ミラドライ5年後の効果は?長期的な持続性と経過を詳しく解説

「ミラドライって、5年後もホントに効くの?」そんな疑問、ズバリ解決します。

ミラドライは、わきが・多汗症をマイクロ波で根本治療できるとして今注目の施術。でも「効果がいつまで続くか」を知らずに受けると、後悔するかもしれません。

💡 この記事を読めば:

  • 5年後の効果持続率・リアルな経過がわかる
  • ✅ 再施術が必要なケース・不要なケースが判断できる
  • ✅ 効果を最大化するためのポイントがわかる

🚨 この情報を知らずに施術を決めると、「思ったより効果が薄れた」「再施術が必要だった」と感じるリスクがあります。ぜひ最後まで読んでから判断してください。


目次

  1. ミラドライとはどのような施術か
  2. ミラドライの効果の仕組みと持続性の理由
  3. ミラドライ施術後の経過(1ヶ月・6ヶ月・1年・5年)
  4. 5年後も効果が続く理由を医学的に解説
  5. ミラドライ5年後に再施術が必要なケースとは
  6. ミラドライの長期的な安全性について
  7. 施術後5年間の日常生活への影響
  8. ミラドライと他の治療法の長期効果比較
  9. ミラドライ5年後の効果を最大化するためのポイント
  10. まとめ

この記事のポイント

ミラドライは汗腺の非再生性により5年後も効果が持続するわきが・多汗症治療で、体重増加やホルモン変化で一部再施術が必要なケースもあるが、大多数で高い満足度が維持される

💡 ミラドライとはどのような施術か

ミラドライ(miraDry)は、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)に承認された、わきがおよび多汗症の治療機器です。日本でも厚生労働省の薬事承認を受けており、医療機関において安全に使用されています。

この施術の最大の特徴は、メスを使わずに汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)を破壊できる点にあります。マイクロ波エネルギーを皮膚の上から照射し、皮膚の真皮下層にある汗腺に熱エネルギーを集中させることで、汗腺を不可逆的に破壊します。一方で、照射部位の皮膚表面は冷却システムによって保護されるため、皮膚へのダメージを最小限に抑えることができます。

わきが治療としては、従来から行われてきた「剪除法(せんじょほう)」と呼ばれる切開手術が有名ですが、ミラドライは切開を必要としないため、傷跡の心配がなく、ダウンタイムも比較的短いことが特徴です。また、一度破壊された汗腺は再生しないという性質があるため、長期的な効果が期待できる治療法として位置付けられています。

ミラドライで治療できるのは、脇の下に集中している汗腺です。脇の下の汗腺は全身の汗腺のごく一部(約2%程度)にすぎないため、ミラドライによって脇の汗腺を破壊しても、全身の体温調節機能に大きな影響を与えることはないとされています。

Q. ミラドライの効果が5年後も続く医学的な理由は?

ミラドライがマイクロ波で汗腺に60度以上の熱を加えると「熱凝固壊死」が起こり、最終的に線維化した組織へと変化します。汗腺には自己再生能力がほぼなく、一度破壊されると新たに形成されないため、施術の効果は理論上半永久的に持続すると考えられています。

📌 ミラドライの効果の仕組みと持続性の理由

ミラドライが長期的な効果を持つ理由を理解するためには、まず汗腺の特性について知っておく必要があります。

人間の皮膚にある汗腺には大きく分けて2種類あります。一つは全身に分布しており体温調節を担うエクリン腺、もう一つは脇の下・陰部・乳首周辺などの特定部位に集中して存在し、においの原因となるアポクリン腺です。わきがの主な原因はアポクリン腺であり、多汗症の脇汗はエクリン腺が関与しています。

ミラドライが照射するマイクロ波は、水分子を振動させることで熱を発生させます。汗腺は水分を多く含む組織であるため、マイクロ波のエネルギーが汗腺に集中的に吸収されます。このとき発生する熱(60度以上)によって、汗腺のタンパク質が変性・凝固し、細胞が死滅します。これを「熱凝固壊死」と呼びます。

