
💬 「レーザー脱毛って、発がん性はないの?」
身体への影響が心配で、なかなか脱毛に踏み出せていませんか?
結論からお伝えすると、現在の医学的知見では、レーザー脱毛に発がん性は認められていません。ただし、その理由をきちんと理解せずに施術を受けると、思わぬリスクに気づけないことも。
この記事では、レーザー脱毛の安全性・副作用・注意点をわかりやすく解説します。読めば不安が解消され、安心して脱毛をスタートできます✨
🚨 この記事を読まないと起きること
- ⚡ 根拠のない不安に振り回され、ずっと脱毛できないまま
- ⚡ 安全性の低いサロンを選んでしまうリスク
- ⚡ 副作用が出たときに対処できず悪化する可能性
✅ この記事を読むと得られること
- 📌 レーザー脱毛が安全な医学的根拠がわかる
- 📌 本当に注意すべきリスクと対処法がわかる
- 📌 安心して施術を受けるための選び方がわかる
よくある声
「発がん性がないってわかっていても、やっぱり身体への影響が心配で踏み出せない…」
→ そのお気持ち、よくわかります。だからこそ、医学的な根拠をしっかり理解してから判断しましょう!
目次
- レーザー脱毛の仕組みをおさらい
- レーザー脱毛に発がん性はあるのか?医学的な見解
- レーザー光と紫外線の違い-なぜ発がん性がないといえるのか
- レーザー脱毛と電磁波の関係
- 脱毛レーザーの種類と安全性
- レーザー脱毛が与える皮膚へのダメージとは
- レーザー脱毛の副作用とリスク
- 安全にレーザー脱毛を受けるためのポイント
- 光脱毛(フラッシュ脱毛)との違いと安全性比較
- こんな方は特に注意が必要
- まとめ
💡 この記事のポイント
レーザー脱毛の発がん性は現時点の医学的知見では認められていない。使用するレーザーはDNAを損傷しない非電離放射線であり、紫外線や電離放射線とは根本的に異なる。ただし色素沈着や火傷などの副作用リスクは存在するため、医療機関での適切な施術が重要。
💡 レーザー脱毛の仕組みをおさらい
レーザー脱毛への不安を解消するうえで、まず施術の仕組みを正しく理解することが重要です。レーザー脱毛は「選択的光熱融解(Selective Photothermolysis)」という原理を応用した技術です。
毛の黒色素(メラニン)は特定の波長の光を吸収しやすい性質を持っています。レーザー脱毛では、このメラニンが吸収しやすい特定波長のレーザー光を照射することで、毛根や毛母細胞に熱ダメージを与えます。この熱によって毛を成長させる毛包(もうほう)が破壊され、毛が生えにくくなるというのが基本的な原理です。
重要なポイントは、このレーザーが毛のメラニン色素に対して選択的に作用するという点です。つまり、周囲の皮膚や組織へのダメージを最小限に抑えながら、毛根だけに効果的に作用するように設計されています。
毛の成長サイクルには「成長期」「退行期」「休止期」の3段階があり、レーザーが効果を発揮するのは毛が活発に成長している「成長期」の毛だけです。そのため、複数回の施術を繰り返すことではじめて全体的な脱毛効果が得られます。一般的に、医療レーザー脱毛では5〜10回程度の施術が必要とされています。
