
🚨 「脱毛したらワキガが悪化する?」——その不安、医学的には誤解である可能性が高いです。
この記事を読めば、脇脱毛とワキガの本当の関係がたった5分でスッキリ理解できます。読まないまま脱毛を始めると、間違ったケアでニオイが改善しないまま…なんてことも😢
「ワキガなんだけど、脇脱毛って受けていいの?悪化したりしない?」
悪化する医学的根拠はありません!むしろ脱毛でニオイが軽減するケースが多いんです。正しい知識を持って、賢く対処しましょう✨
💡 この記事を読むとわかること
- ✅ 脱毛でワキガが悪化しない理由(医学的根拠あり)
- ✅ 脱毛でニオイが軽減できる可能性があること
- ✅ ワキガの人が脱毛を受ける際の注意点
- ✅ 根本治療との正しい組み合わせ方
🚨 読まないとこんなリスクが…
- ⚡ 誤った情報を信じてニオイケアが逆効果に
- ⚡ 自分に合わない脱毛方法を選んでしまう
- ⚡ ワキガが改善するチャンスを逃してしまう
目次
- ワキガとはどのような状態なのか
- 脇の毛とニオイの関係
- 脇脱毛でワキガは悪化するのか
- 脇脱毛でワキガが改善することはあるのか
- ワキガの人が脱毛を受ける際の注意点
- レーザー脱毛と光脱毛(IPL)の違いとワキガへの影響
- ワキガの治療方法について
- 脱毛とワキガ治療を組み合わせる場合のポイント
- 日常的なワキガケアのコツ
- まとめ
この記事のポイント
脇脱毛でワキガが悪化する医学的根拠はなく、むしろ毛の除去で細菌繁殖が減りニオイが軽減するケースが多い。ただし脱毛はワキガの根本治療ではなく、重症例は専門的治療との併用が推奨される。
💡 ワキガとはどのような状態なのか
ワキガ(腋臭症)とは、脇の下から独特の強いニオイが生じる状態のことを指します。このニオイの原因となっているのは、「アポクリン汗腺」と呼ばれる汗腺から分泌される汗です。
人間の皮膚には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺が存在します。エクリン汗腺は全身に広く分布しており、体温調節のために無色・無臭の汗を分泌します。一方、アポクリン汗腺は脇の下・外陰部・乳輪周辺など特定の部位に集中しており、タンパク質・脂質・糖質・アンモニアなどを含む粘度の高い分泌物を出します。
アポクリン汗腺から分泌された汗そのものは、分泌直後には強いニオイを持っていません。問題となるのは、皮膚の表面に常在している細菌がアポクリン汗腺の分泌物を分解・代謝することによって、特有のニオイ成分が生成されることです。この細菌による分解の過程で生じるのが、ワキガ特有の酸っぱいような・スパイシーなような複雑なニオイです。
アポクリン汗腺の数や大きさ・活動性には個人差があり、遺伝的な要因が大きく関与しています。日本人においては、アポクリン汗腺が大きく活発な方の割合は欧米人に比べると少ないとされていますが、近年は食生活の欧米化などの影響から、ワキガに悩む方の数は増加傾向にあるともいわれています。
また、ワキガの程度は人によってさまざまであり、自分では気づきにくい場合もあります。一般的に、耳垢が湿っているタイプの方はアポクリン汗腺が発達していることが多く、ワキガになりやすい傾向があるといわれています。耳垢の状態は、ワキガのセルフチェックの目安の一つとされています。