汗腺は一度破壊されると、基本的に再生しません。これは、汗腺には幹細胞のような自己再生能力が非常に限られているためです。人間の体の多くの組織は損傷を受けると修復・再生しますが、汗腺はその機能が失われた場合に新たに作り直す能力を持っていないとされています。

この「汗腺の非再生性」こそが、ミラドライが長期的な効果を持つ最大の理由です。破壊された汗腺は戻らないため、理論的には施術の効果は半永久的に続くと考えられています。ただし、実際の臨床においては、照射漏れによって生き残った汗腺がある場合や、個人の体質によって効果の感じ方に差が生じることもあります。

✨ ミラドライ施術後の経過(1ヶ月・6ヶ月・1年・5年)

ミラドライの施術後は、時間の経過とともに体の状態が変化していきます。各時期における典型的な経過をまとめます。

✅ 施術直後〜1ヶ月

施術直後から数日間は、脇の下に腫れ・赤み・熱感・しびれが生じることがあります。これはマイクロ波照射による組織への刺激と、それに伴う炎症反応です。痛みや不快感を感じる場合もありますが、多くは1〜2週間程度で落ち着いていきます。

腫れがひどい場合は、アイスパックを使った冷却が有効です。クリニックからは痛み止めや抗炎症薬が処方されることも多く、適切にケアすれば日常生活はほぼ問題なく送ることができます。

1ヶ月が経過すると、腫れや不快感は概ね消失し、汗の量やにおいが明らかに減少してきたと実感できる方が多くなります。ただし、この時期はまだ組織の回復過程にあるため、最終的な効果の判断にはもう少し時間が必要です。

📝 施術から6ヶ月

施術から6ヶ月が経過すると、腫れや炎症はほぼ完全に落ち着き、体が安定した状態になります。破壊された汗腺は線維化・消失し、汗やにおいの減少効果が安定してきます。

多くの患者さんが、この時期に「日常生活でわきが・多汗症を気にしなくなった」と感じています。デオドラントを使わなくてもよくなった、白い洋服を安心して着られるようになったというような変化を実感されることが多いです。

🔸 施術から1年

1年後には、ミラドライの効果が十分に定着した状態です。臨床試験やクリニックの追跡調査では、施術から1年後においても8〜9割以上の患者さんに汗の量やにおいの大幅な減少効果が確認されています。

また、施術前に強いにおいを気にしていた方でも、1年後には周囲に気づかれるレベルのにおいが消えたと報告されるケースが多くあります。多汗症の方も、脇汗による日常生活の支障がほぼなくなる段階です。

⚡ 施術から5年

施術から5年後の状態は、多くの方にとって1年後とほぼ変わらない良好な結果が継続しています。破壊された汗腺は基本的に再生しないため、5年経過後も施術の効果は維持されているケースが大半です。

ただし、5年という時間の中で、体重増加、ホルモンバランスの変化、加齢などによって、施術当初と比べてにおいや汗が多少感じられるようになるケースもあります。これは破壊されなかった一部の汗腺の活動によるものであることが多く、一般的には施術前と比較すれば依然として大幅な改善状態にあります。

Q. ミラドライ5年後に再施術が必要になるケースは?

初回施術で照射が届きにくい位置に汗腺が残存した場合や、体重増加・更年期などホルモン変化により発汗量が増えた場合に再施術を検討することがあります。なお、加齢臭は皮脂腺由来でミラドライの対象外のため、においの原因を医師に正確に評価してもらうことが重要です。

🔍 5年後も効果が続く理由を医学的に解説

ミラドライの効果が5年後も続く理由について、医学的な観点からより詳しく解説します。

まず、ミラドライによって破壊された汗腺は、組織学的に見ると「熱凝固壊死」を起こした後、免疫系の働きによってマクロファージなどが壊死した組織を除去し、最終的には線維芽細胞による線維化が起こります。この線維化した組織は、もはや機能を持たない「瘢痕様組織」となり、汗腺としての機能を永続的に失います。

