胸ニキビの原因とは?なぜできる?種類・部位別の対策まで解説

胸ニキビ、なんで繰り返すの?と悩んでいませんか?

デコルテや胸元にできるニキビは、顔のニキビと同様に繰り返しやすく、なかなか改善しないとお悩みの方は少なくありません。夏場に肌を露出する機会が増えるとさらに気になるという声も多く、日常生活の中で大きなストレスになることも。

この記事を読めば、胸ニキビの原因・種類・正しいケア方法がすべてわかります。読まないまま間違ったケアを続けると、色素沈着や跡が残るリスクがあるので要注意!

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目次

  1. 胸ニキビとはどんな状態?
  2. 胸ニキビができる主な原因
  3. 胸ニキビの種類と見分け方
  4. 部位別に見る胸ニキビの特徴
  5. 胸ニキビを悪化させる習慣
  6. 胸ニキビのセルフケア方法
  7. 胸ニキビが治らないときはクリニックへ
  8. まとめ

この記事のポイント

胸ニキビは皮脂過剰・汗・摩擦・ホルモンバランスの乱れなど複合的な原因で生じる。正しい洗い方・保湿・衣類素材の見直し・食生活改善などのセルフケアが有効だが、改善しない場合はアイシークリニックで外用薬・ピーリング・レーザー等の適切な治療を受けることが推奨される。

💡 胸ニキビとはどんな状態?

胸ニキビとは、胸部(主に前胸部やデコルテ周辺)に発生するニキビのことを指します。医学的には「座瘡(ざそう)」と呼ばれる皮膚疾患のひとつで、毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌、細菌の繁殖などが絡み合って起こります。顔のニキビと本質的なメカニズムは同じですが、胸部は顔と比べて皮脂腺の分布や汗腺の密度、衣類による摩擦など、異なる環境的要因が加わるため、原因が複合的になりやすいのが特徴です。

胸ニキビは思春期に多いイメージがありますが、実際には20代・30代・40代の大人にも多く見られます。ホルモンバランスの変動が起きやすい女性だけでなく、男性にも発症します。また、一度できると繰り返しやすく、跡(色素沈着)が残りやすい部位でもあるため、早めに原因を把握して適切な対処をすることが大切です。

なお、胸に生じる皮膚トラブルにはニキビ以外にも、毛嚢炎(もうのうえん)やマラセチア毛嚢炎、接触性皮膚炎など、見た目がよく似た疾患があります。自己判断でケアを続けても改善しない場合は、皮膚科や美容クリニックを受診してしっかり診断を受けることが重要です。

Q. 胸ニキビができる主な原因は何ですか?

胸ニキビは、皮脂の過剰分泌・汗による蒸れ・衣類の摩擦・ホルモンバランスの乱れ・食生活の乱れ・睡眠不足・スキンケア用品の残留など、複数の要因が重なって発生します。顔のニキビと基本的なメカニズムは同じですが、胸部特有の環境的要因が加わるため原因が複合的になりやすい特徴があります。

📌 胸ニキビができる主な原因

胸ニキビには複数の原因が重なって生じることが多く、それぞれを理解することが改善への第一歩です。以下に代表的な原因を詳しく解説します。

✅ 皮脂の過剰分泌

胸部は顔と同様に皮脂腺が多い部位のひとつです。ホルモンの影響や食生活の乱れ、ストレスなどによって皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなります。詰まった毛穴の中でアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖し、炎症を起こすことでニキビが発生します。特に脂っこい食事を多く摂る習慣がある方や、代謝が低下している方は皮脂分泌が増加しやすい傾向があります。

📝 汗による蒸れと不衛生な環境

胸部は衣類で覆われているため、汗をかいた後に蒸れた状態が続きやすい部位です。汗そのものはニキビの直接的な原因ではありませんが、汗が皮膚の表面に長時間留まることで皮膚のpHバランスが崩れ、アクネ菌や雑菌が繁殖しやすい環境が整います。特に夏場や運動後に汗を放置してしまうことで、胸ニキビが悪化するケースが多く見られます。

