
💡 「最近、抜け毛が増えてきた気がする…」「枕や排水口の髪が明らかに多い!」と感じているあなた、放置すると手遅れになるかもしれません。
この記事を読めば、皮膚科で処方される薬の種類・効果・受診の流れがまるごとわかります。読まずにいると、自己判断で誤った対処をして症状が悪化するリスクがあります。
🗣️ よくある悩み…
✅ この記事を読むとわかること
- 📌 皮膚科で診てもらえる脱毛症の種類
- 📌 処方される薬の種類と効果
- 📌 受診の流れ・診察で何をするか
- 📌 皮膚科とAGAクリニックの違い
目次
- 抜け毛と脱毛症の基礎知識
- 皮膚科で診てもらえる抜け毛の種類
- 皮膚科で処方される抜け毛の薬の種類
- AGAに対する内服薬と外用薬
- 円形脱毛症に対する治療薬
- その他の脱毛症に使われる薬
- 皮膚科受診の流れと診察内容
- 薬を使う際の注意点と副作用
- 皮膚科とAGAクリニックの違い
- まとめ
この記事のポイント
皮膚科では、AGA・円形脱毛症・休止期脱毛症など脱毛症の種類に応じ、5α還元酵素阻害薬・血管拡張外用薬・ステロイド・JAK阻害薬等を処方する。正確な診断と医師の指示に従った継続治療が改善の鍵となる。
💡 抜け毛と脱毛症の基礎知識
人間の毛髪は、「ヘアサイクル」と呼ばれる成長と休止のサイクルを繰り返しています。成長期・退行期・休止期という3つのフェーズがあり、正常な状態では一日に50〜100本程度の抜け毛が生じます。この範囲内であれば、新しい毛が生えてくるため総量に大きな変化はありません。
しかし、何らかの原因でヘアサイクルが乱れたり、成長期が短くなったりすると、抜け毛が増加し、毛髪の総量が減少していきます。これが「脱毛症」の状態です。脱毛症にはさまざまな種類があり、原因も異なるため、それぞれに適した治療法や薬が存在します。
抜け毛が気になり始めたとき、多くの方はシャンプーや育毛剤を変えたり、生活習慣を見直したりと、まず自分でできることを試みます。しかし、脱毛症の多くは医療的なアプローチが必要であり、市販品だけでは改善が難しい場合もあります。適切なタイミングで皮膚科を受診することが、早期の改善につながる大切なステップです。
Q. 皮膚科で診てもらえる抜け毛の種類は何がありますか?
皮膚科では、男性ホルモンが原因のAGA(男性型脱毛症)、自己免疫が関与する円形脱毛症、ストレスや栄養不足による休止期脱毛症、マラセチア菌が原因の脂漏性皮膚炎、真菌感染による頭部白癬など、多様な脱毛症を診療しています。
📌 皮膚科で診てもらえる抜け毛の種類
皮膚科では、頭皮や毛髪に関するさまざまな疾患を診察しています。抜け毛の原因はひとつではなく、それぞれの疾患に応じた診断と治療が必要です。代表的な脱毛症の種類を以下にご紹介します。
✅ 男性型脱毛症(AGA)
男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)は、男性ホルモンの影響を受けて進行する脱毛症です。前頭部や頭頂部の髪が薄くなることが特徴で、遺伝的な要因が大きく関与しています。進行性の脱毛症であるため、早期に治療を開始することが重要です。近年では、女性にも同様のメカニズムで起こる「女性型脱毛症(FAGA)」が注目されており、皮膚科での診療対象となっています。
📝 円形脱毛症
円形脱毛症は、頭皮に円形または楕円形の脱毛斑が生じる疾患です。自己免疫の異常によって毛根が攻撃されることが原因と考えられており、ストレスとの関連も指摘されています。単発型のものから複数の脱毛斑が生じる多発型、頭部全体に及ぶ全頭型、さらに全身の体毛が抜ける汎発型まで、重症度はさまざまです。
🔸 休止期脱毛症