Q. レーザー脱毛に発がん性はありますか?
現時点の医学的知見において、レーザー脱毛に発がん性があるという証拠は確認されていません。脱毛レーザーはDNAを損傷しない非電離放射線であり、世界中での長年の施術実績においても発がんリスクの増加は報告されていません。
📌 レーザー脱毛に発がん性はあるのか?医学的な見解
多くの方が最も気になるのが「レーザー脱毛には発がん性があるのか」という点でしょう。結論として、現時点では医学的・科学的な研究においてレーザー脱毛に発がん性があるという証拠は確認されていません。
レーザー脱毛が普及してからすでに数十年が経過しており、世界中で膨大な数の施術が行われています。その間、レーザー脱毛が原因でがんを発症したという信頼性の高い報告はなく、長期的な追跡調査においても発がんリスクの増加は確認されていません。
がんが発生するためには、細胞のDNAが変異する必要があります。このDNA変異を引き起こすためには、非常に強いエネルギーが必要です。脱毛に使用されるレーザーは、DNAを直接損傷するほどのエネルギーを持っていません。また、レーザー脱毛は皮膚の表面から数ミリの浅い部分にしか作用しないため、体の深部にある臓器や組織には影響を与えません。
日本皮膚科学会をはじめとする医学団体も、適切な条件下で行われるレーザー脱毛は安全とみなしており、医療機関での施術として広く認められています。国際的にも、米国食品医薬品局(FDA)をはじめとする規制機関が脱毛用レーザー機器を承認しており、その安全性は医学的に担保されています。
ただし、「発がん性がない」ということと「まったくリスクがない」ということは別物です。レーザー脱毛には副作用やリスクが存在します。発がん性とは区別したうえで、これらについても後述します。
✨ レーザー光と紫外線の違い-なぜ発がん性がないといえるのか
「光を当てる」という点で、紫外線(UV)と脱毛レーザーを混同して考える方がいますが、この2つはまったく異なる性質を持っています。この違いを理解することが、発がん性がない理由を理解するうえで非常に重要です。
紫外線は波長が短く(100〜380nm程度)、エネルギーが非常に高い光線です。特に紫外線B波(UVB:280〜315nm)は皮膚のDNAに直接作用し、塩基配列を変化させることで遺伝子変異を起こします。このDNA損傷が蓄積されることで、皮膚がんのリスクが高まることは科学的に証明されています。太陽光による日焼けや過度な日光浴が皮膚がんのリスクを高めるといわれているのは、このためです。
一方、脱毛に使用されるレーザーは波長が600〜1200nm程度の近赤外線から赤色光の領域にあります。この波長帯の光は紫外線と異なり、DNAに直接的な損傷を与えるエネルギーを持っていません。物理学的に、光の波長が長くなるほどエネルギーは低くなります。つまり、脱毛レーザーの波長は紫外線よりもはるかに長く、DNAを直接傷つけるエネルギーを持っていないのです。
また、電離放射線(X線やγ線など)はDNAを電離させることでがんを引き起こすことが知られていますが、脱毛レーザーは電離放射線ではありません。レーザーは光(電磁波)の一種であり、放射線治療やX線検査で使われる電離放射線とはまったく異なる性質のものです。
レーザー脱毛の光が皮膚に与える影響は「熱」です。メラニン色素に吸収された光エネルギーが熱に変換され、毛根を焼いて破壊するという仕組みです。この熱作用は局所的かつ瞬間的なものであり、周囲の細胞のDNAに変異を引き起こすような性質のものではありません。
Q. 脱毛レーザーと紫外線は何が違うのですか?
紫外線は波長100〜380nm程度で非常にエネルギーが高く、皮膚のDNAに直接損傷を与えて発がんリスクを高めます。一方、脱毛レーザーは波長600〜1200nm程度の近赤外線から赤色光であり、DNAを直接傷つけるエネルギーを持たず、作用は熱による毛根へのダメージに限られます。
🔍 レーザー脱毛と電磁波の関係
レーザーは電磁波の一種であることから、「電磁波被曝」による健康影響を心配する方もいます。しかし、電磁波にはさまざまな種類があり、その性質やエネルギー量によって体への影響は大きく異なります。
