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受診の流れ・検査・治療法まで、皮膚科のすべてを一気に解説!
🚨 放置すると…
- ⚡ 原因によっては進行性の脱毛症に悪化する可能性があります
- ⚡ 皮膚疾患が原因なら、早期受診で保険診療が適用されるケースも
- ⚡ 自己判断での対処は症状を悪化させるリスクも
目次
- 抜け毛の基礎知識——正常な範囲と気になるサイン
- 抜け毛の主な原因
- 抜け毛で皮膚科を受診すべき理由
- 皮膚科での診察の流れ
- 皮膚科で行われる主な検査
- 抜け毛に対する主な治療法
- 皮膚科と薄毛専門クリニックの違い
- 受診前に準備しておくこと
- 日常生活でできる抜け毛対策
- まとめ
💡 この記事のポイント
抜け毛の原因は皮膚疾患・全身疾患・ホルモン異常など多岐にわたるため、頭皮の炎症や急激な脱毛がある場合は皮膚科を受診し、問診・血液検査・ダーモスコピーで原因を特定することが重要。皮膚疾患が原因であれば保険診療が適用される。
💡 1. 抜け毛の基礎知識——正常な範囲と気になるサイン
髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルを繰り返しながら生え変わります。このサイクルをヘアサイクル(毛周期)と呼び、成長期は2〜6年、退行期は2〜3週間、休止期は3〜4か月ほどが目安です。休止期を終えた髪は自然に抜け落ち、新しい髪が生えてくるため、抜け毛自体は生理的な現象です。
一般的に、1日に50〜100本程度の抜け毛は正常の範囲内とされています。朝起きたときに枕に数本の髪が付いていたり、シャンプー時にいくらか抜けたりするのは、多くの場合、過度に心配する必要はありません。ただし、以下のような状態が続く場合は、何らかの問題が生じているサインである可能性があります。
1日に100本以上の抜け毛が続く状態、特定の部位だけに集中して薄くなってきた状態、地肌が透けて見えるほど毛量が減ってきた状態、抜けた毛根が白っぽく膨らんでいたり、毛根部に異常が見られたりする状態——こうした変化に気づいたときは、早めに専門家に相談することをおすすめします。特に、抜け毛が突然増えた場合や、かゆみ・フケ・頭皮の赤みなどを伴う場合は、皮膚疾患が原因である可能性があるため、皮膚科への受診を検討してください。
Q. 抜け毛が正常範囲かどうかはどう判断する?
1日50〜100本程度の抜け毛は正常なヘアサイクルの範囲内とされています。しかし100本以上が続く場合、特定の部位だけ集中して薄くなる場合、地肌が透けて見える場合、毛根に異常が見られる場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があり、早めに専門家へ相談することが推奨されます。
📌 2. 抜け毛の主な原因
抜け毛の原因は多岐にわたります。大きく分けると、体内の問題に起因するもの、外的要因によるもの、皮膚疾患によるものに分類できます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
✅ ホルモンバランスの乱れ
男性では、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が毛乳頭に作用し、ヘアサイクルを乱すことで薄毛が進行します。これがいわゆる男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)です。女性では、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が抜け毛を引き起こすことがあり、出産後や更年期に抜け毛が増えるケースがよく見られます。
📝 栄養不足・食生活の乱れ
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。極端な食事制限や偏った食生活によってタンパク質や鉄分、亜鉛、ビオチン(ビタミンB群の一種)などが不足すると、ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増えることがあります。特に若い女性に多い過度なダイエットは、産後の抜け毛と並んで女性の抜け毛の大きな原因の一つです。
🔸 ストレスと自律神経の乱れ
精神的・身体的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、頭皮への血流を低下させます。その結果、毛根への栄養供給が滞り、抜け毛が増えることがあります。また、強いストレスが引き金になって円形脱毛症が発症するケースも知られています。
⚡ 皮膚疾患
頭皮に炎症や感染が起きる皮膚疾患も、抜け毛の大きな原因になります。代表的なものとして、頭部白癬(しらくも)、脂漏性皮膚炎、頭皮乾癬、接触性皮膚炎などがあります。これらの疾患では頭皮環境が悪化し、毛根がダメージを受けることで抜け毛が増えます。
🌟 全身疾患・薬の副作用
甲状腺疾患(甲状腺機能低下症・亢進症)、貧血、膠原病(全身性エリテマトーデスなど)といった全身疾患も、抜け毛の原因になることがあります。また、抗がん剤、抗凝固剤、一部の降圧薬なども抜け毛の副作用を引き起こす場合があります。
