
💬 「脱毛したら毛が濃くなった…」って本当?
その不安、この記事を読めば今すぐ解決できます。
脱毛を始めようとしたとき、こんな声を聞いたことはありませんか?
🔸「脱毛すると毛が濃くなるって聞いた…」
🔸「やってみたら逆に増えた気がする」
🔸「結局どのクリニックがいいの?」
実はこの「脱毛で毛が濃くなる」という話、医学的には根拠がありません。でも、正しい知識がないまま進めると、施術後に後悔するリスクもゼロではありません。
この記事を読めば…
✅ 「毛が濃くなる」噂の真相がわかる
✅ 脱毛の仕組みを正しく理解できる
✅ 安心して脱毛をスタートできる知識が身につく
⚡ この記事を読まずに脱毛を始めると…誤った情報に振り回されて、必要のない心配を抱えたまま施術を受けることになります。最悪の場合、自分に合わない施術を選んでしまう可能性も。
目次
- 脱毛で毛が濃くなるという噂の真相
- そもそも脱毛の仕組みとは?
- 毛が濃く見える原因とは何か
- シェービング・カミソリが毛を濃くすると言われる理由
- 医療脱毛と光脱毛(サロン脱毛)の違い
- 脱毛後に毛が増えたと感じる理由
- 硬毛化・増毛化について知っておくべきこと
- 脱毛を安全に進めるためのポイント
- まとめ
📌 この記事のポイント
脱毛で毛が濃くなるという噂は医学的根拠がなく、基本的に施術で毛が増えたり太くなることはない。「濃くなった」と感じる多くは毛周期や自己処理方法の変化による錯覚だが、うぶ毛部位では稀に硬毛化・増毛化が起こる可能性があるため、アイシークリニックでは個別の肌質・毛質に応じた丁寧なカウンセリングと適切な施術設定で対応している。
💡 脱毛で毛が濃くなるという噂の真相
脱毛で毛が濃くなるという噂は、長年にわたって多くの人の間で語り継がれてきました。しかし、結論から言うと、医療脱毛や光脱毛(サロン脱毛)を正しく行うことで、毛が濃くなることは基本的にありません。この噂が広まった背景には、いくつかの誤解や、「硬毛化・増毛化」と呼ばれる稀なケースが混在しています。
まず、脱毛の施術そのものが毛を増やしたり、太くしたりするメカニズムは存在しません。医療脱毛はレーザーを、光脱毛はIPL(インテンス・パルス・ライト)を使って毛根にダメージを与え、毛が生える力を弱めていく施術です。これは毛を増やす作用とは根本的に異なります。
では、なぜ「脱毛で毛が濃くなった」という声が出てくるのでしょうか。その原因を理解するためには、まず毛が生える仕組みと、脱毛の基本的なメカニズムを知る必要があります。
Q. 脱毛施術で毛が濃くなることはありますか?
医療脱毛や光脱毛で毛が濃くなることは、基本的にありません。これらの施術は毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えて毛が生える力を弱めるものであり、毛を増やしたり太くしたりする科学的なメカニズムは存在しません。「濃くなった」と感じる多くは、毛周期や自己処理方法の変化による見え方の錯覚です。
📌 そもそも脱毛の仕組みとは?