電磁波は波長によって分類され、波長が短いほどエネルギーが高くなります。γ線やX線のような短波長の電磁波は「電離放射線」と呼ばれ、原子や分子を電離させる(電子を弾き飛ばす)ほど強力なエネルギーを持っています。これに対して、可視光線や近赤外線のような長波長の電磁波は「非電離放射線」と呼ばれ、原子や分子を電離させるエネルギーを持っていません。
脱毛に使用されるレーザーは、この非電離放射線の領域に属しています。非電離放射線はDNAを電離させる能力がないため、直接的にがん遺伝子の変異を引き起こすことはできません。この点は、電磁波被曝による発がんリスクを考えるうえで非常に重要な区別です。
日常生活においても、私たちは可視光線(太陽の光や照明など)を常に浴びていますが、これらが発がん性を持つという証拠はありません。脱毛レーザーもこれと同じカテゴリーの電磁波であり、その点において特別な発がんリスクを持つものではないと考えられています。
もちろん、脱毛レーザーはエネルギーを集中させた強力な光ですので、適切な安全管理のもとで使用することが前提となります。しかしそれはあくまで熱による組織ダメージを防ぐためのものであり、発がん性とは別の観点での安全管理です。
💪 脱毛レーザーの種類と安全性
医療機関で使用される脱毛レーザーにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる波長や特性を持っています。主な種類について理解しておくことも、安全性を評価するうえで参考になります。
アレキサンドライトレーザーは波長755nmの光を使用します。メラニンへの吸収率が高く、特に色白で毛が濃い方に向いているとされています。日本の医療機関で最もよく使用されているレーザーの一つです。
ダイオードレーザーは波長800〜810nm程度のレーザーです。皮膚への浸透深度が深く、アレキサンドライトレーザーと並んで広く普及しています。さまざまな肌タイプに対応できる汎用性の高さが特徴です。
Nd:YAGレーザーは波長1064nmのレーザーです。メラニンへの吸収率はやや低いものの、皮膚深くまで到達するため、深い部分の毛根にも効果があります。また、肌の色が比較的濃い方でも使用できるという利点があります。
これらのレーザーはいずれも近赤外線から赤色光の波長帯に属しており、いずれも非電離放射線です。また、米国FDAや日本の厚生労働省などの規制機関による承認・認可を経た機器が使用されています。医療機器としての厳しい審査を通過していることも、安全性の裏付けの一つといえるでしょう。
これらのレーザー機器は医師の指示のもとで使用することが前提であり、日本では医師免許を持つ者または医師の指示に基づく者のみが医療レーザーを使用できます。これは出力の強い医療レーザーの適切な使用を担保するための規制であり、安全性確保の仕組みの一部です。
🎯 レーザー脱毛が与える皮膚へのダメージとは
発がん性がないことは確認されていますが、レーザー脱毛が皮膚に対してまったく影響を与えないわけではありません。「ダメージ」という言葉は少し大げさに聞こえるかもしれませんが、施術の原理上、皮膚には何らかの影響が生じます。これを正しく理解することが重要です。
レーザー照射によって生じる主な皮膚への影響は「熱による刺激」です。レーザー光がメラニン色素に吸収されて熱に変換されるとき、その熱は毛根だけでなく周囲の皮膚組織にもわずかに伝わります。これによって施術後に一時的な赤みや熱感が生じることがありますが、通常は数時間から数日で治まります。
レーザーによる熱の影響は皮膚表面から数ミリ程度の深さまでです。皮下組織や内臓、リンパ節などの深部組織には届かないため、全身的な影響を心配する必要はありません。
皮膚の回復力(再生能力)も考慮する必要があります。人間の皮膚は非常に高い再生能力を持っており、レーザー脱毛による一時的な刺激は、施術の間隔(通常4〜8週間)の間に十分に回復できます。施術と施術の間隔を適切に設けることは、皮膚を回復させるためにも重要なポイントです。
現代の医療レーザー機器には、皮膚を冷却しながら照射するクーリングシステムが搭載されているものが多くあります。これによって、表皮へのダメージを抑えながら毛根に効果的にダメージを与えることが可能になっています。技術の進歩によって、安全性と有効性の両立が実現されています。
