イボコロリの効果とは?使い方・成分・注意点を徹底解説

💊 イボコロリって本当に効くの?どのイボに使えるの?使い方あってる?

手や足にできたイボが気になって、ドラッグストアでイボコロリを手にとったことがある方は多いはず。でも…

🤔 こんな疑問、ありませんか?

  • 市販薬で本当に治るの?
  • どのくらい続ければいい?
  • 間違った使い方で悪化しない?

🚨 こんな方は要注意!

4週間以上使っても改善しない場合、それはイボコロリが効かないタイプのイボかもしれません。放置すると悪化・感染拡大のリスクも。

💡 この記事を読むとわかること

  • ✅ イボコロリが効くイボ・効かないイボの違い
  • 正しい使い方と絶対NGな使い方
  • ✅ 皮膚科に行くべきタイミングの見極め方
👩
イボコロリを2ヶ月使ってるけど全然治らない…これって皮膚科行った方がいい?
👨‍⚕️
4〜6週間で改善しないなら皮膚科受診をおすすめします! イボの種類によっては市販薬では対応できないものもあるんです。この記事でしっかり解説しますね。

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目次

  1. イボコロリとはどのような薬か
  2. イボコロリの主な成分と効果のメカニズム
  3. イボコロリが有効なイボの種類
  4. イボコロリの正しい使い方
  5. イボコロリを使う際の注意点
  6. 効果が出るまでの期間と目安
  7. イボコロリが効かないケースとその理由
  8. 市販薬では対応できないイボの種類
  9. 皮膚科での治療との違い
  10. イボを予防するためのスキンケア
  11. まとめ

この記事のポイント

イボコロリはサリチル酸の角質溶解作用により尋常性疣贅・魚の目・たこに有効な市販薬だが、老人性疣贅や皮膚がんと見分けが難しく、4〜6週間改善しない場合は皮膚科受診が推奨される。

💡 イボコロリとはどのような薬か

イボコロリは、池田模範堂が製造・販売する市販のイボ治療薬で、日本国内でもっとも知名度の高いイボ用外用薬のひとつです。ドラッグストアやオンラインショップで購入でき、医師の処方なしに手軽に入手できることから、多くの方が自己治療の最初のステップとして活用しています。

剤形はいくつかの種類があり、液体タイプ・絆創膏タイプ・クリームタイプなどが展開されています。それぞれ使用感や使い勝手が異なりますが、いずれも角質を柔らかくして溶かす成分を主体としており、イボを構成している硬くなった皮膚組織を少しずつ除去することを目的としています。

薬事法上の分類としては「第2類医薬品」に該当するものが多く、使用にあたって注意事項をしっかり確認する必要があります。また、すべてのイボに効果があるわけではなく、使用できる部位や年齢制限もあるため、購入前に適応を確認することが大切です。

Q. イボコロリの主成分と効果の仕組みは?

イボコロリの主成分はサリチル酸で、角質溶解(ケラトライティック)作用により、硬くなった角質層のケラチンタンパクの結合を弱めて剥離させます。イボや魚の目・たこの肥厚した組織に浸透し、継続使用によって段階的に除去する仕組みです。製品によっては乳酸も配合され、相乗効果が期待されます。

📌 イボコロリの主な成分と効果のメカニズム

イボコロリの効果を理解するためには、配合されている成分の働きを知ることが重要です。製品によって配合成分が異なる場合もありますが、代表的なイボコロリ液には以下のような成分が含まれています。

✅ サリチル酸

イボコロリの主要成分はサリチル酸です。サリチル酸はケラトライティック(角質溶解)作用を持つ薬剤で、皮膚の角質層を構成するケラチンタンパクの結合を弱め、硬くなった角質を柔らかくして剥離させる働きがあります。

イボは、ウイルス感染や外的刺激によって皮膚が異常に増殖・角化したものです。サリチル酸はこの肥厚した角質に浸透し、徐々に溶かしていくことで、イボの体積を少しずつ減らしていきます。一度の使用で完全にとれるわけではなく、継続的な使用によって段階的に組織を除去していく仕組みです。