Q. ワキガの原因となる汗腺はどれですか?
ワキガ(腋臭症)の原因はアポクリン汗腺です。この汗腺は脇の下・外陰部・乳輪周辺に集中し、タンパク質・脂質・アンモニア等を含む分泌物を出します。分泌物自体は無臭ですが、皮膚の常在菌が分解することでワキガ特有のニオイが発生します。
📌 脇の毛とニオイの関係
ワキガのニオイを考えるうえで、脇の毛(腋毛)との関係を理解することはとても重要です。脇の毛は、ニオイの発生や強さに大きく影響しています。
まず、アポクリン汗腺の開口部(分泌物が出てくる出口)は、毛包(毛の根もと)の近くに位置しています。つまり、毛そのものとアポクリン汗腺は解剖学的に非常に近い位置関係にあるのです。毛は細かいひだ状の構造を持っており、汗や皮脂・細菌が付着しやすいという性質があります。
脇の毛が多いと、次のような理由からニオイが強くなりやすいとされています。まず一つ目の理由として、毛の表面に細菌が多く付着・繁殖しやすくなることが挙げられます。細菌の数が増えると、アポクリン汗腺の分泌物を分解する速度も上がり、ニオイ成分の生成量が増加します。二つ目の理由として、毛があることによって脇の下の通気性が悪くなり、蒸れた状態が生じやすくなることです。高温多湿の環境は細菌が繁殖しやすく、ニオイが強くなる条件を整えてしまいます。三つ目として、毛の表面積が広くなることでニオイが揮発しやすくなり、周囲にニオイが広がりやすくなることが考えられます。
このような理由から、脇の毛を処理すると脇のニオイが軽減したと感じる方は少なくありません。ただし、毛を処理しただけでは根本的な原因であるアポクリン汗腺そのものの機能は変わらないため、ワキガが完全に治るわけではないという点も理解しておく必要があります。
✨ 脇脱毛でワキガは悪化するのか
「脇脱毛をするとワキガが悪化する」という噂を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。この情報は本当なのでしょうか。結論から述べると、適切な方法で行われた脇脱毛によってワキガが悪化するという医学的根拠は現時点では確認されていません。
ただし、「脱毛の方法」や「脱毛後のケア」によっては、一時的にニオイが気になる状態になることがあります。その代表的なケースについて説明します。
一つ目は、カミソリや除毛クリームを用いた自己処理の場合です。カミソリを使って自己処理をすると、皮膚に細かい傷がつきやすく、肌荒れや炎症が起こりやすい状態になります。このような状態では皮膚のバリア機能が低下するため、細菌が繁殖しやすくなり、結果としてニオイが強まることがあります。また、肌荒れした状態の脇は制汗剤などを塗っても刺激を受けやすく、正しいケアがしにくくなるという問題もあります。
二つ目は、脱毛直後の肌が敏感になっている時期です。医療レーザー脱毛や光脱毛(IPL)を受けた直後は、照射によって皮膚に多少の炎症反応が起きることがあります。この時期に適切なアフターケアを行わないと、皮膚のコンディションが悪化し、一時的にニオイが気になる場合があります。適切なアフターケアを行えば、このような状態は通常短期間で落ち着きます。
医療機関での適切な脱毛治療を受け、正しいアフターケアを行えば、脱毛によってワキガが「根本的に悪化する」ことは考えにくいといえます。むしろ、次のセクションで詳しく説明するように、脱毛によってニオイが軽減すると感じる方のほうが多いのが現状です。
