耳の後ろにニキビができる原因と正しいケア方法を解説

💡 耳の後ろにニキビができて、触れるたびに気になる…という経験をしたことはありますか?

🔸 顔や背中のニキビに比べると見えにくい場所ですが、耳の後ろは皮脂腺が多く、汚れがたまりやすい部位のため、意外と多くの人が悩んでいます。

⚡ しかも、耳の後ろのニキビは「何度治しても繰り返す」「なかなか治らない」と感じる方が少なくありません。

📌 本記事では、耳の後ろにニキビができるメカニズムから、日常のケア方法、繰り返す場合の対処法まで、わかりやすく解説します。


目次

  1. 耳の後ろにニキビができやすい理由
  2. 耳の後ろのニキビの種類と見分け方
  3. 耳の後ろのニキビを引き起こす主な原因
  4. 耳の後ろのニキビと間違えやすい皮膚トラブル
  5. 耳の後ろのニキビを改善するためのケア方法
  6. 繰り返す耳の後ろのニキビへの対策
  7. 耳の後ろのニキビに関する生活習慣の見直し
  8. 皮膚科・クリニックを受診すべき目安
  9. まとめ

この記事のポイント

耳の後ろは皮脂腺が多く洗い残しや整髪料が蓄積しニキビができやすい。日常の丁寧な洗浄・保湿・生活習慣の改善が基本対策で、改善しない場合はアイシークリニックなど皮膚科での処方薬や施術が有効。粉瘤やリンパ節腫れとの見分けも重要。

💡 耳の後ろにニキビができやすい理由

耳の後ろは、普段あまり意識して洗わない部位のひとつです。顔や首はしっかり洗っていても、耳の後ろまで丁寧にケアしている方は多くありません。しかし、実はこのエリアは皮脂腺が発達していて、皮脂の分泌量が比較的多い部位です。

皮脂が毛穴に詰まり、そこにアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することでニキビが発生します。耳の後ろはその構造上、肌が折り重なるような形になっているため、汚れや皮脂がたまりやすく、蒸れやすい環境になっています。さらに、日常的に触れる機会が少ないため、汚れに気づかないまま放置されてしまいがちです。

また、髪の毛が耳にかかりやすい方は、整髪料やシャンプーの成分が耳の後ろに残留しやすく、それが毛穴を詰まらせる原因になることもあります。こうした複数の要因が重なることで、耳の後ろはニキビが発生しやすい環境となっているのです。

Q. 耳の後ろにニキビができやすい理由は何ですか?

耳の後ろは皮脂腺が発達しており、肌が折り重なる構造上、皮脂や汚れがたまりやすい部位です。日常的に洗い残しが生じやすく、整髪料やシャンプーの成分が毛穴に残留することも詰まりの原因となります。これらの要因が重なりニキビが発生しやすい環境となっています。

📌 耳の後ろのニキビの種類と見分け方

ニキビにはいくつかの段階があり、それぞれ症状や見た目が異なります。耳の後ろにできるニキビも同様で、段階によって適切なケア方法が変わってきます。

✅ 白ニキビ(閉鎖面皰)

皮脂や角質が毛穴の中に閉じ込められた状態で、皮膚の表面が白や肌色っぽく盛り上がっています。炎症はなく、触れるとやや硬さを感じることがあります。初期段階のニキビであり、適切なケアを行えば比較的早く改善できます。

📝 黒ニキビ(開放面皰)

毛穴が開いた状態で皮脂が酸化し、黒く見えるニキビです。耳の後ろは顔に比べて目立ちにくいため、見落とされがちですが、放置すると炎症に移行することがあります。

🔸 赤ニキビ(丘疹)

毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が繁殖し、炎症を起こした状態です。赤く腫れて触ると痛みを感じることがあります。自分で潰すと悪化や色素沈着の原因になるため、無理に触らないことが大切です。

⚡ 黄ニキビ(膿疱)