💬 物理的・化学的ダメージ
過度なヘアカラーやパーマ、アイロンの使用、きつく引っ張るヘアスタイル(牽引性脱毛症)なども、髪や頭皮にダメージを与え、抜け毛を引き起こすことがあります。
✨ 3. 抜け毛で皮膚科を受診すべき理由
抜け毛の悩みを持つ方の中には、「皮膚科に行くべきか、それとも薄毛専門クリニックに行くべきか」と迷う方も多いでしょう。まず皮膚科への受診をおすすめする理由はいくつかあります。
一つ目の理由は、抜け毛の背景にある疾患を正確に診断できるという点です。前述のように、抜け毛には皮膚疾患や全身疾患が関係していることがあります。皮膚科医は頭皮や皮膚の専門家として、かゆみ・フケ・赤みなどの症状から皮膚疾患を的確に見極め、適切な治療を行う力を持っています。市販の育毛剤や自己流ケアでは対処できない原因が隠れている場合、まず皮膚科で診断を受けることが重要です。
二つ目の理由は、保険診療が適用される場合があるという点です。皮膚疾患(脂漏性皮膚炎、円形脱毛症、頭部白癬など)が原因の抜け毛であれば、保険を使って治療を受けることができます。これにより、患者さんの経済的負担を抑えながら治療を進めることが可能です。
三つ目の理由は、全身疾患の早期発見につながるという点です。甲状腺の異常や貧血など、全身に影響する疾患が抜け毛のサインとして現れることがあります。皮膚科を受診することで、必要に応じて血液検査を行い、全身疾患の有無を確認することができます。早期に発見・治療できれば、抜け毛だけでなく健康全体の改善につながります。
特に、以下のような症状がある場合は皮膚科への受診を優先することをおすすめします。頭皮にかゆみや赤み、フケ、膿などの症状がある場合、抜け毛が短期間に急激に増えた場合、円形や不規則な形で髪が抜けている場合、全身の倦怠感や体重変化など他の体の症状を伴っている場合などです。
Q. 抜け毛で皮膚科を受診するメリットは何?
皮膚科を受診するメリットは主に3つあります。第一に、脂漏性皮膚炎や円形脱毛症など皮膚疾患を正確に診断できること。第二に、皮膚疾患が原因であれば保険診療が適用され費用を抑えられること。第三に、血液検査で甲状腺疾患や貧血など全身疾患を早期発見できることです。
🔍 4. 皮膚科での診察の流れ
皮膚科を初めて受診する際、どのような流れで診察が進むのか事前に知っておくと安心です。一般的な流れを説明します。
✅ 問診
まず、医師や看護師から問診票への記入や口頭での質問があります。いつから抜け毛が増えたか、抜け毛の量や状態、頭皮の症状(かゆみ・フケ・赤みなど)、生活習慣(食事・睡眠・ストレスの有無)、現在服用中の薬、家族の薄毛の有無などを確認します。できるだけ詳しく答えることで、医師が原因を絞り込みやすくなります。
📝 頭皮・毛髪の視診・触診
医師が直接、頭皮や髪の状態を目で見て、また触れて確認します。薄毛のパターン(全体的なのか、特定の部位だけなのか)、頭皮の状態(炎症・フケ・皮脂の多さなど)、抜け毛の毛根の状態などをチェックします。
🔸 ダーモスコピー検査
ダーモスコープという専用の拡大鏡を使って、頭皮や毛根を詳細に観察します。毛根の形状、毛の太さのばらつき、頭皮の毛細血管の状態、炎症の有無などを確認することができます。
⚡ 必要に応じた追加検査
問診や視診の結果、全身疾患や皮膚疾患が疑われる場合は、血液検査(甲状腺ホルモン、貧血の有無、亜鉛・鉄分の値など)や、頭皮の真菌検査(白癬菌の有無を調べる)が行われることがあります。
🌟 診断と治療方針の説明
検査結果をもとに、医師から診断と今後の治療方針について説明があります。原因に応じた薬の処方や生活指導が行われます。疑問点があれば、遠慮なく質問するようにしましょう。
💪 5. 皮膚科で行われる主な検査
皮膚科では、抜け毛の原因を特定するためにさまざまな検査が行われます。主な検査の内容と目的を紹介します。
💬 血液検査
血液検査では、甲状腺機能(TSH、FT3、FT4)、貧血の指標(ヘモグロビン、フェリチン)、亜鉛・鉄などのミネラル値、炎症の有無(CRP)、ホルモン値(男性ホルモン、女性ホルモン)などを調べます。これにより、抜け毛の背景に全身疾患や栄養不足が関わっているかどうかを確認できます。
✅ 真菌検査
頭部白癬(しらくも)が疑われる場合、頭皮や頭髪のサンプルを採取して顕微鏡で観察し、白癬菌の有無を調べます。特に子どもの抜け毛では重要な検査です。
📝 毛髪検査(トリコスコピー)
ダーモスコープや専用のカメラを使って、頭皮や毛根を高倍率で観察します。毛根の形状(棍棒状・テーパー状など)や頭皮の血管パターン、炎症の有無を確認することで、脱毛の種類を判別するのに役立ちます。
🔸 パッチテスト
接触性皮膚炎(ヘアカラーや整髪料などへのアレルギー反応)が疑われる場合、特定の物質を皮膚に貼り付けてアレルギー反応を確認するパッチテストを行うことがあります。
⚡ 頭皮生検
診断が難しい脱毛症(瘢痕性脱毛症など)の場合、頭皮の組織を少量採取して顕微鏡で詳しく観察する生検(バイオプシー)が行われることがあります。これにより、毛包の状態や炎症の程度を詳細に把握することができます。
