医療脱毛の仕組みを徹底解説|レーザーが毛をなくす理由とは

💬 「医療脱毛ってなんで毛がなくなるの?」
💬 「なんで1回じゃ終わらないの?」

そう思ったまま、なんとなく通っていませんか?

仕組みを知らないまま通い続けると、回数・料金・効果すべてで損をする可能性があります。

この記事を読めば、医療脱毛の仕組み・必要な回数・注意点がすべてわかります。クリニック選びで失敗したくない方は必見です👇

⚡ 読まないと起きること

🔸 効果が出ない原因がわからず通い続ける
🔸 必要以上に回数・お金をかけてしまう
🔸 自分に合わないレーザーで施術を受けるリスク


目次

  1. そもそも毛はどのように生えているのか
  2. 医療脱毛の基本的な仕組み
  3. 毛周期と医療脱毛の関係
  4. 医療脱毛で使われるレーザーの種類
  5. 医療脱毛と光脱毛(サロン脱毛)の違い
  6. 医療脱毛の効果が出るまでに複数回必要な理由
  7. 部位によって効果の出やすさが異なる理由
  8. 医療脱毛前後に知っておくべきこと
  9. 医療脱毛に向いている人・向いていない人
  10. まとめ

この記事のポイント

医療脱毛はレーザーが毛根のメラニン色素を熱で破壊する「選択的光熱融解理論」に基づき、毛乳頭とバルジ領域を損傷することで毛の再生を抑制する。毛周期の違いにより5〜8回の施術が必要で、肌質に応じたレーザー選択が効果と安全性を左右する。

💡 そもそも毛はどのように生えているのか

医療脱毛の仕組みを理解するには、まず毛がどのような構造をしているのかを知ることが大切です。私たちの肌に生えている毛は、皮膚の表面から飛び出している「毛幹(もうかん)」と、皮膚の中に埋まっている「毛根(もうこん)」の二つの部分から成り立っています。

毛根の先端には「毛球(もうきゅう)」と呼ばれる膨らんだ部分があり、その中に「毛乳頭(もうにゅうとう)」と「毛母細胞(もうぼさいぼう)」があります。毛乳頭は血管から栄養を受け取り、毛母細胞に供給する役割を担っています。毛母細胞はその栄養をもとに細胞分裂を繰り返し、毛を伸ばしていきます。

また、毛根の途中には「バルジ領域」と呼ばれる部位があります。この部位には毛の成長を促す幹細胞が存在しており、毛母細胞への補充や毛の再生に深く関わっています。医療脱毛では、この毛乳頭とバルジ領域を同時にダメージを与えることが重要となります。

毛の黒い色はメラニン色素によるもので、このメラニン色素は毛根部分に豊富に含まれています。医療脱毛のレーザーはこのメラニン色素に反応するよう設計されているため、毛の黒い部分に的確にエネルギーを届けることができるのです。

Q. 医療脱毛でなぜ毛がなくなるのか?

医療脱毛は「選択的光熱融解理論」に基づき、レーザーが毛根のメラニン色素に吸収されることで熱エネルギーに変換され、毛を生み出す毛乳頭とバルジ領域を破壊する仕組みです。これにより毛の再生能力が失われ、長期的に毛が生えにくくなります。

📌 医療脱毛の基本的な仕組み

医療脱毛の基本的な仕組みは「選択的光熱融解理論(Selective Photothermolysis)」と呼ばれる原理に基づいています。難しい言葉に聞こえますが、要するに「特定の色素(メラニン)だけに反応する光を使って、その周囲を熱で破壊する」という考え方です。

レーザーや強力な光を肌に照射すると、その光は毛根に含まれるメラニン色素に吸収されます。吸収された光エネルギーは熱エネルギーに変換され、毛乳頭や毛母細胞、バルジ領域を高温で破壊します。これにより、毛を新たに生み出す機能が失われ、毛が生えてこなくなるというわけです。