脱毛の仕組みを正しく理解するために、まずは毛が生えてくる構造から説明しましょう。
私たちの体の毛は、皮膚の中にある「毛包(もうほう)」と呼ばれる器官から生えています。毛包の底部には「毛乳頭(もうにゅうとう)」という部分があり、ここが毛の成長を司っています。毛乳頭には毛細血管が張り巡らされており、そこから栄養を受け取ることで毛が成長します。また、毛乳頭の周囲には「毛母細胞(もうぼさいぼう)」があり、細胞分裂を繰り返すことで毛を上へと押し上げていきます。
医療脱毛で使用されるレーザーは、毛に含まれるメラニン色素(黒い色素)に反応して熱を発生させます。この熱が毛乳頭や毛母細胞に届くことで、毛を成長させる機能にダメージを与えます。ダメージを受けた毛乳頭は毛を育てる力を失い、毛が生えなくなっていく、というのが医療脱毛の基本的な仕組みです。
光脱毛(サロン脱毛)も同様の原理ですが、使用するIPL光はレーザーよりもエネルギーが弱く、毛根へのダメージが少ないため、医療脱毛と比べると複数回の施術が必要になります。ただし、肌への負担が比較的少ないため、敏感肌の方にも対応できるケースがあります。
このように、脱毛施術の目的は毛を生やす細胞へのダメージを与えることにあり、毛を増やしたり、太くしたりする仕組みは科学的に存在しません。
✨ 毛が濃く見える原因とは何か
「脱毛をしたのに毛が濃くなった気がする」と感じる方には、いくつかの主な原因があります。これらは実際に毛が増えたり濃くなったりしているわけではなく、見え方や感じ方の変化によるものがほとんどです。

✅ 毛周期(ヘアサイクル)の関係
毛は常に同じ状態で生えているわけではなく、「成長期」「退行期」「休止期」という3つの段階を繰り返しています。このサイクルを毛周期(ヘアサイクル)と呼びます。
脱毛の施術が効果を発揮するのは、主に「成長期」の毛に対してです。なぜなら、成長期の毛は毛乳頭と毛がしっかりつながっており、レーザーや光が毛根まで届きやすいからです。一方、休止期の毛は毛根が浅い位置にあるため、施術の効果が出にくいとされています。
脱毛の施術後、成長期でなかった毛が次第に表面に出てくることがあります。これにより、「脱毛をしたのに毛が増えた」「毛が濃くなった」という錯覚を感じてしまうことがあります。実際には脱毛前から存在していた毛が出てきているだけであり、毛が新たに増えたわけではありません。
📝 自己処理との比較による印象の変化
脱毛施術を受けている期間中、多くのクリニックやサロンでは自己処理の方法についての指示があります。施術の数日前にシェービング(毛を根元から剃ること)をしてもらうケースが一般的です。
剃った直後の毛は断面が平らになっており、毛先が鋭くなっています。このため、生えてきたときに皮膚への刺激を感じやすく、「毛が太くなった」「毛が硬くなった」という感覚を覚えることがあります。しかし、これは実際に毛が太くなったわけではなく、剃ることで毛の断面形状が変わった結果です。
🔸 施術前後のムダ毛処理の差
脱毛を始める前は、こまめに自己処理をしていた方も多いでしょう。ところが、施術の前後は皮膚への刺激を避けるために自己処理を控える時期があります。この期間中に毛が伸びてくることで、普段よりも毛が目立ってしまい、「毛が濃くなった」と感じることがあります。
これは脱毛によって毛が増えているのではなく、単純にケアのタイミングの変化によるものです。
Q. カミソリで剃ると毛が濃くなるのは本当ですか?
カミソリで剃ると毛が濃くなるという話は、医学的には根拠がないとされています。毛の太さや濃さは毛根の細胞活動によって決まるため、皮膚表面を剃る行為が毛根の機能に影響することは考えにくいとされています。「濃くなった」と感じるのは、剃ることで毛の断面が平らになり、生えてきた際に太く硬く見えるためです。
🔍 シェービング・カミソリが毛を濃くすると言われる理由
「カミソリで毛を剃ると毛が濃くなる」という話も、脱毛に関する噂と同様に広く知られています。しかし、これも医学的には根拠がないとされています。