Q. 皮膚科での抜け毛の診察はどんな流れ?
皮膚科での抜け毛の診察は、まず発症時期・生活習慣・服用薬などの問診から始まります。次に医師が頭皮と毛髪を視診・触診し、ダーモスコープで毛根や頭皮の血管を詳細に観察します。必要に応じて血液検査や真菌検査・パッチテストが追加され、最後に診断結果と治療方針が説明されます。

🎯 6. 抜け毛に対する主な治療法
皮膚科での診断結果に応じて、以下のような治療が行われます。
🌟 円形脱毛症の治療
円形脱毛症は自己免疫疾患の一種とされており、免疫が自分の毛根を攻撃することで起こります。軽度から中等度の場合、ステロイド外用薬(塗り薬)が第一選択となります。効果が不十分な場合は、ステロイドの局所注射、免疫抑制剤、セファランチン(血行促進薬)などが用いられます。近年では、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬という新しいタイプの内服薬が重症の円形脱毛症に対して保険適用となり、注目されています。
💬 脂漏性皮膚炎・頭皮炎症の治療
脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌とマラセチアという真菌の増殖が関係する炎症性皮膚疾患です。治療には、抗真菌薬シャンプーや外用薬、ステロイド外用薬などが用いられます。頭皮の炎症を抑えることで、毛根環境が改善し抜け毛の減少につながります。
✅ 頭部白癬(しらくも)の治療
白癬菌による感染が原因の場合、抗真菌薬の内服薬(テルビナフィンなど)が主な治療法です。外用薬だけでは毛根まで薬が届きにくいため、内服が必要になります。治療期間は数週間〜数か月かかることがあります。
📝 栄養不足・全身疾患への対応
血液検査で鉄不足や亜鉛不足が判明した場合、不足している栄養素を補充する治療が行われます。甲状腺疾患や貧血が見つかった場合は、それぞれの疾患に対する専門的な治療が必要になるため、内科や内分泌科と連携して治療を進めることになります。
🔸 男性型・女性型脱毛症への対応
AGAや女性型脱毛症(FAGA)と診断された場合、皮膚科でも外用薬の処方が可能です。外用薬として頭皮の血行を促進する成分を含む薬が処方されることがあります。内服薬については、専門クリニックや美容皮膚科での処方が中心になります。ただし、診断と生活指導を皮膚科で受けた上で、専門クリニックに紹介されるケースもあります。
💡 7. 皮膚科と薄毛専門クリニックの違い
「皮膚科」と「薄毛専門クリニック(AGA専門クリニックなど)」は、どちらも抜け毛・薄毛を診ますが、アプローチや得意とする分野に違いがあります。それぞれの特徴を整理しておきましょう。
⚡ 皮膚科の特徴
皮膚科は、皮膚・頭皮・粘膜に関わる幅広い疾患を診る専門科です。円形脱毛症、脂漏性皮膚炎、頭部白癬など、疾患を原因とした抜け毛の診断と治療を得意とします。保険診療が適用されるケースが多く、費用を抑えた治療が可能です。また、血液検査を通じて全身疾患のチェックもできます。一方で、AGAや女性型脱毛症に対する最新の内服薬治療については、対応していない皮膚科も多いのが現状です。
🌟 薄毛専門クリニックの特徴
AGAや女性型脱毛症など、ホルモンによる薄毛進行を止めることを専門としたクリニックです。内服薬や外用薬を用いた治療、自毛植毛手術、メソセラピー(頭皮への栄養注射)など、薄毛に特化した多様な治療を提供しています。自由診療(保険外)が中心になるため費用はかかりますが、最新の治療を受けられるメリットがあります。
💬 どちらを選ぶべきか
抜け毛の原因が明確でない方や、頭皮に炎症・かゆみなどの症状がある方は皮膚科への受診を優先することをおすすめします。皮膚科での診察と検査を受けることで、原因が特定されてから最適な治療先を選ぶことができます。一方、すでにAGAや女性型脱毛症と診断されている方、または薄毛の悩みがはっきりしている方は、薄毛専門クリニックを選ぶのも一つの選択肢です。
アイシークリニック新宿院では、薄毛・抜け毛に関する専門的な相談・診察を行っており、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しています。「皮膚科に行くべきか専門クリニックに行くべきか迷っている」という方も、まずはご相談ください。