次に、汗腺の再生については、現時点の医学的知見では汗腺に豊富な幹細胞が存在しないとされています。皮膚には表皮幹細胞が存在し、皮膚の表面は常に新しい細胞に入れ替わっていますが、汗腺(特に分泌部)は一度破壊されると新たに形成されることがないと考えられています。この点が、ミラドライの長期的な効果を支える医学的根拠です。

また、アポクリン腺は思春期のホルモン変化によって発達し、成人後はその数や分布がほぼ固定されます。ミラドライによって破壊されたアポクリン腺は増えることがないため、施術による効果は維持されます。

ただし、一点注意が必要なのは「完全に全ての汗腺が破壊されるわけではない」という点です。ミラドライの照射は非常に精密に設計されていますが、汗腺の位置や深さには個人差があり、照射が届きにくい位置にある汗腺が残存することがあります。これら残存汗腺が活動を続けることで、5年後に「多少においが気になる」と感じる方もいらっしゃいます。

💪 ミラドライ5年後に再施術が必要なケースとは

ミラドライは基本的に半永久的な効果を持つ施術ですが、5年後に再施術を検討する方がいるのも事実です。どのような場合に再施術が必要または有効なのかを解説します。

🌟 初回施術の効果が不十分だったケース

まず考えられるのは、初回の施術で十分な効果が得られなかった場合です。汗腺の分布や深さには個人差があり、一回の施術で全ての汗腺を破壊しきれないケースがあります。このような方は、施術後1〜3年の段階でにおいや汗が気になり始め、5年後には再施術を希望されることがあります。

💬 体重増加やホルモン変化による影響

体重が大幅に増加すると、脇の下の皮下脂肪が増え、それに伴って汗の量が増えたように感じられることがあります。また、女性の場合は更年期のホルモン変動によって発汗量が増加することがあり、施術前と比べると改善しているものの、生活上の不快感を再び感じるようになる方もいます。

✅ 加齢による体臭の変化

加齢とともに皮脂の成分が変化し、いわゆる「加齢臭」と呼ばれる体臭が生じることがあります。加齢臭は主に皮脂腺から分泌されるノネナールという物質が原因であり、アポクリン腺とは異なる仕組みです。ミラドライはアポクリン腺・エクリン腺に作用するものであり、皮脂腺に対しては直接作用しません。そのため、加齢臭を「わきがが再発した」と誤解されるケースもあります。

📝 より高い満足度を求めるケース

初回施術で汗やにおいは大幅に減少しているものの、「もう少し改善したい」という場合に追加施術を希望されるケースもあります。2回施術することで、残存汗腺をさらに減少させ、より高い効果を得ることができる場合があります。

いずれの場合も、再施術を検討する際には担当医師と十分に相談し、現在の症状や体の状態を正確に評価したうえで判断することが重要です。

Q. ミラドライ後に体温調節機能が低下する心配はある?

体温調節への重大な影響はないとされています。脇の汗腺は全身の汗腺のわずか約2%にすぎず、残り98%の汗腺が体温調節を担うためです。ただし激しい運動時や高温環境下では、脇以外の部位の発汗量がわずかに増加する「代償性発汗」が生じることがあります。

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🎯 ミラドライの長期的な安全性について

施術から5年が経過した場合の安全性についても、多くの方が気になる点です。ミラドライは2011年にFDA承認を受けており、それ以降の長期的な追跡データが蓄積されています。

🔸 長期的な副作用は報告されているか

現時点で報告されているミラドライの副作用の多くは、施術後の一過性のものです。腫れ・痛み・しびれ・皮膚の変色などが挙げられますが、これらは通常数週間から数ヶ月以内に解消されます。5年以上にわたる長期的な副作用として特定されているものは現時点では限られており、多くの患者さんが問題なく生活を継続しています。

稀に報告される長期的な問題としては、施術部位の軽度の感覚異常(しびれや感覚の鈍さ)が挙げられます。これは施術時の熱エネルギーが周辺の神経組織に影響を与えることがあるためですが、大多数の場合は時間とともに改善します。永続的な神経障害は非常に稀であるとされています。