Q. レーザー脱毛にはどんな副作用がありますか?
レーザー脱毛の主な副作用は、施術後の一時的な赤みや腫れで、通常数時間から数日で治まります。他に色素沈着・色素脱失、まれに水ぶくれや火傷、産毛への照射で毛が濃くなる「硬毛化」が起こる場合もあります。適切な施術条件と術後ケアでリスクを最小限に抑えられます。
💡 レーザー脱毛の副作用とリスク
発がん性とは別に、レーザー脱毛には一定の副作用やリスクが存在します。これらは発がん性とは性質の異なるものですが、施術を検討するうえで事前に知っておくべき重要な情報です。
最もよく見られる副作用は一時的な赤みや腫れです。施術後に照射部位が赤くなったり、軽く腫れたりすることがありますが、ほとんどの場合は数時間から数日で自然に治まります。
色素沈着や色素脱失も注意が必要な副作用の一つです。レーザーの熱によってメラニン産生細胞(メラノサイト)が刺激を受けると、一時的に色素沈着(色が濃くなる)が生じることがあります。逆に、過度なレーザー照射によってメラノサイトが傷つくと、色素脱失(色が白くなる)が起こることもあります。特に日焼けした肌や色素が濃い肌への照射は注意が必要です。
水ぶくれや火傷のリスクもゼロではありません。出力設定が適切でない場合や、施術後のケアが不十分な場合に起こることがあります。特に日焼け後の肌や薄い肌への施術では注意が必要です。
まれなケースとして、逆に毛が濃くなる「硬毛化」「増毛化」という現象が報告されています。産毛のような細い毛に刺激を与えた場合に生じることがあり、施術前に十分な説明を受けておくことが大切です。
光過敏症がある方や、特定の薬剤(光線過敏症を引き起こす薬など)を服用中の方は、通常よりも副作用のリスクが高まります。また、妊娠中の方や一部の疾患を持つ方は施術が適さない場合もあります。
これらの副作用の多くは、適切な施術条件と術後のケアによって最小限に抑えることができます。信頼できる医療機関で、経験豊富な医師や看護師のもとで施術を受けることが重要です。
📌 安全にレーザー脱毛を受けるためのポイント
レーザー脱毛は安全性が高い施術ではありますが、より安全に施術を受けるためには、いくつかの重要なポイントがあります。これらを意識することで、発がん性を含む不必要なリスクを避け、安心して脱毛に臨むことができます。
まず、信頼できる医療機関を選ぶことが最も重要です。日本では医師法により、医療レーザーを使用した施術は医療機関でのみ行うことができます。クリニック(医療機関)で行われる「医療レーザー脱毛」は医師の監督のもとで行われ、適切な出力管理や副作用への対応が可能です。施術前のカウンセリングが十分に行われ、医師や看護師が肌の状態を確認したうえで施術条件を設定してくれる機関を選びましょう。
施術前の日焼けには十分注意してください。日焼けした肌はメラニンが増えているため、レーザーのエネルギーを肌全体が吸収してしまい、火傷や色素沈着のリスクが高まります。施術前の一定期間(通常2〜4週間程度)は日焼けを避け、日焼け止めを適切に使用することが重要です。
服用中の薬がある場合は必ず申告しましょう。一部の抗生物質、ホルモン剤、漢方薬などには光線過敏症を引き起こすものがあり、レーザー施術との相互作用で思わぬ副作用が生じることがあります。また、アキュテインなどのビタミンA誘導体を含む薬は施術の禁忌とされることがあります。服用中の薬はすべて医師に伝えてください。
施術後のケアも重要です。照射後の肌は敏感になっているため、直後のサウナや激しい運動、アルコール摂取は避けましょう。保湿ケアと日焼け止めの使用を徹底することで、炎症や色素沈着のリスクを下げることができます。
定期的な施術と適切な間隔を守ることも安全性に直結します。毛の成長サイクルに合わせて適切な間隔で施術を受けることが、効果を高めながら皮膚への負担を最小限にするために重要です。自己判断で施術間隔を短くしたり、出力を強くしてもらったりすることは避けましょう。
何か気になる症状が出た場合は、すぐにクリニックに相談することも大切です。施術後に異常な赤み、水ぶくれ、強い痒みなどが出た場合は、自己判断で対処しようとせず、施術を受けたクリニックに相談しましょう。適切な対処を早めに行うことで、多くの副作用は重症化を防ぐことができます。