休止期脱毛症は、何らかのストレスや栄養不足、ホルモン変動などが引き金となり、多数の毛髪が一時的に休止期へ移行することで大量に抜け毛が生じる状態です。出産後に起こる「産後脱毛」も、これに分類されます。原因となる要因が解消されると自然に回復することが多いですが、長期間続く場合は医療的な対処が必要になることもあります。
⚡ 脂漏性皮膚炎による脱毛
頭皮の皮脂分泌が過剰になることで、マラセチアと呼ばれるカビ(真菌)が異常増殖し、炎症を引き起こす状態が脂漏性皮膚炎です。フケや頭皮のかゆみ、赤みを伴うことが多く、炎症が続くと毛根にも影響を与えて抜け毛の原因となることがあります。
🌟 頭部白癬(しらくも)
頭部白癬は、白癬菌という真菌が頭皮に感染することで起こる疾患です。子どもに多く見られますが、成人にも発症します。感染した部分の毛が折れたり抜けたりすることがあり、適切な抗真菌薬による治療が必要です。
✨ 皮膚科で処方される抜け毛の薬の種類
皮膚科で処方される抜け毛の薬は、脱毛症の種類や重症度、患者さんの状態によって大きく異なります。大まかに分けると、内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)の2種類があります。それぞれの特徴と代表的な薬を解説します。
💬 内服薬(飲み薬)
内服薬は体内から作用するため、広範囲の脱毛や外用薬だけでは効果が出にくい場合に用いられます。AGAや円形脱毛症など、ホルモンや免疫の異常が原因となる脱毛症に対して処方されることが多いです。
✅ 外用薬(塗り薬・ローション)
外用薬は頭皮に直接塗布して使用するものです。内服薬に比べて全身への影響が少ないため、副作用のリスクを抑えながら治療を進めたい場合に適しています。AGAの治療で用いられる血管拡張薬や、円形脱毛症に使用するステロイド外用薬などが代表的です。
Q. AGAの治療薬にはどのような種類がありますか?
AGA治療には主に2種類の薬が用いられます。内服薬の5α還元酵素阻害薬はDHTの産生を抑え脱毛進行を止め、外用薬の血管拡張薬は頭皮の血流を改善して毛根への栄養供給を促します。効果が現れるまで一般的に3〜6ヶ月の継続使用が必要です。
🔍 AGAに対する内服薬と外用薬
AGAは進行性の脱毛症であるため、早期からの薬物療法が推奨されています。皮膚科やAGAクリニックで処方される主な薬について詳しく見ていきましょう。
📝 5α還元酵素阻害薬(内服薬)
AGAの主な原因は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α還元酵素という酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることです。DHTが毛根に作用することでヘアサイクルが乱れ、毛が細くなりやすくなります。
5α還元酵素阻害薬は、この変換を抑制することでDHTの産生を減らし、脱毛の進行を抑える効果があります。現在、日本で認可されているAGA治療薬としては、1型と2型の両方の5α還元酵素を阻害するタイプと、主に2型を阻害するタイプがあります。
これらの薬は男性のみに使用が認められており、女性や妊婦には使用できません。特に妊娠中の女性が薬に触れることも避ける必要があるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
効果が現れるまでには一定の期間が必要であり、一般的には3〜6ヶ月程度の継続服用で効果を実感し始める方が多いとされています。薬の服用を中止すると効果が失われるため、継続的な使用が基本となります。
🔸 血管拡張薬(外用薬)
血管拡張作用を持つ成分を頭皮に塗布することで、頭皮の血流を改善し、毛根への栄養供給を促進する外用薬があります。もともとは高血圧の治療薬として開発されたものですが、副作用として毛髪が増えることが確認され、その後AGAの外用薬として応用されました。
