😴💤 いびきがうるさいと言われたことはありませんか?
💡 実は、睡眠時無呼吸症候群は日本人の約300万人が患っているとされる身近な病気です。でも95%の人が自分では気づいていません!
🚨 放置すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが3倍になってしまうこの病気。でも早期発見・治療で健康な生活を取り戻せます✨
📱 この記事では、自分でもチェックできる症状のサインをわかりやすくご紹介します!

📋 目次
- 📌 睡眠時無呼吸症候群とは
- 🌙 夜間に現れる主な症状
- ☀️ 日中に現れる症状
- 🔍 見逃しやすい症状とサイン
- 📊 症状の重症度による分類
- ⚠️ 症状が引き起こす合併症
- ✅ 症状をチェックする方法
- 💡 まとめ
💡 睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)は、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりする状態が繰り返される疾患です。医学的には、10秒以上の呼吸停止が一晩に30回以上、または1時間に5回以上発生する場合に診断されます。
この病気は主に2つのタイプに分類されます。最も多いのが閉塞性睡眠時無呼吸症候群で、これは喉や気道の筋肉がリラックスしすぎて気道が塞がることで起こります。もう一つは中枢性睡眠時無呼吸症候群で、脳からの呼吸指令が適切に送られないことが原因となります。
睡眠時無呼吸症候群は単なるいびきの問題ではありません。呼吸が止まることで体内の酸素濃度が低下し、睡眠の質が著しく低下します。その結果、様々な症状が現れ、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。また、高血圧や糖尿病、心疾患などの生活習慣病のリスクを高めることも知られています。
この疾患の患者数は近年増加傾向にあり、成人男性の約3-7%、成人女性の約2-5%が罹患していると推定されています。特に中年以降の男性に多く見られますが、女性でも更年期以降に発症リスクが高まります。肥満、喫煙、飲酒、加齢などが主要なリスク要因として挙げられています。
📌 夜間に現れる主な症状
睡眠時無呼吸症候群の症状は、まず睡眠中に現れる夜間症状から始まります。これらの症状は本人が自覚しにくいことが多く、多くの場合、家族やパートナーによって指摘されることで気づかれます。
✅ いびき
最も特徴的な症状がいびきです。睡眠時無呼吸症候群患者のいびきは、通常のいびきとは異なる特徴があります。非常に大きく、不規則で、途中で止まったり再開したりを繰り返します。特に、大きないびきの後に急に静かになり、その後また大きないびきが始まるというパターンが典型的です。
このいびきは、気道が狭くなったり一時的に閉塞したりすることで発生します。単なる騒音問題ではなく、呼吸困難の症状の一つとして捉える必要があります。いびきの音の大きさや頻度は、病気の重症度と関連していることが多く、重症になるほどより大きく頻繁になる傾向があります。
📝 呼吸の停止と再開
睡眠時無呼吸症候群の名前の通り、睡眠中に呼吸が止まることがあります。これは10秒以上続く呼吸停止として定義され、重症例では1分以上続くこともあります。呼吸が止まった後は、通常、大きな息継ぎとともに呼吸が再開されます。
この呼吸パターンの異常は、家族が観察することで発見されることが多いです。パートナーが「息をしていない時間があって心配になった」「突然大きく息をして目を覚ますことがある」といった報告をすることがよくあります。
🔸 中途覚醒
睡眠中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒も、睡眠時無呼吸症候群の重要な症状の一つです。呼吸停止により血中酸素濃度が低下すると、脳が危険を感じて覚醒反応を起こします。この覚醒は通常、本人が完全に意識を回復するほど明確ではなく、浅い覚醒状態となることが多いです。
患者本人は目覚めた記憶がないことも多いのですが、睡眠の連続性が断たれることで睡眠の質は著しく低下します。一晩に数十回から数百回の覚醒反応が起こることもあり、これが日中の症状につながる重要な要因となります。
⚡ 寝汗
夜間の異常な発汗も睡眠時無呼吸症候群でよく見られる症状です。呼吸停止によるストレス反応や、頻繁な覚醒による自律神経の乱れが原因となります。患者は朝起きた時に寝間着や寝具が汗でびっしょり濡れていることに気づくことがあります。
