お子さんが夜間や休日に突然の発熱やけいれんを起こすと、どう対処すべきか不安になる保護者の方も多いのではないでしょうか。そんな時に頼りになるのが、小児救急電話相談「#8000」です。この記事では、#8000の対応時間や利用方法、夜間・休日に子どもの体調が急変した際の対処法について詳しく解説します。いざという時に慌てないために、ぜひ参考にしてください。
目次
- 小児救急電話相談#8000とは
- #8000の対応時間は都道府県によって異なる
- 主要都道府県の#8000対応時間一覧
- #8000に電話をかける前に確認すべきこと
- #8000で相談できる内容
- 夜間・休日に子どもが急病になった時の対処法
- すぐに救急車を呼ぶべき症状
- #8000以外の相談窓口・サービス
- 夜間・休日の小児救急医療機関の探し方
- 保護者が日頃から備えておくべきこと
- よくある質問
- まとめ
この記事のポイント
小児救急電話相談「#8000」は夜間・休日に看護師等へ無料相談できるサービスで、対応時間は都道府県により異なる。意識消失や呼吸困難など緊急症状は119番へ、迷う場合は#8000を活用し適切な受診判断を。
🎯 小児救急電話相談#8000とは
小児救急電話相談#8000は、厚生労働省が推進する全国統一の電話相談サービスです。休日や夜間に子どもの急な病気やけがで困った時、看護師や小児科医などの専門スタッフに電話で相談できます。
🔸 #8000の基本的な仕組み
#8000に電話をかけると、お住まいの都道府県の相談窓口に自動的に転送されます。電話では、看護師などの専門スタッフがお子さんの症状を聞き取り、すぐに病院を受診すべきかどうか、家庭での応急処置の方法など、適切なアドバイスを提供してくれます。
この相談サービスは、保護者の不安を軽減するとともに、軽症患者が救急医療機関に集中することを防ぎ、本当に緊急性の高い患者が適切な医療を受けられるようにする目的もあります。
🔸 #8000を利用できる対象者
#8000の相談対象となるのは、原則として15歳未満の子どもです。ただし、都道府県によって対象年齢が異なる場合があります。相談は無料ですが、通話料は相談者の負担となります。携帯電話からも利用可能で、プッシュ回線であれば固定電話からでもかけられます。
🔸 #8000開設の経緯と目的
#8000は2004年に厚生労働省によって開始され、2010年までに全国47都道府県で実施されるようになりました。少子化が進む中で小児科医が減少し、夜間や休日の小児医療体制が厳しくなっている現状を踏まえ、保護者が適切な判断をできるよう支援する目的で設置されました。
Q. 小児救急電話相談#8000とはどんなサービスですか?
小児救急電話相談#8000は、厚生労働省が推進する全国統一の電話相談サービスです。休日や夜間に15歳未満の子どもの急な病気やけがで困った際、看護師や小児科医などの専門スタッフに無料で相談できます。相談自体は無料ですが、通話料は利用者負担となります。
⏰ #8000の対応時間は都道府県によって異なる
#8000の対応時間は全国統一ではなく、各都道府県によって異なります。これは、各地域の医療体制や人員配置の状況に応じて、それぞれの自治体が運営しているためです。
🔸 対応時間が異なる理由
都道府県ごとに#8000の対応時間が異なる主な理由は、地域の医療資源や予算、相談員の確保状況が異なるためです。都市部では比較的長い時間帯をカバーできる一方、地方では人員確保が難しく、対応時間が限られる場合があります。
また、平日と休日で対応時間が異なる都道府県も多くあります。休日は日中から相談を受け付けている地域もあれば、夜間のみの対応となる地域もあります。
🔸 一般的な対応時間の傾向
多くの都道府県では、平日は19時頃から翌朝8時頃までの夜間帯に対応しています。休日は、朝から夜まで終日対応している地域と、平日と同じく夜間のみの対応となる地域があります。
24時間対応を実施している都道府県はまだ限られていますが、年々拡充される傾向にあります。お住まいの地域の対応時間を事前に確認しておくことが大切です。
📋 主要都道府県の#8000対応時間一覧
