
💬 「背中ニキビ、皮膚科に見せるのって恥ずかしい…」
そう思って、ずっと放置していませんか?
実は、背中ニキビを放置すると、色素沈着やニキビ跡として残るリスクがぐっと高まります。自分では見えにくい部位だからこそ、気づいたときには悪化していた…というケースが非常に多いのです。
この記事を読めば、背中ニキビの正しいケア方法と、皮膚科でできる治療がまるっとわかります。
読まないまま放置すると、跡が残って後悔することに。まずは3分、読んでみてください。
🚨 こんな症状、放置してない?
- 🔸 背中に赤みのある大きなニキビがある
- 🔸 市販薬を試してもなかなか治らない
- 🔸 ニキビを潰してしまったことがある
- 🔸 背中に黒ずみや跡が残ってきた
👇 1つでも当てはまるなら、この記事が役に立ちます
✅ この記事でわかること
- 📌 背中ニキビができる本当の原因
- 📌 やりがちなNG行動と正しいセルフケア
- 📌 皮膚科で受けられる具体的な治療メニュー
- 📌 受診のタイミングと恥ずかしくない理由
💬 皮膚科医からひとこと
「背中ニキビで来院される患者さんは20〜30代にとても多いです。恥ずかしいことは全くありません。早めに相談してくれれば、それだけ跡になりにくいのでぜひ気軽に受診してください。」
目次
- 背中ニキビとは?顔のニキビとの違い
- 背中ニキビができる主な原因
- 背中ニキビの種類と症状の段階
- 背中ニキビを悪化させるNG行動
- 自宅でできる背中ニキビのセルフケア
- 背中ニキビで皮膚科に行くのは恥ずかしいのか?
- 皮膚科ではどんな治療が受けられるのか
- 皮膚科を受診するタイミングと選び方
- まとめ
この記事のポイント
背中ニキビは皮脂過剰・洗い残し・摩擦などが原因で悪化しやすく、炎症性ニキビや改善しない場合は早期の皮膚科受診が重要。アイシークリニックでは外用薬・内服薬・ピーリングなど状態に応じた治療を提供しており、「恥ずかしい」と躊躇せず相談することが改善への近道となる。
💡 背中ニキビとは?顔のニキビとの違い
背中ニキビとは、背中の皮膚に生じるニキビ(尋常性ざ瘡)のことを指します。医学的な観点から見れば、顔にできるニキビと基本的なメカニズムは同じです。毛穴に皮脂や古い角質が詰まり、そこに皮膚常在菌であるアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することで炎症が起こります。
ただし、背中には顔と異なるいくつかの特徴があります。まず、背中の皮膚は皮脂腺が多く集まっている部位のひとつです。特に上背部(肩甲骨の間や肩周辺)は皮脂分泌が盛んで、ニキビができやすい環境が整っています。また、背中は顔に比べて皮膚が厚く、角質層も厚みがあるため、毛穴が詰まりやすく、炎症が深部まで及びやすい特徴があります。
さらに、背中は自分では直接確認しにくく、鏡でも見えにくい部位です。そのため、軽度のうちに気づきにくく、かなり広い範囲に広がってから初めて気づくケースが多いのです。顔のニキビは毎朝洗顔時に確認できますが、背中は入浴時に手で触れて気づく程度という方がほとんどではないでしょうか。
また、汗をかきやすく、衣類との摩擦が生じやすいことも、背中ニキビの悪化要因として挙げられます。顔と同じケアを行っていれば良いわけではなく、背中という部位の特性に合ったアプローチが必要です。