また、サリチル酸には軽度の抗菌作用もあることが知られています。イボの周囲に細菌感染が起きやすい環境をつくらないためにも、一定の働きが期待されています。

📝 乳酸

製品によっては乳酸も配合されています。乳酸もサリチル酸と同様に角質溶解作用を持ち、皮膚の水分保持を助けながら角質を柔軟にする効果があります。サリチル酸との組み合わせにより、より効果的に角質を除去できるとされています。

🔸 配合溶剤・基剤

液体タイプの製品には、酢酸エチルやコロジオン(ニトロセルロースを溶解した液剤)などが基剤として使用されていることがあります。コロジオンはイボに塗布すると皮膜を形成し、有効成分をイボ部位に密着させて効果を高める役割を担います。同時に、イボを外気から遮断することで治療効果の持続にも寄与します。

✨ イボコロリが有効なイボの種類

イボには様々な種類があり、すべてのイボにイボコロリが効くわけではありません。製品の説明書には「普通のイボ、魚の目、たこ」に対する効果が記載されています。それぞれについて確認しましょう。

⚡ 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)=一般的なイボ

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるイボで、手の指や手の甲、膝などにできやすいのが特徴です。表面がザラザラしており、中央部に点状の黒い点(血栓形成した毛細血管)が見られることもあります。

尋常性疣贅にはサリチル酸を含む角質溶解薬が一定の効果を発揮することが研究でも示されており、イボコロリの有効な使用対象のひとつです。ただし、ウイルス性のイボはウイルスそのものを除去しているわけではなく、角質を溶かすことで病変部位を縮小させていく治療法であるため、再発するケースも珍しくありません。

🌟 魚の目(鶏眼:けいがん)

足の裏や足の指に長期間圧力や摩擦が加わることで生じる、角質が肥厚した状態です。中心部に硬い芯があり、歩行時に強い痛みを伴うことがあります。

魚の目もサリチル酸の角質溶解作用によって改善が期待できます。芯の部分まで薬剤を浸透させるためには、事前にお湯でふやかして角質を柔らかくしてから使用することが効果的です。

💬 たこ(胼胝:べんち)

魚の目と同様に圧力や摩擦によって生じる角質の肥厚ですが、魚の目と違って芯がなく、比較的広い範囲に平たく広がるのが特徴です。痛みは魚の目ほど強くないことが多いですが、硬さや見た目が気になる場合に治療が行われます。

たこに対してもイボコロリは角質を軟化・除去する目的で使用できます。ただし、根本的な原因(足への圧力や摩擦)を取り除かない限り、再発しやすい状態が続きます。

Q. イボコロリが適応するイボの種類は何か?

イボコロリが有効なのは、HPV感染による尋常性疣贅(一般的なイボ)・足裏の魚の目・たこの3種類です。一方、老人性疣贅(脂漏性角化症)・尖圭コンジローマ・伝染性軟属腫(水イボ)は適応外です。自己判断でイボの種類を見極めることは難しいため、判断に迷う場合は皮膚科の受診が推奨されます。

🔍 イボコロリの正しい使い方

イボコロリを正しく使用することで、安全性を保ちながら効果を最大限に引き出すことができます。液体タイプを例に、一般的な使い方の手順を説明します。

✅ 使用前の準備

まず、使用する部位をお湯(ぬるま湯)に5〜10分ほど浸けてよく洗います。これによって角質が柔らかくなり、薬剤が浸透しやすい状態になります。洗った後はタオルで水気をよく拭き取ってから使用します。水分が残っていると薬剤の密着が妨げられることがあります。

📝 薬剤の塗布

付属のアプリケーター(ヘラや綿棒など)を使用して、イボや魚の目、たこの患部にのみ薬剤を薄く塗布します。このとき、患部周囲の正常な皮膚にできるだけ薬剤が触れないよう注意することが重要です。サリチル酸は正常な皮膚にも刺激を与えるため、周囲の皮膚が荒れてしまうことがあります。