重要なのは、このメカニズムがメラニン色素を選択的に狙うため、周囲の正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えられる点です。ただし、完全にダメージゼロというわけではなく、施術後に肌が一時的に赤くなったり、熱感を感じたりすることはあります。

医療脱毛で使用されるレーザーは医療機器として認可を受けたものであり、非常に高いエネルギーを照射できます。そのため、サロンで行われる光脱毛に比べて、毛根へのダメージが深く、より長期的な効果が期待できます。毛乳頭とバルジ領域の両方をしっかりと破壊することで、毛の再生能力を根本から断つことができるのが医療脱毛の特徴です。

✨ 毛周期と医療脱毛の関係

医療脱毛が1回では完了せず、複数回の施術が必要な理由の一つとして、「毛周期」の存在があります。毛周期とは、毛が生えてから抜けるまでの一定のサイクルのことで、「成長期」「退行期」「休止期」の3つのフェーズで構成されています。

成長期は毛母細胞が活発に分裂し、毛が伸びていく時期です。この時期は毛球が発達しており、毛乳頭とのつながりも強く、メラニン色素も豊富です。医療脱毛のレーザーが最も効果を発揮するのがこの成長期です。

退行期は毛球が縮み始め、毛乳頭との接続が徐々に弱くなる時期です。成長が止まり、毛が休止期へと移行する準備段階です。

休止期は毛の成長が止まり、古い毛が抜け落ちる準備をする時期です。この段階では毛乳頭との接続がほぼなくなり、次の毛が形成されるまでの空白期間となります。

医療脱毛のレーザーは成長期の毛に対して最も高い効果を発揮します。退行期や休止期の毛は毛球が小さくなってメラニン色素が少ないため、レーザーが十分に反応しにくくなります。

問題は、体の各部位の毛がすべて同じタイミングで成長期を迎えるわけではないという点です。同じ場所に生えている毛でも、それぞれが異なる毛周期のフェーズにあります。1回の施術で処理できるのは、そのときに成長期にある毛のみです。そのため、次の施術までの間に他の毛が成長期を迎えるのを待ち、複数回に分けてアプローチする必要があるのです。

毛周期の長さは部位によって異なります。たとえば、ひじや膝などの毛周期は比較的短く、脇や腕などは中程度、背中や胸などは長い傾向があります。このため、部位によって施術の間隔や必要な回数が異なってきます。

Q. 医療脱毛に複数回の施術が必要な理由は?

毛には「成長期・退行期・休止期」という毛周期があり、レーザーが効果を発揮できるのは成長期の毛のみです。同じ部位でも毛ごとに毛周期のタイミングが異なるため、成長期を迎えた毛に順番にアプローチする必要があり、一般的に5〜8回程度の施術が目安となります。

🔍 医療脱毛で使われるレーザーの種類

医療脱毛で使用されるレーザーにはいくつかの種類があり、それぞれ波長や特性が異なります。クリニックによって使用する機器が異なることも多いため、自分に合ったレーザーがどれかを把握しておくことは大切です。

✅ アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは波長755nmの光を照射するレーザーで、メラニン色素への吸収率が高いことが特徴です。色白の肌に対して特に高い効果を発揮し、細い産毛にも反応しやすいとされています。一方で、色黒の肌や日焼けした肌に対しては、やけどのリスクが高まるため、使用が難しい場合があります。

📝 ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは波長800〜810nm程度の光を照射し、皮膚への浸透性が高いことが特徴です。毛根の深い部分までエネルギーを届けやすく、比較的幅広い肌色の方に対応できます。また、照射スピードが速い機器が多く、広い部位でも短時間で施術が完了しやすい点もメリットのひとつです。

🔸 Nd:YAGレーザー

Nd:YAGレーザーは波長1064nmの光を照射し、三種類の中で最も皮膚への浸透が深いレーザーです。メラニン色素への反応はやや弱いですが、その分、肌の色が濃い方や日焼けした肌でも比較的安全に使用できます。色黒の肌に対しても使用しやすい点が特徴で、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーが使いにくいケースでも選択肢になります。

