
💡 毎朝、洗面台や枕に落ちた髪の毛を見て「こんなに抜けて大丈夫なのかな」と不安になっていませんか?
「最近、抜け毛がひどくて…どこに行けばいいんだろう?」
女性の抜け毛は皮膚科で診てもらえます。でも、放置すると毛根が回復不能になるリスクも。早めの受診が大切です!
🚨 こんな症状、放置していませんか?
- ⚡ シャンプーのたびに大量の髪が抜ける
- ⚡ 分け目が以前より広くなってきた
- ⚡ 枕・洗面台の抜け毛が明らかに増えた
- ⚡ どの科に行けばいいかわからず、ずっと我慢している
📌 この記事を読むとわかること
- ✅ 女性の抜け毛の正常・異常ラインの目安
- ✅ 皮膚科で何をどう診てもらえるか
- ✅ 受診のベストタイミングと診察の流れ
- ✅ 放置するとどうなるか(知らないと怖い)
⚠️ 「まだ大丈夫」と思っているうちに、毛根が回復不能になるケースも。早期発見・早期対処が何より重要です。
目次
- 女性の抜け毛は「1日100本以内」が目安
- 女性の抜け毛の主な原因
- 女性の抜け毛に関係する疾患の種類
- 皮膚科で女性の抜け毛は診てもらえる?
- 皮膚科での抜け毛診察の流れ
- 皮膚科と婦人科・内科、どこを受診すべき?
- 抜け毛を放置するとどうなる?
- 受診前にチェックしておきたいこと
- 日常生活でできる抜け毛対策
- まとめ
この記事のポイント
女性の抜け毛は皮膚科で診察可能。原因はホルモンバランスの乱れ・栄養不足・ストレス・甲状腺疾患など多岐にわたり、血液検査や頭皮検査で特定できる。放置すると毛根が回復不能になるリスクもあるため、早期受診が重要。
💡 女性の抜け毛は「1日100本以内」が目安
まず前提として、人間は誰でも毎日一定量の髪の毛が抜けます。これはヘアサイクル(毛周期)と呼ばれる仕組みによるもので、成長期・退行期・休止期というサイクルを繰り返しながら、古い毛が自然に抜け落ち、新しい毛が生えてきます。
一般的に、1日に抜ける本数の目安は50〜100本程度とされています。この範囲内であれば、生理的な範囲での脱毛と考えてよいでしょう。ただし、毎日100本を超えるような抜け毛が続いたり、急激に抜け毛の量が増えたりした場合には、何らかの原因が隠れている可能性があります。
また、抜け毛の量だけでなく、生え際の後退・分け目の広がり・全体的なボリュームの減少なども、抜け毛が進行しているサインです。「なんとなく髪が細くなった気がする」という感覚的な変化も、見過ごさないようにしましょう。