この寝汗は、室温が適切でも発生し、他に発熱などの明らかな原因がない場合に特に注意が必要です。特に首周りや胸部の発汗が目立つことが多く、呼吸努力に伴う身体的ストレスの現れと考えられています。
🌟 夜間頻尿
夜間に何度もトイレに起きる夜間頻尿も、睡眠時無呼吸症候群の症状として現れることがあります。呼吸停止による覚醒反応の際に、膀胱の感覚が敏感になったり、抗利尿ホルモンの分泌リズムが乱れたりすることが原因と考えられています。
通常、健康な成人であれば夜間の排尿は0-1回程度ですが、睡眠時無呼吸症候群患者では2回以上の夜間排尿が見られることが多くあります。この症状は高齢者で特に顕著で、前立腺肥大などの他の疾患との鑑別が重要になります。
✨ 日中に現れる症状
睡眠時無呼吸症候群の影響は夜間だけにとどまりません。夜間の睡眠障害により、日中に様々な症状が現れ、患者の生活の質や社会生活に大きな影響を与えます。
💬 日中の眠気
最も特徴的で患者が自覚しやすい症状が、日中の強い眠気です。この眠気は単純な睡眠不足による眠気とは質が異なり、非常に強く、抗いがたいものです。会議中、運転中、読書中など、本来なら眠くならない状況でも突然強い眠気に襲われることがあります。
この眠気は、夜間の睡眠が断片化されることで深い睡眠が十分に取れないことが主な原因です。また、血中酸素濃度の低下により、脳の機能が低下することも関係しています。特に午後の時間帯に症状が強くなることが多く、仕事や学習の効率に大きな影響を与えます。
✅ 集中力の低下
睡眠の質の低下により、注意力や集中力が著しく低下します。仕事や勉強に集中できない、細かい作業でミスが多くなる、物事を覚えにくくなるといった症状が現れます。この症状は徐々に進行することが多く、本人も周囲も最初は気づかないことがあります。
特に、複雑な思考を要する作業や、長時間の集中を必要とする業務において問題が顕著になります。会議で内容についていけない、読書中に同じ行を何度も読んでしまう、計算間違いが増えるなどの症状が報告されています。
📝 記憶力の低下
睡眠は記憶の整理と定着に重要な役割を果たしています。睡眠時無呼吸症候群により睡眠の質が低下すると、新しい情報を覚えることが困難になったり、以前に覚えていたことを思い出せなくなったりします。
短期記憶から長期記憶への移行がうまくいかないため、昨日の出来事を思い出せない、約束を忘れてしまう、人の名前が出てこないといった症状が現れます。これらの症状は認知症の初期症状と似ているため、適切な診断が重要です。
🔸 イライラや気分の変化
睡眠不足と慢性的な疲労により、感情のコントロールが困難になることがあります。些細なことでイライラしたり、気分が落ち込んだり、以前は楽しめていた活動に興味を失ったりする症状が現れます。
これらの症状は、家族関係や職場での人間関係に悪影響を与える可能性があります。患者本人も「最近怒りっぽくなった」「やる気が出ない」と感じることが多く、うつ病と診断される場合もあります。実際、睡眠時無呼吸症候群とうつ病の合併率は高いことが知られています。
⚡ 頭痛
朝起きた時の頭痛も、睡眠時無呼吸症候群の特徴的な症状の一つです。夜間の酸素不足により、脳血管が拡張したり、睡眠の質が低下したりすることが原因となります。この頭痛は通常、起床後数時間で改善することが多いのが特徴です。
頭痛の程度は軽度から中等度で、ズキズキする拍動性の痛みよりも、重苦しい感じや締め付けられるような痛みとして感じられることが多いです。また、首や肩の凝りを伴うことも多く、全体的な不快感として現れることもあります。
🔍 見逃しやすい症状とサイン
睡眠時無呼吸症候群には、典型的な症状以外にも見逃されやすい症状や間接的なサインがあります。これらを認識することで、早期発見につながる可能性があります。
🌟 高血圧
睡眠時無呼吸症候群患者の約50-90%が高血圧を合併していると言われています。呼吸停止により交感神経が活性化され、血管収縮や心拍数増加が起こることが原因です。特に、薬物治療に反応しにくい治療抵抗性高血圧の場合、睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。
また、通常は夜間に下がるはずの血圧が下がらない「non-dipper型」や、夜間血圧が昼間より高くなる「riser型」の血圧パターンを示すことが多く、これらの異常な血圧変動パターンが見つかった場合は、睡眠時無呼吸症候群を疑う必要があります。
