お正月や冬場に食べる機会が増える餅は、日本の伝統的な食文化として親しまれていますが、毎年多くの窒息事故が報告されています。餅が喉に詰まった場合、迅速かつ適切な対処が命を左右することもあります。本記事では、餅が詰まった時に自分でできる対処法から、周囲の人を助ける方法、そして事故を未然に防ぐための予防策まで、医学的根拠に基づいて詳しく解説します。いざという時に慌てないために、正しい知識を身につけておきましょう。

📋 目次
- 🎯 餅による窒息事故の現状と危険性
- 🔍 餅が喉に詰まった時の症状と判断基準
- 💪 自分で餅が詰まった時の対処法
- 🚨 他の人が餅を詰まらせた時の対処法
- 👴 乳幼児や高齢者への対応方法
- 📞 救急車を呼ぶべきタイミング
- 🛡️ 餅を詰まらせないための予防策
- ⚠️ 窒息事故が起きやすい食品と注意点
- 🏥 応急処置後の注意点と医療機関の受診
- ❓ よくある質問
🎯 餅による窒息事故の現状と危険性
🚨 このセクションでは、餅の窒息事故がどれだけ深刻な問題か、そしてなぜ餅が危険なのかを統計データと医学的根拠で解説します。
餅による窒息事故は、日本において深刻な問題となっています。消防庁の統計によると、餅を含む食品による窒息事故は毎年数百件発生しており、特に年末年始に集中して起こっています。東京消防庁の発表では、餅などによる窒息事故で救急搬送される人の約9割が65歳以上の高齢者であり、そのうち一定数は命を落としています。
🔸 餅が危険な理由
📌 餅が特に窒息を引き起こしやすい理由はいくつかあります。まず、餅は温かいうちは柔らかく伸びますが、冷めると急速に硬くなる性質があります。口の中で咀嚼している間に温度が下がり、飲み込む際には粘りが増して気道にくっつきやすくなります。
✅ また、餅は非常に粘度が高く、喉に張り付くと自力で取り除くことが困難です。水を飲んでも溶けず、むしろ水分を吸って膨張することもあります。さらに、餅は噛み切りにくい性質を持っているため、十分に咀嚼せずに飲み込んでしまうケースが多く見られます。
🔸 高齢者が特に危険な理由
⚡ 高齢者は加齢に伴い、嚥下機能(飲み込む力)や咀嚼力が低下します。唾液の分泌量も減少するため、食べ物を滑らかに飲み込みにくくなります。また、咳をする力も弱くなっているため、異物が気道に入っても排出しにくい状態にあります。これらの要因が重なり、高齢者は餅による窒息リスクが非常に高くなっています。
🔍 餅が喉に詰まった時の症状と判断基準
💡 餅が詰まった時の症状を見極める方法と、緊急度を判断する基準を解説します。適切な対処への第一歩です!