Q. 脇の毛があるとニオイが強くなる理由は何ですか?
脇の毛があると、毛の表面に細菌が付着・繁殖しやすくなりアポクリン汗腺分泌物の分解が促進されます。また毛による通気性の低下で蒸れが生じ、細菌が繁殖しやすい高温多湿環境が形成されます。さらに毛の表面積が広いほどニオイ成分が揮発・拡散しやすくなります。
🔍 脇脱毛でワキガが改善することはあるのか
脇脱毛によってワキガのニオイが改善するケースは実際に多く報告されており、脱毛を経験した方からも「ニオイが気にならなくなった」「制汗剤の効果が長持ちするようになった」といった声が聞かれます。では、なぜ脱毛によってニオイが改善するのでしょうか。
先ほど「脇の毛とニオイの関係」で説明したように、毛が多いと細菌が付着しやすく、通気性も悪くなります。脱毛によって毛がなくなると、細菌の繁殖しやすい環境が改善され、ニオイの発生が抑えられやすくなります。また、毛がないことで脇の清潔を保ちやすくなり、制汗剤や薬用デオドラントを皮膚に直接塗布できるようになるため、ケアの効果も高まりやすくなります。
さらに、医療レーザー脱毛においては、レーザーが毛包に作用する際に、アポクリン汗腺の開口部付近にも影響を及ぼす可能性があるとする研究も報告されています。アポクリン汗腺の開口部は毛包の近くに位置しているため、繰り返しレーザーを照射することで、アポクリン汗腺の機能が多少低下するという見解もあります。ただし、この点については研究段階であり、効果の程度や確実性には個人差があることを理解しておく必要があります。
重要なのは、脱毛はあくまでもワキガの「症状緩和」に寄与する可能性があるものであり、ワキガの根本治療ではないという点です。ワキガの根本的な原因であるアポクリン汗腺の過剰な活動を根本から抑えるためには、専門的な医療治療が必要になります。ただし、ニオイを軽減させる手段の一つとして脱毛は十分に有効なアプローチであり、多くの方にとってメリットをもたらす可能性があります。
💪 ワキガの人が脱毛を受ける際の注意点
ワキガをお持ちの方が脱毛を受けるにあたって、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
まず、脱毛を受けるクリニックへの事前相談が大切です。ワキガの状態・ニオイの程度・これまでの治療歴などを担当者に正直に伝えることで、より適切な照射方法やケア方法を提案してもらうことができます。ワキガがあることを隠して脱毛を受けても、基本的に施術が断られることはほとんどありませんが、事前に伝えることでトラブルを避けることができます。
次に、脱毛の施術前後の清潔管理に気をつけることが重要です。施術前は脇を清潔に洗い、制汗剤などの成分が残らないようにしておくことが大切です。施術後も、照射部位を清潔に保ちながら、クリニックから指示されたアフターケアをしっかりと行いましょう。脱毛後の肌は敏感になっているため、刺激の強い制汗剤や強い香りのボディケア製品の使用は一時的に控えることが推奨される場合があります。
また、脱毛の施術間隔についても意識することが必要です。脇脱毛は一般的に複数回の施術が必要であり、施術と施術の間には一定の期間を空ける必要があります。この施術の間の期間も、脇の清潔を保つことを意識してください。毛が生えてきた場合に自己処理をする際は、カミソリよりも電気シェーバーを使用するほうが皮膚への刺激が少なく、肌荒れを防ぐことができます。
さらに、脱毛と並行してワキガの治療を検討することも一つの選択肢です。脱毛だけではワキガの根本的な解決にはならないため、ニオイが気になる場合は皮膚科や専門クリニックで適切な治療を受けることをあわせて検討することをおすすめします。
Q. 医療レーザー脱毛と光脱毛はワキガへの影響が異なりますか?
医療レーザー脱毛は出力が高く毛包深部まで到達するため、アポクリン汗腺の開口部付近に影響を与える可能性が光脱毛(IPL)より高いとされています。光脱毛はエステサロンで行われることが多く出力が低いため、アポクリン汗腺への影響は小さいと考えられています。ただしいずれもワキガの根本治療ではありません。

🎯 レーザー脱毛と光脱毛(IPL)の違いとワキガへの影響
脱毛の方法には大きく分けて、医療機関で行われる「医療レーザー脱毛」と、エステサロンなどで行われる「光脱毛(IPL脱毛)」があります。それぞれの特徴とワキガへの影響についても理解しておきましょう。