クリニックによっては、複数種類のレーザーを組み合わせて使用したり、患者の肌質や毛質に応じてレーザーを使い分けたりすることもあります。また、近年では複数の波長を同時に照射できる「ハイブリッド型」の機器も登場しており、より多様な肌質・毛質に対応できるようになっています。

💪 医療脱毛と光脱毛(サロン脱毛)の違い

脱毛方法として「医療脱毛」と「サロン脱毛(光脱毛)」の二種類をよく耳にしますが、この二つはどのように違うのでしょうか。見た目や施術の雰囲気は似ていても、効果の仕組みや法的な位置づけには大きな差があります。

まず最大の違いは、照射エネルギーの強さです。医療脱毛は医療機関でのみ使用が認められている高出力のレーザー機器を使用します。これに対して、エステサロンなどで行われる光脱毛(IPL脱毛など)は、医療機器ではない低出力の光を使用しています。

医療脱毛では毛乳頭とバルジ領域に十分なダメージを与えることができるため、永久脱毛(正確には「永久減毛」)に近い効果が期待できます。一方、サロンの光脱毛は毛根へのダメージが浅いため、毛の成長を抑制する「減毛」効果はあっても、完全に毛をなくすことは難しいとされています。

また、法的な側面から見ると、毛乳頭を破壊する行為は「医療行為」に分類されます。そのため、医師または医師の監督下にある看護師などが施術を行える医療クリニックでのみ、医療脱毛は実施できます。エステサロンは医療行為を行うことが法律で禁止されているため、毛根を根本から破壊するほどのエネルギーを照射することができません。

必要な施術回数についても差があります。医療脱毛は1回ごとの効果が高いため、多くの場合5〜10回程度で十分な効果が得られます。サロン脱毛は効果が弱い分、同じ効果を得るためにより多くの回数が必要になることが一般的です。

万が一施術中にトラブルが起きた場合の対応も異なります。医療クリニックには医師が常駐しており、肌トラブルが生じた際もすぐに医学的な対応ができます。サロンでは医療対応が難しいため、トラブルが起きた際に別途医療機関を受診する必要があります。

Q. 医療脱毛とサロン光脱毛の違いは何か?

医療脱毛は医療機関専用の高出力レーザーで毛乳頭とバルジ領域を根本から破壊でき、永久脱毛に近い効果が期待できます。一方、エステサロンの光脱毛は低出力のため減毛効果にとどまります。また医療脱毛はトラブル発生時に医師が直接対応できる点も大きな違いです。

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🎯 医療脱毛の効果が出るまでに複数回必要な理由

先ほど毛周期について説明しましたが、医療脱毛に複数回の施術が必要な理由はそれだけではありません。いくつかの要因が重なって、効果が出るまでに時間と回数がかかることを理解しておきましょう。

一つ目の理由は前述の通り、毛周期の違いです。施術時に成長期以外の毛には十分な効果が出ないため、それらの毛が次の成長期を迎えるのを待って再度照射する必要があります。

二つ目の理由は、1回の照射では毛根を100%破壊することが難しいという点です。毛根は皮膚の中に埋まっており、毛の密度や深さ、個人差もあります。1回の施術で処理できる毛の割合には限りがあるため、複数回に分けてアプローチすることで確実性が増していきます。

三つ目の理由として、毛の太さや濃さの違いがあります。太くて濃い毛はメラニン色素が豊富なため、レーザーが反応しやすく比較的少ない回数で効果が出やすいです。一方、細くて薄い産毛はメラニン色素が少ないため、反応しにくく、より多くの回数が必要になることがあります。

四つ目の理由は、バルジ領域の幹細胞の問題です。毛母細胞がダメージを受けても、バルジ領域の幹細胞が残っていると新たな毛母細胞が補充され、毛が再生してしまうことがあります。そのため、毛乳頭だけでなくバルジ領域もしっかりと破壊することが重要で、それには複数回の施術が必要になることがあります。

