
💬 「ピーリングジェル、本当に効果ある?自分の肌に合ってる?」
そんな疑問、この記事がまるごと解決します。
正しく使えば毛穴・くすみ・ざらつきに効果的ですが、間違った使い方は肌トラブルの原因に。医療的な観点からわかりやすく解説するので、スキンケアで失敗したくない方はぜひ読んでみてください。
目次
- ピーリングジェルとはどんなアイテムか
- ピーリングジェルの主な成分と種類
- ピーリングジェルで期待できる効果
- ピーリングジェルの正しい使い方
- 使用頻度と注意点
- こんな人には向いていないかもしれない
- 市販品とクリニックのピーリングの違い
- ピーリングジェルを使った後のケア
- まとめ
📌 この記事のポイント
ピーリングジェルは酵素・酸・スクラブ系に分かれ、古い角質除去やくすみ・毛穴改善に効果的だが、週1〜2回の適切な頻度と保湿・UV対策が必須。市販品で限界を感じる場合はクリニックのケミカルピーリングが有効で、アイシークリニックでは肌状態に合わせた専門的なケアを提供している。
💡 ピーリングジェルとはどんなアイテムか
ピーリングジェルとは、肌の表面に蓄積した古い角質を取り除くことを目的としたスキンケア製品です。英語の「peel(皮をむく)」という言葉に由来しており、肌の古い角質層を穏やかに取り除くことで、肌のターンオーバーをサポートするとされています。
市販のピーリングジェルには、ジェル状のテクスチャーのものが多く、顔に塗布してしばらくなじませた後、くるくるとマッサージするように使います。その際に白いカスのようなものが出てくることがあり、「古い角質が取れた」と感じる方も多いようです。
ただし、この白いカスはすべてが古い角質というわけではありません。製品によっては、成分同士が反応して生じた成分の凝集物である場合もあります。あくまでも角質ケア効果は製品の成分や処方によって異なるため、見た目だけで効果を判断するのは難しいといえます。
ピーリングジェルには大きく分けて、酵素系・酸系・スクラブ系の3種類があります。それぞれ作用する仕組みが異なるため、自分の肌質や悩みに合ったタイプを選ぶことが大切です。
Q. ピーリングジェルの種類と特徴を教えてください
ピーリングジェルは主に3種類あります。酵素系はパパインなどが角質を分解しマイルドな作用で敏感肌にも使いやすいタイプです。酸系はAHA(グリコール酸など)やBHA(サリチル酸)を配合し、くすみや毛穴の黒ずみにアプローチします。スクラブ系は物理的な摩擦で角質を除去しますが刺激が強めです。
📌 ピーリングジェルの主な成分と種類
ピーリングジェルの効果を左右する大きなポイントは、配合されている有効成分です。ここでは代表的な成分と種類について説明します。
✅ 酵素系ピーリングジェル
酵素系ピーリングジェルには、パパイヤ由来の「パパイン」や菠蘿(パイナップル)由来の「ブロメライン」など、タンパク質を分解する働きを持つ酵素が配合されています。これらの酵素が古い角質(タンパク質の一種であるケラチン)を分解することで、肌の表面を滑らかに整えるとされています。
酵素系は比較的マイルドな作用であるため、敏感肌の方でも使いやすいとされています。ただし、酵素は温度や保存状態によって活性が低下しやすいため、製品の保管方法に注意が必要です。
📝 酸系ピーリングジェル
酸系ピーリングジェルには、AHA(アルファヒドロキシ酸)やBHA(ベータヒドロキシ酸)といった酸性成分が配合されています。
AHAには、グリコール酸・乳酸・クエン酸・リンゴ酸などがあります。水溶性であるため肌の表面に作用し、古い角質を緩めて剥離しやすい状態にします。肌のくすみや乾燥が気になる方に向いているとされています。