医療レーザー脱毛は、特定の波長を持つ強力なレーザーを毛包のメラニン色素に照射し、毛の再生を担う組織(毛乳頭・毛母細胞など)を破壊することで、永久的な減毛・脱毛効果を得る方法です。出力が高く、毛包の深部まで到達できるため、少ない回数で高い効果が期待できます。また、医療機関での施術であるため、万が一肌トラブルが生じた際にも適切な対応が可能です。
ワキガとの関係においては、医療レーザー脱毛のほうが光脱毛よりもアポクリン汗腺の開口部付近に対して影響を与える可能性が高いとも考えられます。ただし、この効果はあくまでも副次的なものであり、ワキガ治療として医療レーザー脱毛を選択するという考え方は、現時点では一般的ではありません。
一方、光脱毛(IPL脱毛)は広い波長域の光を照射する方法で、医療レーザーに比べると出力が低く、照射できる組織の深さも浅いという特徴があります。エステサロンなどで行われることが多く、施術回数が医療レーザーよりも多く必要になるケースが一般的です。アポクリン汗腺への影響は医療レーザー脱毛よりも小さいと考えられています。
どちらの方法を選ぶかは、ニオイへの影響だけでなく、効果の確実性・費用・肌への負担・通いやすさなどを総合的に考慮して決めることが重要です。特にワキガが気になる方は、医療機関で相談したうえで自分に合った方法を選択することをおすすめします。
💡 ワキガの治療方法について
ワキガのニオイを根本的に改善したい場合は、脱毛だけではなく、ワキガの専門治療を検討することが大切です。ワキガの治療にはさまざまな方法があり、ニオイの程度や希望に合わせて選択することができます。
まず、保存的治療(手術を行わない治療)について説明します。制汗剤・デオドラント剤の使用は最もシンプルな対処法であり、発汗を抑えたり細菌の繁殖を防いだりする効果があります。市販品から医療機関で処方されるものまで種類はさまざまです。ボツリヌス毒素(ボトックス)の注射は、汗腺への神経信号を一時的にブロックすることで発汗を抑制する治療法です。効果は数ヶ月から半年程度持続しますが、定期的な施術が必要になります。また、塩化アルミニウム溶液を含む外用薬を使用することで、発汗を抑える治療も行われます。
次に、機器を使った治療についてです。マイクロ波を使用した治療機器(ミラドライなど)は、皮膚の下の汗腺にマイクロ波エネルギーを照射してアポクリン汗腺・エクリン汗腺を破壊する治療法です。比較的少ない回数(多くの場合1〜2回)で永続的な効果が期待できるとされており、手術に比べて回復期間が短いというメリットがあります。
手術的治療(外科的治療)としては、剪除法(せんじょほう)・吸引法・皮弁法などが挙げられます。剪除法は、小さな切開を行い、直接アポクリン汗腺を取り除く方法です。効果が高く確実性が高い治療法ですが、ダウンタイムが比較的長く、傷跡が残る可能性もあります。吸引法は、細い管を皮膚の下に挿入して汗腺を吸引・破壊する方法で、剪除法に比べて傷跡が目立ちにくいという特徴があります。
どの治療法が最も適しているかは、ワキガの程度・生活スタイル・希望するダウンタイムの長さなどによって異なります。まずは皮膚科や形成外科・専門クリニックで相談し、自分の状態に合った治療法を選択することが重要です。
Q. ワキガの根本治療にはどのような方法がありますか?
ワキガの根本治療には、保存的治療・機器治療・外科的治療があります。保存的治療はボツリヌス毒素注射や塩化アルミニウム外用薬、機器治療はマイクロ波でアポクリン汗腺を破壊するミラドライ、外科的治療は剪除法や吸引法などがあります。脱毛はニオイ緩和に寄与しますが根本治療ではないため、症状が強い場合は皮膚科等での専門治療との併用が推奨されます。
📌 脱毛とワキガ治療を組み合わせる場合のポイント
ワキガのニオイが気になる方のなかには、脱毛とワキガ治療を並行して行いたいと考える方もいらっしゃいます。両方を組み合わせることには理にかなった面もありますが、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、施術の順番・タイミングについてです。ワキガの外科的治療(手術)を行う場合、術後の傷が回復してから脱毛を行うことが望ましいとされています。手術後の皮膚はデリケートな状態にあり、レーザーや光を照射することで皮膚へのダメージが増加したり、傷の回復が遅れたりする可能性があります。術後どのくらいの期間を空けてから脱毛を開始できるかについては、担当医の指示に従うことが重要です。