以下に、主要な都道府県の#8000対応時間をご紹介します。なお、対応時間は変更される可能性がありますので、最新の情報は各都道府県のホームページでご確認ください。
🗾 関東地方の対応時間
東京都では、平日は18時から翌朝8時まで、土曜日は9時から翌朝8時まで、日曜・祝日・年末年始は9時から翌朝8時まで対応しています。神奈川県は、毎日18時から翌朝8時までの対応となっています。
埼玉県は、毎日19時から翌朝7時までの対応です。千葉県は、毎日19時から翌朝6時までとなっています。茨城県は、毎日17時30分から翌朝8時まで対応しており、比較的早い時間から相談を受け付けています。
🗾 関西地方の対応時間
大阪府は、毎日19時から翌朝8時までの対応です。兵庫県は、平日・土曜日は18時から翌朝8時まで、日曜・祝日・年末年始は8時から翌朝8時まで対応しており、休日は日中から相談可能です。
京都府は、平日は19時から翌朝8時まで、土曜日は15時から翌朝8時まで、日曜・祝日・年末年始は8時から翌朝8時まで対応しています。奈良県は、毎日18時から翌朝8時まで、和歌山県は毎日19時から翌朝9時までの対応となっています。
🗾 その他の地域の対応時間
北海道は、毎日19時から翌朝8時までの対応です。宮城県は、毎日19時から翌朝8時まで、愛知県は毎日19時から翌朝8時まで対応しています。
福岡県は、平日は19時から翌朝7時まで、土曜日は12時から翌朝7時まで、日曜・祝日・年末年始は7時から翌朝7時まで対応しており、休日は終日相談可能です。広島県は、毎日19時から翌朝8時までの対応となっています。

Q. #8000の対応時間は全国共通ですか?
#8000の対応時間は都道府県ごとに異なります。例えば東京都は平日18時〜翌8時、兵庫県は日曜・祝日なら8時〜翌8時と終日対応しています。24時間対応の地域はまだ限られており、事前にお住まいの都道府県のホームページで最新の対応時間を確認しておくことが重要です。
📋 #8000に電話をかける前に確認すべきこと
#8000に電話をかける際、スムーズに相談するために事前に確認しておくべきことがあります。相談員はお子さんの状態を電話でしか把握できないため、正確な情報を伝えることが適切なアドバイスにつながります。
📌 お子さんの基本情報を準備する
電話をかける前に、お子さんの年齢、体重、既往歴(過去にかかった病気)、現在服用中の薬があれば薬の名前を確認しておきましょう。特にアレルギーがある場合は必ず伝えられるようにしておくことが重要です。
また、お子さんの母子健康手帳があれば手元に用意しておくと、予防接種歴や過去の病歴を確認する際に役立ちます。
📌 症状の経過を整理する
いつから症状が始まったのか、どのように変化しているのかを時系列で整理しておきましょう。発熱の場合は、熱が出始めた時刻と最高体温、現在の体温を伝えられるようにします。
嘔吐や下痢がある場合は、回数や量、色、血液が混じっていないかなどを確認しておきます。お子さんの様子(元気があるか、ぐったりしているか、水分は摂れているかなど)も重要な情報です。
📌 電話をかける環境を整える
できるだけ静かな場所で電話をかけ、相談員の説明をメモできるよう筆記用具を用意しておきましょう。回線が混雑している場合はつながりにくいこともありますので、根気よくかけ直す心構えも必要です。
また、お子さんのそばで電話できる状況であれば、相談中にお子さんの状態を確認しながら話すことができます。
💊 #8000で相談できる内容
#8000では、子どもの急な病気やけがに関する幅広い相談に対応しています。どのような内容を相談できるのか、具体的に見ていきましょう。
🌡️ 発熱に関する相談
子どもの発熱は保護者が最も心配する症状の一つです。#8000では、熱の高さや経過、他の症状の有無を聞き取り、すぐに受診すべきか、翌日まで様子を見ても大丈夫かのアドバイスを受けられます。
解熱剤の使い方や、発熱時の水分補給、クーリングの方法など、家庭でできるケアについても相談できます。
🤮 嘔吐・下痢に関する相談
急な嘔吐や下痢が続く場合、脱水症状が心配になります。#8000では、脱水の兆候の見分け方や、経口補水液の与え方、受診の目安について相談できます。