BHAの代表的な成分はサリチル酸です。油溶性であるため毛穴の中まで浸透しやすく、毛穴の黒ずみや皮脂の詰まりが気になる方に適しているとされています。ただし、サリチル酸は濃度が高いと刺激が強くなるため、市販品では比較的低濃度で配合されています。
🔸 スクラブ系ピーリングジェル
スクラブ系ピーリングジェルは、微細な粒子(スクラブ剤)を含み、物理的な摩擦によって角質を取り除くタイプです。天然素材としてはシュガーや塩、ナッツシェルパウダーなどが使われることがあります。
即効性があり手軽に使えますが、摩擦による刺激が強く、過剰に使うと肌のバリア機能を低下させる原因になりかねないため注意が必要です。敏感肌や乾燥肌の方はスクラブ系を避けたほうがよい場合もあります。
✨ ピーリングジェルで期待できる効果
ピーリングジェルを適切に使用することで、以下のような効果が期待されます。
⚡ 古い角質の除去と肌のきめを整える効果
肌は通常、ターンオーバー(新陳代謝)によって約28日サイクルで細胞が入れ替わります。しかし、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどによってターンオーバーが乱れると、古い角質が肌表面に留まりやすくなります。この古い角質が蓄積すると、肌のきめが乱れたり、ザラついた感触の原因になったりします。
ピーリングジェルを使うことで余分な角質を取り除き、肌表面のきめを整える効果が期待できます。継続使用によって肌のなめらかさや柔らかさを感じる方も多いようです。
🌟 くすみ改善への効果
肌のくすみは、古い角質の蓄積や血行不良、メラニンの沈着など複数の原因が重なって生じることが多いです。ピーリングジェルによって角質がリセットされると、肌の透明感が増してくすみが目立ちにくくなることがあります。
特にAHA系の成分を含むピーリングジェルは、角質の剥離とともにメラニンを含む角質細胞を取り除く効果も期待されています。ただし、深い色素沈着(シミ・そばかすなど)は皮膚の深い層に存在するため、市販のピーリングジェルだけで対処するには限界があります。
💬 毛穴の黒ずみ・詰まりへの効果
毛穴の黒ずみや詰まりは、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴に詰まることで起こります。特にBHA(サリチル酸)を含むピーリングジェルは、油溶性であるため皮脂と馴染みやすく、毛穴内部の汚れにもアプローチしやすいとされています。
定期的なピーリングケアを取り入れることで、毛穴の目立ちにくさを実感する方もいます。ただし、毛穴の黒ずみの原因は角質だけでなく、メラニン沈着や毛穴の開きなど多様であるため、すべてのケースに有効というわけではありません。
✅ スキンケアの浸透をサポートする効果
余分な角質が蓄積していると、化粧水や美容液などのスキンケアアイテムが角質層に留まって、有効成分が浸透しにくくなるとされています。ピーリングジェルで角質を整えることで、その後のスキンケアアイテムの肌なじみが向上することが期待できます。
特にニキビ跡や乾燥ケアのための成分を使っている方にとっては、ピーリングジェルを取り入れることで保湿効果や美容成分の働きを高める相乗効果が期待できるかもしれません。
📝 ニキビ・ニキビ跡へのアプローチ
ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、アクネ菌が増殖することで炎症が起きる状態です。サリチル酸などのBHA成分は毛穴に詰まった皮脂や角質を取り除く働きがあるため、ニキビの予防ケアとして取り入れることがあります。
また、AHA成分は古い角質を取り除くことで毛穴詰まりの予防になるほか、ニキビ跡による色素沈着にも一定のアプローチが期待できます。ただし、炎症中のニキビ(赤ニキビ)に対してピーリングジェルを使用すると、炎症を悪化させる可能性があるため、使用を避けるか皮膚科に相談することをおすすめします。