この成分を含む外用薬は現在、市販品としても販売されていますが、濃度によっては処方薬として提供されているものもあります。男女ともに使用できる治療法であり、女性のAGA(FAGA)治療にも広く活用されています。
使用を開始してから効果が現れるまでには数ヶ月を要することが多く、継続的な使用が重要です。また、使用を中止すると効果が薄れる場合があるため、長期的な治療計画を医師と相談しながら進めることが大切です。
⚡ 女性型脱毛症(FAGA)への対応
女性のAGAとも呼ばれるFAGAは、男性のAGAとは異なり、頭頂部を中心に全体的に薄くなることが多い特徴があります。男性ホルモンだけでなく、女性ホルモンの減少や加齢も関係しているとされており、治療のアプローチも異なります。
女性に使用できるAGA治療薬は男性ほど多くはなく、主に血管拡張作用のある外用薬が中心となります。また、鉄分不足や甲状腺ホルモンの異常など、別の疾患が原因となっている場合もあるため、皮膚科での丁寧な問診と検査が重要です。
💪 円形脱毛症に対する治療薬
円形脱毛症は自己免疫疾患であるため、免疫反応を抑制したり、毛根への攻撃を防いだりするためのアプローチが治療の中心となります。重症度に応じてさまざまな薬が使用されます。
🌟 ステロイド外用薬
円形脱毛症の治療において、最もよく用いられるのがステロイド外用薬です。脱毛斑の部位に塗布することで、局所的な炎症を抑え、免疫反応による毛根への攻撃を抑制します。ステロイドの強さにはランクがあり、脱毛の程度や部位に応じて適切な強さのものが選択されます。
軽症から中等症の円形脱毛症に対しては、まずステロイド外用薬が第一選択肢となることが多く、効果が不十分な場合は他の治療法への切り替えや追加が検討されます。
💬 ステロイド局所注射
ステロイドの局所注射は、脱毛斑の部位に直接ステロイドを注入する治療法です。外用薬と比べて高濃度のステロイドを直接患部に届けることができるため、外用薬で効果が不十分な場合や、早期に効果を得たい場合に用いられます。
注射を行う際には痛みを伴うことがあるため、患者さんの状況や希望を考慮しながら、医師が治療方針を決定します。
✅ ステロイド内服薬
重症の円形脱毛症や、外用薬・局所注射で効果が得られない場合には、ステロイドを内服する治療が選択されることがあります。全身への作用があるため、長期使用による副作用(体重増加、血糖値上昇、骨密度低下など)に注意が必要であり、定期的な経過観察が欠かせません。
📝 JAK阻害薬
近年、円形脱毛症の新たな治療薬として注目されているのがJAK(ヤヌスキナーゼ)阻害薬です。免疫反応に関わるシグナル伝達を阻害することで、毛根への自己免疫攻撃を抑制する効果が期待されます。
2023年には重症の円形脱毛症に対するJAK阻害薬が国内でも承認されており、従来の治療法では効果が得られなかった重症例に対しても新たな選択肢となっています。ただし、使用にあたっては感染症リスクなどの副作用についても十分な管理が必要です。
🔸 免疫抑制薬・感作療法
重症例や難治性の円形脱毛症に対しては、免疫抑制薬が使用されることもあります。また、感作療法(DPCP療法など)と呼ばれる、特定の物質を頭皮に塗布してわざとアレルギー反応を引き起こし、免疫の向きを変えることで発毛を促す治療法も行われています。これらは専門的な管理のもとで行われる治療です。
⚡ グリチルリチン製剤
グリチルリチンは甘草(かんぞう)から抽出される成分で、抗炎症作用を持ちます。ステロイドほど強力ではありませんが、副作用が比較的少ないため、軽症の円形脱毛症や小児の患者さんに対して使用されることがあります。内服薬や注射薬として用いられます。