⚡ 体温調節機能への長期的影響

よくある懸念として「脇の汗腺を破壊することで、体温調節ができなくなるのでは」という点があります。しかしこれについては、医学的な研究から安全性が確認されています。

人間の体には約200〜400万個の汗腺があるとされており、そのうち脇の下にある汗腺は全体の約2%程度です。ミラドライで脇の汗腺を破壊しても、残りの98%の汗腺(主に手のひら、足の裏、額、背中、胸など)が体温調節を担うため、熱中症になりやすくなるといった体温調節への重大な影響はないとされています。

ただし、激しい運動時や高温環境下では、脇以外の部位の発汗量がわずかに増加することがあります(代償性発汗)。これは生理的な反応であり、病的なものではありませんが、施術前に医師から説明を受けておくとよいでしょう。

🌟 悪性腫瘍・がんとの関連性

マイクロ波の照射によってがんが発生するリスクを心配される方もいますが、現時点の研究ではミラドライとがんとの関連性は認められていません。ミラドライが使用するマイクロ波は非電離放射線であり、DNAを損傷するタイプの放射線(X線やガンマ線など)とは性質が異なります。FDA承認の過程でも安全性が確認されており、現在も世界中で多くの患者さんに使用されています。

💡 施術後5年間の日常生活への影響

ミラドライ施術後の5年間、日常生活にどのような変化が生じるかを具体的に確認しましょう。

💬 においと汗の変化

施術後の日常生活において最も大きな変化は、脇のにおいと汗の量です。多くの患者さんが施術後から数ヶ月以内に、においが大幅に減少したことを実感しています。5年後もこの変化は維持されているケースが大多数です。

具体的には、デオドラント製品の使用頻度が減る、白い服や洋服の脇部分への汗染みを心配しなくなる、夏場でも脇のにおいを気にせず人前に出られるようになるといった変化が報告されています。これらは施術から5年が経過した後も多くの方に当てはまります。

✅ 精神的なQOL(生活の質)の変化

わきがや多汗症は、身体的な問題だけでなく、精神的な負担も大きな問題です。においを人に気づかれるのではないかという不安、人前での腕の上げ下げへの恐怖、汗による服の汚れへの気遣いなど、日常的なストレスが著しく改善したと多くの患者さんが報告しています。

このような精神的なQOLの改善は、施術後5年経過後も継続しており、「施術を受けて本当によかった」と感じている方が多数います。一部の患者さんを対象とした調査では、施術後の患者満足度が非常に高く、長期にわたって維持されているという結果も示されています。

📝 スポーツや運動への影響

ミラドライ施術後、スポーツや激しい運動を行う場合の注意点についても確認しておきましょう。施術直後は腫れや痛みがあるため、激しい運動は避ける必要がありますが、これは通常2〜4週間程度の期間です。

1ヶ月以降は徐々に通常の運動に復帰できます。5年後の時点では、スポーツや運動に関して特別な制限はありません。ただし、前述のとおり、脇の汗腺が減少することで他の部位の発汗がわずかに増える可能性があることは念頭に置いておくとよいでしょう。

🔸 服装の自由度

施術前は避けていた白い服、薄い色の服、ノースリーブなどを施術後は自由に着用できるようになる方が多くいます。5年後もこの自由は継続しており、服選びに制限がなくなったことで日常生活の充実度が高まったと感じる方が多いです。

Q. ミラドライとボトックス注射の長期的な効果の違いは?

ミラドライは破壊した汗腺が再生しないため、一度の施術で長期的な効果が期待できます。一方、ボトックス注射の効果は通常6ヶ月〜1年程度で切れるため、5年間では5〜10回の再注射が必要になります。長期的なコストパフォーマンスではミラドライが優れており、患者様の症状に応じた治療法の選択が大切です。

📌 ミラドライと他の治療法の長期効果比較

ミラドライの5年後の効果をより深く理解するために、他の治療法との比較を行います。

⚡ 剪除法(切開手術)との比較

剪除法は、皮膚を切開してアポクリン腺を直接除去する手術です。汗腺を物理的に取り除くため、理論的には高い除去率を持ちますが、手術には傷跡が残り、回復期間も長くなります。