Q. 女性の抜け毛は1日何本までが正常範囲ですか?
女性の抜け毛は1日50〜100本程度であれば、ヘアサイクルによる生理的な範囲と考えられます。毎日100本を超える抜け毛が続く場合や、分け目の広がり・全体的なボリューム減少が気になる場合は、何らかの原因が隠れている可能性があるため、専門家への相談をおすすめします。
📌 女性の抜け毛の主な原因
女性の抜け毛は、男性とは異なり、さまざまな要因が複合的に絡み合っていることが多いです。以下に、代表的な原因を挙げていきます。
✅ ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモン(エストロゲン)は、髪の成長を促進する働きがあります。月経周期・妊娠・出産・更年期など、ライフステージに応じてホルモンバランスが変動しやすい女性は、その影響を受けやすい傾向があります。特に出産後は「産後脱毛」と呼ばれる一時的な抜け毛が起こりやすく、多くの場合は数か月で自然に回復しますが、長引く場合は受診を検討すべきです。また、更年期のエストロゲン低下によっても、抜け毛が増えることがあります。
📝 栄養不足・ダイエット
髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質で、その合成には鉄分・亜鉛・ビタミン類など多くの栄養素が必要です。過度なダイエットや偏った食生活により鉄不足(貧血)が起きると、髪への栄養供給が滞り、抜け毛の原因になります。女性は月経による鉄の消耗が毎月あるため、特に鉄欠乏性貧血には注意が必要です。
🔸 ストレスと自律神経の乱れ
精神的・身体的なストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れ、頭皮の血行不良や免疫異常が起こることがあります。これが毛根にダメージを与え、ヘアサイクルを乱して休止期の毛が増加することで、抜け毛が目立つようになります。ストレスが原因の場合、急に大量に抜ける「急性休止期脱毛」というタイプの抜け毛になることもあります。
⚡ 甲状腺機能の異常
甲状腺ホルモンは全身の代謝に関わっており、異常が起きると抜け毛が増えることがあります。甲状腺機能低下症では代謝が落ちて毛の成長が遅くなり、甲状腺機能亢進症でも抜け毛が増えることがあります。どちらも女性に多い疾患なので、抜け毛と一緒に倦怠感・体重変化・動悸などの症状がある場合には、甲状腺疾患の可能性も考えてみましょう。
🌟 加齢・遺伝的要因
男性ほど顕著ではないものの、女性にも加齢による薄毛(女性型脱毛症・FAGA)は起こります。40代以降になると頭頂部を中心に髪のボリュームが減少しやすくなり、これには遺伝的な要素も関係しているとされています。
💬 頭皮トラブルや頭皮環境の悪化
脂漏性皮膚炎・毛包炎・過度なパーマやカラーリングによる頭皮ダメージなども、抜け毛の原因になります。頭皮のかゆみ・フケ・赤みなどが伴う場合は、頭皮そのものに問題がある可能性があります。
✨ 女性の抜け毛に関係する疾患の種類
女性の抜け毛には、複数の疾患が関係している場合があります。主なものを以下にまとめます。
✅ 女性型脱毛症(FAGA)
女性型びまん性脱毛症とも呼ばれ、頭頂部を中心に髪全体のボリュームが徐々に減っていく状態です。男性の「M字型・O字型」とは異なり、女性の場合は全体的に薄くなる「びまん性」のパターンが多い点が特徴です。ホルモンバランスや遺伝、生活習慣などが複合的に関与しています。
📝 休止期脱毛症
ストレス・栄養不足・出産・高熱・手術などをきっかけに、成長期の毛が一気に休止期に移行して大量に抜ける状態です。出来事から2〜4か月後に抜け毛がピークを迎えることが多く、原因が解消されれば自然に回復するケースもありますが、慢性化する場合は治療が必要です。
🔸 円形脱毛症
自己免疫が毛根を攻撃することで起こる疾患で、突然円形・楕円形の脱毛斑が現れます。女性にも男性にも見られ、精神的なストレスが誘因になることがあります。1か所の軽症から、頭部全体・全身に及ぶ重症例まで幅広いため、早期受診と適切な治療が大切です。
⚡ 牽引性脱毛症
ポニーテール・お団子・エクステなど、髪を強く引っ張るスタイルを長期間続けることで、毛根がダメージを受けて脱毛が起こる状態です。特に生え際や側頭部に起こりやすく、長期化すると毛根が回復しにくくなるため早めの対処が必要です。
🌟 脂漏性皮膚炎・毛包炎
頭皮の皮脂バランスが乱れて炎症が起きる脂漏性皮膚炎、または毛穴に細菌が感染して炎症を起こす毛包炎は、どちらも頭皮環境を悪化させて抜け毛につながることがあります。フケ・かゆみ・赤みが強い場合は、こうした頭皮疾患が背景にあることも多いです。
Q. 女性の抜け毛の主な原因にはどのようなものがありますか?
女性の抜け毛の主な原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の低下・鉄欠乏性貧血などの栄養不足・精神的ストレスによる自律神経の乱れ・甲状腺機能異常・加齢や遺伝的要因・頭皮の炎症などが挙げられます。これらが単独または複合的に関与するケースが多く、原因の特定には専門的な検査が必要です。
🔍 皮膚科で女性の抜け毛は診てもらえる?
