首のイボがかゆい原因と治療法|放置するリスクも解説

💬 「首のイボ、かゆいけど病院行くほどでもないかな…」
→ その判断、あとで後悔するかもしれません。
首のまわりにぽつぽつとした小さなイボができて、なんとなくかゆい…そんな経験をお持ちの方は少なくありません。特に30代以降になると首のイボに気づくケースが増えてきますが、「かゆみもあるし、触るとちょっと気になる」「でも病院に行くほどでもないかな」と放置してしまう方も多いものです。 🚨 放置するリスクがこの記事でわかります:
✅ イボが増殖・拡大する可能性
✅ 悪性疾患を見逃してしまう危険性
✅ 摩擦でじゅくじゅくと炎症を起こすケース
首のイボは多くの場合、良性の皮膚の変化ではありますが、かゆみを伴う場合にはいくつかの原因が考えられ、適切な対処が必要なこともあります。この記事では、首のイボにかゆみが生じる原因や、イボの種類、治療法、さらに放置するリスクについてわかりやすく解説していきます。


目次

  1. 📌 首のイボとはどんなもの?
  2. 📌 首のイボがかゆくなる主な原因
  3. 📌 首にできるイボの種類と特徴
  4. 📌 軟性線維腫(アクロコルドン)について詳しく解説
  5. 📌 首のイボを放置するとどうなる?
  6. 📌 首のイボの治療法
  7. 📌 クリニックでの治療の流れ
  8. 📌 首のイボを予防するために日常生活でできること
  9. 📌 こんな症状があったら早めに受診を
  10. 📌 まとめ

💡 この記事のポイント

首のイボのかゆみは摩擦・乾燥・汗が主因で、多くは良性の軟性線維腫だが、悪性疾患の見逃しリスクもあるため自己判断は禁物。治療はレーザー・電気焼灼・冷凍凝固法などがあり、気になる変化があれば早めに専門医へ相談することが重要。

💡 首のイボとはどんなもの?

首のまわりにできるイボは、医学的には「軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)」や「アクロコルドン」「スキンタッグ」などと呼ばれる皮膚の良性増殖物であることがほとんどです。表面がなめらかで、皮膚から少し飛び出したような形をしており、色は肌色から薄い茶色程度のものが多く見られます。

大きさは直径1〜3mm程度の小さなものが多いですが、中には直径1cm近くに成長するものもあります。首のほか、わきの下やまぶた、股の付け根(鼠径部)、乳房の下などにもできやすい部位です。

一般的にイボと聞くとウイルス性のものを思い浮かべる方も多いですが、首にできるこのタイプのイボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)によるウイルス性のイボとは異なります。感染性がないため、触っても他の部位や他の人にうつる心配は基本的にありません。ただし、外見的な悩みやかゆみ、引っかかりによる不快感などがある場合には、クリニックでの治療が検討されます。

Q. 首のイボがかゆくなる主な原因は何ですか?

首のイボがかゆくなる主な原因は、衣類やネックレスによる摩擦、皮膚の乾燥、汗によるムレ、イボ自体の炎症、金属アレルギーなどの接触性皮膚炎です。これらの要因が重なることでかゆみが起きやすくなります。かゆくても掻いたり引っ張ったりすると悪化する恐れがあるため注意が必要です。

📌 首のイボがかゆくなる主な原因

首のイボに「かゆみ」を感じる場合、その原因はひとつではありません。いくつかの要因が重なることでかゆみが起こりやすくなります。代表的な原因を見ていきましょう。

✅ 摩擦や刺激

首のイボは皮膚から突出している分、衣服の襟や首飾り(ネックレス)、マフラーなどと日常的に接触して摩擦が起きやすい部位です。繰り返しの摩擦によってイボの表面が刺激され、かゆみが生じることがあります。特に夏場に汗ばんだ皮膚の上に衣類が擦れると、刺激が強まりかゆみも増しやすくなります。