マイクロ波治療(ミラドライなど)と脱毛を組み合わせる場合も、施術の前後関係について担当医とよく相談することが大切です。一般的には、脱毛を先に行ってからマイクロ波治療を受けるか、またはマイクロ波治療後に一定の期間を空けてから脱毛を行うという順番が多いようですが、施設や個人の状態によって対応は異なります。
ボツリヌス毒素(ボトックス)による治療と脱毛を組み合わせる場合は、比較的タイミングの制約は少ないとされています。ただし、注射後の局所的な反応が落ち着いてから脱毛の施術を受けることが一般的に推奨されます。
脱毛とワキガ治療の両方を同じクリニックで行える場合は、担当医・担当者間でしっかりと情報が共有されるため、より安全に治療を進めることができます。別々のクリニックで行う場合は、それぞれの担当者に両方の施術を受けていることを必ず伝え、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
また、費用の面でも事前に確認しておくことをおすすめします。脱毛とワキガ治療を両方行う場合、それぞれの費用がかかるため、計画的に進めることが大切です。医療機関によっては、両方の施術をまとめたプランを設けていることもあるため、カウンセリング時に相談してみるとよいでしょう。
✨ 日常的なワキガケアのコツ

脱毛や専門的な治療と並行して、日常生活のなかでもワキガのニオイを軽減するためのケアを心がけることが大切です。ここでは、毎日の生活で実践できるワキガケアのポイントをご紹介します。
まず、丁寧な洗浄を心がけることが基本です。ワキガのニオイを抑えるためには、脇の下を清潔に保つことが最も基本的なケアです。入浴時には、脇の下をしっかりと泡立てた石けんやボディソープで洗い、汗や皮脂・細菌をきれいに取り除きましょう。ただし、過度に強くこすると皮膚を傷つけて細菌が増殖しやすくなることがあるため、優しく丁寧に洗うことを意識してください。
次に、制汗剤・デオドラントを上手に活用することが効果的です。制汗剤は発汗そのものを抑える効果があり、デオドラントは細菌の繁殖を抑えたりニオイをカバーしたりする効果があります。市販品にはさまざまな種類がありますが、ワキガが気になる方には、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノールなど)を含む薬用デオドラントが特に効果的な場合があります。汗をかきやすい季節や活動量が多い日は、日中にこまめに塗り直すことも効果的です。
入浴後は、脇の下の水分をしっかりと拭き取ることも重要です。湿った状態のままにしておくと、細菌が繁殖しやすくなります。清潔なタオルで優しく押さえるように水分を取り除いてから、制汗剤やデオドラントを使用するようにしましょう。
衣服の選び方もニオイの軽減に関係しています。通気性の良い素材(綿・麻など天然素材)の衣服を選ぶことで、脇の下の蒸れを防ぎ、ニオイの発生を抑えることができます。また、汗をかいたら早めに着替えることも大切です。衣服についたニオイを残さないために、洗濯時には除菌効果のある洗剤を使用することや、衣服を乾燥させる際に十分に乾かすことも意識しましょう。
食生活の改善もワキガのニオイに影響することが知られています。動物性脂肪の多い食事・ニンニクや玉ねぎなどの刺激物の多い食品・アルコールなどは、体臭を強くする可能性があるとされています。野菜・果物・大豆製品などを積極的に摂取することで、体臭を軽減する助けになるといわれています。また、水分をしっかりとることで汗の成分が薄まり、ニオイが軽減されることもあります。
ストレス管理も意識することが大切です。ストレスはアポクリン汗腺の分泌を促進することが知られています。適度な運動・十分な睡眠・リラクゼーションなどを取り入れてストレスをコントロールすることが、ワキガのニオイ軽減にも間接的に役立ちます。
これらの日常ケアを継続的に行うことで、脱毛や専門治療の効果と組み合わせてニオイをよりしっかりとコントロールすることができます。毎日のケアは地道ではありますが、習慣化することが最も効果的な方法です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、脇脱毛を検討される方の中にワキガへの影響を心配されている方が多くいらっしゃいますが、適切な方法で行われた脱毛によってワキガが悪化することは医学的に考えにくく、むしろニオイの軽減を実感される方が多い印象です。ただし、脱毛はあくまでもニオイの緩和に寄与するものであり、根本的な治療ではないため、ワキガのニオイが強くお悩みの場合は脱毛と並行して専門的な治療を組み合わせることをご提案しています。一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談いただけると、お一人おひとりの状態に合った最適なケアをご提案できますので、どうぞ安心してお越しください。」