一般的に、医療脱毛で十分な効果を感じるまでには5〜8回程度の施術が必要とされています。ただし、部位や個人差によって必要回数は異なります。施術を受けながら効果を確認し、必要に応じて追加施術を検討するのが現実的なアプローチです。

💡 部位によって効果の出やすさが異なる理由

医療脱毛を受ける際に、「この部位はすぐに効果が出やすい」「この部位は時間がかかる」と感じることがあります。これにはいくつかの明確な理由があります。

まず、部位によって毛周期の長さが異なります。毛周期が短い部位ほど、施術の間隔を短くでき、全体の施術期間も短くなる傾向があります。たとえば、ひじや膝などの毛は毛周期が比較的短く、施術間隔も短めに設定できます。一方、背中や胸などは毛周期が長いため、施術間隔も長くなることがあります。

次に、毛の密度と太さも影響します。脇の下はもともと毛が密集しており、太い毛が多いため、レーザーが反応しやすく比較的少ない回数で効果を感じやすいです。一方、顔やうなじなどの産毛は細くて薄いため、メラニン色素が少なく、レーザーが反応しにくい傾向があります。

また、毛根の深さも効果に関わります。毛根が深い部位はレーザーのエネルギーが届きにくいことがあり、しっかりとした出力での照射が必要になります。脛や太ももなどは比較的毛根が深く、効果が出るまでに回数がかかることがあります。

さらに、ホルモンの影響を受けやすい部位は再生しやすいとされています。特にVIOと呼ばれるデリケートゾーンやひげなどは、男性ホルモンの影響を受けて毛が生えている部位です。これらの部位は毛が再生しやすい特性があるため、他の部位に比べて多くの回数が必要になることが多く、施術の難易度も高いとされています。

部位ごとの施術回数の目安を参考として挙げると、脇は5〜8回程度、腕・脚は6〜8回程度、VIOは8〜12回程度、顔は8〜12回程度が一般的です。ただしこれはあくまでも目安であり、個人差や毛質によって大きく変わります。

Q. 医療脱毛の施術前後に注意すべきことは?

施術前は数週間前から日焼けを避け、前日にカミソリで剃毛しておく必要があります。毛抜きやワックスは毛根を除去してしまうため使用禁止です。施術後は肌がデリケートになるため、保湿ケアと紫外線対策を徹底し、当日の激しい運動や長時間の入浴など体温が上がる行為は控えることが推奨されています。

📌 医療脱毛前後に知っておくべきこと

医療脱毛の仕組みを理解した上で、施術前後にどのようなことに気をつければよいのかを知っておくことも重要です。正しいケアと準備が、施術の効果を高め、肌トラブルを防ぐことにつながります。

⚡ 施術前の注意点

医療脱毛の前には日焼けを避けることが重要です。日焼けした肌はメラニン色素が増加しているため、レーザーが過剰に反応してやけどのリスクが高まります。施術の数週間前から強い紫外線を浴びないよう注意し、外出時には日焼け止めを適切に使用しましょう。

施術前日には自分でカミソリを使って毛を剃っておくことが一般的に求められます。これは、皮膚表面の毛が残っていると、そこにレーザーが反応して熱を発生し、肌にダメージを与えてしまうためです。ただし、毛根を引き抜く行為(毛抜きや脱毛クリームなど)は、毛根を取り除いてしまうためレーザーが反応できなくなります。施術前は毛抜きやワックス脱毛、脱毛クリームは使用しないようにしましょう。

また、一部の薬を服用している場合は施術前に医師に相談が必要です。光感受性を高める薬(テトラサイクリン系抗生物質や一部の精神科用薬など)を服用している場合、レーザー照射による肌へのダメージが通常よりも大きくなることがあります。

🌟 施術後の注意点

施術後の肌はデリケートな状態になっています。まず、施術直後は肌が熱を持っていることが多いため、クールダウンが重要です。クリニックでは施術後に冷却処置を行うことが一般的ですが、帰宅後も肌が熱っぽいと感じる場合は冷たいタオルなどで冷やすと良いでしょう。