毛の太さや色の濃さは、毛根における細胞の活動によって決まるものであり、毛の先端を剃ることで毛根が刺激されて毛が太くなるという医学的なメカニズムは存在しません。毛根は皮膚の中深くにあり、カミソリが届く皮膚表面での処理が毛根の機能に影響を与えることは考えにくいとされています。
では、なぜ「剃ると毛が濃くなる」という印象が生まれるのでしょうか。その理由は主に以下の点にあります。
まず、先ほども触れたように、剃ることで毛の断面が平らになります。通常の毛は先端に向かってだんだん細くなっていますが、剃った毛は断面が直線的に切られるため、生えてきたときに太く硬く感じられます。また、自然に生えた毛は先端が柔らかく細いため、指で触れても肌へのあたりが優しいのですが、剃った後の毛は断面がフラットなため、肌にあたったときに「チクチクする」「硬い」と感じやすくなります。
さらに、毛を剃るという行為を繰り返すことで、毛の自然な生育サイクルに変化が生じ、特定の部位の毛が常に同じ段階で揃って生えてくるようになることがあります。これにより、見た目として毛が増えたように感じることがあります。
つまり、カミソリや電気シェーバーを使った自己処理では、毛の構造や成長を促進する生物学的な変化は起きないとされています。

💪 医療脱毛と光脱毛(サロン脱毛)の違い
「脱毛で毛が濃くなる」という不安を解消するためには、施術の種類についても正しく理解しておくことが大切です。
⚡ 医療脱毛とは
医療脱毛は、医師の監督のもとで行われる脱毛施術です。使用するレーザー機器は医療機器として認可されており、エネルギー出力が高く、毛乳頭や毛母細胞に直接ダメージを与えることができます。そのため、比較的少ない回数での永久脱毛(永久的に毛の再生を抑制すること)が期待できます。
医療脱毛で主に使われるレーザーには、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、Nd:YAGレーザーなどがあります。それぞれ波長が異なり、肌質や毛質に応じて使い分けられます。
医療機関で行われるため、万が一施術による副作用やトラブルが生じた場合でも、医師による適切な対応が可能です。
🌟 光脱毛(サロン脱毛)とは
光脱毛は、エステサロンや美容サロンで行われる脱毛施術で、IPL(インテンス・パルス・ライト)と呼ばれる光を使用します。医療用レーザーと異なり、出力が弱い光を使用するため、肌への負担が比較的少ないですが、毛根への効果も穏やかです。そのため、医療脱毛に比べて多くの回数の施術が必要となることが多いです。
サロン脱毛は医療行為ではないため、医師の資格がなくてもスタッフが施術を行えます。価格が医療脱毛よりも低めに設定されていることが多く、部位ごとに通いやすいプランが充実しているケースもあります。
💬 どちらでも毛が濃くなることは基本的にない
医療脱毛でも光脱毛でも、施術の目的は毛根にダメージを与えることであり、毛を増やしたり太くしたりする作用は基本的にありません。ただし、後述する「硬毛化・増毛化」という稀な現象については、どちらの施術でも可能性がゼロではないとされています。
Q. 硬毛化・増毛化とはどのような現象ですか?
硬毛化とは脱毛施術後に毛が太く硬くなる現象、増毛化とは毛の本数が増える現象です。レーザーや光のエネルギーが毛根を完全に破壊できず中途半端な刺激となった場合に起こりうると考えられています。顔・背中・腕などうぶ毛が多い部位で報告が多く、稀な現象ではありますが発生する可能性はゼロではありません。
🎯 脱毛後に毛が増えたと感じる理由
脱毛施術を複数回受けているのに、毛が増えたように感じる場合には、いくつかの可能性が考えられます。
✅ 施術の回数が足りていない
脱毛は1回で全ての毛に効果が出るわけではありません。毛周期の関係で、施術のタイミングに成長期ではなかった毛には効果が届きにくいとされています。そのため、複数回の施術を継続して受けることではじめて、広範囲の毛に対して効果が期待できます。