炎症が進み、膿がたまった状態です。白や黄色っぽい膿が透けて見えることがあります。この段階になると皮膚組織へのダメージが大きく、跡が残りやすくなります。皮膚科での治療を検討するタイミングです。

🌟 硬結・嚢腫(のうしゅ)

炎症が深層まで及んでいる状態で、皮膚の下に硬いしこりのようなものを感じることがあります。ニキビ痕やケロイドになりやすく、市販薬では対処が難しい段階です。早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

✨ 耳の後ろのニキビを引き起こす主な原因

耳の後ろにニキビが繰り返しできる場合、生活習慣やスキンケアに何らかの原因が潜んでいることが多いです。主な原因を詳しく見ていきましょう。

💬 洗い残しによる汚れの蓄積

日々のシャワーや洗顔の際、耳の後ろまで丁寧に洗えていない方は多いです。皮脂や汗、古い角質が蓄積すると、毛穴が詰まってニキビが発生しやすくなります。特に、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しも毛穴を詰まらせる原因になります。

✅ 整髪料・シャンプーの成分

ワックスやジェル、スプレーなどの整髪料が耳の後ろに付着したまま放置されると、毛穴を詰まらせる原因になります。また、シャンプーやリンスに含まれるシリコンや油性成分が残留することも、ニキビを誘発する要因のひとつです。洗髪後は耳まわりも含めてしっかりとすすぐことが重要です。

📝 ホルモンバランスの乱れ

ニキビと密接な関係があるのがホルモンバランスです。特に男性ホルモン(アンドロゲン)は皮脂の分泌を促進する働きがあります。思春期や生理前後、ストレスがたまっているときは、ホルモンバランスが乱れやすく、皮脂分泌が増加してニキビができやすくなります。耳の後ろは皮脂腺が豊富なため、こうしたホルモン変動の影響を受けやすい部位でもあります。

🔸 スマートフォン・イヤホンの使用

スマートフォンを長時間耳に当てることで、摩擦や熱、画面に付着した雑菌が耳まわりの肌に刺激を与えます。また、イヤホンの使用も耳の周辺に摩擦や蒸れをもたらすことがあります。特にワイヤレスイヤホンの場合は耳にフィットする分、蒸れが生じやすく、清潔に保っていないイヤホンが菌の繁殖を助長することもあります。

⚡ ストレスや睡眠不足

ストレスは自律神経やホルモンバランスに影響を与え、皮脂の過剰分泌を招くことがあります。また、睡眠不足は肌のターンオーバー(新陳代謝)を乱し、古い角質が毛穴に詰まりやすくなります。現代人のライフスタイルは耳の後ろのニキビとも無縁ではありません。

🌟 食生活の乱れ

糖質や脂質の多い食事は皮脂の分泌を促進させることが知られています。また、腸内環境の乱れもニキビと関連があるとされており、偏った食生活は腸内フローラに影響を与え、皮膚トラブルを招きやすくします。ビタミンB群や亜鉛、ビタミンCなどの栄養素が不足すると、皮膚の免疫機能や再生力が低下することも覚えておきましょう。

💬 枕カバーや帽子による摩擦・汚れ

毎日使う枕カバーには皮脂や汗、雑菌が付着しています。耳の後ろが枕と接触する時間は長いため、枕カバーが清潔でない場合は雑菌が皮膚に移り、ニキビの悪化につながることがあります。帽子のつばや内側のベルト部分も同様で、これらが耳まわりを刺激することがあります。

Q. 耳の後ろのニキビと粉瘤はどう見分けますか?

粉瘤はニキビと似た見た目ですが、中心部に黒い開口部があり、圧迫すると独特の臭いを伴う内容物が出ることがあります。自然には消えず、感染すると赤く腫れて痛みが生じます。外科的処置が必要なため、しこりが硬くて消えない場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