液体タイプの場合、1回の塗布量は少量で十分です。多く塗れば早く効くというわけではなく、過剰な使用は周囲の皮膚へのダメージにつながります。

🔸 乾燥と保護

塗布後は液剤が乾燥するまでしばらく待ちます。コロジオン系の基剤を使用した製品は、乾燥することで皮膜を形成し、有効成分をイボ部位にしっかりと固定します。乾燥が不十分なまま靴下や服が触れると、正常な皮膚に薬剤が広がってしまうリスクがあります。

⚡ 古い角質の除去

翌日や数日後、再び患部をお湯でふやかしてから、浮き上がった白くなった角質を軽く削り取ります(やすりや軽石を使うことがありますが、削りすぎないように注意してください)。このステップを繰り返すことで、徐々にイボや魚の目の組織を除去していきます。

🌟 使用頻度

1日1〜2回の使用が目安とされています。製品の添付文書に記載された使用方法・回数を必ず守り、過剰な使用を避けましょう。また、2〜3週間使用しても改善が見られない場合は、自己判断での継続をやめて皮膚科への受診を検討することが推奨されます。

💪 イボコロリを使う際の注意点

イボコロリは手軽に使える市販薬ですが、使用にあたっていくつかの重要な注意事項があります。

💬 使用できない部位

顔、陰部、粘膜に近い部位への使用は避ける必要があります。これらの部位は皮膚が薄く敏感であり、サリチル酸による強い刺激や炎症を起こすリスクが高くなります。また、目の周囲や口の周辺も同様です。

さらに、炎症を起こしている皮膚、湿疹や皮膚炎のある部位、傷口、かぶれている部位への使用も禁止されています。既に炎症がある状態でサリチル酸を使用すると、症状を悪化させる可能性があります。

✅ 年齢制限

一般的に、イボコロリを含むサリチル酸製剤は乳幼児や小さい子供への使用に注意が必要です。子供の皮膚は大人に比べて薄く、薬剤の吸収量が多くなる傾向があります。サリチル酸の過剰吸収はサリチル酸中毒を引き起こす可能性があるため、小児への使用は製品の年齢制限(多くの場合6〜12歳未満は使用不可)を必ず確認し、必要に応じて医師に相談することが重要です。

📝 糖尿病・末梢血行障害のある方

糖尿病の方や末梢血行障害(血流が悪い状態)がある方は、皮膚の感覚が鈍くなっていたり、傷の治癒が遅れたりすることがあります。このような方がイボコロリを使用すると、皮膚へのダメージに気づきにくく、潰瘍や感染症などの重篤なトラブルにつながる可能性があります。使用前に必ず医師に相談することが必要です。

🔸 正常な皮膚への影響

先述のとおり、サリチル酸は正常な皮膚にも刺激を与えます。患部周囲の健康な皮膚にはできるだけ触れないよう、慎重に塗布することが大切です。もし周囲が赤くなったり、かぶれたりした場合は使用を中止してください。

⚡ 火気への注意

液体タイプのイボコロリは、酢酸エチルなどの可燃性溶剤を含む場合があります。使用中および乾燥するまでの間は、火気(ライター、コンロなど)の近くでの使用を避けてください。

🎯 効果が出るまでの期間と目安

イボコロリを使い始めて、どのくらいの期間で効果が出るのかは、イボの種類・大きさ・使用部位・個人の皮膚の状態によって大きく異なります。

一般的に、魚の目やたこは比較的早期に改善が見られることが多く、数週間の継続使用で症状が軽減するケースもあります。一方、ウイルス性の尋常性疣贅は角質の溶解だけでなくウイルスの影響も残るため、改善に数週間〜数ヶ月かかることがあります。

使用の目安として、多くの製品では「4〜6週間程度継続して使用しても改善が見られない場合は使用を中止し、皮膚科を受診するように」と添付文書に記載されています。自己判断でいつまでも使い続けることは、皮膚へのダメージ蓄積や治療の遅れにつながるリスクがあるため、適切なタイミングで専門医への相談を検討することが大切です。

効果を高めるためのポイントとしては、使用前に患部をしっかりふやかすこと、古い角質をこまめに除去すること、そして毎日継続して使用することが挙げられます。不規則な使用では効果が出にくくなります。