Q. 医療レーザー脱毛とエステの光脱毛はどう違いますか?
医療レーザー脱毛は特定波長のレーザーを使用し、医師の監督のもとで行われる医療行為です。永久的な減毛効果が期待でき、副作用への対応や出力管理が厳密です。エステの光脱毛(IPL)は痛みが少ない反面、脱毛効果はやや劣り、トラブル時の対応能力も医療機関には及びません。
✨ 光脱毛(フラッシュ脱毛)との違いと安全性比較
脱毛には「医療レーザー脱毛」のほかに、エステサロンなどで行われる「光脱毛(フラッシュ脱毛・IPL脱毛)」があります。両者の違いと安全性の違いについても理解しておくと、より適切な選択ができます。
医療レーザー脱毛は、特定の波長の光をピンポイントで照射するレーザーを使用します。毛根へのアプローチが直接的で、永久的な減毛効果(永久脱毛)が期待できます。日本では医師免許を持つ者、または医師の指示に基づく者のみが行える医療行為です。
一方、光脱毛(IPL:Intense Pulsed Light)は複数の波長を含む広帯域の光を使用します。レーザーより出力が低く抑えられているため、永久脱毛の効果は医療レーザーほど高くないことが多いですが、痛みや肌への刺激は比較的マイルドとされています。エステサロンでも施術可能ですが、効果・リスク管理の面では医療機関でのレーザー脱毛に劣る部分があります。
発がん性という観点では、IPL(光脱毛)もレーザー脱毛と同様に可視光から近赤外線の波長を使用しており、紫外線は含まれていません。したがって、理論上はIPLも発がん性がないといえます。ただし、エステサロンは医療機関ではないため、副作用への対応や出力管理が医療機関ほど厳密ではない場合があります。
より確実な脱毛効果と高い安全管理を求めるなら、医療機関での医療レーザー脱毛を選択することが適切です。一方、コスト面や施術時の痛みの少なさを優先する場合はIPL脱毛が選択肢となりますが、万が一のトラブル時の対応能力という観点では医療機関が優れています。
🔍 こんな方は特に注意が必要

レーザー脱毛は一般的に安全な施術ですが、以下に当てはまる方は施術前に必ず医師に相談し、場合によっては施術を控える必要があります。
日焼け肌・濃い肌色の方は、皮膚のメラニンが多いためレーザーのエネルギーが肌全体に分散されやすく、火傷や色素沈着のリスクが高まります。適切なレーザーの種類と出力の選択が特に重要です。Nd:YAGレーザーなど、肌へのダメージが少ない機器を選ぶことが推奨されます。
妊娠中・授乳中の方については、レーザー脱毛の安全性を確認した十分なデータがないため、多くのクリニックで施術を断っています。また、ホルモンバランスの変化により施術の効果が変わる可能性もあります。
光線過敏症の方や光線過敏を引き起こす薬を服用中の方は、通常よりも強い皮膚反応が出る可能性があります。ドキシサイクリンなどの抗生物質、フルオロキノロン系抗菌薬、一部の利尿剤、NSAIDsなどが光線過敏症を引き起こす可能性があるとされています。
ケロイド体質の方は、施術による皮膚ダメージがケロイドの形成につながる可能性があります。過去に手術や怪我の跡がケロイドになったことがある方は、施術前に必ず医師に伝えてください。
皮膚疾患がある方(アトピー性皮膚炎、乾癬、白斑など)は、施術部位に病変がある場合は施術が難しいことがあります。皮膚の状態を医師が確認したうえで、施術の可否を判断してもらいましょう。
てんかんの方は、フラッシュ光刺激がてんかん発作を誘発する可能性があるため、事前に医師への相談が必要です。
また、過去に放射線治療を受けたことがある部位へのレーザー照射は、皮膚の状態が通常と異なるため注意が必要です。がんの既往がある方は特に、担当の腫瘍科医に相談したうえで脱毛クリニックの医師と十分に話し合うことをお勧めします。