🔍 耳の後ろのニキビと間違えやすい皮膚トラブル

耳の後ろにできるしこりや吹き出物のすべてがニキビというわけではありません。似た症状でも原因や対処法が異なるものがあるため、見分け方を知っておくことが大切です。

✅ 粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤は皮膚の下に袋状の組織ができ、その中に皮脂や角質などが蓄積した良性の腫瘤です。ニキビに似た見た目ですが、中心部に黒い点(開口部)があることが多く、圧迫すると独特の臭いを伴う内容物が出ることがあります。粉瘤は自然には消えず、感染すると赤く腫れて痛みが生じます。外科的な処置が必要なため、皮膚科を受診することをおすすめします。

📝 脂腺嚢腫(しせんのうしゅ)

皮脂腺が袋状に変化したもので、耳の後ろや首まわりにできやすいとされています。粉瘤と似ていますが、内容物が皮脂状でやや違いがあります。いずれも自己判断は難しいため、気になる場合は医師の診察を受けましょう。

🔸 リンパ節の腫れ

耳の後ろにはリンパ節があるため、風邪や感染症、炎症の際にリンパ節が腫れることがあります。この場合、しこりは皮膚の表面ではなく、皮膚の下の深いところに感じられ、押すと痛みを伴うことがあります。発熱や全身倦怠感を伴う場合は、早めに内科や耳鼻科を受診してください。

⚡ 接触性皮膚炎(かぶれ)

アクセサリー(ピアス・イヤリングなど)に含まれる金属成分や、シャンプー・コンディショナーに含まれる成分に対してアレルギー反応が起きると、耳の後ろに赤みやかゆみ、小さな湿疹が現れることがあります。ニキビとは異なり、かゆみが強いことが特徴です。

🌟 脂漏性皮膚炎

皮脂腺が多い部位に発生しやすい炎症性の皮膚疾患で、耳の後ろにも起きることがあります。赤みとともに黄色っぽいかさぶたやフケのようなものが見られる場合は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。マラセチア菌と呼ばれる常在菌の異常増殖が関与していることが多く、適切な抗真菌薬や抗炎症薬での治療が必要です。

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💪 耳の後ろのニキビを改善するためのケア方法

耳の後ろのニキビを改善するためには、日常的なケア習慣を見直すことが基本です。以下に、実践しやすい具体的なケア方法を紹介します。

💬 丁寧な洗浄を習慣にする

シャワーや入浴の際には、耳の後ろもしっかりと洗うことを習慣にしましょう。洗浄料をよく泡立てて、指の腹を使って優しく洗うことがポイントです。ゴシゴシこすると皮膚のバリア機能が低下して逆効果になるため、力を入れすぎないよう注意してください。また、シャンプーやコンディショナーを流す際は、耳の後ろにすすぎ残しがないよう意識しましょう。

✅ 保湿ケアを忘れない

洗浄後は保湿も大切です。耳の後ろの皮膚が乾燥すると、皮脂の過剰分泌が起きてニキビのリスクが高まります。顔の保湿ケアをするついでに、耳まわりにも保湿剤を塗る習慣をつけると良いでしょう。ただし、油分が多すぎる保湿剤はニキビを悪化させることがあるため、ノンコメドジェニックと表記された製品を選ぶと安心です。

📝 市販のニキビ治療薬を活用する

市販のニキビ治療薬には、イブプロフェンピコノールやイソプロピルメチルフェノールなどの成分を含む外用薬があります。炎症を抑えたり、菌の増殖を抑えたりする効果が期待できます。また、過酸化ベンゾイルを含む製品も海外では広く使われており、日本でも市販品が登場しています。使用方法や注意事項をよく確認した上で使用してください。

🔸 自分でニキビを潰さない

ニキビが気になっても、自分で潰すことは避けてください。無理に潰すと細菌が周囲に広がり、炎症が悪化するだけでなく、色素沈着やニキビ痕の原因にもなります。耳の後ろは見えにくい場所でもあるため、誤った方法で処置してしまうリスクも高いです。