💬 糖尿病や耐糖能異常
睡眠時無呼吸症候群は糖代謝にも影響を与えます。夜間の低酸素状態や睡眠障害により、インスリン抵抗性が増加し、血糖値のコントロールが悪化することがあります。糖尿病患者の約20-30%が睡眠時無呼吸症候群を合併しているとの報告もあります。
特に、食事療法や運動療法を行っているにも関わらず血糖コントロールが改善しない場合や、夜間から早朝にかけての血糖値が高い場合には、睡眠時無呼吸症候群の合併を疑う必要があります。
✅ 体重増加
睡眠時無呼吸症候群は肥満の原因にもなり得ます。睡眠不足により、食欲を抑制するレプチンの分泌が減少し、食欲を増進するグレリンの分泌が増加します。その結果、食欲が増加し、特に高カロリーの食品を欲するようになります。
また、日中の眠気や疲労により運動量が減少することも、体重増加の要因となります。体重増加はさらに気道の狭窄を悪化させるため、症状の悪循環を引き起こす可能性があります。
📝 性機能の低下
男性では、睡眠時無呼吸症候群により性機能が低下することがあります。夜間の低酸素状態や睡眠障害により、テストステロンの分泌が減少したり、血管機能が低下したりすることが原因とされています。
勃起不全(ED)や性欲の低下といった症状が現れることがあり、これらの症状のために受診した際に睡眠時無呼吸症候群が発見されることもあります。特に比較的若い男性でこれらの症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性を考慮する必要があります。
🔸 胃食道逆流症(GERD)
睡眠時無呼吸症候群患者では、胃食道逆流症を合併することがあります。呼吸努力により胸腔内圧が変動し、胃酸の逆流が起こりやすくなることが原因とされています。夜間の胸やけや、朝起きた時の口の中の酸っぱい味、慢性的な咳などの症状が現れることがあります。
これらの症状は一般的な胃食道逆流症と区別が困難ですが、通常の治療に反応しにくい場合や、睡眠に関連した症状を伴う場合には、睡眠時無呼吸症候群の合併を疑う必要があります。

💪 症状の重症度による分類
睡眠時無呼吸症候群の症状は、病気の重症度によって異なります。重症度は主にAHI(Apnea Hypopnea Index:無呼吸低呼吸指数)という指標で評価され、1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数によって分類されます。
⚡ 軽症(AHI 5-15回/時間)
軽症の睡眠時無呼吸症候群では、症状は比較的軽微で、本人が自覚していないことも多くあります。主な症状は軽度のいびきや、時々の呼吸停止です。日中の症状としては、午後の軽い眠気や、集中力の軽度低下が見られることがあります。
この段階では、生活習慣の改善(減量、禁酒、禁煙など)や睡眠衛生の向上により症状が改善することがあります。しかし、放置すると徐々に進行する可能性があるため、適切な管理が重要です。
🌟 中等症(AHI 15-30回/時間)
中等症になると、症状はより明確になります。いびきは大きくなり、呼吸停止も頻繁に観察されるようになります。日中の眠気も強くなり、会議中や運転中に眠くなることが増えます。集中力や記憶力の低下も顕著になり、仕事や学習に支障をきたすことがあります。
この段階では、生活習慣の改善だけでは症状の改善が困難なことが多く、CPAP療法などの積極的な治療が必要になることがあります。また、高血圧などの合併症のリスクも高くなります。
💬 重症(AHI 30回/時間以上)
重症の睡眠時無呼吸症候群では、症状は非常に重篤になります。大きないびきと頻繁な呼吸停止により、睡眠は著しく断片化されます。日中の眠気は抗いがたく、居眠り運転のリスクが高くなります。認知機能の低下も顕著で、日常生活に大きな支障をきたします。
この段階では、心血管疾患、脳血管疾患、糖尿病などの重篤な合併症のリスクが大幅に増加します。適切な治療を受けずに放置すると、生命にも関わる可能性があるため、緊急に専門的な治療が必要です。
🎯 症状が引き起こす合併症
睡眠時無呼吸症候群の症状は、単独で存在するだけでなく、様々な合併症を引き起こすリスクがあります。これらの合併症は患者の生活の質や生命予後に大きな影響を与える可能性があります。
✅ 心血管系合併症