施術後数日は肌が乾燥しやすくなるため、保湿ケアをしっかり行うことが大切です。低刺激の保湿剤を使って、肌の水分を保つようにしましょう。

施術後しばらくは紫外線対策も欠かせません。施術後の肌は通常よりも紫外線の影響を受けやすく、色素沈着が起きやすい状態です。外出時には日焼け止めをこまめに塗り直し、紫外線対策を徹底しましょう。

また、施術後は毛が自然に抜けていく過程を経ることが多く、2〜3週間かけて処理された毛が排出されていきます。この毛を無理に抜こうとすることは避けてください。肌への負担になるほか、毛嚢炎などのトラブルを引き起こす可能性があります。

さらに、施術後の激しい運動や長時間の入浴、サウナなど体温が上がる行為は、施術当日は避けることが推奨されています。これは肌の炎症を悪化させる可能性があるためです。

✨ 医療脱毛に向いている人・向いていない人

医療脱毛はすべての方に同じ効果が期待できるわけではありません。仕組みを理解した上で、自分が医療脱毛に適しているかどうかを確認しておきましょう。

💬 医療脱毛が効果を発揮しやすい方

医療脱毛の仕組みはメラニン色素との差を利用していることから、肌の色が白く、毛の色が黒い(コントラストが高い)方に最も高い効果が期待できます。色白で毛が黒くて太い方は、少ない回数でも高い効果を実感しやすい傾向があります。

体毛が濃く、量が多い方も恩恵を受けやすいです。太くてメラニン色素が豊富な毛はレーザーが反応しやすいため、効果が出やすいと言えます。

✅ 医療脱毛の効果が出にくいケース

産毛や金色・白色・グレーの毛は、メラニン色素が極めて少ないためレーザーがほとんど反応できません。このような毛に対しては、医療脱毛の効果が非常に限定的となります。加齢により毛が白くなってきた場合も同様です。

肌の色が濃い方(色黒の方や日焼けした方)は、肌のメラニン色素にもレーザーが反応してしまい、やけどなどのリスクが高まります。このような場合は、肌への影響が比較的少ないNd:YAGレーザーを使用するか、日焼けが落ち着いてから施術を受けることが推奨されます。

📝 施術を受けられない場合

医療脱毛を受けるにあたって、医師から施術を控えるよう指示される場合があります。妊娠中の方は、施術の安全性が確認されていないため、多くのクリニックで施術をお断りしています。重度の皮膚疾患がある部位への照射も避ける必要があります。

ケロイド体質の方は、施術部位にケロイドが生じるリスクがあるため、事前に医師への相談が必要です。また、ペースメーカーを使用している方や、施術部位に金属製のインプラントがある方なども施術前に医師への申告が必要です。

これらの状況に当てはまる方は、カウンセリング時に必ず担当医師へ相談し、施術の可否を確認するようにしましょう。アイシークリニック新宿院では、施術前のカウンセリングを丁寧に行い、一人ひとりの状態に合わせた対応を心がけています。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、医療脱毛の仕組みについてカウンセリング時に丁寧にご説明することで、施術への不安が大きく和らぎ、安心して治療を進めていただける患者様が多い印象です。特に「なぜ複数回必要なのか」という点は毛周期との関係を理解していただくことで納得感が高まり、治療継続率にも良い影響が出ています。お一人おひとりの肌質や毛質に合わせたレーザー選択を行うことで、より安全で効果的な脱毛を提供できるよう努めておりますので、まずはお気軽にご相談ください。」

🔍 よくある質問

医療脱毛はなぜ毛がなくなるのですか?

医療脱毛は「選択的光熱融解理論」という原理に基づいています。レーザーが毛根のメラニン色素に吸収されると、熱エネルギーに変換され、毛を生み出す「毛乳頭」と「バルジ領域」を破壊します。これにより毛の再生能力が失われ、長期的に毛が生えにくくなります。

医療脱毛はなぜ1回では終わらないのですか?