Q. 円形脱毛症の治療薬にはどのようなものがありますか?
円形脱毛症は重症度に応じて治療薬が選ばれます。軽症にはステロイド外用薬、効果不十分な場合はステロイド局所注射、重症例にはステロイド内服薬が用いられます。2023年に国内承認されたJAK阻害薬は、従来の治療が効かない重症例への新たな選択肢として注目されています。

🎯 その他の脱毛症に使われる薬
AGA・円形脱毛症以外の原因による抜け毛に対しても、それぞれに応じた薬が使用されます。
🌟 脂漏性皮膚炎への治療薬
脂漏性皮膚炎に伴う抜け毛に対しては、炎症の原因となるマラセチアを抑えるための抗真菌薬(ケトコナゾールなど)が外用薬として使用されます。また、炎症が強い場合にはステロイド外用薬が併用されることもあります。フケや頭皮のかゆみが改善されると、抜け毛も落ち着いてくることが多いです。
💬 頭部白癬への治療薬
頭部白癬(しらくも)は、白癬菌という真菌が原因であるため、抗真菌薬による治療が基本です。外用薬だけでは毛包内の菌に届きにくいため、内服の抗真菌薬が用いられることがほとんどです。治療期間は数週間から数ヶ月程度が目安となります。
✅ 休止期脱毛症への対応
休止期脱毛症は、原因となっている要因(栄養不足・ストレス・ホルモン変動など)を取り除くことが根本的な治療となります。鉄欠乏が原因であれば鉄剤の補充、甲状腺疾患が原因であればその治療が優先されます。症状が強い場合には、血行促進や頭皮環境改善を目的とした外用薬が補助的に用いられることもあります。
📝 栄養補助・ビタミン剤
毛髪の健康維持に必要な栄養素として、ビオチン(ビタミンB7)、鉄、亜鉛などが知られています。これらが不足している場合、補充療法が行われることがあります。医薬品として処方されるビタミン剤や鉄剤は、市販のサプリメントとは用量や吸収率が異なる場合があるため、医師の指示に従って使用することが重要です。
💡 皮膚科受診の流れと診察内容
抜け毛が気になって皮膚科を受診する際、どのような流れで診察が進むのかを事前に知っておくと安心です。
🔸 問診
最初に行われるのが問診です。いつ頃から抜け毛が増えたか、どの部位から始まったか、家族にも同様の症状があるかといったことを確認します。また、最近のストレス状況、食事内容、服用中の薬、女性であれば妊娠・出産・月経周期なども重要な情報となります。
⚡ 頭皮・毛髪の観察
肉眼による観察に加え、ダーモスコープや毛髪診断器などの機器を使って頭皮の状態や毛根の様子を詳しく調べることがあります。毛の太さや数、毛根の状態から脱毛症の種類や進行度を評価します。
🌟 血液検査

抜け毛の背景に内科的な疾患が隠れていないかを確認するために、血液検査が行われることがあります。甲状腺ホルモンの異常、貧血(鉄欠乏)、亜鉛不足、自己免疫疾患のマーカーなどを調べることで、治療方針の決定に役立てます。
💬 診断と治療方針の決定
問診・観察・検査の結果をもとに、脱毛症の種類が診断され、それに応じた治療法と薬が提案されます。医師から薬の使い方や注意事項、次回の受診時期について説明があるので、疑問点はこの段階でしっかり確認しておくとよいでしょう。
✅ 経過観察・フォローアップ
脱毛症の治療は短期間で完結するものは少なく、定期的な通院での経過観察が必要です。薬の効果や副作用を確認しながら、必要に応じて治療法を調整していきます。医師の指示に従って継続的に受診することが、治療成功の鍵となります。