🔸 衣類による摩擦や刺激

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維の衣類は、肌への摩擦や刺激を引き起こしやすく、皮膚のバリア機能を低下させる要因となります。また、下着のワイヤーや縫い目が皮膚に当たり続けることで、特定の部位に繰り返しニキビができることもあります。衣類の素材や着方が胸ニキビに影響していることは意外と見落とされがちなポイントです。

⚡ ホルモンバランスの乱れ

ニキビの発生には男性ホルモン(アンドロゲン)が深く関与しています。アンドロゲンは皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促すため、ホルモンバランスが崩れると皮脂分泌が増加し、ニキビができやすくなります。女性の場合は月経周期に伴ってホルモンバランスが変動するため、月経前に胸ニキビが増えやすいという特徴があります。また、妊娠・出産・更年期などのライフステージの変化も影響します。

🌟 食生活の乱れ

糖質や脂質の多い食事、乳製品の過剰摂取などはニキビのリスクを高めることが研究で示されています。高GI食品(白米・パン・菓子類など)の摂取は血糖値を急上昇させ、インスリンの分泌を促します。このインスリンがアンドロゲンの産生を促進し、皮脂分泌を増やすため、ニキビ悪化につながるとされています。また、ビタミン類(特にビタミンA・B群・C・E)が不足すると、皮膚の代謝が低下してニキビができやすくなります。

💬 ストレスと睡眠不足

精神的なストレスや睡眠不足は、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増加させます。コルチゾールは皮脂腺を刺激して皮脂分泌を促進するため、慢性的なストレス状態や睡眠不足が続くとニキビが悪化しやすくなります。また、免疫機能の低下により肌のバリア機能も落ちるため、外部刺激に対して敏感になり、炎症が起きやすくなります。

✅ スキンケア・ボディケアの問題

シャンプーやコンディショナー、ボディソープの成分が胸部に流れ落ちて残留することで、毛穴を詰まらせる原因になることがあります。特にシリコンや油分を多く含む製品は、背中や胸にニキビを引き起こす「シャンプーニキビ」「コンディショナーニキビ」として知られています。また、ボディソープで洗いすぎることで皮脂を過度に落としてしまい、肌が乾燥してかえって皮脂を過剰分泌させてしまうケースもあります。

📝 腸内環境の乱れ

腸と皮膚は密接な関係にあり、「腸皮膚軸(gut-skin axis)」と呼ばれるつながりが研究で注目されています。腸内環境が乱れると炎症性サイトカインの産生が増え、皮膚の炎症反応が起きやすくなるとされています。便秘が続いている方や、発酵食品・食物繊維の摂取が少ない方は、腸内環境の改善がニキビ対策に効果的な場合があります。

Q. 胸ニキビの種類はどう見分ければいいですか?

胸ニキビは進行段階によって4種類に分かれます。毛穴が閉じた白ニキビ(初期)、酸化で黒く見える黒ニキビ、炎症で赤く腫れる赤ニキビ・膿疱、さらに深部まで炎症が及んだ嚢腫・硬結(重症)があります。重症になるほど跡が残りやすいため、早期にケアや受診をすることが重要です。

✨ 胸ニキビの種類と見分け方

ニキビには段階があり、それぞれ状態や対処法が異なります。自分の胸ニキビがどの段階にあるかを把握することで、適切なケアを選択することができます。

🔸 白ニキビ(閉鎖面皰)

毛穴が皮脂や角質で詰まり、毛穴の出口が閉じた状態です。表面が白っぽく見え、触ると少し盛り上がっています。炎症はまだ起きていない段階で、ニキビの初期段階にあたります。この段階でしっかりケアすることで、炎症ニキビへの進行を防ぐことができます。

⚡ 黒ニキビ(開放面皰)

毛穴が詰まった状態で毛穴の出口が開いている場合、空気に触れた皮脂や角質が酸化して黒く見えます。胸部では白ニキビのほうが多く見られますが、黒ニキビも生じることがあります。炎症は伴いませんが、放置すると赤ニキビに進展する可能性があります。

🌟 赤ニキビ(丘疹・膿疱)