Q. 背中ニキビが顔のニキビより悪化しやすい理由は?
背中は皮脂腺が多く皮膚が厚いため毛穴が詰まりやすく、炎症が深部まで及びやすい特徴があります。また自分では見えにくい部位のため、広範囲に広がってから気づくケースが多く、衣類の摩擦や汗による蒸れも悪化要因となるため、顔より重症化しやすい傾向があります。
📌 背中ニキビができる主な原因
背中ニキビが生じる原因は一つではなく、複数の要因が重なり合っていることがほとんどです。以下に代表的な原因を詳しく見ていきましょう。
✅ 皮脂の過剰分泌
背中の皮脂腺は顔と同様に活発に機能しており、特に思春期から20代にかけては男性ホルモン(アンドロゲン)の影響を受けて皮脂の分泌量が増えます。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因となります。ホルモンバランスは食生活、睡眠不足、ストレスなどによっても乱れることがあり、大人になってからも背中ニキビに悩む方が多い背景のひとつです。
📝 洗い残しとシャンプー・トリートメントの影響
入浴時のシャンプーやトリートメント、コンディショナーが背中に流れ落ちて残ることが、背中ニキビの一因として注目されています。これらのヘアケア製品には油分や界面活性剤が含まれており、毛穴を詰まらせる原因になることがあります。髪を洗った後に体を洗う順序にすることで、こうした成分の残留を減らすことができます。
🔸 衣類の摩擦と蒸れ
化学繊維や締め付けの強い衣類による摩擦が、皮膚へのダメージとなりニキビを悪化させることがあります。特に汗をかきやすい季節や運動後に、濡れた衣類を長時間着続けることは雑菌の繁殖につながり、背中の皮膚トラブルを引き起こしやすくします。
⚡ ストレスと睡眠不足
精神的なストレスや睡眠不足は、ホルモンバランスや免疫機能に影響を与え、皮脂の過剰分泌や皮膚のターンオーバーの乱れを引き起こします。肌の再生は主に睡眠中に行われるため、慢性的な睡眠不足は肌の回復力を低下させ、ニキビができやすい・治りにくい状態につながります。
🌟 食生活の偏り
糖質や脂質の多い食事、乳製品の過剰摂取がニキビを悪化させる可能性があることが、近年の研究で示唆されています。ビタミンB群(特にB2、B6)や亜鉛などは皮脂のコントロールに関わる栄養素であり、これらが不足すると肌トラブルが起きやすくなることが知られています。
💬 ターンオーバーの乱れ
肌の細胞は一定のサイクル(ターンオーバー)で生まれ変わっていますが、このサイクルが乱れると古い角質が皮膚表面に蓄積し、毛穴を詰まらせる原因となります。背中はケアが届きにくいため、角質ケアを意識しないと詰まりが蓄積しやすい部位です。
✨ 背中ニキビの種類と症状の段階
ニキビには段階があり、状態によって適切なケアや治療が異なります。自分の背中ニキビがどの状態にあるかを把握することが、正しい対処の第一歩となります。
✅ コメド(白ニキビ・黒ニキビ)
ニキビの最初の段階がコメドです。毛穴に皮脂や古い角質が詰まった状態で、まだ炎症は起きていません。毛穴が皮脂でふさがれた白ニキビ(閉鎖面皰)と、毛穴が開いて皮脂が空気に触れて酸化し黒くなった黒ニキビ(開放面皰)があります。この段階では痛みやかゆみはほとんどなく、ぽつぽつとした小さな隆起として感じられます。
📝 赤ニキビ(炎症性ニキビ)
コメドにアクネ菌が増殖して炎症が起き、赤く腫れた状態が赤ニキビです。触れると痛みを感じることが多く、周囲の皮膚も赤くなっています。この段階から皮膚科での治療が特に重要になってきます。自己流でつぶしたり刺激を与えたりすると悪化するリスクが高まります。
🔸 黄ニキビ(膿疱性ニキビ)
炎症がさらに進行し、毛穴の中に膿がたまった状態です。表面が黄白色に見え、強い痛みを伴うことがあります。つぶれやすく、無理につぶすと周囲に炎症が広がったり、跡が残りやすくなります。
⚡ 嚢腫・硬結(重症ニキビ)
炎症が皮膚の深部まで及んだ状態で、大きなしこりのようになったものが嚢腫や硬結です。痛みが強く、治癒後も瘢痕(ニキビ跡)として残りやすいため、早めに皮膚科を受診することが重要です。背中ニキビはこの重症型になりやすい部位でもあります。