「抜け毛の悩みを皮膚科に相談してもよいのか」と迷う方は多いですが、答えははっきり「はい」です。皮膚科は皮膚全般を専門とする診療科であり、頭皮や毛髪も診療の対象に含まれます。
特に、以下のような状態では皮膚科が最初の相談窓口として適しています。
- 頭皮にかゆみ・フケ・赤みなどの症状がある
- 円形脱毛症のような「局所的な脱毛斑」がある
- 抜け毛の原因が頭皮トラブルにある可能性が高い
- 抜け毛の原因がよくわからない
- とにかく専門家に診てもらいたい
皮膚科では、頭皮や毛根の状態を専門的な機器で確認し、脱毛の種類を鑑別した上で適切な治療方針を立てることができます。また、血液検査を通じて鉄分・甲状腺ホルモン・女性ホルモンなどを調べ、内科的な問題が背景にないかを確認してもらうことも可能です。
一方、AGA(男性型脱毛症)に特化したクリニックや、毛髪専門外来・薄毛治療を専門とするクリニックでも、女性の薄毛・抜け毛を診てもらえます。こうした専門クリニックでは、より詳細な毛髪診断や最新の治療が受けられることも多いです。
💪 皮膚科での抜け毛診察の流れ
皮膚科を受診したとき、実際にどのような流れで診察が進むのかを事前に知っておくと安心です。
💬 問診
まずは問診票の記入や医師・スタッフからの聞き取りが行われます。抜け毛が始まった時期・量・部位、月経の状態、最近のダイエット歴・ストレスの有無、服用中の薬、家族の薄毛歴などを確認されることが多いです。正確な診断のためにも、できるだけ詳しく答えるようにしましょう。
✅ 頭皮・毛髪の視診・検査
医師が直接頭皮や毛髪の状態を観察します。専用のダーモスコープ(皮膚鏡)を使って頭皮の拡大画像を確認したり、毛根を採取して毛球部の状態を調べる「引き抜き検査(プルテスト)」を行うこともあります。また、毛髪診断機(フォトトリコグラム)を使って毛の太さや密度、成長期・休止期の割合を数値化する検査を実施するクリニックもあります。
📝 血液検査
内科的な原因を調べるために血液検査を行うことがあります。鉄・フェリチン(貯蔵鉄)・甲状腺ホルモン・女性ホルモン(エストロゲン・FSH・LH)・亜鉛・ビタミンD・血糖値などが調べられます。これにより、貧血・甲状腺機能異常・ホルモンバランスの乱れといった全身的な原因が明らかになることがあります。
🔸 診断・治療方針の説明
検査結果をもとに、脱毛の原因や種類を説明してもらいます。そのうえで、外用薬・内服薬・生活習慣の改善・専門的な治療(頭皮注射・光線療法など)について提案があります。血液検査の結果によっては、婦人科・内科・内分泌科などへの紹介が行われることもあります。
Q. 皮膚科では女性の抜け毛にどのような検査を行いますか?
皮膚科では問診のほか、ダーモスコープを用いた頭皮の拡大観察、毛根の状態を調べるプルテスト、毛の密度や成長期・休止期の割合を数値化するフォトトリコグラムなどを実施します。さらに血液検査で鉄・フェリチン・甲状腺ホルモン・女性ホルモンなどを調べ、全身的な原因を確認することも可能です。

🎯 皮膚科と婦人科・内科、どこを受診すべき?