毛穴に詰まった皮脂の中でアクネ菌が増殖し、炎症が起きた状態です。赤く腫れて痛みや熱感を伴うことがあります。さらに悪化すると膿(うみ)が溜まった黄色いニキビ(膿疱)になります。この段階では自分で潰したり触ったりすると、炎症が広がったりニキビ跡が残りやすくなったりするため注意が必要です。

💬 嚢腫・硬結(重症ニキビ)

炎症が深部まで及んだ状態で、大きく腫れて硬い塊のようになります。痛みが強く、跡が残りやすいため、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することが推奨されます。自己処理は絶対に避けるべき段階です。

✅ ニキビと間違えやすい皮膚疾患

胸に生じる皮膚トラブルの中には、ニキビと見た目が似ていても別の疾患であるケースがあります。代表的なものとして、マラセチア毛嚢炎(カビの一種によるもの)や細菌性毛嚢炎があります。これらは通常のニキビとは異なる治療が必要なため、一般的なニキビケアをしても改善しない場合は皮膚科での診断が必要です。また、汗疹(あせも)や接触性皮膚炎(かぶれ)も胸部に生じることがあります。

🔍 部位別に見る胸ニキビの特徴

胸ニキビができる位置によって、考えられる原因が異なります。どこにニキビが集中しているかを確認することで、原因を絞り込むヒントになります。

📝 デコルテ(鎖骨周辺)にできるニキビ

デコルテは顔に近い部位で、皮脂腺が比較的多く、化粧品やスキンケアの流れ落ちの影響を受けやすい場所です。ネックレスなどのアクセサリーによる金属アレルギーや摩擦が原因になることもあります。また、紫外線の影響を受けやすく、ターンオーバーの乱れが起きやすい部位でもあります。

🔸 胸の中央(胸骨部分)にできるニキビ

胸の中央部分は汗をかきやすく、衣類の摩擦を受けやすい場所です。スポーツブラやタイトな下着のセンター部分が当たり続けることで、特定の場所にニキビが繰り返しできることがあります。また、汗と皮脂が混ざり合って毛穴を詰まらせやすい環境でもあります。

⚡ 胸の上部(乳房の上あたり)にできるニキビ

この部位は下着(ブラジャー)の縫い目やワイヤーが当たりやすい場所です。素材による刺激やサイズが合っていない下着による摩擦が原因で、ニキビが繰り返しできることがあります。シャンプーやコンディショナーが流れ落ちやすい場所でもあります。

🌟 胸から背中にかけてのニキビ

前胸部だけでなく背中にもニキビが広がっている場合、ホルモンバランスの乱れや皮脂の過剰分泌が全身的な影響を与えている可能性があります。また、シャンプーやリンスが背中に流れ落ちて残留することが原因の「シャンプーニキビ」も背中や胸の境目あたりに生じやすいです。

Q. 胸ニキビを悪化させる日常習慣を教えてください。

胸ニキビを悪化させる習慣として、ニキビを手で触る・潰す行為、運動後に汗を放置する、ボディタオルで強くこすって洗う、通気性の低いポリエステル製の衣類を着用する、紫外線対策を怠る、睡眠不足や不規則な生活を続けるといったことが挙げられます。これらを意識して改善するだけでも症状が緩和される場合があります。

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💪 胸ニキビを悪化させる習慣

日常生活の中で無意識に行っている習慣が、胸ニキビを悪化させていることがあります。以下に代表的なものをまとめます。

💬 ニキビを触ったり潰したりする

ニキビを手で触ったり無理に潰したりすることは、炎症を悪化させ、色素沈着や瘢痕(はんこん)といったニキビ跡を残す大きな原因となります。胸部のニキビ跡は顔に比べて目立ちにくいと感じるかもしれませんが、実際には色素沈着が残りやすく、回復にも時間がかかります。

✅ シャワーで汗や汚れを流さずにいる

運動後や汗をかいた後にそのまま長時間過ごすことは、ニキビを悪化させる大きな要因です。汗が蒸れた状態は細菌にとって好ましい環境であり、ニキビが悪化しやすくなります。できるだけ早めにシャワーを浴びて、清潔な状態を保つことが重要です。