ノロウイルスやロタウイルスなどの感染性胃腸炎が疑われる場合の家庭での対応方法についてもアドバイスを受けられます。ノロウイルスの家族感染を防ぐ方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⚡ けいれんに関する相談
熱性けいれんなど、けいれんを起こした場合は保護者が非常に動揺することが多いです。けいれんが起きた時の対処法や、救急車を呼ぶべきかどうかの判断について相談できます。
けいれんが収まった後の観察ポイントや、翌日以降の受診の必要性についてもアドバイスを受けられます。
🩹 けがや誤飲に関する相談
転倒による頭部打撲や、異物の誤飲など、事故に関する相談も可能です。特に誤飲の場合は、飲み込んだものの種類によって対応が異なるため、専門的なアドバイスが重要になります。
やけどや切り傷などのけがについても、家庭での応急処置の方法や受診の必要性について相談できます。
🏥 夜間・休日に子どもが急病になった時の対処法
夜間や休日に子どもの体調が急変した場合、慌てずに適切な対応をとることが大切です。ここでは、症状別の対処法をご紹介します。
🌡️ 発熱時の対処法
子どもが発熱した場合、まずは水分補給を心がけましょう。母乳やミルク、お茶、経口補水液など、飲めるものを少しずつ与えます。衣服は厚着させすぎず、室温を快適に保ちます。
38.5度以上の熱があり、お子さんがぐずって眠れない場合は、医師から処方された解熱剤を使用しても構いません。ただし、解熱剤は症状を和らげるためのもので、病気を治すものではないことを理解しておきましょう。
発熱しても、水分が摂れている、比較的機嫌がよい、眠れているなどの場合は、翌日まで様子を見ても問題ないことが多いです。
💧 嘔吐・下痢時の対処法
嘔吐がある場合は、吐いた直後に飲食させると再び吐いてしまうことがあります。30分から1時間程度休ませてから、少量の水分を与えましょう。スプーン1杯程度から始め、吐かなければ徐々に量を増やしていきます。
下痢の場合も水分補給が重要です。経口補水液や薄めたお茶などを少量ずつ与えます。下痢止めは自己判断で使用せず、医師の指示に従いましょう。
おむつ交換や吐物の処理をする際は、感染予防のため手洗いを徹底し、使い捨ての手袋やマスクを使用することをお勧めします。
⚡ けいれん時の対処法
けいれんを起こした場合、まず保護者自身が落ち着くことが大切です。お子さんを平らな場所に横向きに寝かせ、顔を横に向けて吐物で窒息しないようにします。口の中に指や物を入れてはいけません。
けいれんの時間を計測し、手足の動き方(左右対称かどうか)を観察します。多くの熱性けいれんは5分以内に収まりますが、5分以上続く場合や意識が戻らない場合は救急車を呼びましょう。
初めてのけいれんや、けいれん後に意識がはっきりしない場合は、その日のうちに医療機関を受診することをお勧めします。
Q. 救急車をすぐ呼ぶべき子どもの症状は何ですか?
意識がない・呼びかけに反応しない、唇や爪が青紫色になるチアノーゼ、5分以上続くけいれん、大量出血や圧迫しても止まらない出血、生後3か月未満で38度以上の発熱、アナフィラキシーショックによる呼吸困難などは緊急性が高く、#8000ではなく即座に119番へ連絡してください。
🚨 すぐに救急車を呼ぶべき症状
⚠️ 緊急度高!
#8000に相談する時間的余裕がなく、すぐに救急車(119番)を呼ぶべき症状があります。以下のような場合は、ためらわずに救急車を要請してください。
🧠 意識に関する緊急症状
意識がない、または意識がもうろうとしている場合は緊急性が高いです。呼びかけに反応しない、目を開けない、痛みに反応しないなどの状態が見られたら、すぐに救急車を呼びましょう。
また、けいれんが5分以上続く場合、けいれんが収まっても意識が戻らない場合、短時間に繰り返しけいれんを起こす場合も緊急性があります。
🫁 呼吸に関する緊急症状
呼吸が止まっている、または呼吸が非常に苦しそうな場合は命に関わる可能性があります。唇や爪が青紫色になっている(チアノーゼ)、息を吸う時に肋骨の間がへこむ、ゼーゼー・ヒューヒューという音がして苦しそうなどの症状がある場合は救急車を呼んでください。