餅が喉に詰まった場合、その重症度によって症状が異なります。適切な対処を行うためには、まず状態を正確に判断することが重要です。
🔸 軽度の詰まり(部分的な気道閉塞)
📌 気道が完全には塞がれていない状態では、以下のような症状が見られます。
- ✅ 咳き込みが続く
- ✅ ゼーゼーという呼吸音がする
- ✅ 声が出るが苦しそう
- ✅ 顔色が少し悪くなる
この段階では、本人が自力で咳をして異物を排出できる可能性があります。
🔸 重度の詰まり(完全な気道閉塞)
⚠️ 気道が完全に塞がれると、状況は一気に深刻になります。
- 🚨 声が出ない
- 🚨 咳ができない
- 🚨 呼吸ができない
- 🚨 喉を両手で押さえる(チョークサイン)
- 🚨 顔色が青紫色になる(チアノーゼ)
- 🚨 意識がもうろうとする
この状態では数分以内に意識を失い、適切な処置がなければ命に関わります。
🔸 チョークサインを知っておく
💡 窒息時に見られる典型的な動作として「チョークサイン」があります。これは、喉が詰まって苦しい時に無意識に両手で喉を押さえる動作です。声が出せない状況でも、この動作によって周囲の人に窒息していることを伝えることができます。自分が窒息した場合も、このサインを出すことで助けを求められます。

💪 自分で餅が詰まった時の対処法
🚨 一人でいる時に餅が詰まってしまった場合のセルフレスキュー法を解説!冷静さが命を救います。
一人でいる時に餅が詰まってしまった場合、冷静に対処することが重要です。パニックになると酸素消費量が増え、状況が悪化します。以下の方法を順番に試してください。
🔸 強い咳をする
💨 まだ咳ができる状態であれば、できるだけ強く咳をして異物を排出することを試みます。咳は体が自然に行う防御反応であり、異物を排出するのに最も効果的な方法の一つです。深く息を吸い込めなくても、残っている空気を使って力強く咳をしましょう。
🔸 自分で行う腹部突き上げ(ハイムリック法の応用)
🤲 咳だけでは取れない場合、自分自身に腹部突き上げを行う方法があります。手順は以下の通りです。
📌 まず、片方の手で握りこぶしを作り、親指側をおへその少し上、みぞおちの下に当てます。もう片方の手でその握りこぶしを包み込むように握ります。そして、その手を素早く上方向に突き上げるように力を入れます。これを異物が出てくるまで繰り返します。
🔸 椅子や家具を使った方法
🪑 一人で腹部突き上げを行うのが難しい場合は、椅子の背もたれやテーブルの角、手すりなどを利用する方法があります。椅子の背もたれの上部や硬い家具の角に、おへその上あたりを押し当て、体重をかけるように前に倒れ込みます。これにより、腹部が圧迫されて異物が押し出される可能性があります。
🔸 119番通報を忘れずに
📞 自分で対処を試みながらも、できる限り早く119番に電話をかけましょう。声が出なくても、電話をかけて受話器を置かなければ、消防は位置を特定して駆けつけてくれます。最近のスマートフォンでは緊急SOS機能もあるため、事前に使い方を確認しておくことをお勧めします。
🚨 他の人が餅を詰まらせた時の対処法
🆘 家族や友人が窒息した時の救命処置を詳しく解説!迅速な対応が生死を分けます。
家族や周囲の人が餅を詰まらせた場合、迅速な対応が求められます。以下に、成人に対する基本的な対処法を説明します。
🔸 まず状況を確認する
👀 相手の状態を素早く確認します。「喉に詰まりましたか?」と声をかけ、うなずくなどの反応があれば窒息の可能性が高いです。咳ができているか、声が出せるか、呼吸ができているかを確認しましょう。
🔸 咳ができる場合
💨 本人が咳をできる状態であれば、咳を続けるように促します。この段階では背中を叩いたり、無理に異物を取ろうとしたりせず、本人の咳による排出を見守ります。ただし、状況が悪化していないか注意深く観察し、すぐに次の対処ができるよう準備しておきます。
🔸 背部叩打法
👋 咳ができなくなった場合や、咳だけでは異物が出ない場合は、背部叩打法を行います。手順は以下の通りです。
📌 相手の横に立ち、片方の手で相手の胸を支えながら、上半身を前に傾けさせます。相手の頭が胸より低くなるようにするのがポイントです。もう片方の手の付け根(手掌基部)で、肩甲骨の間を力強く叩きます。これを5回連続で行います。
🔸 腹部突き上げ法(ハイムリック法)
⬆️ 背部叩打法で異物が出ない場合は、腹部突き上げ法を行います。相手の背後に立ち、両腕を相手の脇の下から回して前に持っていきます。片手で握りこぶしを作り、親指側をおへその上、みぞおちの下に当てます。もう片方の手でその握りこぶしを包み込み、手前上方向に素早く引き上げるように圧迫します。これを5回連続で行います。
🔸 背部叩打法と腹部突き上げ法の繰り返し
🔄 異物が取れるか、相手が咳をできるようになるか、意識を失うまで、背部叩打法5回と腹部突き上げ法5回を交互に繰り返します。どちらか一方の方法だけを続けるよりも、両方を組み合わせることで効果が高まります。
👴 乳幼児や高齢者への対応方法
👶 年齢層別の特別な配慮が必要な対処法を解説します。体格や体力に合わせた適切な処置が重要です!