女性の抜け毛の原因は複数の科にまたがることも多く、どこに行けばよいか悩む方も少なくありません。以下を参考に、受診する科を考えてみましょう。
⚡ 皮膚科が向いているケース
頭皮にかゆみ・フケ・赤みなどの皮膚症状がある場合、円形脱毛症が疑われる場合、抜け毛の原因がよくわからず幅広く調べたい場合には、まず皮膚科を受診するのが一般的です。皮膚科は脱毛症全般を扱うため、最初の相談窓口として最も適しています。
🌟 婦人科が向いているケース
月経不順・更年期症状(ほてり・発汗・不眠など)・出産後の抜け毛など、明らかに女性ホルモンとの関係が疑われる場合は、婦人科への相談も有効です。ピルや更年期ホルモン療法を検討している場合も婦人科が窓口になります。
💬 内科・内分泌科が向いているケース
倦怠感・体重変化・動悸・むくみなど、甲状腺疾患や貧血が疑われるような全身症状が抜け毛と並行してある場合は、内科や内分泌科を受診するのが適切です。
✅ 薄毛・毛髪専門クリニックが向いているケース
原因はある程度把握しており、より積極的な薄毛治療(薬物療法・メソセラピーなど)を受けたい場合や、より詳細な毛髪診断を希望する場合は、薄毛治療を専門とするクリニックが向いています。皮膚科よりも最新の治療法を積極的に取り入れていることが多い点もメリットです。
どこに行けばよいか迷った際は、まず皮膚科か薄毛専門クリニックを受診し、必要に応じて他科を紹介してもらうのがスムーズです。
💡 抜け毛を放置するとどうなる?
「たかが抜け毛」と思って放置してしまう方もいますが、原因によっては放置することでさらに状態が悪化することがあります。
女性型脱毛症(FAGA)の場合、毛根が細くなり、最終的に毛根そのものが消失してしまうと、薬物療法などでの回復が難しくなります。早期に治療を始めるほど、改善しやすい状態を維持できます。
また、頭皮の炎症や感染を放置すれば、毛根周囲の組織が傷ついて瘢痕性脱毛(毛根が永久にダメージを受けた状態)につながるリスクがあります。脂漏性皮膚炎や毛包炎の場合は、早めの皮膚科受診と適切な治療が大切です。
さらに、貧血や甲状腺疾患などの内科的疾患が隠れている場合は、抜け毛だけでなく全身状態にも影響が出ることがあります。抜け毛はそうした疾患の「サイン」として捉え、早めに医療機関を受診する意識を持つことが大切です。
精神面への影響も見逃せません。女性にとって髪は外見のコンプレックスになりやすく、抜け毛が続くことで自己肯定感の低下・外出が億劫になる・対人関係への影響といったQOL(生活の質)の低下につながることもあります。悩みを抱え込まず、早めに専門家に相談することが精神的な負担の軽減にもつながります。
Q. 女性の抜け毛を放置するとどのようなリスクがありますか?
女性型脱毛症(FAGA)を放置すると、毛根が消失して薬物療法での回復が困難になるリスクがあります。頭皮の炎症や感染を放置した場合は毛根が永久にダメージを受ける瘢痕性脱毛につながる恐れもあります。貧血や甲状腺疾患が隠れている場合は全身状態にも影響が及ぶため、早期受診が重要です。
📌 受診前にチェックしておきたいこと
皮膚科や薄毛専門クリニックを受診する前に、いくつかの情報を整理しておくと診察がスムーズに進みます。以下の項目を事前に確認しておきましょう。
📝 抜け毛が始まった時期と変化の経過
いつ頃から気になり始めたのか、急激に増えたのかゆっくり進んだのか、悪化しているのか安定しているのかを把握しておくと、医師が原因を絞り込みやすくなります。
🔸 生活の変化・ストレスの有無

抜け毛が始まる数か月前に、環境の変化・精神的ストレス・ダイエット・高熱・手術などがなかったかを振り返っておきましょう。休止期脱毛症のように、出来事から2〜4か月遅れて症状が出るタイプの脱毛もあるため、直近の出来事だけでなく少し前まで遡って考えることが大切です。
⚡ 月経・妊娠・出産・更年期の状況
月経の周期・量の変化、最近の妊娠・出産・授乳経験、更年期症状の有無などは女性ホルモンとの関連を調べる上で重要な情報です。
🌟 現在服用中の薬・サプリメント
一部の薬(降圧薬・抗うつ薬・ピルなど)や過剰なビタミンA摂取が抜け毛の原因になることがあります。服用中の薬・サプリメントはすべてメモしておくと安心です。