Q. 背中ニキビのセルフケアで最初に見直すポイントは?
入浴時の順番を見直すことが重要です。まず髪を洗ってから体を洗うことで、シャンプーやトリートメントの油分や界面活性剤が背中に残るのを防げます。洗う際はボディソープをよく泡立てて手でやさしく洗い、入浴後はノンコメドジェニック処方の保湿剤で保湿することも大切です。
🔍 背中ニキビを悪化させるNG行動
善意で行っているケアが、実は背中ニキビを悪化させていることがあります。よくあるNG行動を確認しておきましょう。
🌟 ニキビを手やタオルでこする・つぶす
ニキビを指で押しつぶしたり、ナイロンタオルで力強くこすったりすることは厳禁です。皮膚に傷をつけ、細菌感染が広がる原因となります。また、無理に膿を出そうとすると、毛穴の壁が破れて炎症が周囲に広がり、より深刻なニキビ跡につながります。
💬 刺激の強いボディソープを使う
「きれいに洗い流せば治る」と考えて、洗浄力の強いボディソープを使ったり、長時間ゴシゴシと洗ったりすることは逆効果です。必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌のバリア機能が低下して乾燥や過剰な皮脂分泌を引き起こします。
✅ 保湿を怠る
「ニキビがあるから保湿は必要ない」と思っている方も多いですが、これは誤解です。乾燥した肌は防御機能が低下し、皮脂を過剰分泌して毛穴詰まりを悪化させます。ノンコメドジェニック処方(毛穴を詰まらせにくい処方)の保湿剤を使用することが大切です。
📝 入浴後にすぐ衣類を着る
入浴後に背中の水分をよく拭き取らずに衣類を着てしまうと、蒸れた環境が雑菌の繁殖を促します。入浴後はしっかりと水分を拭き取り、肌が落ち着いてから衣類を着るようにしましょう。
🔸 市販の顔用ニキビ薬を大量に塗る
顔用に処方されたニキビ薬や市販薬を背中の広範囲に使用することは、用法・用量を超えた使い方になる場合があります。薬によっては皮膚への刺激が強くなりすぎたり、成分の過剰摂取につながったりするリスクがあります。

💪 自宅でできる背中ニキビのセルフケア
軽度の背中ニキビであれば、正しいセルフケアを継続することで改善が期待できます。以下のポイントを参考にしてみてください。
⚡ 洗い方を見直す
入浴時はまず髪を洗ってから体を洗う順番にしましょう。ヘアケア製品が背中に流れ落ちても、その後に体を洗うことで成分を洗い流せます。ボディソープはよく泡立てて、やさしく手で洗うようにしましょう。背中は届きにくいですが、柔らかいボディブラシや背中用の長いスポンジを使うと便利です。ただし、素材は柔らかいものを選び、力を入れすぎないよう注意してください。
🌟 ニキビに対応したボディソープを使う
市販のボディソープの中には、ニキビや皮膚トラブルを意識して作られた製品があります。イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)やグリチルリチン酸(抗炎症成分)などが配合されたものを選ぶとよいでしょう。ただし、肌への刺激が強い製品もあるため、肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
💬 保湿ケアを行う
入浴後は肌が乾燥する前に保湿ケアを行いましょう。ノンコメドジェニック処方の乳液やジェルタイプの保湿剤を使用すると、毛穴を詰まらせにくく背中のケアに適しています。背中に自分で塗るのが難しい場合は、背中用のスプレータイプの保湿剤も市販されています。
✅ 衣類の素材と洗濯に気をつける
肌に直接触れる衣類は、通気性のよい綿素材を選ぶようにしましょう。化学繊維は汗を吸いにくく蒸れやすいため、ニキビの悪化要因となります。また、洗剤の残留も皮膚への刺激になることがあるため、衣類はしっかりすすぎ、肌への刺激が少ない洗剤を選ぶことも意識してみてください。
📝 生活習慣を整える
睡眠を十分にとること、バランスのとれた食事を心がけること、ストレスをためすぎないことが、ニキビ改善の基盤となります。特に糖質や脂質の多い食事を見直し、ビタミンCやビタミンB群、亜鉛を意識して摂取することで、肌の状態が改善しやすくなります。また、運動後はなるべく早くシャワーを浴びて、汗や汚れを洗い流すことも重要です。