最も重要な合併症の一つが心血管系疾患です。夜間の低酸素状態と頻繁な覚醒により、交感神経が過度に活性化され、血圧上昇、心拍数増加、血管収縮が起こります。これにより、高血圧、心房細動、心筋梗塞、脳梗塞のリスクが大幅に増加します。
重症の睡眠時無呼吸症候群患者では、心血管疾患による死亡リスクが健常者の2-3倍高くなるという報告もあります。特に、夜間から早朝にかけての突然死のリスクが高いことが知られており、適切な治療により这些のリスクを低減することが可能です。
📝 代謝系合併症
睡眠時無呼吸症候群は糖代謝にも大きな影響を与えます。夜間の低酸素状態や睡眠障害により、コルチゾールの分泌増加、インスリン抵抗性の増加、グルコース代謝の悪化が起こります。その結果、2型糖尿病の発症リスクが高くなります。
また、脂質代謝にも影響を与え、中性脂肪の増加、HDLコレステロールの低下、LDLコレステロールの増加が見られることがあります。これらの変化は動脈硬化の進行を促進し、心血管疾患のリスクをさらに高める要因となります。
🔸 認知機能への影響
慢性的な睡眠障害と低酸素状態は、脳機能にも長期的な影響を与えます。注意力、記憶力、判断力の低下が持続し、重症例では認知症のリスクも高くなることが報告されています。
特に、アルツハイマー型認知症との関連が注目されており、睡眠時無呼吸症候群により脳内のアミロイドβ蛋白の蓄積が促進される可能性が示唆されています。適切な治療により認知機能の改善が期待できる場合もあります。
⚡ 交通事故のリスク
日中の強い眠気により、居眠り運転のリスクが大幅に増加します。睡眠時無呼吸症候群患者の交通事故率は健常者の2-7倍高いという報告があります。これは本人だけでなく、社会全体にとっても重大な問題となっています。
特に、高速道路での単調な運転や、長時間の運転において事故リスクが高くなります。また、運転中の判断力低下や反応時間の延長により、事故の重症度も高くなる傾向があります。
💡 症状をチェックする方法
睡眠時無呼吸症候群を早期に発見するためには、症状を適切にチェックする方法を知ることが重要です。自己チェックから専門的な検査まで、様々な方法があります。
🌟 エプワース眠気尺度(ESS)
エプワース眠気尺度は、日中の眠気を客観的に評価するための簡単な質問票です。8つの日常的な状況において、眠ってしまう可能性を0-3点で評価し、総合点で眠気の程度を判定します。
具体的には、「座って読書をしているとき」「テレビを見ているとき」「公共の場所で座って何もしていないとき」「1時間続けて車に乗せてもらっているとき」「午後に横になって休息をとるとき」「座って人と話をしているとき」「昼食後静かに座っているとき」「車を運転中、交通渋滞で数分間止まっているとき」の各状況で評価します。
総合得点が11点以上の場合、病的な眠気がある可能性が高く、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が疑われます。この尺度は簡便で信頼性が高く、世界中で使用されています。
💬 家族による観察
睡眠中の症状は本人が自覚しにくいため、家族やパートナーによる観察が非常に重要です。特に注意すべき点として、いびきの大きさと規則性、呼吸停止の有無、息苦しそうな様子、中途覚醒の頻度、寝汗の程度などがあります。
家族が観察する際のポイントとして、いびきの後に静かになる時間があるか、その後大きく息を吸い込むような動作があるか、苦しそうに体を動かすことがあるか、などを記録してもらうことが有用です。可能であれば、スマートフォンなどで音声を録音することも診断の参考になります。
✅ 簡易検査装置
最近では、自宅で使用できる簡易的な睡眠検査装置も利用可能になっています。これらの装置は、鼻や指にセンサーを装着して睡眠中の呼吸状態や血中酸素濃度を測定し、睡眠時無呼吸症候群の可能性を評価します。
簡易検査は病院での本格的な検査と比較して制約はありますが、スクリーニング検査として有用です。検査結果で異常が指摘された場合は、専門医を受診して詳細な検査を受けることが推奨されます。
📝 専門的な睡眠検査(PSG)
最も正確な診断方法は、睡眠ポリグラフィー(PSG)という検査です。この検査では、一晩入院して睡眠中の脳波、眼球運動、筋電図、心電図、呼吸状態、血中酸素濃度などを同時に測定します。
