出方には個人差がありますが、毛周期との関係から一般的な目安を解説します。
📝 1〜2回目の施術後
最初の1〜2回の施術後は、その時点で成長期にあった毛に対してレーザーがアプローチした状態です。施術から1〜2週間程度で、施術を受けた部位の毛がパラパラと抜け落ちていく「毛の脱落」が見られることがあります。これは施術が効果を発揮している証拠です。ただし、この段階では休止期や退行期の毛はまだ処理されていないため、しばらく経つと再び毛が生えてきたように見えることがあります。
🔸 3〜5回目の施術後
3〜5回程度施術を重ねると、多くの方が「毛の量が減ってきた」「毛が細くなってきた」という変化を実感し始めます。毛が生えてくるサイクルが遅くなり、全体的に毛が少なくなってきます。自己処理の頻度が減ったり、処理が楽になったりと、日常生活での変化を感じる方も多いです。
⚡ 6〜10回目の施術後
6回以降の施術を重ねると、多くの部位で毛がほとんど気にならないレベルまで減少してきます。残っている毛も細く、まばらになっていることが多いです。日常的な自己処理が不要になったと感じる方も出てきます。ただし、ホルモンバランスの変化や体質によっては、完全に毛がなくなるまでの回数が変わることもあります。
医療脱毛の効果の出方には、使用する機器の種類、毛質・毛量・肌の色など個人的な要因、施術間隔が適切かどうかなど、さまざまな要素が影響します。「他の人と比べて効果が遅い」と感じても、毛周期のサイクルが長めな体質の場合は時間がかかることがあります。担当のスタッフに相談しながら進めることが大切です。
🌟 季節による影響
毛周期は季節の変化によっても影響を受けることが報告されています。春から夏にかけて毛が成長しやすくなる傾向があると言われており、この時期は成長期にある毛の割合が増えることがあります。逆に秋から冬にかけては毛の成長が比較的緩やかになるとも言われています。ただし、これも個人差があるため、季節だけで施術効果が大きく変わるとは言えません。年間を通じて施術を継続することが、効果を安定して得るための最善策です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、毛周期への理解が深まることで施術への納得感が高まり、スケジュールを継続しやすくなる患者さんが多い印象です。特に「通い始めてしばらくするとまた毛が生えてきた気がする」とご不安を感じる方が一定数いらっしゃいますが、これは休止期だった毛が成長期を迎えた自然な経過であり、脱毛が進んでいるサインでもあります。毛周期に合わせた適切な間隔で施術を継続していただくことが最も大切ですので、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。」
💪 よくある質問
医療脱毛のレーザーは「成長期」にある毛にしか効果を発揮しません。同じ部位でも、毛一本一本の毛周期はバラバラで、成長期・退行期・休止期の毛が常に混在しています。そのため1回の施術では全体の毛の一部にしかアプローチできず、複数回の施術を重ねることで、異なるタイミングで成長期を迎える毛に順番に対応していく必要があります。
部位によって毛周期の長さが異なるため、施術間隔の目安も異なります。顔は1〜2か月ごと、脇・腕・脚・VIOなどは2〜3か月ごとが一般的な目安です。間隔が短すぎると成長期の毛が少なく効果が出にくく、長すぎると成長期のピークを逃してしまいます。当院では患者さんごとの状態に合わせて最適なスケジュールをご提案しています。
施術後に毛が生えてきたように見えるのは、施術時に休止期や退行期だった毛が、新たに成長期を迎えたためです。脱毛が失敗したわけではなく、毛周期の自然な経過です。当院の医師も「これは脱毛が進んでいるサイン」とお伝えしています。施術を重ねるごとに毛の量や太さが徐々に減っていきますので、継続して施術を受けることが大切です。
医療脱毛中の毛抜きやワックス脱毛はお控えください。これらは毛を根元から引き抜くため、毛周期を乱したり、レーザーが反応すべき毛根部分にダメージを与えたりする可能性があります。自己処理が必要な場合は、毛根を残したまま毛の表面だけを処理できる剃刀やシェーバーの使用にとどめることを推奨しています。
はい、影響する可能性があります。慢性的なストレスや睡眠不足、栄養不足はホルモンバランスを乱し、毛周期を不安定にさせることがあります。また、日焼けした肌はレーザーが皮膚表面のメラニンに反応しやすくなり、施術を受けられない場合もあります。脱毛期間中は規則正しい生活・十分な睡眠・バランスのよい食事・紫外線対策を心がけることが、効果を高めるために重要です。
🎯 まとめ
医療脱毛と毛周期の関係についてここまで詳しく解説してきました。最後に要点をまとめておきましょう。
毛周期とは毛の成長サイクルのことで、「成長期」「退行期」「休止期」の3つのフェーズで構成されています。医療脱毛が効果を発揮するのは、メラニン色素が豊富でレーザーのエネルギーを吸収しやすい「成長期」の毛に対してのみです。
施術を受けるたびにすべての毛が成長期にあるわけではなく、成長期・退行期・休止期の毛が混在しているため、1回の施術では全体の毛の一部にしかアプローチできません。これが複数回の施術が必要な根本的な理由です。
部位によって毛周期の長さは異なり、施術間隔もそれに合わせて設定されています。施術間隔を守ることは、効果を最大化するうえで非常に重要なポイントです。また、ストレスや睡眠不足、栄養不足、誤った自己処理などが毛周期を乱し、脱毛効果に影響を与える可能性があるため、生活習慣にも注意が必要です。
アイシークリニック新宿院では、患者さんの毛質や肌の状態、部位ごとの毛周期を考慮したうえで、最適な施術プランをご提案しています。「なかなか効果が出ない」「施術間隔がわからない」など、脱毛に関する疑問や不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。毛周期についての正しい知識を持って施術に臨むことで、より満足のいく脱毛結果を得ることができます。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 毛周期(ヘアサイクル)の基本メカニズム、成長期・退行期・休止期の各ステージの特徴、および皮膚・毛包の構造に関する医学的根拠
- PubMed – 選択的光熱融解(Selective Photothermolysis)の原理、レーザー脱毛のメカニズム、毛周期と脱毛効果の関係に関する査読済み学術文献
- 厚生労働省 – 医療脱毛を含むレーザー照射機器の医療行為としての位置づけ、安全基準および医療機関における施術管理に関する行政ガイドライン
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