5年後の効果という観点では、剪除法も高い持続性を持ちます。ただし、手術の精度や範囲によっては再発(取り残しによるにおいの再現)が起こることもあります。また、剪除法は手術であるため、ダウンタイムが長く、傷跡が残るというデメリットがあります。

ミラドライと剪除法を比較した場合、どちらも5年後に高い効果持続が期待できますが、ミラドライは傷跡なしで同等またはそれに近い効果を得られる点が優れています。

🌟 ボトックス注射との比較

ボトックス(ボツリヌストキシン)注射は、汗腺への神経伝達をブロックすることで一時的に発汗を抑制する治療法です。多汗症に対して広く使用されており、効果の発現が早いというメリットがあります。

しかし、ボトックス注射の効果は通常6ヶ月〜1年程度で切れてしまい、定期的な再注射が必要です。5年間に換算すると、5〜10回程度の施術が必要になる計算です。費用面や通院の手間を考えると、一度の施術で長期的な効果が期待できるミラドライの方が、長期的にはコストパフォーマンスが高い場合もあります。

ただし、ボトックスは妊娠中・授乳中でない方であれば比較的いつでも受けやすく、痛みも少ないという利点があります。わきがのにおい治療よりも主に多汗症の汗の量を減らすことを目的とする場合は、ボトックスが選択肢になることもあります。

💬 レーザー治療との比較

レーザーを使ったわきが・多汗症治療は、皮膚の内側からアポクリン腺を焼灼する方法です。ミラドライと同様に低侵襲な治療ですが、ミラドライよりも適応範囲が狭く、使用する機器や施術者の技術によって効果に差が生じやすい側面があります。

5年後の効果という点では、レーザー治療もある程度の持続性を持ちますが、ミラドライほどの長期的な効果データが蓄積されていないのが現状です。FDA承認や厚生労働省の薬事承認という観点でも、ミラドライは医療機器としての信頼性が高い位置にあります。

✨ ミラドライ5年後の効果を最大化するためのポイント

ミラドライの効果を5年後も最大限に維持するために、施術前後に意識しておきたいポイントをまとめます。

✅ 信頼できる医療機関・医師を選ぶ

ミラドライの効果は、施術者の技術と経験に大きく依存します。照射範囲・照射深度・冷却の管理など、施術パラメータを適切に設定するためには、豊富な経験と専門知識が必要です。ミラドライの施術実績が豊富で、アフターフォローが充実したクリニックを選ぶことが、5年後の良好な結果につながります。

📝 施術前のカウンセリングを大切にする

施術前のカウンセリングでは、自分の症状(においの強さ・汗の量・範囲)や、期待する効果をしっかりと伝えることが重要です。医師と十分にコミュニケーションを取ることで、施術パラメータが適切に設定され、より高い効果が得られます。

また、施術後の経過についても事前にしっかりと説明を受け、ダウンタイム中の過ごし方や注意点を理解しておくことで、施術後の回復がスムーズになります。

🔸 施術後のアフターケアを適切に行う

施術直後から1ヶ月程度のアフターケアが、長期的な結果に影響することがあります。クリニックから指示されたケア(冷却・内服薬の服用・激しい運動の制限など)をしっかりと守ることで、副作用を最小限に抑え、治癒を促進することができます。

⚡ 定期的な経過観察を続ける

施術後は定期的にクリニックを受診し、経過を確認することをおすすめします。効果の維持状況を医師が把握することで、万が一再施術が必要な場合も早期に対応することができます。また、5年後に「においが気になり始めた」と感じた場合も、自己判断せずに医師に相談することが重要です。

🌟 体重管理と生活習慣の維持

体重増加は発汗量に影響することがあります。適切な体重を維持し、バランスのよい食生活と適度な運動を継続することで、施術の効果をより長く維持することができます。また、においの強くなる食品(ニンニク・アルコール・香辛料など)の過剰摂取を控えることも、においケアとして有効です。