Q. ピーリングジェルで期待できる効果は何ですか?
ピーリングジェルには主に4つの効果が期待できます。①古い角質を除去して肌のきめを整える、②くすみを改善して透明感を高める、③毛穴の黒ずみや詰まりにアプローチする、④化粧水や美容液など後続スキンケアの肌なじみを向上させる、以上です。ただし深いシミへの効果には限界があります。
🔍 ピーリングジェルの正しい使い方
ピーリングジェルは正しい手順で使用することが大切です。間違った使い方は肌への負担となり、かえって肌トラブルを招くことがあります。
🔸 使用前の準備
ピーリングジェルを使う前に、洗顔を行って肌の汚れや皮脂をしっかり落としておきましょう。メイクが残っていると成分が角質に届きにくくなるだけでなく、余分な刺激が加わる原因になります。洗顔後は清潔なタオルで優しく水分を拭き取り、肌が乾いた状態(または軽く水分が残っている状態)でピーリングジェルを使用します。
製品によっては、乾いた状態で使用することを指定しているものと、軽く濡れた状態で使うことを推奨しているものがあります。必ず使用する製品の説明書を確認してください。
⚡ 適量を取って塗布する
製品の指定量を守って適量を手に取り、顔全体に薄く均一に伸ばします。多すぎると摩擦による刺激が強くなったり、すすぎが不十分になったりする可能性があります。目の周りや口の周りなど、粘膜に近い部位は特に注意して、製品ごとの使用範囲の指示に従いましょう。
🌟 やさしくなじませてマッサージする
指の腹を使って、顔全体を円を描くようにやさしくマッサージします。このとき、強い力でこすると摩擦による肌への刺激が大きくなり、皮膚のバリア機能を損なう原因になります。あくまでも力を入れず、滑らかに動かすことを意識してください。
特に頬骨・目の下・小鼻周りなど皮膚が薄い部位は、よりやさしく扱う必要があります。マッサージ時間は製品の指示に従い、必要以上に長く行わないようにしましょう。
💬 しっかりすすぐ
マッサージが終わったら、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。洗い残しがあると、成分が肌に残留して刺激の原因になる可能性があります。ただし、熱いお湯は皮膚のバリア機能に必要な皮脂まで落としてしまうため、ぬるま湯を使うのがベストです。
すすいだ後は清潔なタオルで押し当てるようにして水分を拭き取り、すぐに保湿ケアを行いましょう。

💪 使用頻度と注意点
ピーリングジェルを使用する際には、適切な頻度を守ることが肌を守るうえで非常に重要です。
✅ 適切な使用頻度
市販のピーリングジェルの使用頻度は、製品によって異なりますが、一般的には週1〜2回程度が目安とされています。毎日使用すると、必要な角質まで除去してしまい、肌のバリア機能が低下する恐れがあります。
肌が敏感な方、乾燥しがちな方は最初は2週間に1回程度から始め、肌の状態を見ながら徐々に頻度を上げていくと安全です。肌に赤みや乾燥感、ヒリヒリ感が出た場合はすぐに使用を中止し、肌を十分に回復させてから再開しましょう。
📝 紫外線対策は必須
ピーリングを行った後の肌は、角質が薄くなっているため紫外線の影響を受けやすい状態になっています。紫外線を浴びると、シミや色素沈着が悪化する可能性があるだけでなく、肌へのダメージも通常より大きくなりやすいです。
ピーリングジェルを使用した日はもちろん、継続使用中は毎日SPF値の高い日焼け止めを使用し、帽子や日傘などで紫外線から肌を守ることが大切です。特に春から秋にかけての紫外線の強い時期は、より念入りなUVケアが求められます。
🔸 初めて使う際のパッチテスト
初めてピーリングジェルを使う際や、新しい製品に切り替える際は、必ずパッチテストを行いましょう。手首の内側や耳の後ろなど、皮膚が薄くて目立ちにくい部位に少量塗布し、24〜48時間後に赤みやかゆみ、腫れなどの異常がないかを確認します。
異常がなければ顔への使用を始められますが、少しでも不安を感じたら皮膚科医に相談することをおすすめします。
⚡ バリア機能が低下している肌への使用は避ける
肌が赤くなっている、ヒリヒリする、強い乾燥感がある、ニキビや湿疹がひどいなど、肌のバリア機能が低下していると思われる状態のときは、ピーリングジェルの使用を控えましょう。バリア機能が低下した状態でピーリングを行うと、成分が深く浸透しすぎて刺激になったり、炎症が悪化したりすることがあります。