⚡ 清潔なタオルと枕カバーを使う

タオルや枕カバーは雑菌の温床になりやすいため、こまめに洗濯・交換することが大切です。特に枕カバーは毎日長時間肌が接触するため、週に2〜3回は交換することを目標にしましょう。フェイスタオルは毎日清潔なものを使用することが望ましいです。

🌟 イヤホンやスマートフォンを清潔に保つ

イヤホンは定期的にアルコールで拭いて清潔に保ちましょう。スマートフォンの画面も同様に、こまめに拭くことで雑菌の付着を減らすことができます。特に長時間通話することが多い方は、スマートフォンの衛生管理を意識してみてください。

Q. 耳の後ろのニキビに効果的な日常ケアは何ですか?

洗浄時は耳の後ろまで泡立てた洗浄料で優しく洗い、シャンプーのすすぎ残しをなくすことが基本です。洗浄後はノンコメドジェニックタイプの保湿剤で乾燥を防ぎましょう。枕カバーは週2〜3回交換し、イヤホンやスマートフォンも定期的にアルコールで拭いて清潔に保つことが再発予防に有効です。

🎯 繰り返す耳の後ろのニキビへの対策

ニキビが一時的に治っても、すぐにまた同じ場所にできてしまうという方は少なくありません。繰り返すニキビには、根本的な原因へのアプローチが必要です。

💬 洗浄方法とスキンケアの見直し

繰り返すニキビの原因として、日常的な洗浄方法が不十分であるケースは多いです。耳の後ろまでしっかり洗えているか、すすぎが十分かを改めて確認してみましょう。また、使用しているスキンケア製品の成分が肌に合っていない可能性もあるため、成分表示を確認して見直してみることも効果的です。

✅ ホルモンバランスへのアプローチ

生理前後に決まって耳の後ろにニキビができる女性の場合、ホルモンバランスの乱れが原因である可能性があります。このケースでは、産婦人科や皮膚科で相談することで、ピルなどのホルモン療法が選択肢になることがあります。

📝 皮膚科での処方薬の使用

市販薬では改善しない場合、皮膚科での診察を受けることをおすすめします。ニキビの重症度や原因に応じて、以下のような治療が選択されることがあります。

外用抗菌薬(クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)は、アクネ菌の増殖を抑える塗り薬です。過酸化ベンゾイルは殺菌作用と角質溶解作用を持ち、日本でも保険適用で処方されるようになりました。レチノイド系薬(アダパレンなど)は毛穴の詰まりを改善する効果があります。炎症が強い場合は内服の抗生物質が処方されることもあります。

🔸 美容皮膚科でのニキビ治療

美容皮膚科では、ニキビの予防や改善を目的とした各種施術が受けられます。ケミカルピーリングは古い角質を除去して毛穴の詰まりを改善する施術です。レーザー治療はニキビの炎症を抑え、皮脂腺の活動を制御する効果があります。ニキビ痕が残ってしまった場合も、フラクショナルレーザーや美白治療などで改善が期待できます。アイシークリニック新宿院では、ニキビや肌荒れに関するお悩みについて、専門の医師が適切な治療法をご提案しています。

💡 耳の後ろのニキビに関する生活習慣の見直し

ニキビは肌だけの問題ではなく、生活全般にわたる要因が絡み合っています。日常生活の中でできる改善策を取り入れることで、ニキビが起きにくい体質・環境を整えることができます。

⚡ 食生活を整える

糖質や脂質に偏った食事は皮脂の過剰分泌を招きやすいとされています。特にGI値の高い食品(白米、パン、お菓子など)は血糖値を急激に上げ、インスリンの分泌を促進することで皮脂腺を刺激すると考えられています。野菜、果物、魚、豆類などをバランスよく摂取し、ビタミンB群やビタミンA、亜鉛などの皮膚に必要な栄養素を意識して摂ることが大切です。

腸内環境を整えることもニキビ予防につながります。発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)や食物繊維を積極的に摂ることで、腸内のバランスを保つことができます。