🔍 よくある質問
適切な方法で行われた脱毛によってワキガが根本的に悪化するという医学的根拠は現時点では確認されていません。ただし、カミソリによる自己処理で肌荒れが起きた場合や、脱毛直後に適切なアフターケアを怠った場合は、一時的にニオイが気になることがあります。医療機関での施術と正しいアフターケアを心がけることが大切です。
ワキガがあっても脱毛を受けることは可能です。施術前にワキガの状態や治療歴を担当者に伝えることで、より適切な照射方法やケアを提案してもらえます。ワキガであることを理由に施術を断られることはほとんどありませんが、事前に伝えることでトラブルを防ぐことができます。
脱毛によってニオイが軽減したと感じる方は多くいます。毛がなくなることで細菌が繁殖しにくくなり、通気性も改善されるためです。ただし、脱毛はワキガの根本治療ではなく、あくまでニオイの緩和に寄与するものです。根本的な改善には、皮膚科や専門クリニックでの専門的な治療を並行して検討することをおすすめします。
医療レーザー脱毛は出力が高く、アポクリン汗腺の開口部付近に影響を与える可能性が光脱毛(IPL)より高いとされています。一方、光脱毛はエステサロンで行われることが多く、アポクリン汗腺への影響は小さいと考えられています。ワキガが気になる方は、効果の確実性や費用なども考慮したうえで医療機関に相談することをおすすめします。
外科的なワキガ治療を行った場合は、術後の傷が十分に回復してから脱毛を行うことが推奨されます。マイクロ波治療やボツリヌス毒素注射と脱毛を組み合わせる場合も、施術のタイミングについて担当医とよく相談することが重要です。別々のクリニックで行う場合は、それぞれの担当者に両方の施術を受けていることを必ず伝えてください。
💪 まとめ
脇脱毛とワキガの関係についてまとめると、以下のような点が重要なポイントとなります。
ワキガはアポクリン汗腺の分泌物が皮膚の常在菌によって分解されることで特有のニオイが生じる状態であり、遺伝的な要因が大きく関わっています。脇の毛はニオイの発生や強さに影響しており、毛があることで細菌が付着しやすく、通気性も悪くなることでニオイが強まる環境が生まれます。
適切な方法で行われた脱毛によってワキガが根本的に悪化することは考えにくく、むしろ脱毛によって毛がなくなることでニオイが軽減すると感じる方は多くいます。ただし、カミソリによる粗雑な自己処理は肌荒れを引き起こし、一時的にニオイが強まる原因になることがあるため注意が必要です。
ワキガが気になる方は、脱毛を行いながら専門的なワキガ治療も並行して検討することが、より根本的な解決につながります。脱毛とワキガ治療を組み合わせる場合は、施術のタイミングや順番について担当医と十分に相談することが大切です。
さらに、脱毛や治療と並行して、日常的な洗浄・制汗剤の活用・衣服の工夫・食生活の改善などのセルフケアを継続することで、より効果的にニオイをコントロールすることができます。
脇のニオイや脱毛についてお悩みの方は、一人で抱え込まずに専門家に相談することをおすすめします。アイシークリニック新宿院では、脱毛に関するご相談を随時受け付けています。ご自身の状態に合わせた適切な治療・ケアの方法についてお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ワキガ(腋臭症)の定義・診断基準・治療方針に関するガイドラインおよびアポクリン汗腺の機能・皮膚常在菌によるニオイ成分生成メカニズムの医学的根拠として参照
- 日本形成外科学会 – ワキガの外科的治療法(剪除法・吸引法など)およびマイクロ波治療・ボツリヌス毒素注射を含む各種治療方法の適応・効果・リスクに関する情報源として参照
- PubMed – 脇脱毛(レーザー脱毛・IPL脱毛)とワキガ(腋臭症)の関係性・アポクリン汗腺への影響・ニオイ軽減効果に関する海外査読済み臨床研究・論文の根拠情報として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