施術回数が少ない段階では、処理されていない毛と処理された毛が混在するため、まだらな状態になることがあります。この状態で毛が生えてくると、「毛が増えたのでは?」という印象を受けることがあります。
📝 施術間隔が適切でない
脱毛の効果を最大限に発揮するためには、毛周期に合わせた適切な施術間隔が重要です。部位によって毛周期は異なりますが、一般的に4週間〜8週間程度の間隔での施術が推奨されることが多いです。
施術間隔が短すぎると、まだ成長期に入っていない毛への施術となってしまい、効果が得られにくくなります。逆に間隔が長すぎると、成長期の毛を逃してしまうこともあります。
🔸 毛の生え方の個人差
毛周期や毛の濃さ、毛質には大きな個人差があります。ホルモンバランスの変化(特に思春期や妊娠・出産・更年期など)によって毛の生え方が変わることもあります。脱毛の施術とは別の要因で毛が変化している場合もあるため、気になることがあれば担当の医師やスタッフに相談することが大切です。
💡 硬毛化・増毛化について知っておくべきこと
脱毛と毛の変化について語る上で、「硬毛化」と「増毛化」という現象についても正しく理解しておく必要があります。これらは稀ではあるものの、脱毛施術後に起こりうる現象として報告されています。
⚡ 硬毛化とは
硬毛化とは、脱毛施術を受けた後に、処理した毛が以前よりも太くなったり、硬くなったりする現象を指します。医学的には「paradoxical hypertrichosis(逆説的多毛症)」とも呼ばれ、世界的にも報告されている現象です。
硬毛化が起こる主なメカニズムとして考えられているのは、レーザーや光のエネルギーが毛根を完全に破壊するには至らず、中途半端な刺激となってしまった場合に、毛根が「刺激に対する防御反応」として逆に毛を太く成長させようとするというものです。ただし、この現象の正確なメカニズムはまだ完全には解明されていません。
硬毛化が起こりやすいとされる条件は以下のとおりです。
まず、もともと毛が細く、産毛のような状態の部位への施術が硬毛化を引き起こしやすいとされています。特に、顔(うぶ毛)や二の腕、背中など、細い毛が多い部位での報告が多くみられます。次に、出力が低すぎる施術も原因の一つとして挙げられます。毛根を完全に破壊できない程度のエネルギーが与えられた場合、毛母細胞が刺激されて毛が太くなる可能性があると考えられています。また、肌の色が濃く、メラニン色素との差が少ない場合は、レーザーや光が毛に適切に集中しにくいことがあります。
🌟 増毛化とは
増毛化は、脱毛施術後に施術部位またはその周辺で毛の本数が増える現象です。これも硬毛化と同様に、施術によって毛根が中途半端に刺激された結果として起こると考えられていますが、詳しいメカニズムは現時点では完全には明らかになっていません。
増毛化が起こりやすいとされる部位は、顔(特にほほや顎のうぶ毛部分)や、腕・背中などのうぶ毛が多い部位とされています。
💬 硬毛化・増毛化への対応
硬毛化や増毛化が起きた場合、適切に対処することで改善が期待できます。医療脱毛の場合は、使用するレーザーの種類や出力を変更したり、施術のプロトコルを調整したりすることで対応できることがあります。
例えば、硬毛化が起きた部位に対しては、より深部まで届くレーザーに変更したり、エネルギー出力を高めたりすることで、毛根へのダメージを十分に与えられるように調整します。
大切なのは、気になる変化を感じたらすぐに担当の医師やスタッフに相談することです。セルフ判断で施術を中断したり、別の方法で処理しようとしたりすることは、状況を悪化させる可能性があります。
✅ 硬毛化・増毛化のリスクを低減するために
硬毛化・増毛化のリスクを最小限にするためには、信頼できる医療機関や実績のあるサロンを選ぶことが重要です。施術前のカウンセリングで自分の毛質や肌質を正確に伝え、適切な機器と出力での施術を行ってもらうことが大切です。