📝 乾燥

皮膚が乾燥すると、バリア機能が低下してかゆみを感じやすくなります。首まわりの皮膚も例外ではなく、乾燥した季節や乾燥肌の方はイボ周辺がかゆくなりやすい傾向があります。特に秋から冬にかけて、エアコンの暖房などで室内が乾燥しているとき、首のイボが急にかゆくなったと感じる方も少なくありません。

🔸 汗やムレ

夏場や運動後などに汗をかくと、首まわりはとくにムレやすい部位です。汗がイボの周囲の皮膚に留まることで、刺激となりかゆみを引き起こすことがあります。また、汗に含まれる成分が皮膚に刺激を与えることも、かゆみの一因となります。

⚡ イボ自体の炎症

イボが物理的な刺激によって炎症を起こした場合にも、かゆみや痛みが生じることがあります。衣類への引っかかりによってイボが傷ついたり、無意識に触ったり引っ張ったりすることで小さな傷ができて炎症につながることもあります。

🌟 アレルギーや接触性皮膚炎

ネックレスや首飾りの金属アレルギー、シャンプーや洗顔料などの化粧品成分によるアレルギー反応が首の皮膚に起きると、イボの周辺も含めてかゆみが出ることがあります。これは接触性皮膚炎と呼ばれる状態で、かゆみのほかに赤みや湿疹を伴うこともあります。

💬 ウイルス性のイボの可能性

ごくまれに、首にできたイボがヒトパピローマウイルス(HPV)によるウイルス性のイボである場合もあります。ウイルス性のイボは感染によって広がる可能性があり、かゆみを伴うこともあります。自己判断せず、皮膚科や美容皮膚科でしっかり診断を受けることが重要です。

✨ 首にできるイボの種類と特徴

首にできるイボにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しておくと、どのような対処が必要か判断する助けになります。

✅ 軟性線維腫(アクロコルドン・スキンタッグ)

首にできるイボの中でもっとも多いタイプです。皮膚から細い茎のような部分でつながっていることが多く、ぷっくりと飛び出した柔らかい感触が特徴です。色は肌色〜薄茶色が多く、良性の変化で感染性はありません。加齢や摩擦が原因とされており、40代以降の方に多く見られます。

📝 脂漏性角化症(老人性いぼ)

加齢とともに増えてくる茶色や黒褐色のイボで、表面がざらざらとしているものが多いです。良性の腫瘍ですが、見た目がメラノーマ(悪性黒色腫)と似ている場合もあるため、専門家による診断が重要です。かゆみを伴うことも少なくありません。

🔸 ウイルス性疣贅(ゆうぜい)

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるイボです。表面がやや硬くでこぼこしていることが多く、感染性があります。子どもに多く見られますが大人にも発症します。かゆみよりも引っかかりや見た目が気になることのほうが多いですが、かゆみを感じるケースもあります。

⚡ 伝染性軟属腫(水いぼ)

ポックスウイルスによる感染で生じるイボで、特に子どもに多いですが大人にも発症します。中央にへこみがある白っぽい小さなイボで、かゆみが強く、掻いてしまうと広がりやすいという特徴があります。首にできることもあり、早めの治療が推奨されます。

🌟 汗管腫(かんかんしゅ)

汗の管(汗管)が増殖して生じる良性の腫瘍で、目の下や首まわりに多く見られます。肌色〜薄黄色の小さなぷつぷつが集まって生じることが多く、かゆみよりも見た目が気になる方が多いです。

Q. 首のイボを放置するとどんなリスクがありますか?

首のイボを放置すると、数が増えたり大きくなるリスクがあります。また、衣類への引っかかりによる炎症や出血が起こる可能性もあります。さらに自己判断でイボと決めつけることで、メラノーマ(悪性黒色腫)などの悪性疾患を見逃す危険性もあるため、気になる変化があれば早めに専門医を受診することが重要です。

🔍 軟性線維腫(アクロコルドン)について詳しく解説

首のイボとして最も多く見られる軟性線維腫(アクロコルドン)について、もう少し詳しく解説します。

💬 どのような人にできやすい?