Q. ピーリングジェルの正しい使用頻度と使い方は?
ピーリングジェルの使用頻度は一般的に週1〜2回が目安です。洗顔後に適量を顔全体へ均一に伸ばし、指の腹でやさしく円を描くようにマッサージしたあと、ぬるま湯でしっかりすすぎます。敏感肌や乾燥肌の方は2週間に1回から始め、肌の反応を見ながら調整することを推奨します。
🎯 こんな人には向いていないかもしれない
ピーリングジェルは多くの方が活用できるスキンケアアイテムですが、特定の方には向いていない場合もあります。
🌟 敏感肌・アトピー性皮膚炎の方
もともと肌が敏感な方や、アトピー性皮膚炎の診断を受けている方は、角質を取り除くことでさらにバリア機能が低下し、症状が悪化する恐れがあります。このような方は皮膚科医に相談したうえで、使用するかどうかを判断してください。
💬 ロアキュテインなどの内服薬を服用中の方
ニキビ治療のためにイソトレチノイン(ロアキュテインなど)を内服している方は、皮膚が非常に乾燥しやすく、刺激にも敏感になっています。このような状態でピーリングジェルを使用すると、強い刺激を与えてしまうことがあるため、担当医に相談してから使用を判断してください。
✅ 日焼け直後の肌
日焼けをした直後の肌は炎症を起こしている状態であり、ピーリングによってさらにダメージが加わる可能性があります。日焼け後の肌が落ち着いてから使用するようにしましょう。
📝 妊娠中・授乳中の方
ピーリングジェルに含まれるサリチル酸などの成分は、高濃度では経皮吸収の可能性がある成分もあります。妊娠中・授乳中は肌も敏感になりやすいため、使用前に必ず産婦人科医や皮膚科医に相談することをおすすめします。
💡 市販品とクリニックのピーリングの違い

「市販のピーリングジェルで効果が感じられない」「もっとしっかりしたケアをしたい」という方の中には、クリニックでのピーリング治療に興味を持つ方もいるでしょう。ここでは市販品とクリニックのピーリングの違いについて解説します。
🔸 成分濃度の違い
市販のピーリングジェルは、一般消費者が安全に使用できるように、有効成分の濃度が比較的低く設定されています。一方、クリニックで行うケミカルピーリングは、医師の管理のもとで高濃度のAHAやBHA、トリクロロ酢酸(TCA)などを使用します。
高濃度の成分を使用することで、より深い層まで作用させることができるため、市販品では対処しにくいシミ、ニキビ跡、毛穴の開きなどに対して効果が期待できます。
⚡ 作用の深さの違い
市販のピーリングジェルが主に作用するのは肌の最表面(角質層)です。これに対してクリニックのケミカルピーリングは、使用する薬剤の種類や濃度、塗布時間によって、表皮のより深い層にまで作用させることができます。
クリニックでのピーリングは、肌の深い層に存在するメラニン沈着(シミ・くすみ)やニキビ跡の赤み・色素沈着、毛穴の開き、肌質改善といった悩みに対してより本格的なアプローチが可能です。
🌟 安全管理の違い
クリニックでのピーリングは医師や医療スタッフが行うため、肌の状態をしっかりと確認したうえで施術が行われます。肌トラブルが生じた際にも、医師が適切に対処することができます。
市販品を自宅で使用する場合は、自分自身で肌の状態を観察しながら管理する必要があります。正しい知識を持って使用することが求められます。
💬 クリニックで受けられるピーリング治療の種類
クリニックで受けられる代表的なピーリング治療には以下のようなものがあります。
グリコール酸ピーリングは、AHAの一種であるグリコール酸を使用するピーリングです。角質の剥離効果が高く、くすみや毛穴のケア、ニキビ跡の改善などに活用されます。初めてクリニックでのピーリングに挑戦する方にも比較的取り入れやすい治療です。
サリチル酸マクロゴールピーリングは、BHAであるサリチル酸をマクロゴール(ポリエチレングリコール)に溶解させた製剤を使用するピーリングです。サリチル酸の刺激を和らげながら毛穴の奥にアプローチできるため、ニキビ・毛穴の黒ずみ・皮脂過剰が気になる方に選ばれることが多い治療です。
TCA(トリクロロ酢酸)ピーリングは、より深い層にまで作用する中程度の深さのピーリングです。シミや深いシワ、ニキビ跡など、より本格的な肌トラブルの改善に用いられることがあります。ダウンタイムが生じることもあるため、医師との事前カウンセリングが重要です。