また、うぶ毛が多い部位への施術を希望する場合は、事前に硬毛化・増毛化のリスクについて医師から説明を受け、十分に理解した上で施術を進めることをおすすめします。
Q. 脱毛中に毛が増えたと感じる原因は何ですか?
脱毛施術後に毛が増えたように感じる主な原因は毛周期にあります。施術が効果を発揮するのは「成長期」の毛のみのため、施術時に休止期だった毛が後から表面に出てくることで毛が増えたように見えます。また、施術前後で自己処理を控える期間に毛が伸びることも、毛が目立って見える一因となります。
📌 脱毛を安全に進めるためのポイント

脱毛を安心して始め、効果的に進めていくためのポイントをご紹介します。
📝 信頼できるクリニック・サロン選び
脱毛施術を受ける場所の選択は、安全性と効果の面でとても重要です。医療脱毛を希望する場合は、皮膚科専門医や脱毛に関する経験豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶことをおすすめします。
クリニック選びのポイントとして、まずカウンセリングの充実度が挙げられます。初回カウンセリングで自分の肌質や毛質、希望する部位について丁寧に聞いてくれるかどうかを確認しましょう。次に、使用機器の説明があるかどうかも重要です。どのような機器を使用し、なぜその機器が自分に適しているのかを説明してくれるクリニックは信頼度が高いといえます。また、施術後のサポート体制として、硬毛化などのトラブルが起きた場合の対応方針について事前に確認しておくことも大切です。さらに、料金体系が明確で、追加費用が発生する条件などが明示されているクリニックを選ぶようにしましょう。
🔸 施術前後のケアを正しく行う
脱毛施術の効果を最大限に引き出すためには、施術前後のケアも重要です。
施術前のケアとして、施術の1〜2日前にシェービングを行うよう指示されることが多いです。肌が乾燥していると施術時の痛みが増すことがあるため、普段からの保湿ケアも大切です。日焼けしている状態での施術はリスクが高まるため、施術前2〜4週間程度は日焼けを避けることが推奨されます。
施術後のケアとして、施術直後は肌がデリケートな状態になっているため、しっかりと保湿を行いましょう。また、施術後しばらくは日焼け止めをしっかり使用し、紫外線から肌を守ることが大切です。施術後の肌は熱を帯びやすいため、入浴は短めにし、サウナや激しい運動は控えるように指示されることが多いです。
⚡ ホルモンバランスの変化に注意する
毛の生え方は、ホルモンバランスによって大きく影響を受けます。特に女性の場合、月経周期、妊娠・出産、更年期などのライフステージの変化によって毛の量や質が変わることがあります。
脱毛施術中にホルモンバランスが変化すると、それまで効果が出ていた部位でも毛が変化することがあります。これは脱毛の失敗ではなく、体の変化によるものです。気になる変化があれば、担当の医師に相談しましょう。
🌟 定期的な施術を継続する
脱毛の効果を実感するためには、適切な間隔での施術を継続することが大切です。毛周期に合わせた施術を繰り返すことで、より多くの毛に効果が届くようになります。
施術を途中で中断してしまうと、効果が出ていた毛が再び成長し始めることがあります。脱毛は長期的な取り組みとして、焦らず継続することが重要です。
💬 自己処理の方法に気をつける
脱毛施術の間は、適切な自己処理の方法を守ることが大切です。多くのクリニックやサロンでは、施術と施術の間の自己処理方法について指導しています。
一般的に、脱毛中は毛を引き抜く処理(毛抜きやワックス脱毛など)は避けるよう指示されます。これらの方法は毛根ごと毛を取り除くため、次回の施術時に毛根にレーザーや光が届きにくくなります。自己処理の際はカミソリや電気シェーバーでのシェービングが推奨されます。
✅ 生活習慣を整える
脱毛の効果に直接影響するわけではありませんが、全身の健康状態が良好であることは、施術後の肌の回復を助けることにつながります。バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけることで、肌のコンディションを整えることができます。
また、過度なストレスはホルモンバランスに影響を与えることがあるため、ストレス管理も意識することが望ましいです。
📝 うぶ毛への施術は慎重に
うぶ毛が多い部位(顔の産毛、背中、腕など)への脱毛は、硬毛化・増毛化のリスクがやや高いとされています。これらの部位への施術を希望する場合は、事前にリスクについて十分な説明を受け、施術の出力設定や機器の選択について慎重に検討することが重要です。