📝 洗いすぎ・こすりすぎ

ニキビが気になるあまり、ボディタオルで強くこすって洗ってしまう方がいます。しかし強い摩擦は皮膚のバリア機能を低下させ、炎症を悪化させる原因になります。泡立てた石鹸を手で優しく洗うのが基本で、タオルやスポンジでごしごし洗うのは避けましょう。

🔸 化学繊維の衣類を日常的に着用する

ポリエステルやナイロンなどの素材は通気性が低く、肌への摩擦も大きいため、胸ニキビのある方には刺激になりやすいです。特に肌に直接触れるインナーやブラジャーは、コットン(綿)などの天然素材で通気性の高いものを選ぶと改善することがあります。

⚡ 日焼けの放置

紫外線は皮膚のターンオーバーを乱し、角質が厚くなって毛穴が詰まりやすくなる原因になります。また、日焼け後に皮膚が乾燥すると、それを補おうとして皮脂が過剰分泌されることもあります。デコルテや胸元は紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めの使用やUVカット素材の衣類の活用が大切です。

🌟 睡眠不足や不規則な生活

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復や再生が行われます。睡眠が不足すると肌のターンオーバーが乱れ、毛穴に角質が溜まりやすくなります。また、ストレスが蓄積してコルチゾールの分泌が増え、皮脂分泌が促進されます。規則正しい睡眠習慣を維持することはニキビ対策においても重要です。

🎯 胸ニキビのセルフケア方法

胸ニキビを改善するために、日常生活の中で取り組めるセルフケアについて解説します。ただし、重症の場合やセルフケアで改善しない場合は医療機関への受診をお勧めします。

💬 正しい洗い方を実践する

胸のニキビには、洗い方の見直しが有効です。ボディソープを十分に泡立て、タオルや手で優しく洗います。強くこするのは厳禁です。また、シャンプーやコンディショナーは身体を洗った後に洗い流すか、シャンプー後に胸や背中をしっかり洗い流す順番を意識することで、洗剤成分の残留を防ぐことができます。洗い流しが不十分な場合、成分が残って毛穴を詰まらせることがあります。

✅ 保湿ケアを取り入れる

ニキビがあると保湿を避けがちですが、乾燥は皮脂の過剰分泌を招くため、適切な保湿は大切です。ニキビ肌に使える成分として「ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)」とされている保湿剤を選ぶとよいでしょう。ナイアシンアミドやヒアルロン酸などの成分は肌にやさしく、ニキビ肌にも使いやすいとされています。

📝 衣類の素材と洗濯方法を見直す

肌に直接触れるインナーや下着はコットン素材で通気性の高いものを選びましょう。また、衣類の洗濯には刺激の少ない洗剤を使用し、すすぎを十分に行うことで残留洗剤による刺激を防ぐことができます。柔軟剤は成分によって肌への刺激になることがあるため、敏感肌用のものを選ぶか使用量を控えることも一案です。

🔸 食生活を整える

ニキビ改善に役立つ食生活のポイントとして、以下が挙げられます。まず、糖質・脂質を過剰に摂取しないことが大切です。白砂糖や精製小麦など高GI食品を控え、野菜や果物などビタミン・ミネラルが豊富な食品を積極的に摂ることが推奨されます。また、腸内環境を整えるために、ヨーグルトや納豆などの発酵食品、食物繊維を多く含む食品を意識的に摂り入れましょう。さらに、水分をしっかり摂ることで代謝を促し、老廃物の排出を助けることができます。

⚡ 市販のニキビケア製品を活用する

市販のニキビケア製品の中には、体のニキビにも使用できるものがあります。代表的な成分としては、アクネ菌や炎症に効果が期待されるイブプロフェンピコノール・レゾルシン・イオウ配合の製品があります。また、角質ケア成分としてサリチル酸が配合されたボディウォッシュやローションは、毛穴の詰まりを改善するために有用な場合があります。ただし、使いすぎや肌への刺激に注意し、状態が改善しない場合は医療機関を受診してください。