軟性線維腫は30〜40代以降の方に多く見られますが、特に以下のような方にできやすいとされています。

まず、加齢による皮膚の変化が大きな要因のひとつです。年齢を重ねるにつれて皮膚の弾力が失われ、皮膚が余ってたるんできます。このたるんだ部分が摩擦などの刺激を受けやすく、軟性線維腫が形成されやすくなります。

次に、肥満傾向のある方も首のイボができやすいとされています。体重が増えると首やわきの下など皮膚が重なり合う部分が増え、摩擦が起きやすくなるためです。

また、妊娠中の女性にも軟性線維腫が増えやすいことが知られています。ホルモンバランスの変化が皮膚の状態に影響を与えることが一因とされています。

糖尿病の方やインスリン抵抗性がある方にも多いという報告があります。インスリン様成長因子が皮膚細胞の増殖を促すことが関係していると考えられています。

✅ 軟性線維腫の見た目の特徴

軟性線維腫は以下のような見た目の特徴があります。サイズは直径1〜5mm程度のものが多く、場合によっては1cm以上になることもあります。形は細い茎で皮膚とつながったしずく型や丸い形が多く、触ると柔らかい感触があります。色は肌色〜薄茶色が多いですが、こすれることで変色することもあります。表面はなめらかで、ウイルス性のイボのようなでこぼこは見られません。

📝 なぜかゆくなることがあるのか

軟性線維腫そのものは基本的に無症状のことが多いですが、前述のように摩擦や乾燥、汗などの刺激によってかゆみが生じることがあります。また、イボが衣類や他の皮膚と接触することで慢性的な刺激を受け、炎症が起きてかゆみにつながることもあります。かゆくて掻いてしまうと、さらに刺激になって悪化することもあるため、なるべく触らないようにすることが大切です。

💪 首のイボを放置するとどうなる?

「特に問題ないなら放置していいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、首のイボを長期間放置することにはいくつかのリスクがあります。

🔸 数が増える・大きくなる

軟性線維腫は、放置しているうちに数が増えたり、大きくなったりすることがあります。特に摩擦が加わりやすい首まわりでは、刺激によって新しいイボができやすい状況が続くため、早めに対処したほうが結果的に治療の負担が少なくなります。

⚡ 炎症・出血のリスク

イボが衣類に引っかかったり、無意識に引っ張ってしまったりすることで、炎症が起きたり出血してしまうことがあります。出血すると感染のリスクも生じるため、放置は必ずしも安全ではありません。

🌟 悪性病変の見逃しリスク

首のイボが軟性線維腫であれば問題ありませんが、自己判断で「イボだろう」と決めつけて放置してしまうと、メラノーマ(悪性黒色腫)や基底細胞癌などの悪性疾患を見逃してしまう可能性があります。特に色が濃くなってきた、形が変わってきた、急に大きくなってきたといった変化がある場合は、必ず皮膚科や美容皮膚科で診察を受けることが大切です。

💬 精神的ストレス・QOLの低下

見た目が気になる、衣類に引っかかる、かゆみが続くといった状況が続くと、日常生活の質(QOL)が低下することもあります。特にデコルテや首まわりが開いた服を着る機会の多い方にとっては、見た目の悩みがストレスになることも少なくありません。

Q. 首のイボの代表的な治療法にはどんなものがありますか?

首のイボの主な治療法には、液体窒素で凍らせる冷凍凝固療法、高周波電流で焼き取る電気焼灼法、精密に照射できる炭酸ガス(CO2)レーザー、ハサミや電気メスによる切除などがあります。イボの種類・大きさ・数に応じて最適な方法を選択します。レーザー治療はダウンタイムを抑えやすい点が特徴です。