Q. 背中ニキビで皮膚科を受診するタイミングは?
赤く腫れた炎症性のニキビが複数できている場合や、自宅ケアや市販薬を1〜2か月続けても改善しない場合は早めの受診をおすすめします。大きく痛みを伴う嚢腫・硬結タイプのニキビや、色素沈着・凹凸などのニキビ跡がすでに生じている場合も、専門医による治療が必要なサインです。
🎯 背中ニキビで皮膚科に行くのは恥ずかしいのか?
「背中を皮膚科の先生に見せるなんて恥ずかしい…」そう感じている方に、まずはっきりお伝えしたいことがあります。皮膚科医にとって、背中のニキビを診察することは日常的な業務です。背中や体幹にニキビができる患者さんは非常に多く、何十人・何百人と診察を経験しています。恥ずかしいと感じるのは自然な感情ですが、医師や看護師はまったく特別なことだとは思いません。
また、背中ニキビは放置するほど悪化しやすい症状です。炎症が深部に及んでニキビ跡(色素沈着や瘢痕)として残ってしまうと、その改善にはさらに長い時間と費用がかかります。「恥ずかしさ」を理由に受診をためらうことで、最終的により大きな悩みを抱えることになりかねません。
現在は皮膚科の中でも美容皮膚科や皮膚科クリニックのスタッフのほとんどが、患者さんの肌の悩みに寄り添うことを使命としています。診察室は完全にプライベートな空間であり、他の患者さんに見られることはありません。また、女性の患者さんであれば、女性医師や女性スタッフが対応するクリニックを選ぶことも可能です。
さらに、背中ニキビは思春期の若者だけの問題ではありません。20代・30代・40代と、幅広い年齢層の方が背中ニキビで悩んでいます。働き盛りの大人の方が皮膚科を受診することも、決して珍しいことではないのです。
「恥ずかしい」という感情は、正直なところ誰もが感じることです。しかし、その感情に負けて受診を先延ばしにすることが、肌にとって一番のデメリットになります。皮膚科のスタッフは皆プロフェッショナルとして患者さんのプライバシーを尊重しながら対応していますので、安心して相談していただけると思います。
💡 皮膚科ではどんな治療が受けられるのか
皮膚科では、背中ニキビの状態や重症度に応じてさまざまな治療が行われます。主な治療法を以下にご紹介します。
🔸 外用薬(塗り薬)

ニキビ治療の基本は外用薬です。処方される主な薬剤には以下のものがあります。
過酸化ベンゾイル(BPO)は、アクネ菌に対する殺菌作用と角質の剥離作用を持つ薬剤で、現在のニキビ治療のガイドラインでも推奨されている成分です。アダパレン(レチノイド系薬剤)は、毛穴の詰まりを防ぎターンオーバーを正常化する効果があります。クリンダマイシンやナジフロキサシンといった抗菌薬の外用薬は、アクネ菌の増殖を抑える効果があります。
これらを組み合わせて使用することも多く、患者さんの肌の状態に合わせて医師が最適な処方を行います。
⚡ 内服薬(飲み薬)
炎症が強い場合や広範囲に広がっている背中ニキビには、内服薬が処方されることがあります。抗菌薬(ミノサイクリン、ドキシサイクリンなど)は、体内からアクネ菌の増殖を抑え、炎症を軽減する効果があります。また、漢方薬(荊芥連翹湯など)がニキビの体質改善に使用されることもあります。
🌟 ケミカルピーリング
グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を皮膚に塗布し、古い角質を除去する治療法です。毛穴の詰まりを解消し、ターンオーバーを促進する効果があります。背中のような広い面積にも対応でき、ニキビの予防にも効果的です。保険診療では行われないことが多く、自由診療(自費)での対応となります。
💬 イオン導入・光線治療(フォトフェイシャル・LEDなど)
美容皮膚科では、特定の波長の光(青色光など)を使ってアクネ菌を殺菌したり、炎症を鎮めたりする光線治療も行われています。これも自由診療での対応となりますが、薬の副作用を避けたい方や、薬での治療に限界を感じている方に選ばれることがあります。
✅ ニキビ跡の治療
すでにニキビ跡(色素沈着や凹凸のある瘢痕)ができてしまっている場合は、レーザー治療やフラクショナルレーザー、ヒアルロン酸注射などで改善を図る治療法があります。これらは主に美容皮膚科で提供されており、背中のニキビ跡にも対応できるクリニックがあります。
📝 アイシークリニック新宿院での対応
アイシークリニック新宿院では、背中ニキビをはじめとしたニキビ・ニキビ跡に関する相談に対応しています。医師がお一人おひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療プランを提案いたします。「どこに相談すればいいかわからない」「市販薬では改善しなかった」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