Q. 皮膚科と薄毛専門クリニックはどう使い分ける?
頭皮にかゆみ・赤み・フケがある場合や抜け毛の原因が不明な場合は、まず皮膚科を受診して原因を特定することが重要です。一方、AGAや女性型脱毛症とすでに診断されている場合は薄毛専門クリニックも選択肢となります。アイシークリニック新宿院では、患者さんの状態に合わせた治療プランをご提案しています。
📌 8. 受診前に準備しておくこと

皮膚科や薄毛専門クリニックをスムーズに受診するために、事前に準備しておくと役立つことをまとめます。
✅ 抜け毛の状態を記録しておく
いつから抜け毛が増えたか、1日にどのくらい抜けているか、抜け方に特徴はあるか(特定の部位に集中しているかどうかなど)を事前にメモしておきましょう。スマートフォンで頭皮や抜け毛の写真を撮っておくと、医師が状態を把握するのに役立ちます。
📝 生活習慣を振り返る
最近の食事内容や睡眠の質、ストレスの程度、体重の変化、ダイエットの有無などを振り返っておきましょう。問診でこれらの情報が原因特定のヒントになります。
🔸 服用中の薬を確認する
現在服用している薬(処方薬・市販薬・サプリメントを含む)のリストを持参するか、薬の名前を記録しておきましょう。薬の副作用として抜け毛が生じることがあるため、重要な情報です。
⚡ 家族歴を確認する
両親や祖父母など血縁者に薄毛や脱毛症の方がいるかどうかを事前に確認しておきましょう。遺伝的な要因(AGA)が関係している場合、診断の参考になります。
🌟 当日の頭皮の状態に注意する
受診当日は、頭皮の状態をありのままに診てもらうために、ヘアカラーやパーマは直前に行わないようにしましょう。また、過度なスタイリング剤の使用も避けると、医師が頭皮を観察しやすくなります。
✨ 9. 日常生活でできる抜け毛対策
医療機関での治療と並行して、日常生活でもできる抜け毛対策があります。根本的な原因への対処と組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
💬 バランスの取れた食事
髪の健康に必要な栄養素をしっかり摂取することが大切です。タンパク質(肉・魚・大豆製品・卵など)、鉄分(レバー・ほうれん草・あさりなど)、亜鉛(牡蠣・ナッツ類・豆類など)、ビタミンB群(卵・乳製品・魚など)を意識して取り入れましょう。過度な食事制限は避け、バランスの良い食事を心がけることが基本です。
✅ 適切な頭皮ケア
頭皮を清潔に保つことは、毛根環境を整える上で重要です。シャンプーは1日1回を基本とし、ぬるめのお湯(38〜40度程度)で丁寧に洗いましょう。シャンプーの際は指の腹で優しくマッサージするように洗い、爪を立てて強くこすらないようにしてください。また、シャンプー後はすぐにしっかりと乾かすことで、頭皮の蒸れや真菌の増殖を防ぐことができます。
📝 十分な睡眠
髪の成長に関わる成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。特に、深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間帯に多く分泌されるため、毎日7〜8時間の質の良い睡眠を確保することが大切です。睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が低下し、髪の成長サイクルが乱れることがあります。
🔸 ストレス管理
完全にストレスをなくすことは難しいですが、ストレスをうまくコントロールすることが大切です。運動、入浴、趣味の時間、瞑想など、自分に合ったリラックス法を日常に取り入れましょう。頭皮マッサージは血行を促進し、ストレス緩和にも効果的です。
⚡ 頭皮への物理的ダメージを減らす
ヘアカラーやパーマの頻度を適切に管理し、頭皮への刺激を最小限にしましょう。ドライヤーは頭皮から15cm以上離して使用し、一か所に熱を集中させないようにします。また、きつく結んだり、引っ張るヘアスタイルを続けることは牽引性脱毛症の原因になるため、できるだけ緩めのスタイルを選ぶようにしましょう。
🌟 禁煙・節酒