🌟 生活習慣の改善

睡眠は毎日7〜8時間を目安に確保し、なるべく同じ時間に就寝・起床するリズムを整えましょう。ストレスの管理も重要で、適度な運動や趣味の時間を設けることで精神的なストレスを軽減することができます。また、運動後は速やかにシャワーを浴びて清潔を保つ習慣をつけることも大切です。禁煙や節酒も、肌の状態改善に効果があることが知られています。

💬 紫外線対策を徹底する

デコルテや胸元に日焼け止めを塗る習慣を取り入れましょう。ただし、ニキビ肌に日焼け止めを使う場合は、毛穴を詰まらせにくいノンコメドジェニック処方のものを選ぶことが大切です。SPF・PA値が高すぎると肌への負担になることもあるため、日常使いにはSPF30〜50程度のものが適しています。紫外線によるニキビ跡の色素沈着悪化を防ぐためにも、日焼け止めは年間を通じて使用することをお勧めします。

Q. 胸ニキビが治らない場合クリニックでどんな治療が受けられますか?

アイシークリニックでは、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬・抗生物質の内服薬処方に加え、古い角質を除去するケミカルピーリング、炎症や色素沈着に効果が期待できるレーザー・光治療、有効成分を肌深部に届けるイオン導入などを患者の状態に合わせてご提案しています。ニキビ跡のケアにも対応しています。

💡 胸ニキビが治らないときはクリニックへ

セルフケアを続けても胸ニキビが改善しない場合や、ニキビが重症化している場合は、皮膚科や美容クリニックを受診することが大切です。医療機関では、ニキビの状態に応じて以下のような治療が提供されます。

✅ 外用薬・内服薬による治療

皮膚科では、アダパレンや過酸化ベンゾイル(BPO)などのニキビ治療薬を処方することが一般的です。これらは毛穴の詰まりを解消したり、アクネ菌の増殖を抑えたりする効果が期待されます。炎症が強い場合には抗生物質(テトラサイクリン系など)の内服薬が処方されることもあります。また、女性ではホルモン療法が検討される場合もあります。

📝 ケミカルピーリング

グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を肌に塗布し、古い角質を取り除くことで毛穴の詰まりを改善する治療法です。胸部のニキビ・ニキビ跡の改善に効果が期待できます。美容クリニックで行われることが多く、複数回の施術が必要な場合があります。

🔸 レーザー治療・光治療

炎症ニキビや色素沈着(ニキビ跡)の改善を目的として、レーザーや光治療(フォトフェイシャルなど)が行われることがあります。アクネ菌に効果的な波長の光を照射することで、炎症ニキビの改善を促します。また、色素沈着の改善にはフラクショナルレーザーなどが使われることもあります。

⚡ イオン導入・エレクトロポレーション

有効成分(ビタミンCやトランサミンなど)を肌の深部に浸透させる施術で、ニキビ跡の色素沈着改善や肌の透明感向上に効果が期待されます。ニキビそのものの治療と並行して行われることが多い施術です。

🌟 ニキビ跡のケアも忘れずに

胸ニキビが改善した後に残る色素沈着(赤みや黒ずみ)や瘢痕(凸凹)に対しても、適切なケアが必要です。色素沈着には美白成分(ビタミンC誘導体・トラネキサム酸など)の使用や紫外線対策が有効です。瘢痕が深い場合はフラクショナルレーザーやダーマペンなどの医療施術が効果的なことがあります。ニキビが治ってからも継続したケアを心がけることが大切です。

アイシークリニック新宿院では、ニキビや肌荒れでお悩みの方に向けた丁寧なカウンセリングと、一人ひとりの状態に合わせた治療をご提供しています。胸ニキビが長引いている、繰り返している、跡が気になるという方は、ぜひ一度ご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、胸ニキビのご相談で来院される患者様の多くが、セルフケアを長期間続けても改善しないとお悩みのケースが目立ちます。胸ニキビは皮脂・汗・摩擦・ホルモンバランスなど複数の要因が重なりやすく、また通常のニキビと見た目が似ているマラセチア毛嚢炎などの別疾患が混在していることもあるため、正確な診断のうえで適切な治療を選択することがとても大切です。お肌の状態やライフスタイルは一人ひとり異なりますので、胸ニキビが繰り返す・なかなか治らないとお感じの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。」

📌 よくある質問

胸ニキビと普通のニキビは何が違うの?