誤飲によって窒息している場合も、すぐに119番に電話し、電話口で指示を受けながら応急処置を行います。
🩸 出血・外傷に関する緊急症状
大量の出血がある場合や、圧迫しても出血が止まらない場合は救急車が必要です。また、交通事故や高所からの転落など、強い衝撃を受けた場合も緊急性が高いです。
頭を強く打った後に嘔吐が続く、けいれんを起こす、意識がおかしいなどの症状がある場合も、すぐに救急車を呼びましょう。
⚠️ その他の緊急症状
激しい腹痛で顔色が悪い場合、38度以上の発熱があり生後3ヶ月未満の赤ちゃんの場合、全身に発疹が急速に広がっている場合なども緊急性があります。
アナフィラキシーショック(重度のアレルギー反応)で、呼吸困難、顔面蒼白、意識低下などがある場合もすぐに救急車を呼んでください。
📞 #8000以外の相談窓口・サービス
#8000の対応時間外や、回線が混雑している場合に利用できる他の相談窓口やサービスをご紹介します。
🔸 救急安心センター#7119
#7119は、救急車を呼ぶべきか迷った時に相談できる電話相談サービスです。子どもだけでなく、大人の救急相談にも対応しています。実施地域は限られていますが、東京都、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、北海道(札幌市周辺)など、順次拡大しています。
#7119では、症状を聞き取り、すぐに救急車を呼ぶべきか、自分で病院を受診すべきか、翌日まで様子を見てもよいかなどのアドバイスを受けられます。また、受診可能な医療機関の案内も行っています。
🔸 こどもの救急(日本小児科学会)
日本小児科学会が運営するウェブサイト「こどもの救急」では、お子さんの症状をチェックリスト形式で入力することで、すぐに病院に行くべきか、家で様子を見てもよいかの目安を確認できます。パソコンやスマートフォンから24時間アクセス可能です。
対象は生後1ヶ月から6歳までのお子さんで、発熱、嘔吐、下痢、けいれん、咳など、よくある症状について判断の目安を示してくれます。
🔸 各都道府県の医療情報システム
多くの都道府県では、休日・夜間に受診できる医療機関を検索できる医療情報システムを運営しています。お住まいの都道府県のホームページや、スマートフォンアプリで確認できる場合もあります。
また、市区町村によっては、休日当番医制度を設けており、広報誌やホームページで当番医の情報を公開しています。
🔸 オンライン診療サービス
近年は、スマートフォンやパソコンを使ったオンライン診療サービスも普及しています。夜間や休日でも医師に相談でき、必要に応じて処方を受けられるサービスもあります。ただし、症状によっては対面での診察が必要な場合もありますので、サービスの限界を理解した上で利用しましょう。
🔍 夜間・休日の小児救急医療機関の探し方
#8000や他の相談窓口で受診を勧められた場合、実際に受診できる医療機関を探す必要があります。夜間・休日に小児を診てくれる医療機関の探し方をご紹介します。
🏥 救急病院・休日夜間急患センター
各地域には、夜間や休日に診療を行う救急病院や休日夜間急患センターがあります。小児科の当直医がいる病院であれば、子どもの急病に対応してもらえます。
💡 ポイント
救急外来は本来、緊急性の高い患者のための場所です。翌日まで待てる症状であれば、無理に夜間受診せず、翌日のかかりつけ医の受診を検討しましょう。
🌐 医療情報ネットを活用する
厚生労働省が運営する「医療情報ネット」では、全国の医療機関を検索できます。診療科目、診療時間、所在地などから絞り込み検索ができ、夜間や休日に受診可能な医療機関を探すことができます。
各都道府県も独自の医療機関検索システムを運営しています。お住まいの地域のシステムをブックマークしておくと、いざという時に役立ちます。
👨⚕️ かかりつけ医に確認しておく
普段からかかりつけの小児科がある場合は、夜間や休日に急病になった時の対応について、平時に確認しておくことをお勧めします。連携している救急病院や、地域の休日当番医の情報を教えてもらえることがあります。