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🎯 首のイボの治療法

首のイボの治療は、イボの種類や大きさ、数によって異なりますが、代表的な治療法をご紹介します。

✅ 液体窒素による冷凍凝固療法

液体窒素をイボに当てて急激に凍らせることで組織を壊死させ、イボを除去する方法です。保険診療として皮膚科で広く行われている治療法です。複数回の治療が必要になることが多く、治療部位に一時的な水ぶくれや色素沈着が起きることがあります。ウイルス性のイボや脂漏性角化症に対してよく使用されます。

📝 電気焼灼法(エレクトロサージェリー)

高周波の電流を使ってイボを焼き取る方法です。軟性線維腫など、細い茎でつながっているタイプのイボに対して有効な治療法です。局所麻酔を使用するため痛みは最小限に抑えられます。治療後は小さなかさぶたができ、1〜2週間程度で剥がれ落ちて皮膚がきれいになります。

🔸 炭酸ガス(CO2)レーザー

レーザー光を使ってイボを蒸散させる方法で、美容皮膚科で広く行われています。精密にイボを狙い打ちにできるため、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えられます。傷跡が残りにくく、治療後の回復も比較的早いため、首など目立つ部位のイボ治療に適しています。局所麻酔を使用することが多く、治療中の痛みは軽減されます。

⚡ ハサミや外科的切除

細い茎でつながった軟性線維腫の場合、局所麻酔後にハサミや電気メスで切除する方法も行われます。1回の治療で確実に除去できるメリットがあります。大きなイボや数が少ない場合に適していることが多いです。

🌟 ピコレーザー・フラクショナルレーザー

近年は、ピコ秒単位の超短パルスで照射するピコレーザーや、フラクショナル(点状)に照射するレーザーを用いてイボ治療を行うクリニックも増えています。これらの治療法は、ダウンタイムが少なく、色素沈着のリスクを抑えながら治療できるというメリットがあります。

💬 クリームや外用薬

ウイルス性のイボに対しては、イミキモドクリームなどの外用薬による治療が行われることがあります。クリームを塗ることで免疫を活性化し、ウイルスを排除する仕組みです。効果が出るまでに時間がかかることが多く、物理的な治療法と組み合わせて使用されることもあります。

💡 クリニックでの治療の流れ

首のイボ治療のためにクリニックを受診する場合、一般的にどのような流れになるのかをご説明します。

✅ カウンセリング・診察

まず、医師または専門スタッフによるカウンセリングが行われます。首のイボがいつ頃からあるか、かゆみや痛みなどの症状はあるか、アレルギーや既往歴などについて確認されます。続いて医師がイボの状態を確認し、イボの種類や適切な治療法について説明を受けます。ダーモスコピー(皮膚拡大鏡)を用いて詳しく観察することもあります。

📝 治療方針の決定

イボの種類・数・大きさ・位置などを踏まえて、最適な治療法を医師と相談しながら決定します。複数の治療法が候補になる場合は、それぞれのメリット・デメリット、費用、ダウンタイムなどを比較した上で選択することができます。

🔸 治療の実施

治療法によっては、当日そのまま治療を行うことも可能です。レーザーや電気焼灼などの場合は、まず局所麻酔のクリームや注射を使用してから治療を行います。治療時間はイボの数や大きさによって異なりますが、少数のイボであれば数分〜30分程度で完了することが多いです。

⚡ アフターケアと経過観察

治療後は、傷口のケア方法や日常生活での注意点(紫外線対策、洗顔方法など)についての説明を受けます。場合によっては、外用薬が処方されることもあります。数週間後に経過観察のための再診が設定されることもあります。レーザー治療や電気焼灼の場合は、治療部位に赤みやかさぶたが生じますが、1〜2週間程度で落ち着いてくることが多いです。

Q. 首のイボを予防するために日常生活でできることは?

首のイボの予防には、柔らかい素材の衣類を選んで摩擦を減らすこと、入浴後の保湿を徹底すること、日焼け止めで紫外線対策を行うことが有効です。また、肥満や高血糖は軟性線維腫の発生要因となるため、適切な体重管理と血糖値のコントロールも皮膚の健康維持につながります。