どのピーリング治療が自分の肌悩みに合っているかは、専門医のカウンセリングを受けることで判断できます。気になる方はクリニックに相談してみてください。
Q. 市販ピーリングジェルとクリニックのケミカルピーリングの違いは?
市販品は安全性を考慮して成分濃度が低く、主に角質層の表面に作用します。一方、アイシークリニックのようなクリニックでは医師の管理のもと高濃度のAHA・BHA・TCAなどを使用するため、市販品では対処しにくいシミ・ニキビ跡・毛穴の開きなど、肌の深い層の悩みに対してより本格的なアプローチが可能です。
📌 ピーリングジェルを使った後のケア
ピーリングジェルを使用した後のケアは、肌を守るうえで非常に重要です。正しいアフターケアを行うことで、ピーリングの効果を最大限に引き出しつつ、肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
✅ しっかりとした保湿ケア
ピーリング後の肌は角質が薄くなり、水分が蒸発しやすい状態になっています。すすいだ後は素早く化粧水や乳液、クリームなどで保湿を行い、肌の水分バランスを整えましょう。
特に乾燥が気になる方は、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分を多く含む製品を選ぶとよいでしょう。保湿が不十分だと肌が過剰に皮脂を分泌して毛穴詰まりの原因になることがあるほか、乾燥による肌荒れが起きやすくなります。
📝 紫外線対策を徹底する
前述のとおり、ピーリング後の肌は紫外線に対してより敏感になっています。外出する際は日焼け止めを必ず使用し、帽子や日傘を活用して直接紫外線を浴びないようにしましょう。室内でも窓ガラスを通じて紫外線は入ってくるため、在宅時でも日焼け止めの使用をおすすめします。
🔸 刺激の強いスキンケアを控える
ピーリング直後は、レチノール・ビタミンC誘導体・アルコールを高濃度で含む美容液など、刺激の強いスキンケアアイテムの使用を一時的に控えることをおすすめします。肌への刺激が重なることで赤みや刺激感が生じやすくなります。
肌の状態が落ち着いてから、普段のスキンケアを再開するようにしましょう。
⚡ 肌の変化をよく観察する
ピーリング後に赤み・かゆみ・ヒリヒリ感・乾燥・ニキビの悪化などが生じた場合は、製品が自分の肌に合っていないか、使用方法に問題がある可能性があります。このような変化が見られたら使用を中止し、症状が続く場合や悪化する場合は皮膚科を受診することをおすすめします。
🌟 ビタミンC・ナイアシンアミドとの組み合わせ
ピーリング後の肌状態が安定してから、美白・抗酸化効果が期待できるビタミンC誘導体やナイアシンアミド配合の化粧品を取り入れることで、くすみ改善やシミ予防の相乗効果を期待できます。ただし、ピーリング直後に使用すると刺激になる場合があるため、翌日以降や肌の様子を見ながら使用するのが安心です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、市販のピーリングジェルを使用して肌トラブルを起こした状態でご来院される患者様も少なくなく、特に敏感肌の方や使用頻度が多すぎるケースでバリア機能が低下してしまうことが見受けられます。ピーリングジェルは正しく使えば角質ケアやくすみ改善に有用なアイテムですが、ご自身の肌質や状態に合った製品選びと適切な頻度を守ることが何より大切です。肌への不安や効果に限界を感じていらっしゃる方は、ぜひ一度専門医にご相談いただき、クリニックでのケミカルピーリングも含めて最適なケアを一緒に考えさせていただければと思います。」