🌟 睡眠の質を高める

肌の再生は睡眠中に行われます。特に成長ホルモンが多く分泌される深い睡眠の時間帯に、肌のターンオーバーが促進されます。睡眠不足が続くと肌の修復が追いつかず、ニキビが治りにくくなります。毎日同じ時間に就寝・起床するリズムを整えること、スマートフォンは就寝1時間前から遠ざけることなど、睡眠の質を高める工夫をしてみましょう。

💬 ストレスを適切に発散する

ストレスはコルチゾールというホルモンの分泌を促し、皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増加させます。また、ストレスがあると無意識に耳まわりや顔を触ってしまいがちで、これも雑菌を広げる原因になります。適度な運動、入浴、趣味の時間など、自分なりのストレス発散方法を見つけることがニキビ対策にも効果的です。

✅ 水分補給を意識する

水分が不足すると肌が乾燥し、バリア機能が低下して外部刺激に弱くなります。また、腸の動きが鈍くなることで老廃物の排出が滞り、肌荒れにつながることがあります。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめな水分補給を心がけましょう。

📝 紫外線対策も忘れずに

紫外線は肌の炎症を悪化させ、ニキビ痕の色素沈着を深刻にする原因になります。耳まわりは日焼け止めを塗り忘れやすい部位ですが、顔や首と同様にUVケアを行うことが大切です。日焼け止めを選ぶ際は、ノンコメドジェニックタイプを選ぶとニキビへの影響を最小限にできます。

Q. 市販薬で耳の後ろのニキビが治らない場合はどうすれば良いですか?

市販薬で改善しない場合は皮膚科での受診を検討してください。症状に応じて外用抗菌薬(クリンダマイシンなど)、過酸化ベンゾイル、アダパレンなどが処方されます。炎症が強い場合は内服抗生物質が選択されることもあります。アイシークリニックでは肌の状態を丁寧に診察し、一人ひとりに合った治療法を提案しています。

📌 皮膚科・クリニックを受診すべき目安

耳の後ろのニキビは、多くの場合は日常のケアで改善が期待できますが、以下のような症状がある場合は、自己判断での対処には限界があります。早めに皮膚科や美容皮膚科を受診することをおすすめします。

まず、1〜2週間ケアを続けても改善しない、または悪化している場合は受診を検討してください。市販薬で対処できる範囲を超えている可能性があります。

次に、ニキビが非常に痛みを伴う、膿を持っている、または急速に大きくなっている場合も受診が必要です。こうした症状は炎症が進行しているサインです。

また、ニキビだと思っていたものが硬いしこりのようで動かない、または消えない場合は、粉瘤やリンパ節の腫れなど別の疾患の可能性があります。自己判断せずに医師の診察を受けましょう。

さらに、ニキビが治った後に赤みや茶色い色素沈着、クレーター状の跡が残っている場合は、美容皮膚科での治療が有効なことがあります。ニキビ痕は時間が経つほど改善が難しくなるため、早めの受診が大切です。

耳の後ろは自分では見えにくい部位のため、症状の変化を見逃しやすいという特徴があります。鏡を使って定期的にチェックする習慣をつけることも大切です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「耳の後ろのニキビは、当院でも「何度も繰り返す」「なかなか治らない」とお悩みになってご来院される方が多い部位のひとつです。見えにくい場所だからこそセルフケアだけでは限界を感じやすく、粉瘤やリンパ節の腫れなどニキビ以外の疾患が隠れているケースも少なくないため、気になる症状が続く場合はぜひ早めにご相談ください。最近の傾向として、適切な洗浄習慣の見直しと皮膚科での処方薬を組み合わせることで、繰り返すニキビが大きく改善される患者様も多く、一人ひとりの肌状態に合ったアプローチが回復への近道となっています。」

✨ よくある質問

耳の後ろにニキビができやすいのはなぜですか?