📌 首のイボを予防するために日常生活でできること

首のイボを完全に予防することは難しいですが、日常生活でのちょっとした工夫によってイボができにくい環境を整えたり、既存のイボが悪化するのを防いだりすることはできます。

🌟 首まわりの摩擦を減らす

首のイボの大きな原因のひとつが摩擦です。衣類の素材や首まわりのデザインに気をつけ、できるだけ柔らかい素材のものを選ぶとよいでしょう。ネックレスなどのアクセサリーも、長時間つけっぱなしにすることでイボへの刺激になることがあるため、適度に外す習慣をつけることをおすすめします。

💬 保湿をしっかり行う

乾燥はかゆみや皮膚トラブルの大きな原因です。入浴後は早めに保湿クリームやローションを首まわりにも塗布して、皮膚のバリア機能を保ちましょう。特に秋冬の乾燥する季節は念入りに保湿することが大切です。

✅ 紫外線対策を行う

紫外線は皮膚の老化を促進し、脂漏性角化症などのイボができやすい状態を作ります。日焼け止めを首まわりにも塗り、紫外線から皮膚を守ることで、イボの予防につながります。

📝 適切な体重管理

肥満は軟性線維腫ができやすい要因のひとつです。バランスのよい食事と適度な運動で適切な体重を維持することが、首のイボの予防にも役立つと考えられています。

🔸 血糖値の管理

インスリン抵抗性や高血糖状態が軟性線維腫の発生に関係しているという報告があります。糖尿病のある方や予備群の方は、血糖値を適切にコントロールすることが皮膚の健康にも良い影響を与えます。

⚡ 清潔を保つ

汗をかいた後は首まわりを清潔にし、ムレた状態を放置しないようにすることも大切です。ただし、過度に洗い過ぎると皮脂が失われて乾燥の原因になるため、適度な洗浄にとどめましょう。

🌟 イボを触らない・引っ張らない

かゆいからといって首のイボを掻いたり、気になるからと引っ張ったりすることはNGです。刺激を与えることでイボが炎症を起こし、かゆみが悪化したり、出血してしまったりするリスクがあります。かゆみがどうしても気になる場合は、抗ヒスタミン薬の入ったかゆみ止め薬を一時的に使用しながら、早めにクリニックを受診することをおすすめします。

✨ こんな症状があったら早めに受診を

首のイボに関して、以下のような症状や変化がある場合は、なるべく早めに皮膚科や美容皮膚科を受診することをおすすめします。

まず、イボの色が急に濃くなったり、黒や濃い茶色に変色してきた場合です。これは悪性疾患の可能性を否定できないため、速やかな診察が必要です。

次に、短期間でイボが急激に大きくなった場合も要注意です。通常、軟性線維腫はゆっくりと成長しますが、急速な変化がある場合は専門家に診てもらうべきです。

形がいびつで左右非対称、境界線がぼやけているといった特徴がある場合も、メラノーマなどの悪性疾患のサインである可能性があるため、早急な受診が必要です。

イボから出血がある、または表面が崩れているような状態も、クリニックへの相談が必要なサインです。

かゆみがひどくなってきた、または痛みが出てきた場合も、炎症や他の皮膚疾患が起きている可能性があります。

短期間で数が急増したという場合も、ウイルス性のイボや他の皮膚疾患の可能性があるため診察が推奨されます。

また、「これはただのイボだろう」と自己判断せず、気になることがあればいつでも専門家に相談することが大切です。早期発見・早期対処が皮膚疾患においても非常に重要です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、首のイボを「かゆいけれど大したことはないだろう」と長期間放置された後にご来院される方が少なくありません。多くの場合は軟性線維腫という良性のものですが、自己判断は禁物で、なかにはメラノーマなど早期対応が必要な疾患が隠れていることもあるため、気になる変化があれば早めにご相談いただくことを強くお勧めします。当院では患者様一人ひとりのイボの種類や状態に合わせて最適な治療法をご提案しておりますので、見た目やかゆみのお悩みも含め、どうぞお気軽にご来院ください。」

🔍 よくある質問

首のイボはうつりますか?