乳幼児や高齢者は通常の成人とは異なる対応が必要な場合があります。それぞれの特性を理解して適切な処置を行いましょう。
🔸 1歳未満の乳児への対応
🍼 1歳未満の乳児には腹部突き上げ法は行いません。内臓を損傷する危険性があるためです。代わりに、背部叩打法と胸部突き上げ法を組み合わせます。
📌 乳児を片腕に乗せ、頭を下にした状態で支えます。手の付け根で背中の肩甲骨の間を5回叩きます。その後、乳児を仰向けにして、胸の中央(両乳首を結んだ線の少し下)を2本の指で5回押します。これを異物が出るまで繰り返します。
🔸 1歳以上の小児への対応
👦 1歳以上の子どもには、基本的に成人と同じ方法を使用しますが、体格に合わせて力加減を調整します。小さな子どもの場合は、自分の膝の上に乗せて背部叩打法を行うこともできます。腹部突き上げ法は、子どもの体格に合わせて、自分が膝をついて高さを調整して行います。
🔸 高齢者への対応
👵 高齢者に対しては成人と同じ方法を使用しますが、いくつかの注意点があります。骨粗しょう症などにより骨がもろくなっている可能性があるため、肋骨骨折のリスクを念頭に置きつつも、命を救うことを優先して適切な力で処置を行います。また、意識がある場合は、無理に口の中に指を入れて異物を取り出そうとしないでください。異物をさらに奥に押し込んでしまう危険性があります。
関連記事:高齢者の誤嚥性肺炎の初期症状とは?見逃しやすいサインと予防法を解説
🔸 妊婦への対応
🤰 妊娠後期の女性には、腹部突き上げ法の代わりに胸部突き上げ法を行います。相手の背後から両腕を回し、握りこぶしを胸骨の下半分(乳首の高さ)に当て、後方に向かって突き上げます。
🔸 肥満の方への対応
💪 体格が大きく腹部に腕が回らない場合も、妊婦と同様に胸部突き上げ法を使用します。
📞 救急車を呼ぶべきタイミング
🚑 119番通報の判断基準と効果的な救急要請の方法を解説!迷ったら即座に通報です。
餅が詰まった場合、状況に応じて救急車を呼ぶ判断が必要です。以下のような場合は、迷わず119番に電話しましょう。
🔸 すぐに救急車を呼ぶべき状況
- 🚨 声が出ない、咳ができない、呼吸ができない状態は、完全な気道閉塞を示しており、極めて緊急性が高いです
- 🚨 顔色が青紫色(チアノーゼ)になっている場合は、酸素不足が深刻な状態です
- 🚨 意識がもうろうとしている、または意識を失っている場合は、すでに脳に十分な酸素が行き渡っていない可能性があります
- 🚨 応急処置を行っても異物が取れない場合も、速やかに救急要請が必要です
🔸 119番通報時の伝え方
📞 救急車を呼ぶ際は、以下の情報を伝えましょう。
- ✅ 「餅を喉に詰まらせている」という状況
- ✅ 住所(できるだけ詳しく)
- ✅ 患者の年齢と性別
- ✅ 現在の状態(意識があるか、呼吸ができているかなど)
- ✅ 自分の名前と電話番号
電話をしながらでも応急処置を続けられる場合は、スピーカーモードにして対応を続けてください。
🔸 意識を失った場合の対応
😵 窒息により意識を失った場合は、すぐに119番通報し、心肺蘇生法(CPR)を開始します。相手を仰向けに寝かせ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。胸骨圧迫は異物を排出する効果もあります。AED(自動体外式除細動器)がある場合は使用の準備をしながら、救急隊の到着を待ちます。
🛡️ 餅を詰まらせないための予防策
✨ 予防こそ最良の対策!餅を安全に楽しむための実践的な予防法をご紹介します。
最も重要なのは、餅を詰まらせないよう予防することです。以下の対策を日頃から心がけましょう。
餅を安全に食べる方法については、こちらの記事「餅がつまりにくい食べ方とは?安全に楽しむための対策と応急処置を解説」でも詳しく解説しています。