PSGにより、睡眠時無呼吸症候群の確定診断、重症度評価、病型の判定が可能になります。また、他の睡眠障害との鑑別診断も行うことができ、適切な治療方針を決定するための重要な情報が得られます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院でも睡眠時無呼吸症候群を疑われて受診される患者様が増加していますが、多くの方がご自身では「ただの疲れ」と思われており、ご家族からの指摘をきっかけに来院されるケースがほとんどです。記事にもある通り、日中の眠気や集中力低下は日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、放置すると心血管系疾患などの重篤な合併症につながる可能性があります。気になる症状がございましたら、まずはお気軽にご相談いただき、適切な検査と治療で健やかな睡眠を取り戻していただければと思います。」
エプワース眠気尺度(ESS)という質問票で日中の眠気を評価できます。8つの日常場面での眠気を0-3点で評価し、11点以上なら病的な眠気の可能性があります。また、家族にいびきや呼吸停止を観察してもらうことも重要です。
いびきだけでは診断されません。医学的には10秒以上の呼吸停止が一晩に30回以上、または1時間に5回以上発生する場合に診断されます。ただし、大きく不規則なもので、途中で止まったり再開したりするいびきは症状の一つとして重要です。
高血圧、心房細動、心筋梗塞、脳梗塞などの心血管疾患や、2型糖尿病などの代謝系疾患のリスクが大幅に増加します。重症例では心血管疾患による死亡リスクが健常者の2-3倍高くなるという報告もあるため、早期治療が重要です。
はい、女性でも発症します。成人女性の約2-5%が罹患していると推定されており、特に更年期以降に発症リスクが高まります。男性に比べて頻度は少ないものの、症状や合併症のリスクは同様に深刻です。
最も正確な診断には睡眠ポリグラフィー(PSG)という検査が必要です。一晩入院して脳波、呼吸状態、血中酸素濃度などを測定します。当院でも睡眠時無呼吸症候群の診断・治療を行っておりますので、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
📌 まとめ
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の呼吸障害により様々な症状を引き起こす疾患です。夜間のいびき、呼吸停止、中途覚醒から、日中の眠気、集中力低下、記憶障害まで、多岐にわたる症状が現れます。
特に重要なのは、これらの症状が単なる睡眠不足や疲労ではなく、治療可能な疾患による症状である可能性があることです。見逃しやすい症状として、高血圧、糖尿病、体重増加、性機能低下、胃食道逆流症なども挙げられ、これらの症状がある場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性を考慮する必要があります。
症状の重症度は病気の進行度と関連しており、軽症から重症まで段階的に悪化していきます。重症になると、心血管疾患、代謝系疾患、認知機能低下、交通事故などの深刻な合併症のリスクが大幅に増加するため、早期発見と適切な治療が極めて重要です。
症状のチェック方法としては、エプワース眠気尺度による自己評価、家族による睡眠中の観察、簡易検査装置の利用、そして最終的には専門医による睡眠ポリグラフィー検査があります。これらの方法を適切に活用することで、早期診断が可能になります。
睡眠時無呼吸症候群は適切な治療により症状の大幅な改善が期待できる疾患です。思い当たる症状がある場合は、一人で悩まずに専門医に相談することをお勧めします。アイシークリニック新宿院では、睡眠時無呼吸症候群の診断と治療に関して、患者様一人一人の状況に応じた最適な医療を提供しています。早期の相談と適切な治療により、より良い睡眠と健康的な生活を取り戻すことが可能です。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – 睡眠時無呼吸症候群の基本的な定義、症状、診断基準、治療法に関する公的な医療情報と統計データ
- PubMed – 睡眠時無呼吸症候群の症状、重症度分類、心血管系合併症、エプワース眠気尺度の有効性に関する国際的な医学論文と研究データ
- 厚生労働省 – 睡眠時無呼吸症候群に関連する生活習慣病(高血圧、糖尿病)の予防と管理に関する公的ガイドラインと疫学データ
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