基本的なメカニズム(毛穴の詰まり・皮脂過剰・細菌増殖)は顔のニキビと同じです。ただし胸部は衣類による摩擦や汗の蒸れ、シャンプーなどのケア用品の流れ落ちといった複合的な要因が加わりやすいため、原因が特定しにくく繰り返しやすい特徴があります。

胸ニキビができやすい人にはどんな共通点がある?

皮脂分泌が多い方、化学繊維の衣類を多く着用する方、運動後に汗を放置しがちな方、糖質・脂質の多い食事が習慣になっている方、睡眠不足やストレスが続いている方などに発症しやすい傾向があります。複数の要因が重なっているケースが多いです。

胸ニキビをセルフケアで改善するにはどうすればいい?

泡立てたボディソープで優しく洗う・適切な保湿を行う・コットン素材の下着を選ぶ・シャンプー後に胸をしっかり洗い流す・日焼け止めを使用するといった方法が効果的です。食生活や睡眠習慣の改善も並行して取り組むことが大切です。

胸のニキビのように見えて、実はニキビじゃないこともある?

はい、あります。マラセチア毛嚢炎(カビによるもの)・細菌性毛嚢炎・汗疹・接触性皮膚炎など、見た目がニキビに似た別の皮膚疾患が存在します。これらは通常のニキビケアでは改善しないため、セルフケアを続けても効果がない場合は皮膚科や美容クリニックで正確な診断を受けることをお勧めします。

胸ニキビが治らない場合、クリニックではどんな治療が受けられる?

アイシークリニックでは、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬・抗生物質などの内服薬処方のほか、ケミカルピーリング、レーザー・光治療、イオン導入などの施術を状態に応じてご提案しています。ニキビ跡(色素沈着・瘢痕)のケアも対応しています。

✨ まとめ

胸ニキビは、皮脂の過剰分泌・汗による蒸れ・衣類の摩擦・ホルモンバランスの乱れ・食生活や睡眠不足・スキンケアの問題など、複数の原因が絡み合って生じることが多い皮膚トラブルです。できる場所や見た目によって原因を絞り込むことができるため、自分の胸ニキビの傾向をよく観察することが重要です。

セルフケアとしては、正しい洗い方・適切な保湿・衣類素材の見直し・食生活の改善・紫外線対策・生活習慣の見直しなどを組み合わせて実践することが効果的です。ただし、炎症が強い・繰り返す・跡が残るなどの場合は、自己判断でのケアだけでは改善が難しいこともあります。

皮膚科や美容クリニックでは、状態に応じた外用薬・内服薬・ピーリング・レーザーなどの治療を受けることができます。胸ニキビで悩んでいる方は、まず原因を正確に把握し、セルフケアを続けながら必要に応じて医療機関にも相談することで、より早く・確実に改善を目指すことができます。肌の悩みはひとりで抱え込まず、専門家の力を借りながらしっかりと向き合っていきましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の定義・原因・種類・治療法に関する公式情報。アクネ菌の増殖や毛穴の詰まり、炎症のメカニズム、外用薬・内服薬による治療方針の根拠として参照。
  • PubMed – ニキビと食生活(高GI食品・乳製品)、ホルモン(アンドロゲン)、腸内環境(gut-skin axis)との関連性を示す査読済み研究論文群。記事中の食生活・ホルモンバランス・腸皮膚軸に関する記述の科学的根拠として参照。
  • 厚生労働省 – ストレス・睡眠不足がコルチゾール分泌や免疫機能・皮膚バリア機能に与える影響に関する情報。記事中のストレス・睡眠不足とニキビ悪化の関連性、および生活習慣改善の推奨事項の根拠として参照。

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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