🔸 餅を小さく切る
✂️ 餅は食べる前に1〜2cm角程度の小さなサイズに切っておきます。あらかじめ切っておくことで、喉に詰まるリスクを大幅に減らすことができます。特に高齢者や小さな子どもには、さらに小さくカットすることをお勧めします。
🔸 よく噛んでから飲み込む
🦷 餅は十分に咀嚼してから飲み込むことが大切です。少なくとも30回程度は噛むようにしましょう。急いで食べたり、大きな塊のまま飲み込んだりすることは避けてください。食事はゆっくりと時間をかけて楽しみましょう。
🔸 お茶や汁物と一緒に食べる
🍵 餅を食べる際は、お茶や味噌汁などの水分と一緒に摂ることで、喉の通りがよくなります。ただし、餅を飲み込む際に水分で流し込もうとするのは危険です。必ずよく噛んでから、水分で口の中を潤す程度にしましょう。
🔸 食事中は会話を控える
💬 食べ物を口に入れたまま話をすると、飲み込むタイミングがずれて誤嚥のリスクが高まります。特に餅のような粘り気のある食品を食べている時は、しっかり飲み込んでから会話をするようにしましょう。
🔸 高齢者の食事は見守る
👀 高齢者が餅を食べる際は、できるだけ家族が見守るようにしましょう。一人で食事をしていて詰まらせた場合、助けを求めることが困難になります。万が一の事態に備えて、そばにいることが重要です。
🔸 餅を温め直す時の注意
🔥 餅は温かい状態では柔らかいですが、冷めると急速に硬くなります。食べている途中で冷めてきたら、温め直すか、小さくちぎって食べるようにしましょう。また、電子レンジで温める場合は、加熱しすぎると非常に熱くなり、やけどの原因にもなるため注意が必要です。
🔸 嚥下機能が低下している方への配慮
⚠️ 嚥下障害がある方や、むせやすい方は、餅の摂取自体を控えることも検討してください。どうしても食べたい場合は、医師や言語聴覚士に相談し、安全な食べ方についてアドバイスを受けることをお勧めします。
⚠️ 窒息事故が起きやすい食品と注意点
🍇 餅以外の危険な食品も知っておきましょう!年齢別リスク食品を詳しく解説します。
餅以外にも窒息を起こしやすい食品があります。これらの食品についても注意を払うことで、事故のリスクを減らすことができます。
🔸 窒息リスクの高い食品
- 🔸 白玉団子やだんごなどの餅類
- 🔸 こんにゃくゼリー
- 🔸 大きな肉の塊
- 🔸 パン(特にちぎらずに食べた場合)
- 🔸 ナッツ類
- 🔸 ぶどうやミニトマト(特に小児)
- 🔸 飴玉
- 🔸 りんごなどの硬い果物
🔸 年齢別の注意点
👶 乳幼児は奥歯が生えそろっておらず、咀嚼力が未発達なため、硬い食品や丸い形状の食品は特に危険です。ぶどうやミニトマトは4分の1にカットする、ナッツ類は5歳まで与えないなどの配慮が必要です。
👵 高齢者は嚥下機能の低下により、柔らかい食品でも詰まりやすくなります。食事の形態を工夫し、必要に応じてとろみをつけるなどの対策が有効です。
🔸 食事環境の整備
🏠 食事中のテレビ視聴や急かされる環境は、早食いや不十分な咀嚼につながります。落ち着いて食事ができる環境を整えることも、窒息予防の重要なポイントです。正しい姿勢で食事をすることも大切で、椅子に深く座り、足が床につく状態で食べるようにしましょう。
🏥 応急処置後の注意点と医療機関の受診
🩺 応急処置成功後も安心は禁物!適切なアフターケアで完全回復を目指しましょう。
餅を無事に取り除くことができた後も、いくつかの注意点があります。適切なフォローアップを行いましょう。
🔸 応急処置後に医療機関を受診すべき場合
- 🏥 腹部突き上げ法を行った場合は、内臓損傷の可能性があるため、症状がなくても医療機関を受診することが推奨されます