💬 2回施術の検討

より高い効果を求める場合や、初回施術の効果が十分でないと感じる場合は、1〜3ヶ月後に2回目の施術を行うことを検討できます。2回施術することで汗腺の除去率が高まり、5年後の満足度も向上することが期待されます。施術を受けるクリニックに相談してみましょう。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「ミラドライは汗腺の非再生性という特性を活かした治療法であり、当院でも5年以上にわたって効果を実感し続けている患者様が多くいらっしゃいます。最近の傾向として、施術後ににおいや汗への不安から解放され、精神的なQOLが大きく改善したとおっしゃる患者様が非常に多く、その満足度の高さを日々実感しております。個人差や体質によって経過は異なりますので、気になることがあればいつでもお気軽にご相談いただき、お一人おひとりに寄り添った丁寧なアフターフォローを心がけてまいります。」

🔍 よくある質問

ミラドライの効果は5年後も持続しますか?

多くの方で5年後も効果が持続しています。ミラドライで破壊された汗腺は基本的に再生しないため、理論上は半永久的な効果が期待できます。ただし、体重増加やホルモンバランスの変化などにより、施術前と比較すれば大幅な改善状態を維持しながらも、においや汗が多少気になるケースもあります。

ミラドライ後に再施術が必要になることはありますか?

初回施術の効果が不十分だった場合や、体重増加・ホルモン変化・加齢による体臭の変化などで再施術を希望される方がいます。2回施術を行うことで残存汗腺をさらに減少させ、より高い効果が期待できる場合もあります。再施術を検討する際は、担当医師に現在の状態を正確に評価してもらったうえで判断することが重要です。

ミラドライで脇の汗腺を破壊すると体温調節に影響しますか?

体温調節への重大な影響はないとされています。脇の汗腺は全身の汗腺のわずか約2%程度にすぎず、残りの98%の汗腺が体温調節を担うためです。ただし、激しい運動時や高温環境下では、脇以外の部位の発汗量がわずかに増加する「代償性発汗」が生じることがあります。これは生理的な反応であり、病的なものではありません。

ミラドライとボトックス注射はどちらが長期的に効果がありますか?

長期的な効果という点では、ミラドライが優れています。ボトックス注射の効果は通常6ヶ月〜1年程度で切れるため、5年間では5〜10回程度の再注射が必要です。一方、ミラドライは一度の施術で破壊した汗腺が再生しないため、長期的なコストパフォーマンスが高い場合があります。当院では患者様の症状や希望に応じた治療法をご提案しています。

ミラドライのマイクロ波照射でがんになるリスクはありますか?

現時点の研究では、ミラドライとがんとの関連性は認められていません。ミラドライが使用するマイクロ波はDNAを損傷するX線やガンマ線とは性質が異なる「非電離放射線」であり、FDA(米国食品医薬品局)および日本の厚生労働省の承認審査においても安全性が確認されています。安心してご相談いただくため、当院では施術前に丁寧な説明を行っています。

💪 まとめ

ミラドライは、5年後においても高い効果の持続が期待できる、非常に信頼性の高いわきが・多汗症治療です。破壊された汗腺は基本的に再生しないという医学的な特性から、施術の効果は半永久的に続くと考えられており、5年以上が経過した後も良好な結果を維持している方が多数います。

ただし、施術後も体重増加・ホルモン変化・加齢などの影響でにおいや汗が気になることがあります。このような場合には、再施術によってさらなる改善が見込めることもあります。

ミラドライの効果を最大限に発揮し、5年後も高い満足度を維持するためには、経験豊富な医師・クリニックで施術を受け、適切なアフターケアを行うことが大切です。施術を検討している方は、まずはクリニックでのカウンセリングを通じて、自分の体質や症状に合った治療計画を立てることをおすすめします。アイシークリニック新宿院では、ミラドライの専門的な施術と丁寧なアフターフォローを提供しています。お悩みのある方はお気軽にご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 厚生労働省 – ミラドライの薬事承認・医療機器としての安全性確認および厚生労働省による承認情報の参照
  • 日本皮膚科学会 – 多汗症・わきが(腋臭症)の診断基準・治療指針、エクリン腺・アポクリン腺の医学的解説および治療法の比較に関する参照
  • PubMed – ミラドライの長期的効果・安全性・汗腺の非再生性・熱凝固壊死に関する臨床研究論文および5年後追跡データの参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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