✨ よくある質問
一般的に週1〜2回程度が目安です。毎日使用すると必要な角質まで除去し、バリア機能が低下する恐れがあります。敏感肌や乾燥肌の方は2週間に1回程度から始め、肌の状態を見ながら徐々に頻度を上げていくことをおすすめします。
赤みやヒリヒリ感が出た場合は、すぐに使用を中止し、肌を十分に回復させてから再開してください。症状が続く場合や悪化する場合は、製品が肌に合っていない可能性があるため、皮膚科を受診することをおすすめします。
敏感肌やアトピー性皮膚炎の方は、角質を取り除くことでバリア機能がさらに低下し、症状が悪化する恐れがあります。使用前に必ず皮膚科医に相談し、使用の可否を判断してもらうことを強くおすすめします。
最大の違いは成分濃度と作用の深さです。市販品は安全性を考慮して成分濃度が低く、主に角質層の表面に作用します。一方、当院のようなクリニックでは医師の管理のもと高濃度の薬剤を使用し、シミやニキビ跡など肌の深い悩みに対してより本格的なアプローチが可能です。
妊娠中・授乳中の使用は注意が必要です。ピーリングジェルに含まれるサリチル酸などの成分は、高濃度では経皮吸収の可能性があります。また、この時期は肌が敏感になりやすいため、使用前に必ず産婦人科医または皮膚科医に相談してから判断してください。
🔍 まとめ
ピーリングジェルは、古い角質を取り除いて肌のきめを整えたり、くすみや毛穴の黒ずみにアプローチしたり、スキンケアアイテムの浸透をサポートしたりするなど、さまざまな効果が期待できるスキンケアアイテムです。酵素系・酸系・スクラブ系とタイプも多様で、自分の肌質や悩みに合ったものを選ぶことが大切です。
一方で、正しい使い方を守らなければ肌への過剰な刺激になってしまう可能性もあります。週1〜2回程度の適切な頻度で使用し、使用後はしっかりとした保湿ケアと紫外線対策を徹底することが肌を守るうえで欠かせません。また、敏感肌の方・アトピーの方・妊娠中の方など、使用を慎重に検討すべきケースもあります。
市販のピーリングジェルでは効果に限界を感じる場合や、より本格的なケアを希望する場合は、クリニックでのケミカルピーリング治療を検討してみることもおすすめです。専門の医師が肌の状態を確認したうえで、高濃度の薬剤を使った安全な施術を提供しており、シミ・ニキビ跡・毛穴の開きなどの悩みにより深くアプローチすることができます。
ご自身の肌の状態や悩みに合ったケアを選ぶために、わからないことや心配なことがあれば、ぜひ皮膚科や美容クリニックに相談してみてください。アイシークリニック新宿院では、専門スタッフによるカウンセリングを通じて、一人ひとりの肌に合ったケアのご提案を行っています。お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 皮膚のターンオーバーメカニズム、角質層のバリア機能、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に関する診療ガイドラインおよび学会情報。ピーリングによるバリア機能への影響や敏感肌への対応に関する医学的根拠として参照。
- 厚生労働省 – 化粧品の成分規制および安全性に関する情報。サリチル酸やAHA・BHAなど化粧品配合成分の濃度基準・使用上の注意に関する規制情報として参照。
- PubMed – AHA(グリコール酸・乳酸)およびBHA(サリチル酸)のケミカルピーリング効果、ニキビ・色素沈着・毛穴改善に関する国際的な臨床研究・査読論文の根拠情報として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