また、かかりつけ医によっては、夜間や休日でも電話相談に応じてくれる場合があります。
Q. #8000がつながらない時はどうすればよいですか?
#8000が混雑でつながらない場合は、時間をおいて再度かけ直すか、救急安心センター#7119(東京・大阪・福岡など一部地域)や日本小児科学会の「こどもの救急」ウェブサイトを活用してください。症状が重篤で緊急性が高い場合は、迷わず119番に電話することが最優先です。
📝 保護者が日頃から備えておくべきこと
お子さんの急な病気やけがに慌てないために、日頃から準備しておくべきことをまとめました。
📌 緊急連絡先リストを作成する
お住まいの地域の#8000対応時間、最寄りの救急病院、休日夜間急患センター、かかりつけ小児科の連絡先などをまとめたリストを作成し、家族で共有しておきましょう。冷蔵庫や電話の近くなど、目につきやすい場所に貼っておくと便利です。
スマートフォンの連絡先にも登録しておくと、外出先で急病になった時にも対応できます。
🩹 家庭の救急箱を整備する
体温計、解熱剤(医師から処方されたもの)、経口補水液、絆創膏、消毒液、ガーゼ、包帯などの基本的な救急用品を揃えておきましょう。子ども用の体温計や、解熱剤の座薬を保管する場合は使用期限を定期的に確認します。
また、お薬手帳は常に最新の状態に保ち、緊急時にすぐ持ち出せる場所に置いておくことをお勧めします。
📋 子どもの健康情報を記録しておく
お子さんの生年月日、血液型、アレルギー、既往歴、予防接種歴、普段服用している薬などの情報をまとめておくと、緊急時に医療機関に正確な情報を伝えることができます。母子健康手帳と一緒に保管しておくとよいでしょう。
⚡ 応急処置の知識を身につける
地域の消防署や日本赤十字社などが開催する救急法講習会に参加し、子どもの心肺蘇生法や応急処置の方法を学んでおくことをお勧めします。いざという時に適切な行動をとれるよう、定期的に知識をアップデートしておくことが大切です。

👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
当院でも、夜間や休日の子どもの急病について相談をいただくケースが増えています。特に冬場は感染症による発熱や嘔吐の相談が多く、保護者の方の不安も高まっています。#8000のような相談窓口を上手に活用し、適切な判断をしていただくことで、お子さんの健康を守ることができます。
🔸 よくある質問
回線が混雑している場合は時間をおいて再度かけ直してください。つながらない場合は、#7119(救急安心センター)や各都道府県の医療機関案内、日本小児科学会の「こどもの救急」ウェブサイトなどを利用することができます。緊急性が高い症状の場合は、ためらわずに119番に電話してください。
相談自体は無料ですが、通話料は相談者の負担となります。固定電話からかける場合と携帯電話からかける場合で通話料が異なりますので、ご契約の電話プランをご確認ください。
原則として15歳未満(中学生まで)のお子さんが対象ですが、都道府県によって対象年齢が異なる場合があります。詳しくはお住まいの都道府県のホームページでご確認ください。
#8000は電話相談サービスであり、薬の処方は行っていません。症状についてのアドバイスや受診の目安、家庭での対処法についての相談は可能ですが、薬が必要な場合は医療機関を受診する必要があります。
はい、#8000は全国どこからでも利用できます。電話をかけた場所の都道府県の相談窓口に転送されますので、旅行先でお子さんが急病になった場合も相談可能です。ただし、対応時間は都道府県によって異なりますのでご注意ください。
発熱の高さだけで受診の必要性を判断することは難しく、お子さんの全体的な状態が重要です。38度以上の発熱があっても、水分が摂れている、比較的元気がある場合は翌日の受診でも問題ないことが多いです。一方、生後3ヶ月未満の発熱、ぐったりしている、水分が摂れない、けいれんを起こしたなどの場合はすぐに受診が必要です。判断に迷う場合は#8000に相談してください。
💡 まとめ
小児救急電話相談#8000は、夜間や休日に子どもの急な病気やけがで困った時に頼りになるサービスです。対応時間は都道府県によって異なりますので、お住まいの地域の対応時間を事前に確認しておくことをお勧めします。
#8000では、看護師などの専門スタッフが症状を聞き取り、すぐに受診すべきか、家庭で様子を見てもよいかなど、適切なアドバイスを受けられます。ただし、意識がない、呼吸が苦しい、大量の出血があるなどの緊急症状がある場合は、ためらわずに119番に電話してください。
日頃から緊急連絡先リストの作成や救急箱の整備、応急処置の知識習得などの備えをしておくことで、いざという時に慌てず対応できます。お子さんの健康を守るために、この記事の情報をぜひ活用してください。
関連記事:冬の脱水症状は高齢者に多い?原因・症状・予防法を詳しく解説
また、インフルエンザの家族内感染を防ぐ隔離方法についてもご参照ください。
📚 参考文献
- 📌 厚生労働省「小児救急電話相談事業(#8000)について」
- 📌 日本小児科学会「こどもの救急」
- 📌 総務省消防庁「救急安心センター事業(#7119)について」
- 📌 厚生労働省「医療情報ネット」
- 📌 日本小児科学会
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