💬 家族の薄毛歴
親や祖父母の薄毛・抜け毛の状況は遺伝的要因の判断に役立ちます。特に母方・父方の両側の情報があると参考になります。
✅ ヘアケアの習慣
パーマ・カラーリングの頻度、シャンプーの種類と洗髪方法、ドライヤーの使い方、ヘアスタイルの癖(強く引っ張るスタイルが多いかどうか)なども伝えておくと、牽引性脱毛症や頭皮ダメージの有無を判断する際の参考になります。
✨ 日常生活でできる抜け毛対策
医療機関での治療と並行して、日常生活の中でできるケアも抜け毛対策に大きく貢献します。受診前から、あるいは治療中も意識してみてください。
📝 バランスの取れた食事を心がける
髪に必要な栄養素を食事からしっかり摂ることが基本です。特に意識したいのは以下の栄養素です。
- タンパク質:肉・魚・卵・大豆製品(髪の主成分ケラチンの材料)
- 鉄分・フェリチン:赤身肉・レバー・ほうれん草・あさり(毛根への酸素供給)
- 亜鉛:牡蠣・ナッツ・ごま(髪の合成を助ける)
- ビオチン・ビタミンB群:卵・納豆・きのこ類(細胞代謝をサポート)
- ビタミンC:野菜・果物(鉄吸収を助け、コラーゲン合成に関与)
過度な糖質制限・脂質制限・カロリー制限は髪への栄養供給を妨げるため、急激なダイエットは避けましょう。
🔸 睡眠をしっかり取る
成長ホルモンは主に睡眠中に分泌され、毛根の修復・成長を促します。睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が低下し、ヘアサイクルが乱れる原因になります。できるだけ規則正しい睡眠習慣を維持し、7〜8時間程度の睡眠を確保することが理想的です。
⚡ ストレスをため込まない
ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、頭皮の血行不良や免疫異常を通じて抜け毛を促進します。ストレスを完全になくすことは難しいですが、適度な運動・趣味・リラクゼーションなどで発散する習慣を作りましょう。
🌟 正しいシャンプーと頭皮ケア
洗髪は毎日行うことが推奨されます。ただし、ゴシゴシと爪を立てて洗うのは頭皮を傷つけるためNG。指の腹でやさしくマッサージするように洗い、シャンプーはしっかりすすぎましょう。洗髪後はドライヤーで根元からしっかり乾かすことが大切で、濡れたまま放置すると頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。
また、刺激の少ない自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶことも重要です。脂性肌の方はさっぱりタイプ、乾燥しやすい方は保湿成分入りのものを選ぶとよいでしょう。
💬 頭皮の血行を促進する
頭皮マッサージは血行を促進し、毛根への栄養供給を助けます。シャンプー中や入浴中に、指の腹で頭皮全体をやさしく押すようにマッサージするとよいでしょう。また、有酸素運動(ウォーキング・水泳など)は全身の血行を促進し、頭皮の血流改善にも役立ちます。
✅ 髪への物理的なダメージを減らす
強く結んだヘアスタイルは牽引性脱毛症のリスクを高めます。できるだけ緩めのスタイルにし、同じ場所で毎日結ぶことは避けましょう。パーマ・カラーリングはなるべく頻度を減らし、頭皮への薬液の付着を最小限に抑える工夫も大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「抜け毛が気になりつつもどこに相談すればよいかわからず、受診が遅れてしまった」という女性の患者様が多くいらっしゃいます。女性の抜け毛はホルモンバランスや栄養状態、頭皮環境など複数の原因が絡み合っていることが多いため、専門医による丁寧な問診を行い、一人ひとりの原因をしっかり見極めた上で治療方針をご提案しています。早期に適切なケアを始めることが改善への近道ですので、「まだ様子を見よう」と抱え込まず、気になる変化があればどうぞお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