首によくできる軟性線維腫(アクロコルドン)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)によるウイルス性のイボとは異なり、感染性がありません。そのため、触っても他の部位や他の人にうつる心配は基本的にありません。ただし、ごくまれにウイルス性のイボである場合もあるため、自己判断せず専門医に診てもらうことが大切です。

首のイボがかゆいのはなぜですか?

首のイボのかゆみは主に、衣類やネックレスなどによる摩擦、皮膚の乾燥、汗によるムレ、イボ自体の炎症、金属アレルギーなどの接触性皮膚炎が原因として挙げられます。複数の要因が重なることでかゆみが起きやすくなります。かゆくても掻いたり引っ張ったりすると悪化する恐れがあるため、早めにクリニックへご相談ください。

首のイボを放置するとどうなりますか?

放置するとイボの数が増えたり大きくなったりするリスクがあります。また、衣類への引っかかりによる炎症や出血が起こる可能性もあります。さらに、自己判断でイボだと思っていても、メラノーマ(悪性黒色腫)などの悪性疾患を見逃してしまう危険性もあるため、気になる変化があれば早めに専門医を受診することをお勧めします。

首のイボはどんな治療法で除去できますか?

主な治療法として、液体窒素による冷凍凝固療法、高周波電流で焼き取る電気焼灼法、精密に照射できる炭酸ガス(CO2)レーザー、ハサミや電気メスによる切除などがあります。当院ではイボの種類・大きさ・数に応じて最適な治療法をご提案しております。ダウンタイムを抑えたレーザー治療も対応しています。

どんな症状があったら早めに受診すべきですか?

イボの色が急に濃くなった・黒ずんできた、短期間で急激に大きくなった、形がいびつで境界線がぼやけている、出血や表面の崩れがある、かゆみや痛みが強くなってきた、短期間で数が急増したといった変化がある場合は、悪性疾患の可能性もあるため早急に受診してください。当院では丁寧な診察で適切な対処法をご提案します。

💪 まとめ

首のイボがかゆいと感じたとき、その原因はさまざまです。多くの場合は軟性線維腫(アクロコルドン)と呼ばれる良性のイボが衣類との摩擦や乾燥、汗などによって刺激されることでかゆみが生じています。しかし、なかにはウイルス性のイボや、まれに悪性疾患が関係していることもあるため、自己判断は危険です。

首のイボの治療法としては、液体窒素による冷凍凝固療法、電気焼灼法、炭酸ガスレーザーなど、さまざまな選択肢があります。美容皮膚科では、ダウンタイムを抑えながら効果的にイボを除去するレーザー治療も受けることができます。

日常生活では、摩擦を減らす、保湿をしっかり行う、紫外線対策をするなどの工夫でイボの悪化予防に努めることが大切です。かゆみや変化が気になる場合は、ためらわずに専門のクリニックへ相談することをおすすめします。

アイシークリニック新宿院では、首のイボに関するお悩みについて、専門的な観点から丁寧にご相談を承っています。「首のイボが気になる」「かゆみが続いている」などのお悩みがある方は、お気軽にご来院ください。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 軟性線維腫(アクロコルドン)・脂漏性角化症・ウイルス性疣贅・伝染性軟属腫などの皮膚良性腫瘍の診断基準・治療方針に関するガイドライン情報
  • 国立感染症研究所 – 伝染性軟属腫(水いぼ)およびヒトパピローマウイルス(HPV)によるウイルス性疣贅の感染経路・症状・予防に関する公式情報
  • PubMed – 軟性線維腫(アクロコルドン・スキンタッグ)の発症要因(肥満・糖尿病・インスリン抵抗性・加齢との関連)および電気焼灼・CO2レーザー等の治療法に関する国際学術文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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