喫煙は頭皮の血流を低下させ、毛根への酸素と栄養の供給を妨げます。また、過度の飲酒はビタミンやミネラルの吸収を妨げ、肝臓への負担から栄養バランスを乱すことがあります。禁煙と適度な飲酒を心がけることで、頭皮環境の改善につながります。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、抜け毛を主訴にご来院される患者様の中に、脂漏性皮膚炎や円形脱毛症など、適切な治療によって改善が見込める疾患が隠れているケースが少なくありません。「たかが抜け毛」と自己判断で様子を見てしまう方も多いですが、早期に原因を特定して治療を開始することが、健康な髪を取り戻す上で非常に重要です。気になる症状がある場合は、どうぞ遠慮なくご相談ください。」
🔍 よくある質問
一般的に1日50〜100本程度の抜け毛は正常の範囲内とされています。しかし、100本以上の抜け毛が続く場合や、特定の部位だけ集中して薄くなる場合、頭皮にかゆみ・赤み・フケを伴う場合は、皮膚疾患が隠れている可能性があるため、早めに皮膚科への受診をおすすめします。
脂漏性皮膚炎・円形脱毛症・頭部白癬(しらくも)など、皮膚疾患が原因の抜け毛であれば保険診療が適用されます。ただし、AGA(男性型脱毛症)などホルモンによる薄毛への最新内服薬治療は自由診療となるケースが多いため、受診前に確認することをおすすめします。
皮膚科では問診・視診・触診のほか、ダーモスコープによる頭皮・毛根の詳細観察、血液検査(甲状腺機能・貧血・ミネラル値など)、真菌検査、パッチテストなどが行われます。これらの検査を通じて、抜け毛の原因が皮膚疾患なのか全身疾患なのかを特定することができます。
頭皮にかゆみ・赤み・フケなどの症状がある場合や、抜け毛の原因が不明な場合はまず皮膚科への受診を優先してください。原因を特定した上で最適な治療先を選べるためです。すでにAGAと診断されている方や、薄毛の悩みがはっきりしている方は薄毛専門クリニックも選択肢となります。
いつから・どのくらい抜け毛が増えたかをメモし、頭皮の写真を撮っておくと診察がスムーズです。また、現在服用中の薬やサプリメントのリスト、家族の薄毛の有無も確認しておきましょう。受診当日はヘアカラーやパーマ直後の来院や過度なスタイリング剤の使用は避けると、医師が頭皮を正確に観察できます。
💪 10. まとめ
抜け毛の原因はホルモンバランスの乱れ、栄養不足、ストレス、皮膚疾患、全身疾患など多岐にわたります。自己判断で対処するのが難しい場合や、頭皮にかゆみ・赤みなどの症状がある場合、抜け毛が急激に増えた場合などは、まず皮膚科を受診することをおすすめします。皮膚科では問診・視診・各種検査を通じて原因を特定し、それぞれの状態に合った治療を提供します。保険診療が適用されるケースも多く、経済的な負担を抑えながら治療を受けられるのも大きなメリットです。
医療機関での治療と並行して、食事・睡眠・頭皮ケアなど日常生活の改善にも取り組むことで、より効果的に抜け毛の問題に対処できます。「もう少し様子を見よう」と先延ばしにせず、気になる症状がある場合は早めに専門家に相談することが、健康な髪を取り戻す近道です。
アイシークリニック新宿院では、抜け毛・薄毛に関するご相談を随時受け付けております。専門的な診察と丁寧な説明で、患者さん一人ひとりに合った治療プランをご提案します。抜け毛のお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 円形脱毛症、脂漏性皮膚炎、頭部白癬などの診断基準・治療ガイドラインに関する情報。皮膚科での診察の流れや各種脱毛症の治療法(ステロイド外用薬、JAK阻害薬、抗真菌薬など)の根拠として参照。
- 厚生労働省 – 薬の副作用による抜け毛(抗がん剤・降圧薬等)や、保険診療の適用範囲に関する情報。皮膚疾患を原因とした抜け毛への保険適用の説明根拠として参照。
- PubMed – 男性型脱毛症(AGA)・女性型脱毛症(FAGA)・休止期脱毛症等のヘアサイクル・ホルモンメカニズム・ダーモスコピー検査に関する国際的な査読済み医学文献。抜け毛の基礎知識や各種検査・治療法の科学的根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