一般的に1日50〜100本程度であれば、ヘアサイクルによる生理的な範囲の抜け毛と考えられます。ただし、毎日100本を超える抜け毛が続く場合や、急激に量が増えた場合、分け目の広がりや全体的なボリューム減少が気になる場合は、何らかの原因が隠れている可能性があるため、専門家への相談をおすすめします。
はい、皮膚科は頭皮や毛髪も診療対象としており、女性の抜け毛の相談窓口として適しています。頭皮の視診や毛根の検査に加え、鉄分・甲状腺ホルモン・女性ホルモンなどを調べる血液検査も行えます。原因がわからない場合や頭皮トラブルが伴う場合は、まず皮膚科を受診するとよいでしょう。
はい、原因によって適した診療科が異なります。頭皮トラブルや原因不明の場合は皮膚科、月経不順や更年期症状が伴う場合は婦人科、倦怠感や体重変化など甲状腺疾患が疑われる場合は内科・内分泌科が適しています。どこに行くか迷った場合は、まず皮膚科か薄毛専門クリニックを受診し、必要に応じて他科を紹介してもらうのがスムーズです。
原因によっては状態が悪化するリスクがあります。女性型脱毛症(FAGA)の場合、毛根が消失すると薬物療法での回復が難しくなります。また、頭皮の炎症や感染を放置すると毛根が永久にダメージを受ける「瘢痕性脱毛」につながる恐れもあります。さらに貧血や甲状腺疾患が隠れている場合は全身状態への影響も懸念されるため、早めの受診が大切です。
受診前にいくつかの情報を整理しておくと診察がスムーズです。具体的には、抜け毛が始まった時期と経過、受診数か月前のストレスやダイエットの有無、月経・妊娠・出産の状況、服用中の薬やサプリメント、家族の薄毛歴、パーマ・カラーリングの頻度などのヘアケア習慣をメモしておきましょう。アイシークリニックでも問診時にこれらを丁寧にヒアリングしています。
💪 まとめ
女性の抜け毛は、ホルモンバランスの乱れ・栄養不足・ストレス・甲状腺疾患・頭皮トラブルなど、実にさまざまな原因が関係しています。そして、皮膚科はそうした女性の抜け毛を総合的に診ることができる診療科です。「婦人科の悩みだから行きにくい」「美容の悩みだから恥ずかしい」などと思わず、まず皮膚科や薄毛専門クリニックに相談してみましょう。
抜け毛の治療は、早く始めるほど効果が出やすい傾向があります。「まだ様子を見よう」と放置するのではなく、気になる変化があれば早めに行動に移すことが、将来の頭髪の維持につながります。
アイシークリニック新宿院では、女性の抜け毛・薄毛について専門的な診察・検査を行っています。「どこに相談すべきかわからない」「抜け毛の原因をしっかり調べたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。頭皮の状態や生活習慣を丁寧にヒアリングした上で、一人ひとりに合った治療プランをご提案しています。
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- 女性の抜け毛は皮膚科で治療できる?原因・診断・治療法を解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 日本皮膚科学会が定める「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」を参照。女性型脱毛症(FAGA)の診断基準・治療方針・脱毛症の種類(円形脱毛症・休止期脱毛症・牽引性脱毛症など)に関する根拠として活用。
- 厚生労働省 – 厚生労働省が公開する睡眠・ストレスと健康に関する情報を参照。記事内で言及しているストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ・ヘアサイクルへの影響・成長ホルモン分泌に関する根拠として活用。
- PubMed – 女性の脱毛症(FAGA・休止期脱毛症・ホルモンバランスと抜け毛の関連・鉄欠乏性貧血と脱毛の関係・甲状腺機能異常と抜け毛)に関する国際的な医学文献を参照。記事内の医学的根拠の裏付けとして活用。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