- 🏥 異物除去後も咳が続く、喉の痛みや違和感がある
- 🏥 発熱がある
- 🏥 呼吸に違和感がある
などの症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
🔸 経過観察のポイント
👀 異物除去後、数時間は状態を注意深く観察しましょう。遅れて症状が出現することもあります。特に意識レベルの変化、呼吸の異常、腹痛、吐き気や嘔吐などがあれば、すぐに医療機関を受診してください。
🔸 心理的なケア
💭 窒息は本人にとって非常に恐怖を伴う体験です。特に高齢者や子どもは、その後食事への恐怖心を抱くこともあります。無理に食べさせようとせず、安心できる環境で少しずつ食事への抵抗感を和らげていくことが大切です。
🔸 再発防止への取り組み
🔄 一度窒息を経験した方は、再発のリスクも考慮する必要があります。嚥下機能の評価を受け、必要に応じてリハビリテーションを検討することも有効です。食事形態の見直しや、安全に食べられる環境づくりを家族で話し合うことも重要です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
年末年始の餅による窒息事故の相談は例年増加傾向にあり、特に高齢者の方の事案が多く見受けられます。応急処置後に受診される患者さんの中には、内臓損傷の検査や誤嚥性肺炎の予防処置が必要なケースもあり、「異物が取れたから大丈夫」と考えず、必ず医療機関での確認をお勧めしています。予防が何より大切であることを、ぜひ覚えておいてください。

❓ よくある質問
水を飲ませることは推奨されません。餅は水分を吸収して膨張する性質があり、かえって詰まりがひどくなる可能性があります。また、気道が塞がっている状態で水を飲ませると、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。まずは背部叩打法や腹部突き上げ法で異物を除去することを優先してください。
意識がある場合、むやみに口の中に指を入れることは避けてください。異物をさらに奥に押し込んでしまう危険性があります。ただし、意識がなく、口を開けた時に異物が見える場合は、指で慎重にかき出すことを試みても良いですが、見えない異物を探して取り出そうとすることは危険です。
掃除機を使用することは推奨されません。掃除機のノズルは気道に適した形状ではなく、口腔内や咽頭を傷つける可能性があります。また、吸引力の調整が難しく、効果的に異物を除去できない可能性が高いです。医学的に認められた背部叩打法や腹部突き上げ法を行ってください。
腹部突き上げ法や胸部圧迫により、肋骨骨折が起こる可能性はあります。特に高齢者や骨粗しょう症のある方ではリスクが高くなります。しかし、窒息による死亡リスクと比較すると、骨折は治療可能な損傷です。命を救うことを最優先に、適切な力で処置を行ってください。処置後は医療機関を受診することをお勧めします。
高齢者が餅を食べること自体は禁止されていませんが、十分な注意が必要です。餅を小さく切る、よく噛んでから飲み込む、お茶や汁物と一緒に食べる、家族が見守るなどの対策を徹底してください。嚥下機能が著しく低下している方や、認知症などで安全に食事を摂ることが難しい方は、餅の摂取を控えることも検討してください。
一般的に、奥歯が生えそろい咀嚼力がある程度発達する3歳以降が目安とされています。ただし、個人差があるため、子どもの発達状況を見ながら判断してください。最初は非常に小さく切り、大人がそばで見守りながら少量ずつ与えるようにしましょう。急いで食べさせたり、無理に与えたりすることは避けてください。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