Q. 皮膚科では背中ニキビにどんな治療が受けられる?
皮膚科では状態に応じて、過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの外用薬、ミノサイクリンといった抗菌薬の内服薬が処方されます。さらに古い角質を除去するケミカルピーリングや、アクネ菌を殺菌する光線治療も選択肢にあります。アイシークリニックでは一人ひとりの状態に合わせた治療プランを提案しています。
📌 皮膚科を受診するタイミングと選び方
背中ニキビで皮膚科を受診する適切なタイミングや、クリニックを選ぶ際のポイントについて解説します。
🔸 こんな状態なら早めに受診を
以下のような場合は、自己判断でのケアには限界があるため、なるべく早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
まず、赤く腫れた炎症性のニキビが複数できている場合です。炎症が広がるほど跡が残りやすくなるため、早期治療が重要です。次に、市販薬や自宅ケアを1〜2か月続けても改善しない場合も受診のサインです。また、ニキビが大きく痛みを伴う(嚢腫・硬結タイプ)場合や、背中全体に広がっている場合、さらにニキビ跡(赤み・色素沈着・凹凸)がすでにできている場合も、専門医による治療が必要です。
⚡ 皮膚科クリニックの選び方
背中ニキビの治療に対応した皮膚科クリニックを選ぶ際は、いくつかのポイントを確認すると安心です。
ニキビ治療の実績や専門性があるクリニックを選ぶことが基本です。ウェブサイトでニキビや背中ニキビについての情報が丁寧に掲載されているクリニックは、専門性が高い傾向があります。また、保険診療と自由診療の両方に対応しているクリニックであれば、状態に応じて選択肢が広がります。
女性の方で、女性医師による診察を希望する場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。また、通いやすい立地であることも継続治療において重要な要素です。背中ニキビの治療は数か月単位で続けることが多いため、通院しやすい場所にあるクリニックを選ぶと治療を続けやすくなります。
🌟 初診時に伝えるとよいこと
皮膚科を初めて受診する際は、以下の情報を伝えると診察がスムーズになります。
背中ニキビがいつ頃から始まったか、どのような経過をたどったかをできる範囲でまとめておきましょう。これまでに試したケアや市販薬、処方薬があれば、その名前と使用期間も伝えると役に立ちます。また、生活習慣(食事、睡眠、ストレス、運動習慣など)や、他に服用している薬があれば申告しておきましょう。アレルギーがある場合も必ず伝えてください。
背中は自分では撮影しにくいですが、もし可能であれば事前に写真を撮っておくと、受診時に医師へ状態を伝える際の参考になることがあります。
💬 治療の継続が大切
皮膚科での治療は、一度受診しただけでは完全に解決しないことがほとんどです。特にニキビ治療は数週間〜数か月単位で継続することで効果が現れてきます。途中で自己判断でやめてしまうと、症状が再燃したり、抗菌薬に耐性ができてしまったりするリスクがあります。医師の指示に従い、根気よく治療を続けることが改善への鍵となります。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、背中ニキビでご来院される患者様の多くが「もっと早く受診すればよかった」とおっしゃいます。背中は自分でケアしにくい部位であるため、炎症が進んでからお越しになるケースも少なくありませんが、適切な外用薬や内服薬を組み合わせることで、多くの方に改善が見られています。「恥ずかしい」というお気持ちはよく理解できますが、診察室はプライバシーが守られた空間ですので、どうか一人で悩まず、お気軽にご相談ください。」
✨ よくある質問