特に顔の産毛脱毛を検討している場合は、医師との相談を十分に行い、自分に合った施術計画を立てることをおすすめします。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「脱毛をすると毛が濃くなるのでは?」というご不安を抱えてカウンセリングにいらっしゃる患者様が非常に多く、正しい情報をお伝えすることの大切さを日々実感しています。医療脱毛は毛根にダメージを与える施術であり、毛を増やしたり太くしたりする仕組みは科学的に存在しませんが、硬毛化・増毛化といった稀な現象もゼロではないため、特にうぶ毛が多い部位への施術を希望される場合は、事前に丁寧なカウンセリングで一人ひとりの肌質・毛質をしっかり確認した上で、最適な施術プランをご提案するよう心がけています。少しでも気になることや不安なことがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。」
✨ よくある質問
基本的にはなりません。医療脱毛・光脱毛ともに、毛根(毛乳頭・毛母細胞)にダメージを与えて毛が生える力を弱める施術であり、毛を増やしたり太くしたりする科学的なメカニズムは存在しません。「濃くなった」と感じる多くのケースは、毛周期や自己処理方法の変化による見え方の錯覚です。
硬毛化は脱毛後に毛が太く・硬くなる現象、増毛化は毛の本数が増える現象です。レーザーや光のエネルギーが毛根を完全に破壊できず、中途半端な刺激となった場合に起こりうると考えられています。特にうぶ毛が多い顔・背中・腕などで報告が多く、稀な現象ですがゼロではありません。
主な原因は毛周期(ヘアサイクル)にあります。脱毛施術が効果を発揮するのは「成長期」の毛のみのため、施術時に休止期だった毛が後から表面に出てくることで、毛が増えたように見えることがあります。実際には新たに毛が増えたわけではなく、以前から存在していた毛が成長してきたものです。
医学的には根拠がないとされています。毛の太さや濃さは毛根の細胞活動によって決まるため、皮膚表面を剃る行為が毛根の機能に影響することは考えにくいとされています。「濃くなった」と感じるのは、剃ることで毛の断面が平らになり、生えてきたときに太く・硬く見えるためです。
当院では、硬毛化が確認された場合、使用するレーザーの種類や出力を変更するなど、施術プロトコルを調整して対応いたします。自己判断で施術を中断したり別の処理を行うと状況が悪化する可能性があるため、気になる変化を感じた際はすぐに担当医師へご相談ください。
🔍 まとめ
「脱毛で毛が濃くなる」という噂について、この記事では医学的な観点から詳しく解説してきました。ポイントを整理すると以下のとおりです。
医療脱毛や光脱毛は、毛根(毛乳頭・毛母細胞)にダメージを与えて毛が生える力を弱める施術であり、毛を増やしたり太くしたりする仕組みは科学的に存在しません。「脱毛後に毛が増えた」と感じる多くのケースは、毛周期の関係で未処理の毛が出てきたことや、自己処理方法の変化による見え方・感じ方の違いによるものです。
ただし、「硬毛化・増毛化」と呼ばれる稀な現象については、特にうぶ毛が多い部位での施術で起こりうる可能性があります。これは、施術のエネルギーが毛根を完全に破壊するには不十分だった場合に生じると考えられており、適切な施術設定や信頼できるクリニックの選択によってリスクを低減することができます。
脱毛を安全に進めるためには、信頼できる医療機関を選び、担当医師との十分なカウンセリングを行い、施術前後のケアを正しく実践することが重要です。何か気になる変化を感じた際は、自己判断せずに早めに医師やスタッフに相談することをおすすめします。
脱毛は、正しい知識と適切な施術を継続することで、多くの方が満足のいく効果を実感できる施術です。不安や疑問があれば、まずは専門の医療機関にご相談ください。アイシークリニック新宿院では、一人ひとりの肌質や毛質に合わせた丁寧なカウンセリングと、安心・安全な施術を提供しています。脱毛に関するお悩みやご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 脱毛施術における毛包・毛乳頭の構造と機能、硬毛化・増毛化(paradoxical hypertrichosis)を含む脱毛後の皮膚反応に関する皮膚科学的根拠
- 厚生労働省 – 医療脱毛に使用されるレーザー機器の医療機器承認・安全管理基準、および医療行為としての脱毛施術に関する規制・ガイダンス
- PubMed – レーザー脱毛後の逆説的多毛症(硬毛化・増毛化)のメカニズム、発生リスク因子(産毛部位・低出力照射等)および対処法に関する国際的な査読済み研究文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