Q. イボコロリを使ってはいけない人や部位は?

イボコロリは顔・陰部・粘膜周辺・炎症や湿疹のある部位への使用が禁止されています。6〜12歳未満の小児は製品の年齢制限を必ず確認する必要があります。また、糖尿病や末梢血行障害のある方は皮膚トラブルが重篤化するリスクがあるため、使用前に必ず医師へ相談することが不可欠です。

💡 イボコロリが効かないケースとその理由

イボコロリを使っても効果が感じられないケースは少なくありません。その主な理由として、以下のようなことが考えられます。

🌟 イボの種類が適応外である

イボコロリが適応しているのは、尋常性疣贅・魚の目・たこです。「イボ」と自分で判断していても、実際は別の皮膚疾患である可能性があります。後述するように、老人性疣贅(脂漏性角化症)、尖圭コンジローマ、軟性線維腫など、イボコロリでは対応できない疾患が「イボ」に見えることは珍しくありません。

💬 イボが深部まで及んでいる

イボが皮膚の深い部分まで根を張っている場合、サリチル酸の作用が深部まで届かず、表面的な角質の除去にとどまってしまいます。大きくなったイボや長期間放置されたイボほど、市販薬での対応が難しくなる傾向があります。

✅ 使い方が適切でない

事前にふやかす工程を省いている、塗布量が少なすぎる、継続して使用できていないなど、使用方法が適切でないと十分な効果が出ません。正しい手順を守って継続的に使用することが重要です。

📝 免疫の問題

ウイルス性のイボは、体の免疫力が関係しています。免疫力が低下している方(免疫抑制剤を使用中の方、慢性疾患のある方など)は、イボが増えやすく、治りにくい傾向があります。このような場合は皮膚科での積極的な治療が必要です。

🔸 圧迫や摩擦の原因が解消されていない

魚の目やたこは、足への圧迫や摩擦が原因で生じます。イボコロリで角質を除去しても、原因となる合わない靴や歩き方の問題が解決されていないと、すぐに再発します。根本的な原因の改善も併せて行うことが大切です。

📌 市販薬では対応できないイボの種類

自分でイボと思っている皮膚の変化が、実は別の疾患であるケースは少なくありません。以下のような皮膚の変化は、イボコロリでの自己治療を避け、早めに皮膚科を受診すべきです。

⚡ 老人性疣贅(脂漏性角化症)

中高年以降に体幹や顔に多く見られる、茶色〜黒色の盛り上がった皮膚病変です。イボとよく似た外観を持ちますが、ウイルスとは無関係の良性腫瘍です。イボコロリは適応外であり、皮膚科での診断と適切な治療(液体窒素や炭酸ガスレーザーなど)が必要です。

🌟 尖圭コンジローマ

性器・肛門周囲に生じるHPVによるイボで、性感染症のひとつです。カリフラワー状の形態が特徴的で、性行為によって感染します。イボコロリでの対応は不適切であり、性感染症専門の医療機関または皮膚科・泌尿器科・婦人科での治療が必要です。

💬 伝染性軟属腫(水イボ)

子供に多いウイルス性の皮膚疾患で、表面がつるっとしており中央に凹みがあるのが特徴です。自然に消退することも多いですが、自己治療でイボコロリを使用するのは適切ではなく、小児科または皮膚科に相談することが推奨されます。

✅ 軟性線維腫(アクロコルドン)

首や脇の下、眼瞼などに生じる、柔らかい皮膚の良性腫瘍です。皮膚が小さく飛び出したような形状をしており、中高年に多く見られます。イボと間違われやすいですが、サリチル酸系の薬剤は適応外です。

📝 皮膚がんの可能性がある病変

最も重要な点として、皮膚の変化が悪性腫瘍(皮膚がん)である可能性を見落とさないことが挙げられます。特にホクロのように見えるが徐々に形が変わる・色が変化する・出血する・周囲の境界がぼやけているといった特徴がある場合は、すぐに皮膚科を受診してください。市販薬での自己治療を続けることで、悪性病変の診断が遅れるリスクがあります。