これらに当てはまる方でも、必ずしも施術が不可能というわけではありません。適切な医師の診断と管理のもとで、施術方法を調整することで対応できる場合もあります。まずは医師への相談から始めることが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、レーザー脱毛の発がん性を心配されて来院される患者様が一定数いらっしゃいますが、脱毛に使用するレーザーは紫外線や電離放射線とは根本的に異なる非電離放射線であり、現時点の医学的知見において発がん性は認められていませんので、必要以上に不安を抱える必要はありません。一方で、発がん性がないことと副作用リスクがゼロであることは別の話ですので、日焼けの状態や服用中のお薬、皮膚疾患の有無などを事前にしっかりと確認したうえで、お一人おひとりに合った安全な施術条件を設定することを大切にしています。気になることがあれば些細なことでも遠慮なくご相談ください。安心して施術に臨んでいただけるよう、丁寧にサポートいたします。」
💪 よくある質問
現時点の医学的・科学的知見において、レーザー脱毛に発がん性があるという証拠は確認されていません。脱毛に使用されるレーザーはDNAを損傷する紫外線や電離放射線とは異なる「非電離放射線」であり、世界中での長年の施術実績においても発がんリスクの増加は報告されていません。
紫外線は波長が短くエネルギーが高いため、皮膚のDNAに直接損傷を与えて発がんリスクを高めます。一方、脱毛レーザーは波長600〜1200nm程度の近赤外線〜赤色光であり、DNAを直接傷つけるエネルギーを持ちません。レーザーの作用はあくまで「熱」による毛根へのダメージであり、根本的に性質が異なります。
最も多い副作用は施術後の一時的な赤みや腫れで、通常数時間〜数日で治まります。その他、色素沈着・色素脱失、まれに水ぶくれや火傷が生じる場合があります。また、産毛などに照射した際に毛が濃くなる「硬毛化」が起こることもあります。適切な施術条件と術後ケアでリスクを最小限に抑えることが可能です。
妊娠中・授乳中の方は安全性を確認するデータが不十分なため、多くのクリニックで施術をお断りしています。また、一部の抗生物質や利尿剤など光線過敏症を引き起こす薬を服用中の方は副作用リスクが高まります。服用中の薬は必ず事前に医師へ申告し、施術の可否を相談してください。
医療レーザー脱毛は特定波長のレーザーを使用し、永久的な減毛効果が期待できる医療行為です。医師の監督のもとで行われるため、副作用への対応や出力管理が厳密です。エステの光脱毛(IPL)は出力が低く痛みが少ない反面、脱毛効果はやや劣り、トラブル時の対応能力も医療機関には及びません。安全性を重視するなら医療機関での施術をお勧めします。
🎯 まとめ
この記事では、レーザー脱毛の発がん性について医学的な観点から詳しく解説してきました。重要なポイントを改めて整理します。
まず、現時点の医学的・科学的知見において、レーザー脱毛に発がん性があるという証拠は確認されていません。脱毛に使用されるレーザーは近赤外線から赤色光の波長帯に属する「非電離放射線」であり、DNA損傷を引き起こす紫外線や電離放射線とはまったく異なる性質のものです。
レーザー脱毛の作用は熱によるものであり、皮膚表面から数ミリ程度の浅い部分(毛根)への局所的な作用です。体の深部や臓器、DNA構造に影響を与えるものではありません。世界中で長年にわたって行われてきた施術実績においても、発がんリスクの増加は確認されていません。
ただし、発がん性がないことと、すべてのリスクがゼロであることは別物です。レーザー脱毛には一時的な赤みや腫れ、色素沈着、まれに火傷などの副作用リスクがあります。これらは適切な施術条件と術後ケアによって最小限に抑えることができます。
安全に施術を受けるためには、信頼できる医療機関を選ぶことが最も重要です。日焼けを避けること、服用中の薬を医師に伝えること、施術後のケアを適切に行うことも大切なポイントです。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – レーザー脱毛の安全性・適応条件・副作用に関する医学的見解および診療ガイドラインの参照
- 厚生労働省 – 医療機器としての脱毛用レーザー機器の承認・規制および医療行為としての位置づけに関する公式情報の参照
- PubMed – レーザー脱毛の発がん性・安全性・選択的光熱融解の原理・長期的リスクに関する国際的な査読済み医学文献の参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