Q. 皮膚科とAGAクリニックはどう使い分けるべきですか?
抜け毛の原因が不明な場合や頭皮に炎症・かゆみがある場合、費用を抑えたい場合は保険診療も可能な皮膚科が適しています。一方、AGAと診断済みで専門的な治療を求める場合はAGAクリニックも選択肢です。アイシークリニックでは、一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しています。
📌 薬を使う際の注意点と副作用
抜け毛の治療薬を使用する際には、いくつかの重要な注意点があります。
📝 自己判断での使用は避ける
インターネットで調べた情報をもとに、処方薬を個人輸入したり、他の人の薬を流用したりすることは非常に危険です。脱毛症の種類を正確に判断するには専門的な知識と検査が必要であり、誤った薬の使用は症状を悪化させたり、予期しない副作用を引き起こしたりするリスクがあります。必ず医師の診断のもとで処方薬を使用してください。
🔸 5α還元酵素阻害薬の注意点
AGAの内服薬として使用される5α還元酵素阻害薬には、性欲低下や勃起機能の変化といった性機能への影響が副作用として報告されることがあります。これらの副作用は服用をやめることで回復することがほとんどですが、気になる症状が現れた場合はすぐに医師に相談することが大切です。また、前述の通り、女性や妊婦への使用は禁忌であり、薬に直接触れることも避ける必要があります。
⚡ 血管拡張薬(外用薬)の注意点
血管拡張作用を持つ外用薬を使用する際は、頭皮以外の部位への付着に注意が必要です。顔や首などに垂れた場合、その部分に発毛が起こる可能性があります。また、心臓疾患のある方は使用前に医師への相談が必要です。使用開始直後に一時的に抜け毛が増えることがありますが、多くの場合これは薬が効いているサインであり、1〜2ヶ月程度で落ち着いてきます。
🌟 ステロイド薬の注意点
ステロイドは強力な抗炎症作用を持つ一方で、長期間・高用量の使用による副作用が知られています。外用ステロイドの場合は、皮膚が薄くなる(皮膚萎縮)、毛細血管拡張、にきびのような皮疹などが局所的な副作用として起こることがあります。医師の指示した用量・使用期間を守り、自己判断で使用量を増やしたり、急に中断したりしないようにしましょう。
💬 効果が出るまでの期間を理解する
抜け毛の治療薬は、一般的に効果が現れるまでに数ヶ月を要します。「すぐに効かないから」と自己判断で服用をやめてしまうと、治療効果を得ることができません。治療を始める際に医師から説明される効果発現の目安を理解し、焦らず継続することが重要です。
✨ 皮膚科とAGAクリニックの違い
抜け毛の治療を考える際、「皮膚科」と「AGAクリニック(発毛クリニック)」のどちらを受診すべきか迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴を理解したうえで、自分の状況に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
✅ 皮膚科の特徴
皮膚科は、脱毛症全般に加え、頭皮の炎症・感染症・アレルギーなど幅広い疾患を診療します。「抜け毛の原因が何かわからない」「頭皮にかゆみや炎症がある」「円形脱毛症かもしれない」という場合は、まず皮膚科を受診するのが適切です。健康保険が適用される治療も多く、費用の負担を抑えながら治療を受けることができます。
ただし、皮膚科によっては脱毛症の専門性にばらつきがある場合もあるため、脱毛症の診療実績が豊富なクリニックを選ぶと安心です。
📝 AGAクリニックの特徴
AGAクリニックは、男性型脱毛症や女性型脱毛症に特化した専門クリニックです。AGA治療薬の処方はもちろん、毛髪移植(植毛)や注射による発毛促進治療(メソセラピーなど)、低出力レーザー照射といった、より専門的な治療メニューを提供しているクリニックも多くあります。
専門性の高さが魅力ですが、自由診療(保険適用外)の治療が多く、費用が高くなる傾向があります。また、「AGA治療のみ」を行っているクリニックでは、円形脱毛症や他の皮膚疾患による抜け毛は対応できない場合があります。
🔸 どちらを選ぶべきか
「抜け毛の原因がまだわからない」「頭皮に何らかの症状がある」「費用を抑えたい」という場合は皮膚科が適しています。一方、「AGAと診断されており、より専門的な治療を受けたい」「薄毛に特化した最新の治療法を試したい」という場合はAGAクリニックの受診も選択肢のひとつとなります。