Q. 市販薬と皮膚科のイボ治療はどう違う?

皮膚科では液体窒素療法・レーザー治療・高濃度サリチル酸療法・ヨクイニン内服などの免疫療法など、市販薬より積極的な治療が受けられます。アイシークリニックでは、4〜6週間イボコロリを使用しても改善しない場合や、老人性疣贅・皮膚がん初期病変との鑑別が必要なケースに対し、専門的な診察と治療を提供しています。

✨ 皮膚科での治療との違い

イボの治療において、イボコロリなどの市販薬と皮膚科での専門的な治療にはいくつかの違いがあります。

🔸 液体窒素療法(冷凍凝固療法)

皮膚科でイボ治療に最もよく用いられる方法のひとつが液体窒素療法です。マイナス196℃という極低温の液体窒素をイボに当てることで、イボの組織を凍結・壊死させて除去します。サリチル酸による角質溶解とは異なり、物理的な組織破壊による治療法です。

1回の治療で完全に除去できることは少なく、通常は1〜3週間おきに複数回の治療が必要ですが、市販薬と比べてより積極的にイボにアプローチできる方法です。処置時に痛みを伴うことがあり、治療後に水疱(みずぶくれ)ができることもあります。

⚡ レーザー治療

炭酸ガスレーザーやレーザー機器を用いてイボを焼灼・蒸散させる方法です。液体窒素よりも直接的にイボを除去できることが多く、深部まで届くイボや難治性のイボに対して検討されます。局所麻酔を行ってから処置するため痛みは抑えられますが、処置後のケアが必要です。

なお、レーザー治療は保険適用外(自由診療)となる場合も多く、費用については医療機関によって異なります。

🌟 サリチル酸の高濃度外用

皮膚科では市販薬よりも高濃度のサリチル酸製剤を処方することが可能です。また、サリチル酸スピロコール(サリチル酸ワセリン)などを密封療法(ODT法)で使用することで、市販薬より高い効果が期待できる場合があります。

💬 内服薬・免疫療法

難治性のウイルス性イボに対しては、ヨクイニン(ハトムギ)エキスを含む漢方薬を内服する免疫調整療法が行われることもあります。また、DNCB(ジニトロクロロベンゼン)を使った感作免疫療法など、専門的な施設で行われる治療法もあります。

市販薬は手軽さという点で優れていますが、難治例・大きなイボ・顔や特殊部位のイボ・正確な診断が必要なケースなどでは、皮膚科の専門医に相談することで、より適切かつ迅速な治療を受けられます。

🔍 イボを予防するためのスキンケア

イボの発生を予防したり、治療後の再発を防いだりするためには、日常的なスキンケアと生活習慣の見直しが重要です。

✅ 手洗いと清潔の保持

ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)はHPVの接触感染によって広がります。イボに触れた後は手をよく洗い、タオルや靴などを共有しないことが感染予防の基本です。また、プールや公共浴場などの共用施設でも感染するリスクがあるため、皮膚に傷がある場合は注意が必要です。

📝 皮膚の傷を防ぐ

HPVは皮膚の傷口から侵入することが知られています。手指の乾燥や細かな傷ができやすい環境では感染リスクが高まるため、保湿ケアを行って皮膚を健康な状態に保つことが大切です。

🔸 適切な靴の選択と足のケア

魚の目やたこの予防には、足に合った靴を選ぶことが最も重要です。先が細すぎる靴やヒールが高い靴は特定の部位に圧力が集中しやすく、角質の肥厚を招きます。インソール(中敷き)を活用して足への圧力を分散させることも有効な対策です。

また、定期的に足を観察し、角質が固くなっている部分が見られたら早期にケア(フットケア用のやすりや保湿ケアなど)を行うことで、魚の目やたこへの進行を抑えることができます。

⚡ 免疫力の維持

ウイルス性のイボは免疫力が低下しているときに発生・拡大しやすい傾向があります。十分な睡眠・バランスのとれた食事・適度な運動によって免疫機能を維持することが、イボの予防や再発防止に間接的につながります。

🌟 イボを触ったりいじったりしない

イボを素手で触ったり、無理に削ったりすることは、自己感染(自分の体の別の部位にウイルスが広がること)や二次感染のリスクを高めます。治療中であっても患部は清潔に保ち、必要以上に触れないようにしましょう。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「イボコロリを長期間使い続けても改善しない」というご相談で来院される患者様が多く、診察してみると老人性疣贅や場合によっては皮膚がんの初期病変であったケースも少なくありません。市販薬は手軽で試しやすい反面、自己判断でイボの種類を見極めることは専門家でも診察なしには難しく、使用を続けても2〜3週間で改善が感じられない場合は早めに皮膚科をご受診いただくことをお勧めします。大切な皮膚の変化を見逃さないためにも、まず正確な診断を受けることが、最善の治療への第一歩です。」

💪 よくある質問

イボコロリはどんな種類のイボに効きますか?