耳の後ろは皮脂腺が発達しており、肌が折り重なる構造上、皮脂や汚れがたまりやすい部位です。また、日常的に洗い残しが生じやすく、整髪料やシャンプーの成分が残留することも毛穴詰まりの原因となります。こうした複数の要因が重なり、ニキビが発生しやすい環境になっています。

耳の後ろのしこりはニキビ以外の可能性もありますか?

はい、可能性があります。耳の後ろには粉瘤・脂腺嚢腫・リンパ節の腫れなど、ニキビと似た症状を示す別の疾患が生じることがあります。しこりが硬くて動かない、消えない、発熱を伴うといった場合は自己判断せず、早めに皮膚科や内科を受診することをおすすめします。

耳の後ろのニキビを自分で潰しても大丈夫ですか?

自分でニキビを潰すことはおすすめしません。無理に潰すと細菌が周囲に広がり炎症が悪化するだけでなく、色素沈着やニキビ痕の原因にもなります。耳の後ろは見えにくい部位のため、誤った処置をするリスクも高く、悪化している場合は皮膚科での適切な治療を受けることが大切です。

耳の後ろのニキビに効果的な日常ケアを教えてください。

洗浄時に耳の後ろまで丁寧に洗い、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しをなくすことが基本です。洗浄後はノンコメドジェニックタイプの保湿剤で乾燥を防ぎましょう。また、枕カバーは週2〜3回交換し、イヤホンやスマートフォンも定期的に清潔に保つことが再発予防につながります。

市販薬で改善しない場合、皮膚科ではどんな治療が受けられますか?

皮膚科では症状に応じて、アクネ菌の増殖を抑える外用抗菌薬(クリンダマイシンなど)、角質溶解作用を持つ過酸化ベンゾイル、毛穴詰まりを改善するアダパレンなどが処方されます。炎症が強い場合は内服の抗生物質が選択されることもあります。アイシークリニックでは肌の状態を丁寧に診察した上で、一人ひとりに合った治療法をご提案しています。

🔍 まとめ

耳の後ろのニキビは、皮脂の多さ、洗浄不足、整髪料の残留、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の問題など、さまざまな要因が絡み合って発生します。見えにくい場所だからこそ、日頃から意識してケアすることが重要です。

日常のケアとしては、耳の後ろもしっかり洗う、シャンプーや整髪料をきちんとすすぐ、保湿を怠らない、枕カバーやイヤホンを清潔に保つ、といった基本的な習慣の積み重ねが大切です。食事・睡眠・ストレス管理といった生活習慣の改善も、ニキビ予防に大きく貢献します。

また、耳の後ろにできるしこりや吹き出物がニキビとは限らない点にも注意が必要です。粉瘤やリンパ節の腫れなど、別の疾患である可能性もあるため、気になる症状が続く場合は早めに医師の診察を受けることをおすすめします。

市販薬で改善しない繰り返すニキビや、ニキビ痕でお悩みの方は、アイシークリニック新宿院にご相談ください。肌の状態を丁寧に診察した上で、一人ひとりに合った治療法をご提案しています。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の診断基準・治療ガイドライン。アクネ菌の増殖メカニズム、面皰(白ニキビ・黒ニキビ)・丘疹・膿疱・嚢腫などの病型分類、外用抗菌薬(クリンダマイシン・ナジフロキサシン)・過酸化ベンゾイル・アダパレンなどの処方薬に関する根拠情報として参照
  • 厚生労働省 – 市販のニキビ治療薬(イブプロフェンピコノール・イソプロピルメチルフェノール配合外用薬など)の承認成分・効能効果に関する情報、および医薬品の適正使用に関する根拠情報として参照
  • PubMed – 尋常性痤瘡とアンドロゲン(男性ホルモン)による皮脂腺刺激・ホルモンバランスの関係、高GI食品と皮脂分泌促進・インスリン分泌の関連、腸内環境とニキビの関係、睡眠・ストレス(コルチゾール)と皮脂腺活性化に関する国際的な医学的エビデンスとして参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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