アイシークリニック新宿院では、AGA治療を含む薄毛・抜け毛の専門的な診療を行っており、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しています。まずはお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、抜け毛を主訴にご来院される患者様の中に、AGAと円形脱毛症を混同されているケースが少なくなく、正確な診断が治療の第一歩になると日々実感しています。最近の傾向として、女性の薄毛(FAGA)に悩まれる方や、JAK阻害薬など新しい治療薬に関心をお持ちの方も増えており、一人ひとりの状態や生活背景に合わせた治療プランをご提案できるよう努めています。「抜け毛が増えた気がする」と感じた時点で早めにご相談いただくことが、より良い治療結果につながりますので、どうぞお気軽にご来院ください。」
🔍 よくある質問
皮膚科では、まず問診で抜け毛の状況や生活習慣を確認します。次に、ダーモスコープなどを使った頭皮・毛髪の観察を行い、必要に応じて血液検査も実施します。これらの結果をもとに脱毛症の種類を診断し、最適な薬と治療方針が提案されます。疑問点はこの段階で医師に確認しましょう。
AGA治療薬は、一般的に3〜6ヶ月程度の継続使用で効果を実感し始める方が多いとされています。「すぐに効かないから」と自己判断で中断してしまうと治療効果が得られません。また、服用をやめると効果が失われるため、長期的な継続使用を前提に、医師と治療計画を相談することが大切です。
はい、受けられます。女性に見られるFAGA(女性型脱毛症)は、皮膚科での診療対象です。女性には男性型のAGA治療薬(5α還元酵素阻害薬)は使用できませんが、血管拡張作用のある外用薬が主な治療法として用いられます。鉄不足や甲状腺ホルモンの異常が原因の場合もあるため、丁寧な問診と血液検査が重要です。
自己判断での見分けは難しく、専門医による診断が必要です。円形脱毛症は頭皮に円形・楕円形の脱毛斑が生じる一方、AGAは前頭部や頭頂部が全体的に薄くなる傾向があります。ただし見た目だけでは判別しにくいケースもあり、誤った判断で適切でない薬を使用するリスクもあるため、まず皮膚科を受診することをおすすめします。
抜け毛の原因が不明な場合や、頭皮にかゆみ・炎症がある場合、費用を抑えたい場合は皮膚科が適しています。一方、AGAと診断済みでより専門的な治療を希望する場合はAGAクリニックも選択肢です。アイシークリニック新宿院では、AGAを含む薄毛・抜け毛の専門診療を行い、一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しています。
💪 まとめ
抜け毛・脱毛症には、AGA(男性型脱毛症)、円形脱毛症、休止期脱毛症、脂漏性皮膚炎など、さまざまな種類があります。それぞれの原因やメカニズムが異なるため、適切な薬や治療法も異なります。皮膚科では、問診・頭皮の観察・血液検査などを通じて正確な診断を行い、それぞれの状態に最適な薬を処方します。
治療薬には内服薬と外用薬があり、5α還元酵素阻害薬や血管拡張外用薬、ステロイド薬、抗真菌薬、JAK阻害薬など多岐にわたります。いずれの薬も医師の指示に従った正しい使用が基本であり、自己判断での使用や中断は避けることが大切です。
「最近抜け毛が気になる」「どの病院に行けばいいかわからない」と感じている方は、まず皮膚科やAGA専門クリニックに相談してみましょう。早期に適切な治療を始めることが、抜け毛の改善への近道となります。一人で悩まず、専門家のサポートを受けることが、毛髪の健康を取り戻すための大切な第一歩です。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 日本皮膚科学会が策定した男性型・女性型脱毛症診療ガイドライン、および円形脱毛症診療ガイドラインを参照。AGA・FAGA・円形脱毛症の診断基準、治療薬(5α還元酵素阻害薬、ミノキシジル外用薬、ステロイド、JAK阻害薬等)の推奨度・使用方法の根拠として活用
- 厚生労働省 – 日本国内で承認されたAGA治療薬・抗真菌薬・JAK阻害薬等の承認情報および添付文書情報を参照。各薬剤の適応・禁忌(女性・妊婦への使用禁止など)・副作用に関する公式情報の根拠として活用
- PubMed – AGAおよび円形脱毛症の薬物療法(5α還元酵素阻害薬・ミノキシジル・JAK阻害薬・ステロイド等)に関する国際的な臨床研究・系統的レビューを参照。各治療薬の有効性・安全性・効果発現期間に関する科学的根拠として活用
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