イボコロリが有効なのは、尋常性疣贅(一般的なイボ)・魚の目・たこの3種類です。ただし、老人性疣贅(脂漏性角化症)や尖圭コンジローマ、伝染性軟属腫(水イボ)などには適応外です。自己判断でイボの種類を見極めることは難しいため、判断に迷う場合は皮膚科への受診をお勧めします。

イボコロリを使い始めて効果が出るまでどのくらいかかりますか?

魚の目やたこは数週間の継続使用で改善するケースもありますが、ウイルス性の尋常性疣贅は数週間〜数ヶ月かかることがあります。一般的に4〜6週間使用しても改善が見られない場合は使用を中止し、皮膚科の受診を検討してください。不規則な使用では効果が出にくいため、毎日継続することが重要です。

イボコロリを使ってはいけない部位や人はありますか?

顔・陰部・粘膜周辺・炎症や湿疹のある部位への使用は禁止されています。また、6〜12歳未満の小児への使用は製品の年齢制限を必ず確認してください。糖尿病や末梢血行障害のある方は皮膚トラブルが重篤化するリスクがあるため、使用前に必ず医師へご相談ください。

イボコロリを使っても効果がない場合、どんな原因が考えられますか?

主な原因として、①対象外のイボの種類である、②イボが皮膚深部まで及んでいる、③使用方法(事前のふやかしや継続使用)が不適切、④免疫力の低下、⑤魚の目・たこの場合は圧迫・摩擦の原因が解消されていない、などが挙げられます。改善が見られない場合は、アイシークリニックなど皮膚科への相談をお勧めします。

市販のイボコロリと皮膚科の治療はどう違いますか?

皮膚科では液体窒素療法・レーザー治療・高濃度サリチル酸療法・免疫療法など、より積極的な治療が受けられます。市販薬は手軽さが利点ですが、難治例・大きなイボ・正確な診断が必要なケースには対応が難しい場合があります。アイシークリニック新宿院では、イボや角質肥厚についての専門的な診察・治療のご相談を承っております。

🎯 まとめ

イボコロリは、サリチル酸を主成分とする角質溶解作用によって、尋常性疣贅・魚の目・たこに対して一定の効果を発揮する市販薬です。手軽に入手でき、正しく継続して使用することで改善が期待できますが、使用できる部位や対象、年齢制限など守るべき注意事項も多くあります。

一方で、自分でイボと判断している皮膚の変化が、老人性疣贅・尖圭コンジローマ・伝染性軟属腫・皮膚がんなど全く別の疾患である可能性もあります。皮膚科での正確な診断を受けずに市販薬での自己治療を続けることは、重要な疾患の発見を遅らせるリスクがあるため、使用を続けても改善しない場合や診断に不安がある場合は、早めに皮膚科や美容皮膚科を受診することをおすすめします。

イボの治療において、市販薬はあくまでも自己ケアの選択肢のひとつです。専門医のもとでは液体窒素療法・レーザー治療・高濃度サリチル酸療法など、より効果的な治療が受けられます。アイシークリニック新宿院では、皮膚のイボや角質の肥厚についてのご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 尋常性疣贅(ウイルス性イボ)の診断・治療方針、液体窒素療法やサリチル酸外用薬の適応に関する医学的根拠
  • 厚生労働省 – 第2類医薬品の分類基準・サリチル酸製剤を含む市販薬(OTC医薬品)の使用上の注意に関する行政情報
  • 国立感染症研究所 – ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染経路・疫学・尋常性疣贅および尖圭コンジローマとの関連性に関する感染症学的情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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