皮膚科医にとって、背中ニキビの診察は日常的な診療のひとつです。背中や体幹にニキビができる患者さんは非常に多く、医師や看護師が特別なことだと感じることはありません。診察室はプライバシーが守られた空間であり、女性の方は女性医師が在籍するクリニックを選ぶことも可能です。
入浴時の順番を見直すことが効果的です。まず髪を洗ってから体を洗うことで、シャンプーやトリートメントの成分が背中に残るのを防げます。また、ボディソープはよく泡立てて手でやさしく洗い、入浴後はノンコメドジェニック処方の保湿剤でしっかり保湿することも大切です。
赤く腫れた炎症性のニキビが複数できている場合や、市販薬・自宅ケアを1〜2か月続けても改善しない場合は早めの受診をおすすめします。また、大きく痛みを伴うニキビや、すでにニキビ跡(色素沈着・凹凸)が生じている場合も、専門医による治療が必要なサインです。
状態に応じて、過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの外用薬、抗菌薬の内服薬が処方されます。さらに、古い角質を除去するケミカルピーリングや、アクネ菌を殺菌する光線治療なども選択肢としてあります。アイシークリニックでは、一人ひとりの状態に合わせた治療プランを提案しています。
ニキビを無理につぶすと毛穴の壁が破れ、炎症が周囲に広がって悪化するリスクがあります。またナイロンタオルでの強いこすり洗いも皮膚を傷つけ、細菌感染を招く原因になります。こうした刺激はニキビ跡(色素沈着や瘢痕)として残る可能性を高めるため、絶対に避けてください。
🔍 まとめ
背中ニキビは、皮脂の過剰分泌・洗い残し・衣類の摩擦・ストレス・食生活の乱れなど、複数の原因が重なって生じる皮膚トラブルです。顔のニキビと比べて見えにくく、ケアが届きにくい部位であるため、気づいたときには広い範囲に広がっていることも少なくありません。
自宅でできるセルフケアとして、入浴の順番を工夫すること・やさしい洗い方・適切な保湿・生活習慣の見直しなどが効果的ですが、炎症性のニキビが広がっている場合や、市販薬での改善が見られない場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
「背中を見せるのは恥ずかしい」という気持ちは自然なものですが、皮膚科医にとって背中ニキビの診察は日常的な診療のひとつです。プライバシーへの配慮は徹底されており、躊躇せずに相談していただくことが、改善への最善の一歩となります。
皮膚科では、外用薬・内服薬・ケミカルピーリング・光線治療など、状態に合わせたさまざまな治療が受けられます。アイシークリニック新宿院でも、背中ニキビに関するご相談を丁寧に承っています。「恥ずかしいから」と我慢し続けて悪化させてしまう前に、ぜひ専門家に相談してみてください。正しい知識と適切な治療で、背中ニキビは改善できます。
📚 関連記事
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- 美容皮膚科でニキビ跡を治す方法|種類別の治療法と選び方を解説
- ケミカルピーリング一回の効果とは?肌の変化と回数の目安を解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 日本皮膚科学会が策定したざ瘡(ニキビ)診療ガイドラインに基づく、アクネ菌の増殖メカニズム・炎症性ニキビの分類・過酸化ベンゾイル(BPO)やアダパレンなどの外用薬・抗菌薬内服治療の推奨根拠として参照
- 厚生労働省 – 医薬品(抗菌薬・外用薬)の適正使用・耐性菌リスクに関する情報として、抗菌薬の長期使用や自己判断による中断リスク、用法・用量の遵守に関する説明の根拠として参照
- PubMed – 糖質・乳製品の過剰摂取とニキビ悪化の関連性、ビタミンB群・亜鉛と皮脂コントロールの関係、ケミカルピーリングや光線治療の有効性に関する海外研究・臨床エビデンスの根拠として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