毛には「成長期・退行期・休止期」という毛周期があり、レーザーが効果を発揮するのは成長期の毛のみです。同じ部位でも毛ごとに毛周期のタイミングが異なるため、成長期を迎えた毛に順番にアプローチする必要があります。一般的に5〜8回程度の施術が目安とされています。

サロンの光脱毛と医療脱毛はどう違いますか?

最大の違いは照射エネルギーの強さです。医療脱毛は医療機関専用の高出力レーザーを使用するため、毛根を根本から破壊でき、永久脱毛に近い効果が期待できます。一方、サロンの光脱毛は低出力のため減毛効果にとどまります。また、医療脱毛はトラブル時に医師が対応できる点も安心です。

肌の色が濃い場合でも医療脱毛は受けられますか?

肌の色が濃い方や日焼けした方は、肌のメラニン色素にもレーザーが反応しやすく、やけどのリスクが高まる場合があります。ただし、皮膚への影響が比較的少ないNd:YAGレーザーを使用することで対応できるケースもあります。当院では肌質に合わせたレーザー選択を行っておりますので、まずはご相談ください。

医療脱毛の施術前後に気をつけることはありますか?

施術前は日焼けを避け、前日にカミソリで剃毛しておくことが必要です。毛抜きやワックスは毛根を取り除いてしまうため使用しないでください。施術後は肌がデリケートになるため、保湿ケアと紫外線対策を徹底することが大切です。また、当日は激しい運動や長時間の入浴など、体温が上がる行為は控えることが推奨されています。

💪 まとめ

医療脱毛の仕組みについて、毛の構造から施術の原理、レーザーの種類、毛周期との関係まで幅広く解説してきました。最後に重要なポイントを振り返っておきましょう。

医療脱毛は、レーザーが毛根のメラニン色素に吸収され、熱エネルギーに変換されることで毛乳頭やバルジ領域を破壊する「選択的光熱融解理論」に基づいています。この仕組みにより、毛の再生能力を根本から断つことができ、長期的な脱毛効果が期待できます。

複数回の施術が必要な理由は、毛周期の違いにあります。すべての毛が同じタイミングで成長期を迎えるわけではないため、成長期を迎えた毛に順番にアプローチしていく必要があります。また、毛根を完全に破壊するためには複数回の照射が効果的です。

使用するレーザーの種類(アレキサンドライト、ダイオード、Nd:YAG)によって、それぞれ得意とする肌色・毛質が異なります。自分の肌質や毛質に合ったレーザーを選ぶことで、より効果的かつ安全な脱毛が実現します。

エステサロンの光脱毛と比較すると、医療脱毛は高出力の医療機器を使用するため、より深く確実に毛根にダメージを与えられる点が大きな違いです。これが「永久脱毛」に近い効果が得られる理由です。

施術前後のケアも効果を高めるために重要です。日焼けを避け、毛抜きを使わず、施術後は保湿と紫外線対策を徹底することで、より良い結果が期待できます。

医療脱毛に興味がある方は、まずカウンセリングを受けて自分の肌質・毛質に合った施術内容を医師と相談することをおすすめします。仕組みを正しく理解した上で施術を受けることで、効果への期待感が高まり、安心して脱毛を進めることができます。アイシークリニック新宿院では、脱毛についてのご相談を丁寧に受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – レーザー脱毛の原理(選択的光熱融解理論)、毛周期、メラニン色素との関係など医療脱毛の皮膚科学的根拠に関する情報
  • 厚生労働省 – 医療脱毛に使用されるレーザー機器の医療機器としての承認・規制、医療行為の定義および施術可能な施設基準に関する情報
  • PubMed – 選択的光熱融解理論(Selective Photothermolysis)、各種レーザー(アレキサンドライト・ダイオード・Nd:YAG)の有効性・安全性に関する国際的な査読論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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